流石に異世界でもこのチートはやばくない?

裏おきな

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第66話

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レン達はギルドのドア開けて入って行った。今の時刻は午後3時この時間のギルドは、あまり冒険者はいない。中には昼から酒を飲んでる冒険者も居るが、大概の冒険者はクエストをこなしに行って居る。

「あれレンさん?どうしたのですかこんな時間に珍しいですね」

「ああフラウさん。ちょーど良かったエマさんに、取り次いで貰いたいんだけどそれと、人目のつかない倉庫ありませんか?」

レンがそう言うと、フラウは真剣な顔してレンに顔を近づけて、小声で確認した。

「レンさんまた、レアなモンスターでも狩ったんですか?」

「ん~レアと言えばレアかな?まぁ此処じゃあ話せないので、倉庫を用意して欲しいんですよ。ありませんか?」

「分かりました。此方に要らして下さい。ギルドマスターも直ぐにお呼びしますね」

レン達は案内された倉庫で待っていると、そこにエマがやってきた。

「エマさんわざわざすいません」

「いやいい、こちらも書類から逃げれて助かった。ふぅ~」

「ギルドマスター此処が終わり次第直ぐに。残りを片づけてもらいますからね!分かりましたか?」

「えぇ~~~~!」

「えーじゃ、ありません!」

(本当に残念美女だなエマさんは……)

「と、それよりいったい何が起きたんだ?」

「それはですね。話より見せた方が良いですね。ラクス出してくれ」

「はい。全部出すよ!」

レンはラクスに頼み、収納から五十体の死体を出したのであった。それを見たエマとフラウは、目をそらしながらも見ていた時。フラウが突然声ををあげた。

「あ、この死体達はまさか!」

そう言うとフラウは、一人一人の顔を確認していた。

「フラウどうした?」

「はい!この死体達はみんな賞金首の者達です。今まで多くの人達が殺されてきました。でも何故?こいつらは地下に潜り、居場所が分からなかった者達ですよ!レンさんどういう事ですか?」

「ああそれを説明するよ。でもこいつらが賞金首だとはな驚いたよ」


そしてレンは、エマとフラウにここまでの事を話して、納得してもらった。

「なるほどね!ドズールドも手を出してはイケナイ人物に、手出してしまったのね馬鹿ね……それで、今後はどうするの?ドズールドも殺す?」

「そう、それなんだよね!別に俺は殺しても良いんだけど、一応相手が貴族だから、問題があるのかそれを聞きにきたんだよね」

「そう言う事ね!まぁ私個人としても別に殺しても良いんだけど、法律的には問題が有るんだ。面倒臭いんだけど」

「そうですよ。レンさん相手は一応貴族ですので、もし殺したのが見つかったら牢獄に入れられます
よ」

「ほー見つかったらね………………………かふ~ん」

レンは何か含みのある顔で、考え事をしていた。それに気づいたエマは、レンが何かをするのだと思っていた。

(レンあの子何かする気ね?でもバレたら幾ら私でも、助ける事は出来ないのよ。どうする?止めるべきか?悩む必要無い止める事にする)

そうエマが決めて、レンを止めようと声をかけようとしたら。

「レンあ……」

「エマさん!今夜時間ある?頼みがあるんだ!そう大切なお願いが♪」

「え?今夜?大切なお願い……え!えぇ大丈夫よ今夜開けておくわ」

(え?どう言うことなの?レンはラミアスとラクスを、お嫁さんにするんだから。私の事は気がないとばかり、思っていたのにまさか!私の事もお、お嫁さんにする気なかしら!)

そうエマが妄想していたら、レンはフラウに確認していた。

「フラウさん。この賞金首の報酬って貰えるの?」

「ええ、大丈夫ですよ!冒険者が賞金首を狩っても報酬はでます。本来なら賞金稼ぎの者が狩るんですが。彼らだけでは難しい時は、ギルドに手助けの依頼も来ますから、冒険者でも大丈夫に変えたんですよ」

「なるほど。じゃあその賞金で今夜は皆で宴会をやろうじゃないか!場所はギルドの酒場!参加者自由!全部俺の奢りだ!」

「レン様?」

「わーい宴会だ!ご主人様!宴会って何?」

「レンさん本当によろしいのですか?賞金金額は相当ありますよ?」

「ああ構わないよ!どうせ泡銭だからな!皆で楽しもう♪」

「あれ?レン?私に大切なお願いって?」

「ああそれは!俺が声かけるより、ギルドマスターが声をかけた方が皆安心だと思ってさ!俺って皆に恐れられてるからね!だからお願いします」

「あ、ああうん……私から皆に言おう……そうだな。レンが怖いだけでは無いと、知って貰うには良いかもな……」

「じゃあ、そう言う事で、日が暮れたら開始としましょう。それまで俺達は家に帰って、温泉に入って来ますからまた後で!」

「レンさん?オンセンとは何ですか?何か知りませんけど。凄く行かなければならない衝動がします!」

「あ、えーとまた今度教えますよ!」

「絶対ですよレンさん!」

(さて家に帰って準備しますか!今日の夜の為にね♪)
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