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平民の友達も良いよね(王子視点)
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昼休憩の終わり頃、ヴァリフィアが顔覚えのある者と共にクラスルームへと入ってきた。
「この子はメイナです。」
そう平然と言うヴァリフィアに、驚きを覚える。
(本当に、貴族らしくないなぁ。平民と普通に接するなんて。まぁ僕もだけど。それに、ユリエル嬢も中々ヴァリフィアに似てるな。くはははっ。)
だが、1番はヴァリフィアであることに変わりは無い。
それに、平民とも平等に接したかったので丁度良かった。
王子としてではなく、自分が過ごしやすいようにしたいだけなのだが。
周りはとても驚いているようだ。
(まぁ周りがどう思おうとも、僕はどうでも良いんだけどね。)
平民だというメイナは、気品を感じられる美しさと可愛さを兼ね揃えていた。
銀髪碧眼の平民と思えぬその容姿は、誰もが惹かれるだろう。
しかし、僕にはそれ以上に譲れないものがある。
決して彼女以外に惹かれることはないと、自分でも分かっていた。
(ヴァリフィア以上の存在なんて、絶対にいないだろうね……。)
そう思いながら、ヴァリフィアは目の前でメイナを友達だと言った。
なのでそれにのることにした。
「では私の友達も同然ですね。」
周りから更に驚きの声が上がるが、気にしない。
(貴族が何だのと、皆は面倒じゃないのかな?)
そんな疑問が尽きない、ディルジアなのであった。
「この子はメイナです。」
そう平然と言うヴァリフィアに、驚きを覚える。
(本当に、貴族らしくないなぁ。平民と普通に接するなんて。まぁ僕もだけど。それに、ユリエル嬢も中々ヴァリフィアに似てるな。くはははっ。)
だが、1番はヴァリフィアであることに変わりは無い。
それに、平民とも平等に接したかったので丁度良かった。
王子としてではなく、自分が過ごしやすいようにしたいだけなのだが。
周りはとても驚いているようだ。
(まぁ周りがどう思おうとも、僕はどうでも良いんだけどね。)
平民だというメイナは、気品を感じられる美しさと可愛さを兼ね揃えていた。
銀髪碧眼の平民と思えぬその容姿は、誰もが惹かれるだろう。
しかし、僕にはそれ以上に譲れないものがある。
決して彼女以外に惹かれることはないと、自分でも分かっていた。
(ヴァリフィア以上の存在なんて、絶対にいないだろうね……。)
そう思いながら、ヴァリフィアは目の前でメイナを友達だと言った。
なのでそれにのることにした。
「では私の友達も同然ですね。」
周りから更に驚きの声が上がるが、気にしない。
(貴族が何だのと、皆は面倒じゃないのかな?)
そんな疑問が尽きない、ディルジアなのであった。
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