流石に異世界でもこのチートはやばくない?

裏おきな

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第05話

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リザードマンが大きな火の玉口から飛ばしてきた

「うわっ!やばい!」

とっさに横に飛び込むように緊急回避をした

「あぶね~死ぬとこだった!…ラクスありがとう!」

「ご主人様まだ油断したら駄目だよ!」

そうまだ何も解決してない、レンはすぐに敵を睨みつけた。


畜生なぜ魔法が使えないんだ?魔力は手に集まるのに?やっぱりちゃんとした呪文があるのかな?

レンは手に集中すると。

「やっぱり魔力は集まるな」

と、なぜ使えないかは後にして、今はこの状態をどうにかしないとな。


レンは冷静に敵を警戒しながら周りを確認してみた


冷静に周りを見回してみたら、ここは大体50mほどの芝生の上にいた。

ドゴンっ! 

リザードマンがまた火の玉を打ってきたが今度は警戒していたので難なく回避できた


「それにしても俺の動き凄いな!流石俊敏600だなこれなら魔法じゃなくて格闘で行けるかな?」


そう思いレンは足に力を込めて、リザードマンに向かって行ったリザードマンとの差は約20m弱あったにも関わらず一瞬に間を詰めていた。


「うわっ!」

気づいたらすぐ目の前にリザードマンがいて驚いたのでサイドステップして距離をとった。


「ビックリした!一瞬で近づくとは、ホント自分の体に驚くしかないな…よし!もう一度行くか!」


レンはもう一度足に力を込めてリザードマンに一瞬で間合い入り目の前で軽く右側にサイドステップをしてリザードマンの左わき腹に渾身の右ストレートを叩き込んだ。

「ウオッシャー!これでどうだ!」

ドンっ!と音が響きリザードマンが少し左側によろけたがその瞬間レンの視界の端から黒い物が飛んできた。

「うわっ!」 

咄嗟に両腕に力を込めて顔の前に上げてブロックしたレンだったが、ズシンと重い攻撃の威力に負けて後ろに飛ばされてしまった。


それを見たラクスが叫びながらレンの下に駆けつけた

「ご主人様!…大丈夫!? 」

声をかけられて気づいたレンは、自分が何に攻撃食らったか確かめる為に、リザードマンを睨みつけたらリザードマンが自分尻尾を地面にドシンドシンと叩きつけてた。


そっか!俺は尻尾の攻撃を食らったのか!でも?攻撃を食らったにしては怪我をしてないな?怪我をしてるとしたら右手の拳が少し皮が剥けてるぐらいだな、なぜ攻撃をした右手が怪我をして、攻撃食らった方が怪我をしてない?


「ラクス!さっきの俺の攻撃の時と攻撃を食らった時に何か違いがあったか?」

「えっとねぇ~攻撃の時は足下が光ったと思ったらご主人様が消えてらいきなり現れて奴を殴りつけてた。そして攻撃を食らった時はご主人様の両腕でが光ったと、思ったら飛ばされてたよ。」


なるほど!なんとなく分かったぞ!攻撃の時は足に集中してたからで、ブロックした時は腕に集中したからって事か!


そうラクスが見た光とはレンの魔力だったのだ、そこでレンは気づいた自分の魔力は魔法として、使うのは出来なくても自分の体に纏う事で発揮する事が出来ると。

でも魔法使う事を諦めた訳じゃないからな!何時かは使えるようになるからな。

と、心に誓っていた。


そうとなれば一つ試してみるかな!

「はぁーー!」

と魔力を体全体に纏うように集中したすると。

「ご主人様がピカピカになった凄いです!」

やっぱりな俺予想通りだな!これならいけるな!


「第2ラウンドと行こうか鰐コウ!」

そうレンが叫ぶとレンを警戒してたリザードマン咆哮を上げた!

ギュガアゥーーーー!

咆哮と同時に1人と一匹は互いに向かって走り出した。

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