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第7話 迷惑電話はお断り、ただし出張害虫駆除は別
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『な……! い、今、なんとおっしゃいましたかな!? 取り込み中、ですと!?』
魔法陣の向こうで、宮廷魔術師長らしき老人が素っ頓狂な声を上げた。その顔は「この世の終わりだ」とでも言いたげに青ざめている。
「ええ、そう言いましたけど。聞こえませんでした?」
私は巨大なバジリスクの世話をして、オークキング一頭分のミンチ肉を処理して、荒れ果てた畑をどうにかして、それから冒険の準備のリストを……。
ああ、もう! やることが多すぎるのよ!
『し、しかし、賢者様! 王国の百万の民の命が懸かっているのですぞ!』
「うーん、そう言われましても……。私、ここの住民ですし、王国の国民じゃないので、納税の義務もなければ、国を守る義理もないんですよね」
15年前に、一方的に国籍を捨てさせてもらいましたので。
『そ、そのような……!』
老人がさらに何か言おうとした、その時だった。
「リリ殿! お願いします!」
今まで呆然と成り行きを見守っていたアレクが、私の前に立ちはだかった。その瞳は、必死の光に濡れている。
「僕の……仲間たちが、今も王都で戦っています! 僕の家族も……! このままでは、みんな死んでしまう!」
「……」
「あなたほどの力があれば、きっと……! どうか、どうかお願いします!」
アレクは持っていた岩を地面に置くと、再びその場で膝をつき、深く、深く頭を下げた。
「この通りです!」
悲痛な声だった。
彼女にとっては、私が唯一の希望なのだろう。その気持ちは、分からないでもない。
でもね。
私は目の前で騒がしく点滅している魔法陣を、まるでハエでも払うかのように、ぱしん、と軽く手で叩いた。
「きゃんっ!」
魔法陣は子犬みたいな悲鳴を上げて、光の粒になって消滅した。
迷惑電話は、これで強制終了だ。
「リ、リリ殿……!? なぜ……」
顔を上げたアレクが、信じられないという顔で私を見る。
「どうして助けてくれないのですか!? あなたにとっては、造作もないことのはずだ!」
「そうね。多分、造作もないことなんでしょうね」
私は静かに答えた。
「でも、なんで私が助けなきゃいけないの?」
「え……?」
「王都がどうなろうと、王国が滅びようと、私の知ったことじゃないわ。だって、私はその王国から逃げてきたんだもの」
貴族社会のしがらみ、政略結婚の道具としての人生、息苦しいだけの毎日。
クライフォルト公爵令嬢、リリアンヌとしての私を誰も助けてはくれなかった。誰も、私のことなんて見ていなかった。
「私はね、アレク。この森で15年かけて、自分の手で平穏な暮らしを築いたの。喋る鎧や、屋根裏のドラゴンや、巨大なペットと一緒に、のんびり誰にも邪魔されずに生きていきたかっただけ。それが私のスローライフ。私の宝物なの」
だから、と私は続ける。
「それを捨ててまで、私を捨てた人たちを助けに行く義理なんて、どこにもないでしょ?」
私の言葉に、アレクは何も言えなくなった。ただ、悔しそうに唇を噛み締め俯いている。
冷たい言い方だって分かってる。でも、これが私の本心だった。
ごめんね、アレク。あなたの故郷のことは気の毒に思う。でも、それはあなたの問題で、私の問題じゃないのよ。
そう心の中で呟き、この話は終わり、とばかりに背を向けた、その時。
ズン……ズズン……!
遠くから地面が揺れるような、不気味な振動が伝わってきた。
地震? いや、違う。これは無数の足音。
ピィィッ!
一羽の小鳥が猛スピードで飛んでくると、私の肩に止まった。そして、必死に何かを訴えかけてくる。森の動物たちは、私の良き隣人であり、情報網でもある。
私は小鳥のさえずりに耳を傾ける。その内容は、決して聞き過ごせるものではなかった。
「……リリ殿?」
私の表情が変わったことに気づいたアレクが不思議そうに声をかけてくる。
私は、ゆっくりと、音のする方向――森の東側に顔を向けた。
「……小鳥が教えてくれたわ」
自分の声が驚くほど、低く、冷たくなっているのが分かった。
「王都に向かってた魔物の群れ、その一部がこっちに向かってるって」
それだけなら、まだ良かった。
所詮、通りすがりの魔物だ。放っておけば、そのうちどこかへ行くだろう。
――でも。
「あいつら……森の木々を、燃やしてるそうよ」
森は、私の家だ。
庭であり、食料庫であり、家族の住処だ。そこに土足で上がり込み、火を放つ。
それは、もはや『王国の危機』なんていう、他人事じゃない。
私に対する、明確な『宣戦布告』だ。
「……はぁ」
私は一つ深いため息をついた。
せっかく手に入れたばかりの、新しい調理ナイフ。試し斬りで丘を一つ消し飛ばしてしまったから、切れ味の調整が必要だと思っていたところだった。
うん、ちょうどいい。
私は、傍に置いてあった『万能調理ナイフ』を、すっと手に取った。
さっきまでの、面倒くさそうな雰囲気は、もうどこにもない。
「リリ殿……?」
「アレク、悪いけど、王女様へのお届け物は、少し後回しにしてもらえる?」
私の瞳には、燃え盛る森の光景が、はっきりと見えていた。
「ちょっと、出張害虫駆除に行ってくる」
「……え?」
「うちの庭を荒らす奴らは、一匹残らず根絶やしにしなきゃいけないでしょ?」
私のスローライフを邪魔する奴は、誰であろうと容赦しない。
さあ、お掃除の時間だ。
魔法陣の向こうで、宮廷魔術師長らしき老人が素っ頓狂な声を上げた。その顔は「この世の終わりだ」とでも言いたげに青ざめている。
「ええ、そう言いましたけど。聞こえませんでした?」
私は巨大なバジリスクの世話をして、オークキング一頭分のミンチ肉を処理して、荒れ果てた畑をどうにかして、それから冒険の準備のリストを……。
ああ、もう! やることが多すぎるのよ!
『し、しかし、賢者様! 王国の百万の民の命が懸かっているのですぞ!』
「うーん、そう言われましても……。私、ここの住民ですし、王国の国民じゃないので、納税の義務もなければ、国を守る義理もないんですよね」
15年前に、一方的に国籍を捨てさせてもらいましたので。
『そ、そのような……!』
老人がさらに何か言おうとした、その時だった。
「リリ殿! お願いします!」
今まで呆然と成り行きを見守っていたアレクが、私の前に立ちはだかった。その瞳は、必死の光に濡れている。
「僕の……仲間たちが、今も王都で戦っています! 僕の家族も……! このままでは、みんな死んでしまう!」
「……」
「あなたほどの力があれば、きっと……! どうか、どうかお願いします!」
アレクは持っていた岩を地面に置くと、再びその場で膝をつき、深く、深く頭を下げた。
「この通りです!」
悲痛な声だった。
彼女にとっては、私が唯一の希望なのだろう。その気持ちは、分からないでもない。
でもね。
私は目の前で騒がしく点滅している魔法陣を、まるでハエでも払うかのように、ぱしん、と軽く手で叩いた。
「きゃんっ!」
魔法陣は子犬みたいな悲鳴を上げて、光の粒になって消滅した。
迷惑電話は、これで強制終了だ。
「リ、リリ殿……!? なぜ……」
顔を上げたアレクが、信じられないという顔で私を見る。
「どうして助けてくれないのですか!? あなたにとっては、造作もないことのはずだ!」
「そうね。多分、造作もないことなんでしょうね」
私は静かに答えた。
「でも、なんで私が助けなきゃいけないの?」
「え……?」
「王都がどうなろうと、王国が滅びようと、私の知ったことじゃないわ。だって、私はその王国から逃げてきたんだもの」
貴族社会のしがらみ、政略結婚の道具としての人生、息苦しいだけの毎日。
クライフォルト公爵令嬢、リリアンヌとしての私を誰も助けてはくれなかった。誰も、私のことなんて見ていなかった。
「私はね、アレク。この森で15年かけて、自分の手で平穏な暮らしを築いたの。喋る鎧や、屋根裏のドラゴンや、巨大なペットと一緒に、のんびり誰にも邪魔されずに生きていきたかっただけ。それが私のスローライフ。私の宝物なの」
だから、と私は続ける。
「それを捨ててまで、私を捨てた人たちを助けに行く義理なんて、どこにもないでしょ?」
私の言葉に、アレクは何も言えなくなった。ただ、悔しそうに唇を噛み締め俯いている。
冷たい言い方だって分かってる。でも、これが私の本心だった。
ごめんね、アレク。あなたの故郷のことは気の毒に思う。でも、それはあなたの問題で、私の問題じゃないのよ。
そう心の中で呟き、この話は終わり、とばかりに背を向けた、その時。
ズン……ズズン……!
遠くから地面が揺れるような、不気味な振動が伝わってきた。
地震? いや、違う。これは無数の足音。
ピィィッ!
一羽の小鳥が猛スピードで飛んでくると、私の肩に止まった。そして、必死に何かを訴えかけてくる。森の動物たちは、私の良き隣人であり、情報網でもある。
私は小鳥のさえずりに耳を傾ける。その内容は、決して聞き過ごせるものではなかった。
「……リリ殿?」
私の表情が変わったことに気づいたアレクが不思議そうに声をかけてくる。
私は、ゆっくりと、音のする方向――森の東側に顔を向けた。
「……小鳥が教えてくれたわ」
自分の声が驚くほど、低く、冷たくなっているのが分かった。
「王都に向かってた魔物の群れ、その一部がこっちに向かってるって」
それだけなら、まだ良かった。
所詮、通りすがりの魔物だ。放っておけば、そのうちどこかへ行くだろう。
――でも。
「あいつら……森の木々を、燃やしてるそうよ」
森は、私の家だ。
庭であり、食料庫であり、家族の住処だ。そこに土足で上がり込み、火を放つ。
それは、もはや『王国の危機』なんていう、他人事じゃない。
私に対する、明確な『宣戦布告』だ。
「……はぁ」
私は一つ深いため息をついた。
せっかく手に入れたばかりの、新しい調理ナイフ。試し斬りで丘を一つ消し飛ばしてしまったから、切れ味の調整が必要だと思っていたところだった。
うん、ちょうどいい。
私は、傍に置いてあった『万能調理ナイフ』を、すっと手に取った。
さっきまでの、面倒くさそうな雰囲気は、もうどこにもない。
「リリ殿……?」
「アレク、悪いけど、王女様へのお届け物は、少し後回しにしてもらえる?」
私の瞳には、燃え盛る森の光景が、はっきりと見えていた。
「ちょっと、出張害虫駆除に行ってくる」
「……え?」
「うちの庭を荒らす奴らは、一匹残らず根絶やしにしなきゃいけないでしょ?」
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さあ、お掃除の時間だ。
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