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第3章 宿敵の家と宿敵でなくなってから
第176話 カイラスの迷い、ライラックの予定
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別邸からの帰り道で、私は馬車に揺られていた。正面には妻であるローズが不貞腐れた顔で座っている。
「遠くからフォルス家当主の演説を聞いていたけど、北と手を取り合うとかできるの?」
「出来るかどうかはさておき、手を取り合った方が良い、というのは事実だ」
正直に意見を述べると、ローズはふーん、と呟いて退屈そうに窓の外を見る。
「私はお断りだけどね。北と仲良くするって、あのレティシアとも親しくするってことでしょ?北の夫人たちに対して優位に立てるのは良いかもしれないけど、あの女だけは嫌。……っていうかちょっと待って、そういえばフォルスとアークゲートの反発を無くす開発をしているとか言っていたけど、あんたそれ受け入れたの?」
「ああ、呪いが消えることは良い事だからな」
「はぁ!? じゃあどっちにせよ今後あの女と会う機会はもっと増えるじゃない。本当、めんどくさいったらないわ」
苛々した様子で窓際に置いた腕の指を忙しなく動かすローズはしかし頭にアークゲートの当主を思い浮かべたのか、少しだけ青い顔をして首を横に振った。
かと思うと、私の事をじっと見て、口を開いた。
「あんたからしたらそれでいいわけ? よくフォルス家の事を気にしているけど、北と近づくのはあんたが当主なら絶対にしない事でしょ?」
「……私はフォルス家の当主ではない」
「もし当主だったらって言ってんでしょ? 当主だったらやるの? やらないの?」
「……やらない」
というよりも、きっと出来ないという方が正しい。そもそも考えもつかないだろう。少なくともフォルス家を栄えさせるという事において、宿敵のアークゲートが在る北とはいがみ合う以外の選択肢は出ない筈だ。
正直に答えると、ローズは大きくため息を吐いて、私を冷たい目で見た。
「あんたが当主なら未来に変な不安を感じなくていいのに、なんで次期当主の座から降りたりしたかなぁ……」
「私がアークゲート当主の力を受けたノヴァに勝てるわけがないだろう」
「ちっ、結局あの女ね。本当にどいつもこいつもレティシアレティシアレティシア……まあ、あの女が恐ろしいのは分かるけど」
ローズの言葉を聞きながら私は考える。彼女の今の言葉はいつもの愚痴だ。感情が高ぶったり気に入らないことがあると良く起こることだ。だからそれに対して今更思うところはない。どうせしばらくすれば一人だけ気持ちよくなって、落ち着くだろう。
「…………」
けれどその一方で、私はある言葉を思い出していた。
もしも私が、フォルス家の当主だったなら。
考えても詮無きことなのは分かっている。けれど少しだけ考えてしまう。もし私がそうなったら、きっとこれまで言われてきたとおりにフォルスの繁栄のために尽力するだろう。
そんな私のやり方とノヴァのやり方を比べてどちらが良いのかは分からない。どちらがよりフォルス家のためになるのかも分からない。
結局何もかも、私は分からないままだ。
×××
親睦会の別邸から馬車で自分の屋敷に帰ってきた俺は執務室に戻り、椅子に座る。そして別邸でのことを思い出し、鼻で笑った。
「呪いを打ち消す薬の開発……か」
まず思い出したのはノヴァから聞いた件だ。これに関してはよくやったという気持ちが半分、どうなるか分からないという不安が半分だ。
「呪いが消えること自体は良い事だ。長年頭を悩ませてきた問題が無くなるのだからな」
フォルスが北のアークゲートに対して劣勢に立たされていた理由の一つに呪いがある。相容れない両家は必ず優劣がつく。その根本にあるのが覇気と魔力の反発だ。それが解消されるのは良い事だ。
少なくとも、フォルスがアークゲートと一緒の空間に居るだけで苦しむことは無くなるだろう。
けれどもそれはアークゲートからしても同じこと。この薬の開発はフォルスが発展する足掛かりになりうるが、それはアークゲートもだ。
だが、現状あの悪魔が居る以上、フォルス家は圧倒的に不利。奴は呪いを受けても平然としている程の力の持ち主らしいし、総合的に考えると呪いを打ち消す薬の開発は良い、という事になる。
「……色々なことを考え、開発については受け入れた。まあそれはいい。ノヴァの宣言の件についても今は別に構わん」
続いて考えたのは親睦会でのノヴァの宣言の事。正直、聞いていて思ったことは馬鹿馬鹿しい、という事だ。
北と手を取り合う? その第一歩としてアークゲートと手を結ぶ?
そうなると先の薬の開発も変な足掛かりになってしまったと考え、忌々しく思う。
「……まあ、どうせ今だけの事だ」
ノヴァの代は仕方がないだろう。あの悪魔が居る以上、フォルスはアークゲートに接近しなくてはならない。そこに関してはもう諦めている。
しかしその次の代や、また次の代は違うだろう。ノヴァの子がフォルスになるのかアークゲートになるのかは知らんが、近づいた北と南はいつかまた必ず離れる。これまでそうだったのだ。それがそう簡単に変わるものか。
そうなったときにフォルスがフォルスとして残り、そして栄えていればいい。
俺はもう寿命でこの世には居ないかもしれないが、それでもいい。この代はアークゲートにくれてやる。だがこの次の代やさらにその次の代は……。
背もたれに身を預け、俺は息を大きく吐く。
「……結局は時間が解決するのを待つだけか。もどかしいことこの上ないな」
考えられるのは未来の事だけだ。それもまだ先のことで、俺が何かできるわけもない。非常に面倒だなと感じる。あの悪魔が居るから考えても仕方がないとはいえ、どうしても考えてしまう。
「カイラスが当主なら、どれだけ良かったことか」
カイラスが当主ならここまで憂鬱な気持ちになることもなかっただろう。今まで通り、フォルスの事だけを考えるフォルス家のままで居られたはずだ。
「……考えても詮無きことだが、そう思わずにはいられないな」
少しの気だるさと寒さを感じて俺は椅子から立ち上がり、背後にある窓を閉めた。体調には気を付けているが、別邸への移動で疲れたのかもしれないと思って目頭を押さえる。
気分が悪い、寝るとしよう。
そう考えて、俺は寝室へと向かうために執務室を後にした。
「遠くからフォルス家当主の演説を聞いていたけど、北と手を取り合うとかできるの?」
「出来るかどうかはさておき、手を取り合った方が良い、というのは事実だ」
正直に意見を述べると、ローズはふーん、と呟いて退屈そうに窓の外を見る。
「私はお断りだけどね。北と仲良くするって、あのレティシアとも親しくするってことでしょ?北の夫人たちに対して優位に立てるのは良いかもしれないけど、あの女だけは嫌。……っていうかちょっと待って、そういえばフォルスとアークゲートの反発を無くす開発をしているとか言っていたけど、あんたそれ受け入れたの?」
「ああ、呪いが消えることは良い事だからな」
「はぁ!? じゃあどっちにせよ今後あの女と会う機会はもっと増えるじゃない。本当、めんどくさいったらないわ」
苛々した様子で窓際に置いた腕の指を忙しなく動かすローズはしかし頭にアークゲートの当主を思い浮かべたのか、少しだけ青い顔をして首を横に振った。
かと思うと、私の事をじっと見て、口を開いた。
「あんたからしたらそれでいいわけ? よくフォルス家の事を気にしているけど、北と近づくのはあんたが当主なら絶対にしない事でしょ?」
「……私はフォルス家の当主ではない」
「もし当主だったらって言ってんでしょ? 当主だったらやるの? やらないの?」
「……やらない」
というよりも、きっと出来ないという方が正しい。そもそも考えもつかないだろう。少なくともフォルス家を栄えさせるという事において、宿敵のアークゲートが在る北とはいがみ合う以外の選択肢は出ない筈だ。
正直に答えると、ローズは大きくため息を吐いて、私を冷たい目で見た。
「あんたが当主なら未来に変な不安を感じなくていいのに、なんで次期当主の座から降りたりしたかなぁ……」
「私がアークゲート当主の力を受けたノヴァに勝てるわけがないだろう」
「ちっ、結局あの女ね。本当にどいつもこいつもレティシアレティシアレティシア……まあ、あの女が恐ろしいのは分かるけど」
ローズの言葉を聞きながら私は考える。彼女の今の言葉はいつもの愚痴だ。感情が高ぶったり気に入らないことがあると良く起こることだ。だからそれに対して今更思うところはない。どうせしばらくすれば一人だけ気持ちよくなって、落ち着くだろう。
「…………」
けれどその一方で、私はある言葉を思い出していた。
もしも私が、フォルス家の当主だったなら。
考えても詮無きことなのは分かっている。けれど少しだけ考えてしまう。もし私がそうなったら、きっとこれまで言われてきたとおりにフォルスの繁栄のために尽力するだろう。
そんな私のやり方とノヴァのやり方を比べてどちらが良いのかは分からない。どちらがよりフォルス家のためになるのかも分からない。
結局何もかも、私は分からないままだ。
×××
親睦会の別邸から馬車で自分の屋敷に帰ってきた俺は執務室に戻り、椅子に座る。そして別邸でのことを思い出し、鼻で笑った。
「呪いを打ち消す薬の開発……か」
まず思い出したのはノヴァから聞いた件だ。これに関してはよくやったという気持ちが半分、どうなるか分からないという不安が半分だ。
「呪いが消えること自体は良い事だ。長年頭を悩ませてきた問題が無くなるのだからな」
フォルスが北のアークゲートに対して劣勢に立たされていた理由の一つに呪いがある。相容れない両家は必ず優劣がつく。その根本にあるのが覇気と魔力の反発だ。それが解消されるのは良い事だ。
少なくとも、フォルスがアークゲートと一緒の空間に居るだけで苦しむことは無くなるだろう。
けれどもそれはアークゲートからしても同じこと。この薬の開発はフォルスが発展する足掛かりになりうるが、それはアークゲートもだ。
だが、現状あの悪魔が居る以上、フォルス家は圧倒的に不利。奴は呪いを受けても平然としている程の力の持ち主らしいし、総合的に考えると呪いを打ち消す薬の開発は良い、という事になる。
「……色々なことを考え、開発については受け入れた。まあそれはいい。ノヴァの宣言の件についても今は別に構わん」
続いて考えたのは親睦会でのノヴァの宣言の事。正直、聞いていて思ったことは馬鹿馬鹿しい、という事だ。
北と手を取り合う? その第一歩としてアークゲートと手を結ぶ?
そうなると先の薬の開発も変な足掛かりになってしまったと考え、忌々しく思う。
「……まあ、どうせ今だけの事だ」
ノヴァの代は仕方がないだろう。あの悪魔が居る以上、フォルスはアークゲートに接近しなくてはならない。そこに関してはもう諦めている。
しかしその次の代や、また次の代は違うだろう。ノヴァの子がフォルスになるのかアークゲートになるのかは知らんが、近づいた北と南はいつかまた必ず離れる。これまでそうだったのだ。それがそう簡単に変わるものか。
そうなったときにフォルスがフォルスとして残り、そして栄えていればいい。
俺はもう寿命でこの世には居ないかもしれないが、それでもいい。この代はアークゲートにくれてやる。だがこの次の代やさらにその次の代は……。
背もたれに身を預け、俺は息を大きく吐く。
「……結局は時間が解決するのを待つだけか。もどかしいことこの上ないな」
考えられるのは未来の事だけだ。それもまだ先のことで、俺が何かできるわけもない。非常に面倒だなと感じる。あの悪魔が居るから考えても仕方がないとはいえ、どうしても考えてしまう。
「カイラスが当主なら、どれだけ良かったことか」
カイラスが当主ならここまで憂鬱な気持ちになることもなかっただろう。今まで通り、フォルスの事だけを考えるフォルス家のままで居られたはずだ。
「……考えても詮無きことだが、そう思わずにはいられないな」
少しの気だるさと寒さを感じて俺は椅子から立ち上がり、背後にある窓を閉めた。体調には気を付けているが、別邸への移動で疲れたのかもしれないと思って目頭を押さえる。
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そう考えて、俺は寝室へと向かうために執務室を後にした。
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