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軍隊ダンジョン⑦
買い取りから数日後、再び軍隊ダンジョンへ。
予定は10日間。ビアンカとルージュは最終階まで行きたいと。
色々話し合い、私と晃太のレベルアップに関してだけど、出来れば10階あたりの初心者エリアが良かったけど。最終的に手っ取り早くレベルを上げようと言うことに。
いいのかなあ。
結局、転移石を使用して30階に。
晃太が地図を片手に30階を見て回っている。もちろんビアンカかルージュの、どちらかに付いてもらっている。
情報がお金になったので、やる気になって、せっせと書き込んでいる。晃太の貴重な収入源だ。なので、せっせと書き込んでいる。
時々、軍隊蟻を、ひーひー言いながらフライパンで叩く。
そんなこんなで5日後、35階のボス部屋に。
情報では、とかげとかの爬虫類が多く出るそうだ。
いやや、爬虫類。
「あえて残さんでいいからね」
『分かったのです』
『任せて』
ビアンカが開けて、ルージュが飛び込む。ノワールが行きたいと、ブヒヒン言っているが宥める。
相変わらず、ちゅどん、どかん。
ビアンカが援護の為に、風乙女(シルフィリア)で飛び込む。
ちゅどん、どかん。
相変わらず、凄か。
とことこと、ビアンカとルージュが出てくる。
「お疲れ様、なんやったね?」
『リザードなのです』
『サラマンダーもいたわ』
サラマンダーとは火を噴くとかげとな。いかんでよかった。
「大丈夫ね? 火傷とかしてない?」
『あの程度の火で、私達にキズはつかないわ』
『そうよ。倍の火炎でお返ししたわ』
「そうね」
火を噴くとかげを、火で制したのね。
せっせとドロップ品を拾う。
何枚か赤っぽい革がある。牙に、瓶に入った肝。あ、牙も赤っぽいのがある。魔石の何個か赤い物もある。
カートの籠に次々入れて、晃太に渡す。
〆に出てきた宝箱。
ルージュがチェックする。罠なし。
「では、開けましょう」
ワクワク。
お、ビロードの箱。
開けるとキラキラ、キラキラ、キラキラ。
ダイヤモンドのブレスレットにネックレス、イヤリング。軍隊ダンジョンで初めて宝飾品がでた。
もう一つ、ビロードの箱。
小さな石の嵌まった指輪。
『それ、魔力を感じるわ』
マジックアイテムね。
「お父さんの鑑定待ちやね。晃太、合計は?」
「えっとなあ。革が30、赤い革が25、牙が350、赤い牙は163、肝は20、魔石が68、赤い魔石が50、大きめな魔石が8、赤い大きめな魔石が7」
3桁。
明日は未開の階のため、本日はボス部屋の前でルームを開けた。
それからも夕食後に食後の運動と、ボス部屋をちゅどん、どかん。
金属やら大量の絵具が出てきた。
『マジックバッグがもう一つ欲しいのです』
『そうね、もう一つ欲しいわ』
「一つあればよかやん?」
『『ぶーぶー』』
私はビアンカとルージュを宥めた。
次の日、36階に。
「沼あぁ」
見渡す限り、湿地帯。
「ビアンカ、こんな感じやけん、道ば作ってくれる?」
『いいのですよ』
「ルージュ、方角お願いね。他に冒険者の方はおらん?」
『任せて。他に誰もいないわ』
ルームに晃太、ノワール、5匹は避難。
ビアンカが地面を凍りつかせて、まっすぐ進む。
途中で、色んな虫が来た。
ひー、でっかい蜻蛉がー。
足がもつれそうになりながら走り抜ける。
途中のセーフティゾーンで休みながら進む。
ボス部屋に着いたのは、昼を回っていた。
「ああ、疲れた………」
『ユイ、ボス部屋なのです』
『早く行きましょう』
人気のスイーツを買いに行きましょう、みたいな感じで言わんで。
お茶を飲んで、一呼吸する。
扉は大きな鋼鉄製だ。
ルージュが扉の中に、黒い霞を入り込ませている。
「どうしたん?」
『これである程度は中に何がいるか分かるのよ』
「へえ、便利やね」
『レベルが上がってから使えるようになったのよ。まあ、精度はいまいちだけどね』
分かるのはボス部屋の広さ、構造。それから潜んでいる魔物だが、これは扉を開ける者によって変わるので、あまり当てにならないと。
「十分凄かよ。何か分かった?」
『そうね。かなり中は広いわ。それと亀のようね』
亀か。コラーゲン。いかんいかん。
どうするか、ビアンカとルージュが相談。ルージュが開けて、ビアンカが雷女帝(エル・カテリーナ)で飛び込むことに。
飛び込む前に、防音の魔法をかけてもらう。
私は念のために耳を塞ぐ。
ルージュが扉を開けて、ビアンカが雷を纏って弾丸のように飛び込んで行く。すぐにルージュが続く。
ちゅどどどどどん
ちゅどどどどどん
どかーん
どかーん
相変わらず凄かあ。
ちゅどーん
ちゅどーん
どかーん
どかーん
しばらくして、ビアンカとルージュが出てくる。
何か時間かかったね。
「大丈夫ね? 時間かかったね」
『大丈夫なのです。ちょっと、魔法が効きにくいのがいたのです』
「魔法が効かん? カブトムシやったと?」
『いいえ。亀ばっかりだったけど、一匹だけ、ドラゴンが混じってて。装甲竜(アーマードラゴン)よ』
出ましたドラゴンッ。
恐る恐る覗くと散らばるドロップ品。
晃太にルームから出てもらい、ドロップ品を拾う。ひー、目玉の入った瓶があるう。だけど、きっとこれで出来たポーションは、たくさんの人を救うはず。感謝して拾おう。
最後に出てきた大きな宝箱。ルージュがチェックして、罠がある。
『ちょっと手強いわ。少し待ってね』
「よかよ、ゆっくりしてね」
しばらくルージュは宝箱と対面し、ぱきり、と音がする。
『大丈夫よ』
「ありがとうルージュ、さ、晃太どうぞ」
「ん」
開けると、びっしり竹の水筒が。合計48本。ビールケースふたつぶん。後は上級ポーションが10本。単純計算で1740万かあ。すごかあ。ポーションは引き取りになる。
『ねえねえユイ』
『ドラゴンのお肉焼いてなのです』
「今のドラゴン? ダメよ、お父さんの鑑定待ちよ。お腹でも壊したら、元気達のお乳どうするん? ダメよダメ」
『『ぶーぶー』』
「代わりに、マーファのドラゴンステーキ出すけん、我慢してん」
『分かったのです』
『いいわ。甘いのも欲しいわ』
「分かっとるって。今日はフルーツたっぷりのケーキやからね」
『早くルームに入るのです』
『お腹すいたわ』
「はいはい」
もう、かわいかね。
「晃太、いくつね?」
「えっとな。甲羅が48、亀の肉が36、血が100本。ドラゴンの革、腎臓、目玉、肺、心臓が1個ずつ。血の瓶が20本、骨が大小合わせて43、爪が3、牙が6、装甲が5、後は肉やな。魔石が55、特大が1個や」
ダンジョンの便利なところは、解体した状態でドロップ品が出てくるが、一体で取れる種類も量が少ない。ダンジョンの不思議だ。前回のドラゴンはすべての素材を得られたけど、今回は肝臓とかなかった。
『ユイ、どうしたの?』
『お腹、空いたのです』
「はいはい、ごめんね」
予定は10日間。ビアンカとルージュは最終階まで行きたいと。
色々話し合い、私と晃太のレベルアップに関してだけど、出来れば10階あたりの初心者エリアが良かったけど。最終的に手っ取り早くレベルを上げようと言うことに。
いいのかなあ。
結局、転移石を使用して30階に。
晃太が地図を片手に30階を見て回っている。もちろんビアンカかルージュの、どちらかに付いてもらっている。
情報がお金になったので、やる気になって、せっせと書き込んでいる。晃太の貴重な収入源だ。なので、せっせと書き込んでいる。
時々、軍隊蟻を、ひーひー言いながらフライパンで叩く。
そんなこんなで5日後、35階のボス部屋に。
情報では、とかげとかの爬虫類が多く出るそうだ。
いやや、爬虫類。
「あえて残さんでいいからね」
『分かったのです』
『任せて』
ビアンカが開けて、ルージュが飛び込む。ノワールが行きたいと、ブヒヒン言っているが宥める。
相変わらず、ちゅどん、どかん。
ビアンカが援護の為に、風乙女(シルフィリア)で飛び込む。
ちゅどん、どかん。
相変わらず、凄か。
とことこと、ビアンカとルージュが出てくる。
「お疲れ様、なんやったね?」
『リザードなのです』
『サラマンダーもいたわ』
サラマンダーとは火を噴くとかげとな。いかんでよかった。
「大丈夫ね? 火傷とかしてない?」
『あの程度の火で、私達にキズはつかないわ』
『そうよ。倍の火炎でお返ししたわ』
「そうね」
火を噴くとかげを、火で制したのね。
せっせとドロップ品を拾う。
何枚か赤っぽい革がある。牙に、瓶に入った肝。あ、牙も赤っぽいのがある。魔石の何個か赤い物もある。
カートの籠に次々入れて、晃太に渡す。
〆に出てきた宝箱。
ルージュがチェックする。罠なし。
「では、開けましょう」
ワクワク。
お、ビロードの箱。
開けるとキラキラ、キラキラ、キラキラ。
ダイヤモンドのブレスレットにネックレス、イヤリング。軍隊ダンジョンで初めて宝飾品がでた。
もう一つ、ビロードの箱。
小さな石の嵌まった指輪。
『それ、魔力を感じるわ』
マジックアイテムね。
「お父さんの鑑定待ちやね。晃太、合計は?」
「えっとなあ。革が30、赤い革が25、牙が350、赤い牙は163、肝は20、魔石が68、赤い魔石が50、大きめな魔石が8、赤い大きめな魔石が7」
3桁。
明日は未開の階のため、本日はボス部屋の前でルームを開けた。
それからも夕食後に食後の運動と、ボス部屋をちゅどん、どかん。
金属やら大量の絵具が出てきた。
『マジックバッグがもう一つ欲しいのです』
『そうね、もう一つ欲しいわ』
「一つあればよかやん?」
『『ぶーぶー』』
私はビアンカとルージュを宥めた。
次の日、36階に。
「沼あぁ」
見渡す限り、湿地帯。
「ビアンカ、こんな感じやけん、道ば作ってくれる?」
『いいのですよ』
「ルージュ、方角お願いね。他に冒険者の方はおらん?」
『任せて。他に誰もいないわ』
ルームに晃太、ノワール、5匹は避難。
ビアンカが地面を凍りつかせて、まっすぐ進む。
途中で、色んな虫が来た。
ひー、でっかい蜻蛉がー。
足がもつれそうになりながら走り抜ける。
途中のセーフティゾーンで休みながら進む。
ボス部屋に着いたのは、昼を回っていた。
「ああ、疲れた………」
『ユイ、ボス部屋なのです』
『早く行きましょう』
人気のスイーツを買いに行きましょう、みたいな感じで言わんで。
お茶を飲んで、一呼吸する。
扉は大きな鋼鉄製だ。
ルージュが扉の中に、黒い霞を入り込ませている。
「どうしたん?」
『これである程度は中に何がいるか分かるのよ』
「へえ、便利やね」
『レベルが上がってから使えるようになったのよ。まあ、精度はいまいちだけどね』
分かるのはボス部屋の広さ、構造。それから潜んでいる魔物だが、これは扉を開ける者によって変わるので、あまり当てにならないと。
「十分凄かよ。何か分かった?」
『そうね。かなり中は広いわ。それと亀のようね』
亀か。コラーゲン。いかんいかん。
どうするか、ビアンカとルージュが相談。ルージュが開けて、ビアンカが雷女帝(エル・カテリーナ)で飛び込むことに。
飛び込む前に、防音の魔法をかけてもらう。
私は念のために耳を塞ぐ。
ルージュが扉を開けて、ビアンカが雷を纏って弾丸のように飛び込んで行く。すぐにルージュが続く。
ちゅどどどどどん
ちゅどどどどどん
どかーん
どかーん
相変わらず凄かあ。
ちゅどーん
ちゅどーん
どかーん
どかーん
しばらくして、ビアンカとルージュが出てくる。
何か時間かかったね。
「大丈夫ね? 時間かかったね」
『大丈夫なのです。ちょっと、魔法が効きにくいのがいたのです』
「魔法が効かん? カブトムシやったと?」
『いいえ。亀ばっかりだったけど、一匹だけ、ドラゴンが混じってて。装甲竜(アーマードラゴン)よ』
出ましたドラゴンッ。
恐る恐る覗くと散らばるドロップ品。
晃太にルームから出てもらい、ドロップ品を拾う。ひー、目玉の入った瓶があるう。だけど、きっとこれで出来たポーションは、たくさんの人を救うはず。感謝して拾おう。
最後に出てきた大きな宝箱。ルージュがチェックして、罠がある。
『ちょっと手強いわ。少し待ってね』
「よかよ、ゆっくりしてね」
しばらくルージュは宝箱と対面し、ぱきり、と音がする。
『大丈夫よ』
「ありがとうルージュ、さ、晃太どうぞ」
「ん」
開けると、びっしり竹の水筒が。合計48本。ビールケースふたつぶん。後は上級ポーションが10本。単純計算で1740万かあ。すごかあ。ポーションは引き取りになる。
『ねえねえユイ』
『ドラゴンのお肉焼いてなのです』
「今のドラゴン? ダメよ、お父さんの鑑定待ちよ。お腹でも壊したら、元気達のお乳どうするん? ダメよダメ」
『『ぶーぶー』』
「代わりに、マーファのドラゴンステーキ出すけん、我慢してん」
『分かったのです』
『いいわ。甘いのも欲しいわ』
「分かっとるって。今日はフルーツたっぷりのケーキやからね」
『早くルームに入るのです』
『お腹すいたわ』
「はいはい」
もう、かわいかね。
「晃太、いくつね?」
「えっとな。甲羅が48、亀の肉が36、血が100本。ドラゴンの革、腎臓、目玉、肺、心臓が1個ずつ。血の瓶が20本、骨が大小合わせて43、爪が3、牙が6、装甲が5、後は肉やな。魔石が55、特大が1個や」
ダンジョンの便利なところは、解体した状態でドロップ品が出てくるが、一体で取れる種類も量が少ない。ダンジョンの不思議だ。前回のドラゴンはすべての素材を得られたけど、今回は肝臓とかなかった。
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