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宮廷魔法師達は…
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「いよいよね…。」
「そうだな…。」
私とエフェン、そしてディルジアの3人は、宮廷魔法師達に芸術魔法を教えるべく王城へと来ていた。
王国誕生祭までは残り2週間。
1日3時間の練習で間に合うか危うかった。
宮廷魔法師用の訓練場へと向かい、挨拶をする。
「初めまして。私はヴァリフィア・ラーノンスと申します。既にご存知かと思いますが、私とエフェン・アーリグェー様は国王陛下より直々に、皆さんに芸術魔法を教えてほしいと頼まれました。これから2週間後の王国誕生祭までには間に合わせるつもりです。頑張りましょう!」
「「「お願いします!」」」
「ところでラーノンス様。ディルジア殿下は…?」
「殿下も芸術魔法が使えます。私達を手伝いたいとおっしゃって下さったので…。」
「そうでしたか。」
「ええ。では『花火』の練習を始めましょう!まずは手本を見て下さい。エフェン様。」
「了解だよ。」
私とエフェンはそれぞれ違う色の『花火』を放つ。
歓声があがり、拍手が起こる。
「さて、あとは実践あるのみです。気合を入れていきましょう。」
「「「はい!」」」
「やる気は十分だけれど…大丈夫かしら。」
「こういう時ほど、時間がかかるんだよな……。」
「そうよね……。」
溜息を押し殺す2人なのだった。
「そうだな…。」
私とエフェン、そしてディルジアの3人は、宮廷魔法師達に芸術魔法を教えるべく王城へと来ていた。
王国誕生祭までは残り2週間。
1日3時間の練習で間に合うか危うかった。
宮廷魔法師用の訓練場へと向かい、挨拶をする。
「初めまして。私はヴァリフィア・ラーノンスと申します。既にご存知かと思いますが、私とエフェン・アーリグェー様は国王陛下より直々に、皆さんに芸術魔法を教えてほしいと頼まれました。これから2週間後の王国誕生祭までには間に合わせるつもりです。頑張りましょう!」
「「「お願いします!」」」
「ところでラーノンス様。ディルジア殿下は…?」
「殿下も芸術魔法が使えます。私達を手伝いたいとおっしゃって下さったので…。」
「そうでしたか。」
「ええ。では『花火』の練習を始めましょう!まずは手本を見て下さい。エフェン様。」
「了解だよ。」
私とエフェンはそれぞれ違う色の『花火』を放つ。
歓声があがり、拍手が起こる。
「さて、あとは実践あるのみです。気合を入れていきましょう。」
「「「はい!」」」
「やる気は十分だけれど…大丈夫かしら。」
「こういう時ほど、時間がかかるんだよな……。」
「そうよね……。」
溜息を押し殺す2人なのだった。
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