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フランソワ
フランの一代決心
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「お兄様が余計な事を…うちの家族も…失礼しました」
頭を下げるカリナ
「いや、その突然で驚いたけど、僕は留学が済んだら国に帰らなきゃいけないんだ…」
「…はい、断るなら今です!フランソワ様」
真剣な顔つきのカリナ
「その、僕次男で兄上が爵位を継ぐんだけど、父が持ってる爵位を貰っても伯爵なんだ…カリナ嬢は公爵家の令嬢だし、」
「身分の話はやめてって言ったでしょ!」
「でも…」
「わかりました!私が断ってきます!!フランソワ様の事見損ないました貴方も身分しか見てないのね!」
背中を向け、フランソワの元から去ろうとするカリナを行かせないように腕を掴み
「違うっ!マルベリー王国から離れることになる!貴女が産まれ育った国だ!僕はジェルジオ王国に帰る!それでも良いなら付いてきてくれ!」
「…はいっ」
涙を滲ませながら笑うカリナの顔は美しく
「…可愛いね、カリナ嬢…惚れたみたい」
ふぅっーと一呼吸
「ふふっ私も!亭主関白になるのかな!楽しみだね」
「…変わってるねカリナ嬢」
フランソワとカリナの婚約が決まったようだ
留学中はレオナルドとよく喧嘩をしたフランだったが、国へ帰るときには
「またな、フラン」
「色々とありがとう、レオ様も早く婚約者を見つけて安心させてくれ、一回カリナを連れて帰るけどまた送りにくるから泊めてくれる?」
「もちろん!」
国へ帰るフランはカリナを婚約者として紹介するため連れて行く。
「ごめん、姉夫婦が王宮にいるから面倒だけど付き合ってくれる?」
「うん、もちろん、お会いするのが楽しみだわ」
「姉はカリナと同じ歳だし、趣味も似てるから仲良くしてあげてくれる?」
「仲良くだなんて…烏滸がましいわよ」
「…あのさ、知ってるかもしれないけど、姉は顔は良いんだよ、ただ少し天然で…」
「ふふっ、美しい方なんでしょうね、フランがそこまで言うんだもの」
「…あと義兄が王太子なんだけど…」
「えぇ、お兄様と仲が良いんでしょ?」
「…ちょっと変わってるけど気にしないで…外面は良いから分からないかも知れないけど」
「ふふっ仲が良いのね!お会いするのが楽しみ」
「フラン!おかえりなさいっ!」
フランめがけてまっしぐらに飛びつき
「寂しかったっっ!」
うるうると涙を浮かべるマリー
「…ただいま戻りました」
フランがマリーの頬にキスをする
「よぉ!帰ってきたか」
マリーをフランから引き剥がし肩を抱きマリーを睨みつけるアラン
「なんでよぉ!」
「姉様とアラン殿下に紹介したい人がいるんだけど…」
気まずそうな顔をするフランソワ
「えっ?どなた?」
首を傾げるマリー
「カリナこちらへ」
おずおずと登場するカリナ
「こちら、マルベリー王国のアルバレス公爵令嬢のカリナです」
「はじめましてカリナと申します」
淑女の礼をするカリナ
「婚約したんだ、」
「えっ!きいてないぃ!」
マリーが頬を膨らませる
「カリナ嬢、私はこの国の王太子でアラン・ド・フローレスだ、これは妻のローズマリア、フランソワの姉だ」
「アラン王太子殿下、ローズマリア王太子妃殿下、この度はお時間をとっていただき感謝申し上げます」
微笑むカリナ
「姉様、挨拶してよ!」
フランに怒られるマリー
「…姉のローズマリアと申します、突然のことで驚いてしまって、申し訳ございませんでした」
頭を下げるマリー
「すまないねカリナ嬢、許してやってくれ、可愛い嫉妬だと思ってくれたら助かる」
微笑むアランは上機嫌だ
「フラン、素敵な令嬢を連れてきたな!お前やるな、留学に行って良かったな」
大人しすぎるローズマリアを心配するフラン
「姉様?」
「…寂しくて…ついごめんなさい」
ぐすっと今にも泣き出しそうなマリー
「申し訳ございません、私のようなものがフランソワ様と、」
「違うの!ごめんなさい、カリナ様、弟の事をお願いします」
カリナの手を握るマリー
「ローズマリア王太子妃殿下…」
「急で驚いて…先に言ってよ!フランってば…」
「ごめん、先に言うと会ってくれないかと思って!」
「…失礼な!なんでよぉ、私だってフランの幸せを願ってるの!」
「お姉さまと仲がよろしいのね」
微笑むカリナ
「まぁね…」
「お姉様にお土産をお渡ししたら?」
「あっ!そうだった」
侍従兼護衛のサイラスから袋を渡される
「はい、お土産」
マリーに袋を手渡す
「なぁに?」
ごそごそと袋をあけるマリー
「わぁ!刺繍糸だ、見た事ない色ばっかり、可愛い!」
ふふっと微笑むマリー
「好きでしょ?」
「うん!ありがとうフラン、嬉しい」
「カリナの趣味が刺繍で、教えてもらったんだ、マルベリーでしか取れない植物の色なんだって」
「へーすごーい!カリナ様ありがとうございます」
喜ぶマリー
「宜しかったらこちらをローズマリア様に…」
カリナが刺繍をしたハンカチを渡す
「わぁ!凄い!見たことのない縫い方!」
「以前刺繍の本を購入したしまして、感激してしまってそれを組み合わせてみたんです、あの本のおかげなんですよ、確かジェルジオ王国の出版物でしたわね」
「えっ!」
驚くマリーとフランソワ
「くっくっくっ、それは妻が出した本だよ、これも縁だね」
アランがカリナへと告げる
「えっ!ローズマリア様が?」
「姉様は菓子の本も出していて…これは秘密なんだけどね、内緒にしてくれる?」
「素晴らしいですわ!もしかしてなめらかプディングが載っていた本はローズマリア様が?!」
「えぇ、そうね」
「作者の方にお会いできるなんて…っ、」
「話が合いそうで良かった…」
ほっとするフラン
「よかったら今度一緒に刺繍をしましょう!カリナ様」
「はいっ!喜んで」
「立ち話もなんだからお茶にしよう、みんな座って」
アランがソファを指さす
頭を下げるカリナ
「いや、その突然で驚いたけど、僕は留学が済んだら国に帰らなきゃいけないんだ…」
「…はい、断るなら今です!フランソワ様」
真剣な顔つきのカリナ
「その、僕次男で兄上が爵位を継ぐんだけど、父が持ってる爵位を貰っても伯爵なんだ…カリナ嬢は公爵家の令嬢だし、」
「身分の話はやめてって言ったでしょ!」
「でも…」
「わかりました!私が断ってきます!!フランソワ様の事見損ないました貴方も身分しか見てないのね!」
背中を向け、フランソワの元から去ろうとするカリナを行かせないように腕を掴み
「違うっ!マルベリー王国から離れることになる!貴女が産まれ育った国だ!僕はジェルジオ王国に帰る!それでも良いなら付いてきてくれ!」
「…はいっ」
涙を滲ませながら笑うカリナの顔は美しく
「…可愛いね、カリナ嬢…惚れたみたい」
ふぅっーと一呼吸
「ふふっ私も!亭主関白になるのかな!楽しみだね」
「…変わってるねカリナ嬢」
フランソワとカリナの婚約が決まったようだ
留学中はレオナルドとよく喧嘩をしたフランだったが、国へ帰るときには
「またな、フラン」
「色々とありがとう、レオ様も早く婚約者を見つけて安心させてくれ、一回カリナを連れて帰るけどまた送りにくるから泊めてくれる?」
「もちろん!」
国へ帰るフランはカリナを婚約者として紹介するため連れて行く。
「ごめん、姉夫婦が王宮にいるから面倒だけど付き合ってくれる?」
「うん、もちろん、お会いするのが楽しみだわ」
「姉はカリナと同じ歳だし、趣味も似てるから仲良くしてあげてくれる?」
「仲良くだなんて…烏滸がましいわよ」
「…あのさ、知ってるかもしれないけど、姉は顔は良いんだよ、ただ少し天然で…」
「ふふっ、美しい方なんでしょうね、フランがそこまで言うんだもの」
「…あと義兄が王太子なんだけど…」
「えぇ、お兄様と仲が良いんでしょ?」
「…ちょっと変わってるけど気にしないで…外面は良いから分からないかも知れないけど」
「ふふっ仲が良いのね!お会いするのが楽しみ」
「フラン!おかえりなさいっ!」
フランめがけてまっしぐらに飛びつき
「寂しかったっっ!」
うるうると涙を浮かべるマリー
「…ただいま戻りました」
フランがマリーの頬にキスをする
「よぉ!帰ってきたか」
マリーをフランから引き剥がし肩を抱きマリーを睨みつけるアラン
「なんでよぉ!」
「姉様とアラン殿下に紹介したい人がいるんだけど…」
気まずそうな顔をするフランソワ
「えっ?どなた?」
首を傾げるマリー
「カリナこちらへ」
おずおずと登場するカリナ
「こちら、マルベリー王国のアルバレス公爵令嬢のカリナです」
「はじめましてカリナと申します」
淑女の礼をするカリナ
「婚約したんだ、」
「えっ!きいてないぃ!」
マリーが頬を膨らませる
「カリナ嬢、私はこの国の王太子でアラン・ド・フローレスだ、これは妻のローズマリア、フランソワの姉だ」
「アラン王太子殿下、ローズマリア王太子妃殿下、この度はお時間をとっていただき感謝申し上げます」
微笑むカリナ
「姉様、挨拶してよ!」
フランに怒られるマリー
「…姉のローズマリアと申します、突然のことで驚いてしまって、申し訳ございませんでした」
頭を下げるマリー
「すまないねカリナ嬢、許してやってくれ、可愛い嫉妬だと思ってくれたら助かる」
微笑むアランは上機嫌だ
「フラン、素敵な令嬢を連れてきたな!お前やるな、留学に行って良かったな」
大人しすぎるローズマリアを心配するフラン
「姉様?」
「…寂しくて…ついごめんなさい」
ぐすっと今にも泣き出しそうなマリー
「申し訳ございません、私のようなものがフランソワ様と、」
「違うの!ごめんなさい、カリナ様、弟の事をお願いします」
カリナの手を握るマリー
「ローズマリア王太子妃殿下…」
「急で驚いて…先に言ってよ!フランってば…」
「ごめん、先に言うと会ってくれないかと思って!」
「…失礼な!なんでよぉ、私だってフランの幸せを願ってるの!」
「お姉さまと仲がよろしいのね」
微笑むカリナ
「まぁね…」
「お姉様にお土産をお渡ししたら?」
「あっ!そうだった」
侍従兼護衛のサイラスから袋を渡される
「はい、お土産」
マリーに袋を手渡す
「なぁに?」
ごそごそと袋をあけるマリー
「わぁ!刺繍糸だ、見た事ない色ばっかり、可愛い!」
ふふっと微笑むマリー
「好きでしょ?」
「うん!ありがとうフラン、嬉しい」
「カリナの趣味が刺繍で、教えてもらったんだ、マルベリーでしか取れない植物の色なんだって」
「へーすごーい!カリナ様ありがとうございます」
喜ぶマリー
「宜しかったらこちらをローズマリア様に…」
カリナが刺繍をしたハンカチを渡す
「わぁ!凄い!見たことのない縫い方!」
「以前刺繍の本を購入したしまして、感激してしまってそれを組み合わせてみたんです、あの本のおかげなんですよ、確かジェルジオ王国の出版物でしたわね」
「えっ!」
驚くマリーとフランソワ
「くっくっくっ、それは妻が出した本だよ、これも縁だね」
アランがカリナへと告げる
「えっ!ローズマリア様が?」
「姉様は菓子の本も出していて…これは秘密なんだけどね、内緒にしてくれる?」
「素晴らしいですわ!もしかしてなめらかプディングが載っていた本はローズマリア様が?!」
「えぇ、そうね」
「作者の方にお会いできるなんて…っ、」
「話が合いそうで良かった…」
ほっとするフラン
「よかったら今度一緒に刺繍をしましょう!カリナ様」
「はいっ!喜んで」
「立ち話もなんだからお茶にしよう、みんな座って」
アランがソファを指さす
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