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第2章 京香の愛犬、シロ
京香の憑き魔
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「ご馳走さま、お姉ちゃん。美味しかったよ、また食べに来るからね❤️」
「俺も、もういらねぇ~、淫臭を食べ過ぎちまった。あばよ、姉ちゃん。旨かったぜ❤️」
「う~~ん、淫臭に······酔······った······か······な······❤️」
「娘っ子のエッチな香りで、復っ~活! 爺は若返ったぞ❤️」
「あのジューシーなおっぱいに👍❤️」
凉美のスケベっ気をたっぷり味わって満足した淫風達は、暮れなずむ街の空高くへと昇って行った。
凉美を悩ませていた疼きが、掻き消すようになくなった。オーラが淫らな赤紫色から、凉美の正常色である水色へと戻った。
扇情的だったお尻の動きも、18才の娘らしい軽やかな躍動に返った。ちょっぴりスカートの中を濡らしはしたものの、疼きに煽られてイライラしていた表情はすっかりと抜けた。
「京香ぁ、早くぅ~、そんなうるさい犬、捨てちゃいなさいよ~!」
凉美は、振り返って1言呼ぶと先を歩いていった。京香との距離がどんどん開いていく。
ウ~~ッ、ワンッ、ガウッ!!
我輩はひたすら吠えた。この場に我輩を置いて凉美の後を追う京香にではなく、その周りで色気づいた京香の匂いを貪っている、黒い男に向かって吠え続けた。
凉美と違って、京香の悩ましい疼きに、治まる様子はなかった。ちょっぴり濡れそぼっていたスカートの中のシミが、2周りほど大きくなっている。閉じぎみの脚は歩き難そうだった。時折、さりげなさを装って、スカートの上から股間を押さえる京香の手つきが切ない。
人間には見えない黒い手が、京香のスカートの中を執拗にまさぐっている。黒い両脚の付け根は、悶える尻に密着させて擦りつけられている。
黒い手が這い入っているブラウスの中では、歩く衝撃か、風の愛撫か、それとも黒い男の手つきのせいなのか分からぬが、おっぱいが喘ぎ揺らいでいるように見えた。
それもそのはず、ブラウスの中に忍び込んだ黒い手によって、京香はブラジャーのカップを捲り上げられているのだ。露にされた乳首が、ブラウスに擦られ、風に舐められ、そして、黒い手に弄くられながら、おっぱいは欲情させられている。
上を向いて固く立ち上がった乳首の刺激が、京香の心に甘い欲情を注ぎ込む。その甘美な味覚が、黒い男をよりしっかりと実体化させていった。
甘い快感と強い霊感に捕まって、京香の足取りが浮き足だつ。腰が抜けかかったような感覚に、京香の膝が笑っている。その間も、黒い男の舌鼓は続き、京香の尻に自分の脚の付け根を嬉しそうに擦りつけていた。
「あ~ん、凉美、待ってよ~~。もぉ~~、かったるいなぁ~」
京香の体が快感に蕩ける。しかし、京香はそれを気だるい倦怠感と勘違いした。手足には力が入らず、頭はぼぉ~として熱っぽく、視界は霞がかったようにぼやけていては、そう思うのも無理はなかった。
くちゅり······❤️
スカートの中から、水が滴り落ちるような音が聞こえた。
くちゃ······❤️
また聞こえた。スカートの中の最奥、股間の中心、濡れるショーツの裏側で、水音が弾けるような何かが起きていた。
「へへへ、ピンクのショーツがビチョビチョじゃねえか。旨いぜ、この匂い、この舌触り、頭をクラクラさせやがる❤️」
京香の鈍る意識に届くのは、ジンジンと止めどなく暴れる性器の疼きと、どこか遠くで聞こえるシロの吠え声くらいであった······
「俺も、もういらねぇ~、淫臭を食べ過ぎちまった。あばよ、姉ちゃん。旨かったぜ❤️」
「う~~ん、淫臭に······酔······った······か······な······❤️」
「娘っ子のエッチな香りで、復っ~活! 爺は若返ったぞ❤️」
「あのジューシーなおっぱいに👍❤️」
凉美のスケベっ気をたっぷり味わって満足した淫風達は、暮れなずむ街の空高くへと昇って行った。
凉美を悩ませていた疼きが、掻き消すようになくなった。オーラが淫らな赤紫色から、凉美の正常色である水色へと戻った。
扇情的だったお尻の動きも、18才の娘らしい軽やかな躍動に返った。ちょっぴりスカートの中を濡らしはしたものの、疼きに煽られてイライラしていた表情はすっかりと抜けた。
「京香ぁ、早くぅ~、そんなうるさい犬、捨てちゃいなさいよ~!」
凉美は、振り返って1言呼ぶと先を歩いていった。京香との距離がどんどん開いていく。
ウ~~ッ、ワンッ、ガウッ!!
我輩はひたすら吠えた。この場に我輩を置いて凉美の後を追う京香にではなく、その周りで色気づいた京香の匂いを貪っている、黒い男に向かって吠え続けた。
凉美と違って、京香の悩ましい疼きに、治まる様子はなかった。ちょっぴり濡れそぼっていたスカートの中のシミが、2周りほど大きくなっている。閉じぎみの脚は歩き難そうだった。時折、さりげなさを装って、スカートの上から股間を押さえる京香の手つきが切ない。
人間には見えない黒い手が、京香のスカートの中を執拗にまさぐっている。黒い両脚の付け根は、悶える尻に密着させて擦りつけられている。
黒い手が這い入っているブラウスの中では、歩く衝撃か、風の愛撫か、それとも黒い男の手つきのせいなのか分からぬが、おっぱいが喘ぎ揺らいでいるように見えた。
それもそのはず、ブラウスの中に忍び込んだ黒い手によって、京香はブラジャーのカップを捲り上げられているのだ。露にされた乳首が、ブラウスに擦られ、風に舐められ、そして、黒い手に弄くられながら、おっぱいは欲情させられている。
上を向いて固く立ち上がった乳首の刺激が、京香の心に甘い欲情を注ぎ込む。その甘美な味覚が、黒い男をよりしっかりと実体化させていった。
甘い快感と強い霊感に捕まって、京香の足取りが浮き足だつ。腰が抜けかかったような感覚に、京香の膝が笑っている。その間も、黒い男の舌鼓は続き、京香の尻に自分の脚の付け根を嬉しそうに擦りつけていた。
「あ~ん、凉美、待ってよ~~。もぉ~~、かったるいなぁ~」
京香の体が快感に蕩ける。しかし、京香はそれを気だるい倦怠感と勘違いした。手足には力が入らず、頭はぼぉ~として熱っぽく、視界は霞がかったようにぼやけていては、そう思うのも無理はなかった。
くちゅり······❤️
スカートの中から、水が滴り落ちるような音が聞こえた。
くちゃ······❤️
また聞こえた。スカートの中の最奥、股間の中心、濡れるショーツの裏側で、水音が弾けるような何かが起きていた。
「へへへ、ピンクのショーツがビチョビチョじゃねえか。旨いぜ、この匂い、この舌触り、頭をクラクラさせやがる❤️」
京香の鈍る意識に届くのは、ジンジンと止めどなく暴れる性器の疼きと、どこか遠くで聞こえるシロの吠え声くらいであった······
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