5 / 8
1章 はじまりのパン屋、夕暮れの騎士
5話 こげ茶色のパンと涙
しおりを挟む
その日は、朝から曇り空だった。
店の改装と新メニューの導入で、ここ数日のマーサさんは明らかに働きすぎだった。
私が「休んでください」と言っても「客が待ってるんだ」と聞かなかったのだ。
異変は早朝の仕込み中に起きた。
ガシャン!
激しい音がして、私は小麦粉の袋を抱えたまま振り返った。
「マーサさん!?」
そこには床に散らばったパン生地と、その中心で崩れ落ちているマーサさんの姿があった。
駆け寄ると、彼女の体は火のように熱かった。
「う……あ……」
意識は朦朧としている。過労と季節の変わり目の風邪かな?
私は慌てて彼女の小さくなった体を背負い、二階の寝室へと運んだ。
◇
『本日は臨時休業いたします』
店の表に貼り紙をして、私は一日中、マーサさんの看病につきっきりになった。氷魔法があれば一瞬で熱を下げられるのかもしれない。
ポーションがあれば、一飲みで元気になるのかもしれない。
けれど、私にはどちらもない。
私にできるのは、井戸水を汲んでタオルを冷やし、彼女の額に乗せること。それに消化に良い果物をすりおろして口に運ぶことだけ。
「……ハンス、ハンス……」
熱にうなされるマーサさんが、うわ言を漏らし始めた。
ハンス。それは、亡くなったお孫さんの名前だ。
「行くんじゃないよ……兵隊なんて……」
皺だらけの手が空を掴もうとしている。
「私が……あんなパンを食べさせたから……あんたは強くなったと勘違いして……」
私は胸が詰まった。
マーサさんはずっと自分を責めていたのだ。
栄養のある黒パンを食べさせ、丈夫な体に育てたこと。それが結果として、彼を戦場へと向かわせる自信を与えてしまったのではないかと。
孫の健康を願った愛情が、孫の死因に繋がってしまったという現実。
そんなの、あまりに悲しすぎる。
「違いますよ、マーサさん」
私は彼女の熱い手を両手で包み込んだ。
「ハンスさんは、マーサさんのパンが大好きだったんです。だから強くなれた。それは間違いなんかじゃないです」
声をかけ続けるが、熱に浮かされた彼女には届かない。
日が暮れて部屋の中が暗くなり始めた頃。
ドンドンドン。
階下の裏口を叩く音がした。
こんな時間に誰だろう。私はマーサさんの額のタオルを替え、急いで階段を降りた。
裏口の扉を開けると、そこに立っていたのはジークフリートさんだった。
彼は私服なのか、いつもの鎧ではなく、ラフなシャツ姿だった。それでも隠しきれない筋肉と威圧感があるが、その表情はどこか焦っているように見えた。
「……店が、閉まっていた」
彼は短く言った。
「すみません、ジークさん。実はマーサさんが倒れてしまって」
「……婆さんが?」
私が事情を説明すると、彼は迷わず「入るぞ」と言って、狭い玄関に足を踏み入れた。
「あ、ちょっと!」
止める間もなく、彼はズカズカと二階へ上がっていく。私も慌てて後を追った。
薄暗い寝室に大きな男が入ると、部屋が一気に狭く感じられた。ジークさんはベッドの脇に立ち、苦しそうに息をするマーサさんを見下ろした。
その目は、いつもの冷徹なものではなく、痛ましいものを見るように揺れていた。
「……ハンス……」
またマーサさんがうわ言を漏らした。
「行かないでおくれ……ハンス……パンを焼いたんだ……食べておくれ……」
ジークさんはビクリと肩を震わせた。
ゆっくりとベッドの端に膝をついた。彼は躊躇いがちに、その大きなゴツゴツした手でマーサさんの手を握り返した。
「……ああ、食うよ」
低く優しい声だった。
「婆さんの黒パンは、世界一美味いからな」
マーサさんの閉じた瞼から一筋の涙がこぼれ落ちた。
「……そうかい……美味いかい……」
「ああ。あれを食べると勇気が湧くんだ。……だから、自分を責めるな」
ジークさんは、まるで自分自身に言い聞かせるように言葉を紡いだ。
「兵士が戦場に行けるのは、帰る場所があるからだ。帰ってまた、あのパンを食べたいと思うから、踏ん張れるんだ」
それは傭兵として生きる彼の実感なのかな?
それともハンスという青年の代弁なのかな?
不器用な慰めの言葉は、しかし、どんな薬よりもマーサさんの心に効いたみたいだった。
握り返す手の力が強くなり、やがてふっと力が抜けた。マーサさんの呼吸が穏やかな寝息へと変わっていく。
私は部屋の隅で、息を殺してその光景を見ていた。彼がこんなにも優しい顔をするなんて。
夕闇の中、マーサさんの手を握り続ける彼の背中はどこか寂しくて、でもとても温かかった。
「……すまん」
しばらくしてマーサさんが完全に眠りについたのを確認すると、ジークさんは手を離して立ち上がった。
「勝手な真似をした」
「いいえ……ありがとうございます。ジークさんのおかげで、落ち着いたみたいです」
私は心からの感謝を伝えた。
「お礼にお茶でも淹れます。下へ行きましょう」
一階のキッチンで、私はハーブティーを淹れた。
向かい合って座ると、彼は少しバツが悪そうにカップをいじっていた。
「……俺も、婆ちゃん子だったんだ」
沈黙に耐えかねたのか、彼がぽつりと話し始めた。
「田舎に置いてきた。もう何年も会ってない。……ここに来ると、思い出すんだ」
「そうだったんですね」
「あの黒パンの味も、俺の故郷の味に似てる。……だからなくなると困る」
彼は照れ隠しのように、そっぽを向いて言った。
なくなると困る。
それは「店が潰れたら困る」という意味だろうか。それとも「マーサさんがいなくなったら困る」という意味だろうか。
どちらにせよ、彼にとってこの店が特別な場所になっていることは確かだった。
「大丈夫ですよ」
私は微笑んだ。
「マーサさんは強い人です。それに、私がついてますから。絶対に元気にさせます」
「……ああ。頼む」
彼は私を真っ直ぐに見た。
その瞳に宿る信頼の色に、私の胸が少しだけ高鳴った。
「それと、エマ」
「はい?」
「……あんたも無理をするな。顔色が悪い」
大きな手が不意に私の頭に伸びてきた。
ポンと軽く置かれる。子供をあやすような不器用な手つき。
「一人で抱え込むな。……俺がいる」
え、と思考が停止した。
頭に乗った掌の熱さが全身に伝播していく。
彼は自分のしたことに気づいてハッとしたように手を引っ込めたが、もう遅い。
「もう遅いので帰る!」
彼はガタッと椅子を鳴らして立ち上がり、逃げるように裏口へ向かった。
「あ、はい! おやすみなさい!」
バタンと扉が閉まる。
残された静寂の中で、私は自分の頭に手をやった。まだ、温かい。
「……『俺がいる』って、どういう意味よ」
期待しちゃダメだ。彼はただの親切な常連さんで、私はただの店員。でも、異世界の夜は静かすぎて自分の心臓の音だけがうるさく響いていた。
二階ではマーサさんが安らかな寝息を立てている。長い夜が明ければ、きっとまた新しい一日が始まるだから。
店の改装と新メニューの導入で、ここ数日のマーサさんは明らかに働きすぎだった。
私が「休んでください」と言っても「客が待ってるんだ」と聞かなかったのだ。
異変は早朝の仕込み中に起きた。
ガシャン!
激しい音がして、私は小麦粉の袋を抱えたまま振り返った。
「マーサさん!?」
そこには床に散らばったパン生地と、その中心で崩れ落ちているマーサさんの姿があった。
駆け寄ると、彼女の体は火のように熱かった。
「う……あ……」
意識は朦朧としている。過労と季節の変わり目の風邪かな?
私は慌てて彼女の小さくなった体を背負い、二階の寝室へと運んだ。
◇
『本日は臨時休業いたします』
店の表に貼り紙をして、私は一日中、マーサさんの看病につきっきりになった。氷魔法があれば一瞬で熱を下げられるのかもしれない。
ポーションがあれば、一飲みで元気になるのかもしれない。
けれど、私にはどちらもない。
私にできるのは、井戸水を汲んでタオルを冷やし、彼女の額に乗せること。それに消化に良い果物をすりおろして口に運ぶことだけ。
「……ハンス、ハンス……」
熱にうなされるマーサさんが、うわ言を漏らし始めた。
ハンス。それは、亡くなったお孫さんの名前だ。
「行くんじゃないよ……兵隊なんて……」
皺だらけの手が空を掴もうとしている。
「私が……あんなパンを食べさせたから……あんたは強くなったと勘違いして……」
私は胸が詰まった。
マーサさんはずっと自分を責めていたのだ。
栄養のある黒パンを食べさせ、丈夫な体に育てたこと。それが結果として、彼を戦場へと向かわせる自信を与えてしまったのではないかと。
孫の健康を願った愛情が、孫の死因に繋がってしまったという現実。
そんなの、あまりに悲しすぎる。
「違いますよ、マーサさん」
私は彼女の熱い手を両手で包み込んだ。
「ハンスさんは、マーサさんのパンが大好きだったんです。だから強くなれた。それは間違いなんかじゃないです」
声をかけ続けるが、熱に浮かされた彼女には届かない。
日が暮れて部屋の中が暗くなり始めた頃。
ドンドンドン。
階下の裏口を叩く音がした。
こんな時間に誰だろう。私はマーサさんの額のタオルを替え、急いで階段を降りた。
裏口の扉を開けると、そこに立っていたのはジークフリートさんだった。
彼は私服なのか、いつもの鎧ではなく、ラフなシャツ姿だった。それでも隠しきれない筋肉と威圧感があるが、その表情はどこか焦っているように見えた。
「……店が、閉まっていた」
彼は短く言った。
「すみません、ジークさん。実はマーサさんが倒れてしまって」
「……婆さんが?」
私が事情を説明すると、彼は迷わず「入るぞ」と言って、狭い玄関に足を踏み入れた。
「あ、ちょっと!」
止める間もなく、彼はズカズカと二階へ上がっていく。私も慌てて後を追った。
薄暗い寝室に大きな男が入ると、部屋が一気に狭く感じられた。ジークさんはベッドの脇に立ち、苦しそうに息をするマーサさんを見下ろした。
その目は、いつもの冷徹なものではなく、痛ましいものを見るように揺れていた。
「……ハンス……」
またマーサさんがうわ言を漏らした。
「行かないでおくれ……ハンス……パンを焼いたんだ……食べておくれ……」
ジークさんはビクリと肩を震わせた。
ゆっくりとベッドの端に膝をついた。彼は躊躇いがちに、その大きなゴツゴツした手でマーサさんの手を握り返した。
「……ああ、食うよ」
低く優しい声だった。
「婆さんの黒パンは、世界一美味いからな」
マーサさんの閉じた瞼から一筋の涙がこぼれ落ちた。
「……そうかい……美味いかい……」
「ああ。あれを食べると勇気が湧くんだ。……だから、自分を責めるな」
ジークさんは、まるで自分自身に言い聞かせるように言葉を紡いだ。
「兵士が戦場に行けるのは、帰る場所があるからだ。帰ってまた、あのパンを食べたいと思うから、踏ん張れるんだ」
それは傭兵として生きる彼の実感なのかな?
それともハンスという青年の代弁なのかな?
不器用な慰めの言葉は、しかし、どんな薬よりもマーサさんの心に効いたみたいだった。
握り返す手の力が強くなり、やがてふっと力が抜けた。マーサさんの呼吸が穏やかな寝息へと変わっていく。
私は部屋の隅で、息を殺してその光景を見ていた。彼がこんなにも優しい顔をするなんて。
夕闇の中、マーサさんの手を握り続ける彼の背中はどこか寂しくて、でもとても温かかった。
「……すまん」
しばらくしてマーサさんが完全に眠りについたのを確認すると、ジークさんは手を離して立ち上がった。
「勝手な真似をした」
「いいえ……ありがとうございます。ジークさんのおかげで、落ち着いたみたいです」
私は心からの感謝を伝えた。
「お礼にお茶でも淹れます。下へ行きましょう」
一階のキッチンで、私はハーブティーを淹れた。
向かい合って座ると、彼は少しバツが悪そうにカップをいじっていた。
「……俺も、婆ちゃん子だったんだ」
沈黙に耐えかねたのか、彼がぽつりと話し始めた。
「田舎に置いてきた。もう何年も会ってない。……ここに来ると、思い出すんだ」
「そうだったんですね」
「あの黒パンの味も、俺の故郷の味に似てる。……だからなくなると困る」
彼は照れ隠しのように、そっぽを向いて言った。
なくなると困る。
それは「店が潰れたら困る」という意味だろうか。それとも「マーサさんがいなくなったら困る」という意味だろうか。
どちらにせよ、彼にとってこの店が特別な場所になっていることは確かだった。
「大丈夫ですよ」
私は微笑んだ。
「マーサさんは強い人です。それに、私がついてますから。絶対に元気にさせます」
「……ああ。頼む」
彼は私を真っ直ぐに見た。
その瞳に宿る信頼の色に、私の胸が少しだけ高鳴った。
「それと、エマ」
「はい?」
「……あんたも無理をするな。顔色が悪い」
大きな手が不意に私の頭に伸びてきた。
ポンと軽く置かれる。子供をあやすような不器用な手つき。
「一人で抱え込むな。……俺がいる」
え、と思考が停止した。
頭に乗った掌の熱さが全身に伝播していく。
彼は自分のしたことに気づいてハッとしたように手を引っ込めたが、もう遅い。
「もう遅いので帰る!」
彼はガタッと椅子を鳴らして立ち上がり、逃げるように裏口へ向かった。
「あ、はい! おやすみなさい!」
バタンと扉が閉まる。
残された静寂の中で、私は自分の頭に手をやった。まだ、温かい。
「……『俺がいる』って、どういう意味よ」
期待しちゃダメだ。彼はただの親切な常連さんで、私はただの店員。でも、異世界の夜は静かすぎて自分の心臓の音だけがうるさく響いていた。
二階ではマーサさんが安らかな寝息を立てている。長い夜が明ければ、きっとまた新しい一日が始まるだから。
31
あなたにおすすめの小説
不貞の子を身籠ったと夫に追い出されました。生まれた子供は『精霊のいとし子』のようです。
桧山 紗綺
恋愛
【完結】嫁いで5年。子供を身籠ったら追い出されました。不貞なんてしていないと言っても聞く耳をもちません。生まれた子は間違いなく夫の子です。夫の子……ですが。 私、離婚された方が良いのではないでしょうか。
戻ってきた実家で子供たちと幸せに暮らしていきます。
『精霊のいとし子』と呼ばれる存在を授かった主人公の、可愛い子供たちとの暮らしと新しい恋とか愛とかのお話です。
※※番外編も完結しました。番外編は色々な視点で書いてます。
時系列も結構バラバラに本編の間の話や本編後の色々な出来事を書きました。
一通り主人公の周りの視点で書けたかな、と。
番外編の方が本編よりも長いです。
気がついたら10万文字を超えていました。
随分と長くなりましたが、お付き合いくださってありがとうございました!
「貴女じゃ彼に不釣りあいだから別れて」と言われたので別れたのですが、呪われた上に子供まで出来てて一大事です!?
綾織季蝶
恋愛
「貴女じゃ彼に不釣りあいだから別れて」そう告げられたのは孤児から魔法省の自然管理科の大臣にまで上り詰めたカナリア・スタインベック。
相手はとある貴族のご令嬢。
確かに公爵の彼とは釣り合うだろう、そう諦めきった心で承諾してしまう。
別れる際に大臣も辞め、実家の誰も寄り付かない禁断の森に身を潜めたが…。
何故か呪われた上に子供まで出来てしまった事が発覚して…!?
【完結】堅物な婚約者には子どもがいました……人は見かけによらないらしいです。
大森 樹
恋愛
【短編】
公爵家の一人娘、アメリアはある日誘拐された。
「アメリア様、ご無事ですか!」
真面目で堅物な騎士フィンに助けられ、アメリアは彼に恋をした。
助けたお礼として『結婚』することになった二人。フィンにとっては公爵家の爵位目当ての愛のない結婚だったはずだが……真面目で誠実な彼は、アメリアと不器用ながらも徐々に距離を縮めていく。
穏やかで幸せな結婚ができると思っていたのに、フィンの前の彼女が現れて『あの人の子どもがいます』と言ってきた。嘘だと思いきや、その子は本当に彼そっくりで……
あの堅物婚約者に、まさか子どもがいるなんて。人は見かけによらないらしい。
★アメリアとフィンは結婚するのか、しないのか……二人の恋の行方をお楽しみください。
貧乏男爵家の末っ子が眠り姫になるまでとその後
空月
恋愛
貧乏男爵家の末っ子・アルティアの婚約者は、何故か公爵家嫡男で非の打ち所のない男・キースである。
魔術学院の二年生に進学して少し経った頃、「君と俺とでは釣り合わないと思わないか」と言われる。
そのときは曖昧な笑みで流したアルティアだったが、その数日後、倒れて眠ったままの状態になってしまう。
すると、キースの態度が豹変して……?
【完結】婚約破棄されたら、呪いが解けました
あきゅう
恋愛
人質として他国へ送られた王女ルルベルは、その国の人たちに虐げられ、婚約者の王子からも酷い扱いを受けていた。
この物語は、そんな王女が幸せを掴むまでのお話。
義弟の婚約者が私の婚約者の番でした
五珠 izumi
ファンタジー
「ー…姉さん…ごめん…」
金の髪に碧瞳の美しい私の義弟が、一筋の涙を流しながら言った。
自分も辛いだろうに、この優しい義弟は、こんな時にも私を気遣ってくれているのだ。
視界の先には
私の婚約者と義弟の婚約者が見つめ合っている姿があった。
追放された悪役令嬢はシングルマザー
ララ
恋愛
神様の手違いで死んでしまった主人公。第二の人生を幸せに生きてほしいと言われ転生するも何と転生先は悪役令嬢。
断罪回避に奮闘するも失敗。
国外追放先で国王の子を孕んでいることに気がつく。
この子は私の子よ!守ってみせるわ。
1人、子を育てる決心をする。
そんな彼女を暖かく見守る人たち。彼女を愛するもの。
さまざまな思惑が蠢く中彼女の掴み取る未来はいかに‥‥
ーーーー
完結確約 9話完結です。
短編のくくりですが10000字ちょっとで少し短いです。
【完結】「かわいそう」な公女のプライド
干野ワニ
恋愛
馬車事故で片脚の自由を奪われたフロレットは、それを理由に婚約者までをも失い、過保護な姉から「かわいそう」と口癖のように言われながら日々を過ごしていた。
だが自分は、本当に「かわいそう」なのだろうか?
前を向き続けた令嬢が、真の理解者を得て幸せになる話。
※長編のスピンオフですが、単体で読めます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる