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その36(死亡回避への第一歩)
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お手紙を貰った。
お相手はソフィア様からだ。
二人で話がしたいのだけど、王宮だと邪魔が入るので、ブロッサム侯爵邸に遊びにいく。との事が書かれていた。
もちろん快諾した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ソフィア王女殿下。ようこそおいでくださった。ローズマリアが待ちかねていましたよ。」
「ブロッサム侯爵。マリーとお話ししたくって来ちゃった。急で申し訳ないけど、受け入れてくださってありがとう」
「とんでもございません。マリーと仲良くして下さってありがとうございます」
「ソフィア様ーー。ようこそ!」
と笑顔で駆けてくるマリー
「こらマリー、レディは走らないんじゃないの?」
「だって!嬉しくて。お友達が家に来てくれるの初めてだから……」
頬を染めるマリー
……マリーたん。私の事を友達って言ってくれた!嬉しい。嬉しい。
「あっ。王女殿下にお友達だなんて、失礼だったかしら」
口を抑えてハッとした顔をするマリー
「何言ってるの!私たちお友達でしょ!!」
もうっ!と怒るソフィア
「女の子同士のお友達って良いもんだね、邪魔者は退散しよう。ソフィア王女ゆっくりして行ってください。マリー失礼のないようにね!」
「「ハーイ」」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「こちらへどうぞ」
「マリーのお部屋?」
「はい。狭いですけど、兄や弟も邸にいるので、失礼かと思いましたが、私の部屋でよろしいでしょうか?」
「うん。もちろんよ!!」
侍女のアンがお茶とお菓子を出してくれる。
「ありがとう」
「宜しかったら、召し上がって下さい。私が焼いたクッキーなんです」
「え?マリーが焼いたの?手作り?」
「はい。焼くのは料理人に手伝って貰ったんです」
「すごーい。美味しそう。いただきます」
パクッと一口で食べるソフィア
「おいしー。」
「本当ですか?」
「うん。美味し!久々に食べる味だわ。懐かしい!好きだったの」
「懐かしい?とは」
……えっ?どう言う事?このクッキーは前世の流行りの店のレシピの真似なのよ?
「えっ?懐かしいとは、その、何というか、まぁ良いじゃない!」
「……そうですね」
……話を変えましょうかね…
「本日はどういったお話しでしょうか?」
「この前のお茶会でのレオナルド王子の話よ。あの王子のせいで楽しかったお茶会が終わっちゃったから!」
「申し訳ございません。また私がご迷惑をお掛けしてしまいました」
「マリーのせいじゃないわよ?」
「いいえ。またお父様の約束を守らなかったからです」
「約束って?」
「知らない男の人と話しちゃダメって言われてるのに…」
「あれは仕方ないわよ!!私がレオナルド王子に声をかけたからだもの」
「また途中でお茶会から帰ってしまいました。シャルやリリーにもご迷惑をーーー」
「関係ない!マリーは悪くないの!」
「でも私がーー」
「もうっ!怒るわよ!って怒ってるわね?」
ぷっと笑い出すソフィア様。
私もソフィア様を見ていたらおかしくなっちゃって笑い出す。
クスクスクスクス……。
「マリーの笑っている顔は可愛いわね」
「へ?」
「ねぇマリー。前回と前々回の事もあって男の子嫌いになった?」
「私は男の子には近づきたくないんです」
「どうして?」
「生きていたいからです。殺されたくないんです」
「え?どういうこと?」
「私は誰かに殺されます。何というかこの世界を違う世界で見てるというか?
……忘れてください。おかしな事を言いました!」
ヤバイわ。嬉しくて口が滑っちゃった。
変な子って思われたわね。友情にヒビが入るわ…顔を青くしながら、
「そ、そういう夢を見ました……」
「ね、ねぇ。もしかして、あなた転生者?」
「えっ?」
目を見開いてソフィア様を見つめる
「あなた。この小説のヒロインでしょ?」
「えっ?」
「誰に殺されるか覚えてないの?」
「………………」
口をギュッと噛み締める
「私もこの世界を知っているの。前世の記憶があるのよ。あなた日本人?」
「………そうです」
「私もなの」
「えぇぇー!!!!」
「転生友達じゃない?こんなことってあるのね!」
「ビックリしました」
「でしょうね。私も」
「まさかこんな形で……」
「ねぇ。話をおさらいしましょう?あなたちゃんと小説の内容覚えてるの?」
「いいえ。誰かに殺されると言うことくらいで、あとは自分がめちゃくちゃ可愛いと言う事しか覚えてません!」
「言うわね!」
「殺されたくないんです。でもこの世界は小説とは違うと思いますし、内容は変えられるのではないかと思っています」
「そうね!内容は変えられるわよ!因みに私ね前世であなたのファンだったの!可愛くて大好きだったわ!」
「ありがとうございます?」
「ふふふ。あなたなんで、大事な事覚えてないのよ!私ね、小説ではあなたの事を殺すのよ?」
「えっ?ソフィア様が殺人犯?」
「言い方に気をつけて……悲しくなるから」
「ご、ごめんなさい」
「私ねお兄様が好きで、あなたが邪魔だから殺すのよ。しかもフランソワに唆されて!それで最後に死んだあなたの事を手に入れるのが、フランソワってわけ」
『最後に君を手に入れるのは僕だけ』
「えっーーーー!」
「私ね。あなたの事が好きなのよ。殺したくないし、お兄様は単なる兄妹なの!恋愛対象ではないのよ!!
だからね、未来は変えられる」
「そうですよね!変えられますよね?私は殺されないんですね!」
ハラハラと涙が溢れてきた
「私は殺さないわよ!でも何があるか分からないから情報交換もしましょ。」
「はい。」
「だから泣かないで!私たちお友達でしょ?」
「はい!」
「色々思ったんだけど、やっぱりマリーの可愛さは、争いを起こすのよ」
「そう言われましても……」
「あなた前世何歳?」
「32です…」
「あら?同じ歳ね…」
「奇遇ですね」
「なんで中身がそんなに幼いわけ?」
「はい。現世で超甘やかされてますので、中身も八歳寄りになってきてまして…」
「あんたの家、かなり甘すぎるものね」
「はい。それは重々承知しています、それに甘えている私も現世を謳歌してまして、死にたくないのです」
「なるほどね…でも今結構楽しいわよね」
「はい。顔が可愛いというだけでトラブルも多いですが、お父様が素敵すぎて」
ぽっと頬を染めるマリー
「そのさ、頬を染めるの可愛いすぎて萌えるわ!ブロッサム侯爵はたしかにイケメンよね!羨ましいわ。」
「私陛下にお会いした事ないのですが、ソフィア様のお父様は、殿下に似てらっしゃるの?」
「そうねぇ?お兄様は爽やかなイケメン?って感じだけどお父様は、ヒゲメン?ヒゲ男?渋メンって感じね!」
「へぇぇー。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
まさかの、転生ライフを過ごす二人がようやくカミングアウトした日なのでありました。それから二人は情報協力をしながら、死亡回避へ突き進んでいくのでした!
お相手はソフィア様からだ。
二人で話がしたいのだけど、王宮だと邪魔が入るので、ブロッサム侯爵邸に遊びにいく。との事が書かれていた。
もちろん快諾した。
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「ソフィア王女殿下。ようこそおいでくださった。ローズマリアが待ちかねていましたよ。」
「ブロッサム侯爵。マリーとお話ししたくって来ちゃった。急で申し訳ないけど、受け入れてくださってありがとう」
「とんでもございません。マリーと仲良くして下さってありがとうございます」
「ソフィア様ーー。ようこそ!」
と笑顔で駆けてくるマリー
「こらマリー、レディは走らないんじゃないの?」
「だって!嬉しくて。お友達が家に来てくれるの初めてだから……」
頬を染めるマリー
……マリーたん。私の事を友達って言ってくれた!嬉しい。嬉しい。
「あっ。王女殿下にお友達だなんて、失礼だったかしら」
口を抑えてハッとした顔をするマリー
「何言ってるの!私たちお友達でしょ!!」
もうっ!と怒るソフィア
「女の子同士のお友達って良いもんだね、邪魔者は退散しよう。ソフィア王女ゆっくりして行ってください。マリー失礼のないようにね!」
「「ハーイ」」
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「こちらへどうぞ」
「マリーのお部屋?」
「はい。狭いですけど、兄や弟も邸にいるので、失礼かと思いましたが、私の部屋でよろしいでしょうか?」
「うん。もちろんよ!!」
侍女のアンがお茶とお菓子を出してくれる。
「ありがとう」
「宜しかったら、召し上がって下さい。私が焼いたクッキーなんです」
「え?マリーが焼いたの?手作り?」
「はい。焼くのは料理人に手伝って貰ったんです」
「すごーい。美味しそう。いただきます」
パクッと一口で食べるソフィア
「おいしー。」
「本当ですか?」
「うん。美味し!久々に食べる味だわ。懐かしい!好きだったの」
「懐かしい?とは」
……えっ?どう言う事?このクッキーは前世の流行りの店のレシピの真似なのよ?
「えっ?懐かしいとは、その、何というか、まぁ良いじゃない!」
「……そうですね」
……話を変えましょうかね…
「本日はどういったお話しでしょうか?」
「この前のお茶会でのレオナルド王子の話よ。あの王子のせいで楽しかったお茶会が終わっちゃったから!」
「申し訳ございません。また私がご迷惑をお掛けしてしまいました」
「マリーのせいじゃないわよ?」
「いいえ。またお父様の約束を守らなかったからです」
「約束って?」
「知らない男の人と話しちゃダメって言われてるのに…」
「あれは仕方ないわよ!!私がレオナルド王子に声をかけたからだもの」
「また途中でお茶会から帰ってしまいました。シャルやリリーにもご迷惑をーーー」
「関係ない!マリーは悪くないの!」
「でも私がーー」
「もうっ!怒るわよ!って怒ってるわね?」
ぷっと笑い出すソフィア様。
私もソフィア様を見ていたらおかしくなっちゃって笑い出す。
クスクスクスクス……。
「マリーの笑っている顔は可愛いわね」
「へ?」
「ねぇマリー。前回と前々回の事もあって男の子嫌いになった?」
「私は男の子には近づきたくないんです」
「どうして?」
「生きていたいからです。殺されたくないんです」
「え?どういうこと?」
「私は誰かに殺されます。何というかこの世界を違う世界で見てるというか?
……忘れてください。おかしな事を言いました!」
ヤバイわ。嬉しくて口が滑っちゃった。
変な子って思われたわね。友情にヒビが入るわ…顔を青くしながら、
「そ、そういう夢を見ました……」
「ね、ねぇ。もしかして、あなた転生者?」
「えっ?」
目を見開いてソフィア様を見つめる
「あなた。この小説のヒロインでしょ?」
「えっ?」
「誰に殺されるか覚えてないの?」
「………………」
口をギュッと噛み締める
「私もこの世界を知っているの。前世の記憶があるのよ。あなた日本人?」
「………そうです」
「私もなの」
「えぇぇー!!!!」
「転生友達じゃない?こんなことってあるのね!」
「ビックリしました」
「でしょうね。私も」
「まさかこんな形で……」
「ねぇ。話をおさらいしましょう?あなたちゃんと小説の内容覚えてるの?」
「いいえ。誰かに殺されると言うことくらいで、あとは自分がめちゃくちゃ可愛いと言う事しか覚えてません!」
「言うわね!」
「殺されたくないんです。でもこの世界は小説とは違うと思いますし、内容は変えられるのではないかと思っています」
「そうね!内容は変えられるわよ!因みに私ね前世であなたのファンだったの!可愛くて大好きだったわ!」
「ありがとうございます?」
「ふふふ。あなたなんで、大事な事覚えてないのよ!私ね、小説ではあなたの事を殺すのよ?」
「えっ?ソフィア様が殺人犯?」
「言い方に気をつけて……悲しくなるから」
「ご、ごめんなさい」
「私ねお兄様が好きで、あなたが邪魔だから殺すのよ。しかもフランソワに唆されて!それで最後に死んだあなたの事を手に入れるのが、フランソワってわけ」
『最後に君を手に入れるのは僕だけ』
「えっーーーー!」
「私ね。あなたの事が好きなのよ。殺したくないし、お兄様は単なる兄妹なの!恋愛対象ではないのよ!!
だからね、未来は変えられる」
「そうですよね!変えられますよね?私は殺されないんですね!」
ハラハラと涙が溢れてきた
「私は殺さないわよ!でも何があるか分からないから情報交換もしましょ。」
「はい。」
「だから泣かないで!私たちお友達でしょ?」
「はい!」
「色々思ったんだけど、やっぱりマリーの可愛さは、争いを起こすのよ」
「そう言われましても……」
「あなた前世何歳?」
「32です…」
「あら?同じ歳ね…」
「奇遇ですね」
「なんで中身がそんなに幼いわけ?」
「はい。現世で超甘やかされてますので、中身も八歳寄りになってきてまして…」
「あんたの家、かなり甘すぎるものね」
「はい。それは重々承知しています、それに甘えている私も現世を謳歌してまして、死にたくないのです」
「なるほどね…でも今結構楽しいわよね」
「はい。顔が可愛いというだけでトラブルも多いですが、お父様が素敵すぎて」
ぽっと頬を染めるマリー
「そのさ、頬を染めるの可愛いすぎて萌えるわ!ブロッサム侯爵はたしかにイケメンよね!羨ましいわ。」
「私陛下にお会いした事ないのですが、ソフィア様のお父様は、殿下に似てらっしゃるの?」
「そうねぇ?お兄様は爽やかなイケメン?って感じだけどお父様は、ヒゲメン?ヒゲ男?渋メンって感じね!」
「へぇぇー。」
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まさかの、転生ライフを過ごす二人がようやくカミングアウトした日なのでありました。それから二人は情報協力をしながら、死亡回避へ突き進んでいくのでした!
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