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新階層②
26階に移動。
その前に、25階のセーフティゾーンにある木から、リンゴや洋梨、無花果を回収。ダンジョンの不思議で、1日経ったら同じ量の実が生っている。
26階。こちらは林+岩山フィールドだ。
ビアンカ、ルージュ、ノワールに守られて慎重に進む。嫌な予感してたけど、出ましたよ蛇が。後は25階で出てきた木の魔物、それから熊だ。ひー、怖かあ。まあ、我等のビアンカとルージュに勝てるわけない。
慎重に進んだせいか、3時間以上かかってボス部屋に到着。こちらのボス部屋の扉は、金属製だ。
ちょうどお昼や。
近くのセーフティゾーンでルームを開ける。
JOY-Pで冬のあつあつフェアをしていた。
私は緑黄色野菜たっぷりグラタン・サラダ付き。晃太はすき焼き定食。ビアンカとルージュには日替わりランチをたっぷり。
休憩して、仔達はお昼寝タイムに入る。
『ユイ、行くのです』
『行きましょう』
「ブヒヒンッ」
はいはい。
ルームを閉めて、ボス部屋に。
まずはルージュが黒い霞を出して、ボス部屋の中をチェック。
『まあ、かなり広いわ。中は木の魔物ね、ドリアノールよ』
「ドリアン?」
臭そう。
『ドリアノールよ。人型をした木の魔物のことよ。種類は様々いるの』
「へー。種類、分かる?」
『さすがにそこまでは分からないわ。ドリアノールも基本的には魔の森の奥で、静かに生息しているの』
『静かに、といっても個体によっては決して弱くはないのですよ』
「頼むね、ビアンカ、ルージュ。ノワールはどうする? やめとこうか?」
「ブルブルッ、ブルブルッ」
いやいや、と脚を踏み鳴らす。
「はいはい、じゃあ晃太、支援ば」
「ん、アップ」
晃太の支援も終了。
まず私が開ける。
25階のボス部屋の扉があるので、慎重に魔力を流して押し開ける。こちらは、重いが抵抗なく開いた。
ボス部屋の中には、ホラー映画に出てくるような、うなだれて、バサバサの髪を流した人。木の魔物だから、肌は木の皮だ。ズラリと並んでいる。うん。ホラーや。
ホラーや、と思った瞬間にはビアンカとルージュ、ノワールが飛び込んで、はい、終了。
ドリアノール達がうねって抵抗しようとしたが、呆気なく倒されていく。あ、顔、エイリアンや。なんだが、あっという間ですみません。
『終わったのです』
『もう、歯ごたえないわ』
「ブヒヒンッ」
ぶーぶー。
宥めてボス部屋に入る。
転がっているのは、木の皮が束になっているのと、白い袋がいくつかだ。袋の中は赤っぽい花、これは確か、えーっと、あ、紅花や。紅花油になるんかな。後は小さなピンクの薔薇がびっしり入っていたり、見たことない木の実。晃太のアイテムボックスに入れると、アルガンと。
「アルガンって何?」
晃太が聞いてくる。
「化粧品になるんやない? 確かアルガンオイルって聞いたことあるし。私は使ったことないけど」
「ふーん」
晃太は興味なさそう。
「きっとリティアさんが喜んでくれるよ」
最後の木の皮の束をアイテムボックスに入れると、宝箱が出てくる。
ルージュがチェック、罠あり。
『待ってね。はい、どうぞ』
「ありがとうルージュ、さて、開けましょう」
ワクワク。
中にはビロードの箱。中にはカメオのブローチが並ぶ。花が彫刻されて、全部違う柄だ。全部で3つ。買い取りやな。
「晃太、いくつね?」
「木の皮の束が6、紅花が2キロ、薔薇が1キロ、アルガンが5キロ、魔石が18」
リストを新しく作り、晃太のアイテムボックスにすべて入れると、奥に階段が出る。まだ、上層階があるんやな。
それから26階層の調査、ボス部屋復活時間の確認。
私はルームに残り、仔達の世話、空いた時間に魔力を流す。地図に関しては調査時間と作図を含めて5日で終了した。晃太も作図のコツを掴んだようだ。何でも頭の中に浮かんだ立体地図を、地図の紙に浮かべるようなイメージをし、そのままペンで写すそうだ。私は見えないからよく分からんけど。それでも遅くまで作業している。夜中の方が集中できるそうだ。
その分、朝寝坊しているけどね。
朝、いつものルーチンを行う。さて、掃除も終わったし、洗濯機も後少しだし。
『ユイ、ユイ』
『ボス部屋に行きたいわ』
「ブヒヒンッ」
「まだ、晃太が起きとらんのやけど」
『行きたいのです』
『行きたいわ』
「ブヒヒンッ」
きゅるん、きゅるん、きゅるーん。
もう、仕方なかね。
私はダイニングキッチンに置いてある、Sサイズのマジックバックを持ち、ワクワクと待っているビアンカ達の元に。仔達は、朝御飯の後は再びおねむなので、従魔の部屋を確認する。大丈夫や。
ルージュが開けて、ビアンカが雷女帝(エル・カテリーナ)で飛び込む。すぐにルージュが火炎姫(フレアジャンヌ)で飛び込み、ノワールも続く。
ちゅどん、どかん。で、はい、終了。
『終わったのです』
『済んだわ』
「ブルブルッ」
カートは晃太のアイテムボックス内のため、私はリストを書きながらドロップ品を入れる。
最後に出てきた宝箱をルージュにチェックしてもらう。
『罠があるわ、ちょっと待ってね』
しばらくして、ぱきり、と音がする。
『大丈夫よ』
「ありがとうルージュ」
さて、ワクワク。
開けると、ビロードの箱が。指輪が入るサイズの箱。開けると、大粒の赤い宝石。うわあ、綺麗だ。でも、うちのルージュの目の方が綺麗なんよ。ふふん。
買い取りに出そ。
「木の皮の束が75、魔石が202、大粒魔石が5か」
相変わらずすごかあ。紅花、薔薇、アルガンは晃太のアイテムボックスに入れると量が分かる。便利なリストアップ機能だ。私にもあるが、許容量が少ない。全部マジックバックに入れる。
ルームに帰ると、晃太が起きていた。仔達にもみくちゃにされて、口が尖っている。
「おはよう」
「ん、おはよう」
「今、ご飯ば準備するね」
「ん、ご飯と納豆だけでよかよ」
「分かった」
晃太の朝御飯を準備して、私は洗濯物を干し終える。
それから準備して、27階に向かった。
あと11日しかない、もし、期限以内に最上階にたどり着かなければ、一旦冷蔵庫ダンジョンを出ることになっている。
リティアさんも、調査が最優先で、期限以内に一旦戻って来て欲しいから、1ヶ月の期限を設けたそうだしね。
あと、何階あるかね?
その前に、25階のセーフティゾーンにある木から、リンゴや洋梨、無花果を回収。ダンジョンの不思議で、1日経ったら同じ量の実が生っている。
26階。こちらは林+岩山フィールドだ。
ビアンカ、ルージュ、ノワールに守られて慎重に進む。嫌な予感してたけど、出ましたよ蛇が。後は25階で出てきた木の魔物、それから熊だ。ひー、怖かあ。まあ、我等のビアンカとルージュに勝てるわけない。
慎重に進んだせいか、3時間以上かかってボス部屋に到着。こちらのボス部屋の扉は、金属製だ。
ちょうどお昼や。
近くのセーフティゾーンでルームを開ける。
JOY-Pで冬のあつあつフェアをしていた。
私は緑黄色野菜たっぷりグラタン・サラダ付き。晃太はすき焼き定食。ビアンカとルージュには日替わりランチをたっぷり。
休憩して、仔達はお昼寝タイムに入る。
『ユイ、行くのです』
『行きましょう』
「ブヒヒンッ」
はいはい。
ルームを閉めて、ボス部屋に。
まずはルージュが黒い霞を出して、ボス部屋の中をチェック。
『まあ、かなり広いわ。中は木の魔物ね、ドリアノールよ』
「ドリアン?」
臭そう。
『ドリアノールよ。人型をした木の魔物のことよ。種類は様々いるの』
「へー。種類、分かる?」
『さすがにそこまでは分からないわ。ドリアノールも基本的には魔の森の奥で、静かに生息しているの』
『静かに、といっても個体によっては決して弱くはないのですよ』
「頼むね、ビアンカ、ルージュ。ノワールはどうする? やめとこうか?」
「ブルブルッ、ブルブルッ」
いやいや、と脚を踏み鳴らす。
「はいはい、じゃあ晃太、支援ば」
「ん、アップ」
晃太の支援も終了。
まず私が開ける。
25階のボス部屋の扉があるので、慎重に魔力を流して押し開ける。こちらは、重いが抵抗なく開いた。
ボス部屋の中には、ホラー映画に出てくるような、うなだれて、バサバサの髪を流した人。木の魔物だから、肌は木の皮だ。ズラリと並んでいる。うん。ホラーや。
ホラーや、と思った瞬間にはビアンカとルージュ、ノワールが飛び込んで、はい、終了。
ドリアノール達がうねって抵抗しようとしたが、呆気なく倒されていく。あ、顔、エイリアンや。なんだが、あっという間ですみません。
『終わったのです』
『もう、歯ごたえないわ』
「ブヒヒンッ」
ぶーぶー。
宥めてボス部屋に入る。
転がっているのは、木の皮が束になっているのと、白い袋がいくつかだ。袋の中は赤っぽい花、これは確か、えーっと、あ、紅花や。紅花油になるんかな。後は小さなピンクの薔薇がびっしり入っていたり、見たことない木の実。晃太のアイテムボックスに入れると、アルガンと。
「アルガンって何?」
晃太が聞いてくる。
「化粧品になるんやない? 確かアルガンオイルって聞いたことあるし。私は使ったことないけど」
「ふーん」
晃太は興味なさそう。
「きっとリティアさんが喜んでくれるよ」
最後の木の皮の束をアイテムボックスに入れると、宝箱が出てくる。
ルージュがチェック、罠あり。
『待ってね。はい、どうぞ』
「ありがとうルージュ、さて、開けましょう」
ワクワク。
中にはビロードの箱。中にはカメオのブローチが並ぶ。花が彫刻されて、全部違う柄だ。全部で3つ。買い取りやな。
「晃太、いくつね?」
「木の皮の束が6、紅花が2キロ、薔薇が1キロ、アルガンが5キロ、魔石が18」
リストを新しく作り、晃太のアイテムボックスにすべて入れると、奥に階段が出る。まだ、上層階があるんやな。
それから26階層の調査、ボス部屋復活時間の確認。
私はルームに残り、仔達の世話、空いた時間に魔力を流す。地図に関しては調査時間と作図を含めて5日で終了した。晃太も作図のコツを掴んだようだ。何でも頭の中に浮かんだ立体地図を、地図の紙に浮かべるようなイメージをし、そのままペンで写すそうだ。私は見えないからよく分からんけど。それでも遅くまで作業している。夜中の方が集中できるそうだ。
その分、朝寝坊しているけどね。
朝、いつものルーチンを行う。さて、掃除も終わったし、洗濯機も後少しだし。
『ユイ、ユイ』
『ボス部屋に行きたいわ』
「ブヒヒンッ」
「まだ、晃太が起きとらんのやけど」
『行きたいのです』
『行きたいわ』
「ブヒヒンッ」
きゅるん、きゅるん、きゅるーん。
もう、仕方なかね。
私はダイニングキッチンに置いてある、Sサイズのマジックバックを持ち、ワクワクと待っているビアンカ達の元に。仔達は、朝御飯の後は再びおねむなので、従魔の部屋を確認する。大丈夫や。
ルージュが開けて、ビアンカが雷女帝(エル・カテリーナ)で飛び込む。すぐにルージュが火炎姫(フレアジャンヌ)で飛び込み、ノワールも続く。
ちゅどん、どかん。で、はい、終了。
『終わったのです』
『済んだわ』
「ブルブルッ」
カートは晃太のアイテムボックス内のため、私はリストを書きながらドロップ品を入れる。
最後に出てきた宝箱をルージュにチェックしてもらう。
『罠があるわ、ちょっと待ってね』
しばらくして、ぱきり、と音がする。
『大丈夫よ』
「ありがとうルージュ」
さて、ワクワク。
開けると、ビロードの箱が。指輪が入るサイズの箱。開けると、大粒の赤い宝石。うわあ、綺麗だ。でも、うちのルージュの目の方が綺麗なんよ。ふふん。
買い取りに出そ。
「木の皮の束が75、魔石が202、大粒魔石が5か」
相変わらずすごかあ。紅花、薔薇、アルガンは晃太のアイテムボックスに入れると量が分かる。便利なリストアップ機能だ。私にもあるが、許容量が少ない。全部マジックバックに入れる。
ルームに帰ると、晃太が起きていた。仔達にもみくちゃにされて、口が尖っている。
「おはよう」
「ん、おはよう」
「今、ご飯ば準備するね」
「ん、ご飯と納豆だけでよかよ」
「分かった」
晃太の朝御飯を準備して、私は洗濯物を干し終える。
それから準備して、27階に向かった。
あと11日しかない、もし、期限以内に最上階にたどり着かなければ、一旦冷蔵庫ダンジョンを出ることになっている。
リティアさんも、調査が最優先で、期限以内に一旦戻って来て欲しいから、1ヶ月の期限を設けたそうだしね。
あと、何階あるかね?
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