492 / 867
連載
帰る準備④
しおりを挟む
各パーティーのリーダーさんが、御用聞きの冒険者に伴われて来た。
「ミズサワ殿。こちらを」
ケルンさんが代表してお土産を渡してくれる。綺麗な包みに覆われ、リボンで飾られた紅茶の缶だ。ブドウの入ったカルーラ特産の紅茶だと。
「ありがとうございます。さ、皆さん、どうぞ」
パーティーハウスにご案内。
花が皆さんの手をはみはみした後、歓迎のローリングを披露。仔達もぷりぷりとご挨拶。その後、ミゲル君が食パンで、ルームに誘導する。ビアンカとルージュは近くでごろり。
本日はホークさんがいないのでチュアンさんが定位置に立つ。ソファーに腰掛けると、マデリーンさんがお茶とお茶請けを出してくれる。本日のお茶請けは、セレクトショップダリアの御贈答用の焼き菓子と果物だ。彩り豊かだ。
「ミズサワ殿、体調は?」
座って直ぐにフェリクスさんが聞いてくれた。
「はい。すっかり大丈夫です」
食欲ばっちりです。
で、これからの事だ。
現在、大討伐の休息時期。それぞれの予定の確認をする。
特にギルドから講師依頼の来る高ランクの人の予定だ。
「我々ラスチャーニエは予定はありません」
もっふもっふとリスのケルンさん。
「今のところ、我々蒼の麓もありません」
紅茶を傾けていたフェリクスさんも。
金の虎もなし、と。
「で、マーファに戻る予定なんですけど。こちらの都合で申し訳ないのですが、出発はホークさんが戻って来てからになります」
「エドワルドもツヴァイクも問題はないかと」
ケルンさんがもっふもっふ。それでも手を伸ばそうとするので、フェリクスさんが止めてる。
「俺達もです。ユイさん、そのレディ・ロストークって」
「パーヴェルさんの愛馬で」
私はレディ・ロストークの説明をする。
「かなり気性の荒い魔法馬だったのでホークさんでも調教に半年もかかって。調教後の今はカルーラ騎士団のパーヴェルさんの愛馬になってます」
ふと、フェリクスさんが手を止める。
「パーヴェルとは、イコスティ辺境伯のご子息ですか?」
「え? お知り合いですか?」
「本人との面識はありませんが、彼の両親のイコスティ辺境伯夫妻と少し」
流石Sランク冒険者で長命な人やなあ。人脈すごか。
「そのパーヴェルさんのお願いもあって、レディ・ロストークのお相手にノワールをって。レディ・ロストークは、他の雄馬を近付けさせなかったようなんですけど、ノワールとは相性良かったみたいで。私も楽しみなんです。ただ、お腹の赤ちゃんの魔力が多いみたいで、それでレディ・ロストークが悪阻で体調悪くなったみたいです」
へー、と私の拙い説明で納得してくれたのはファングさんとロッシュさん。
だけど、ん? と止まるのはケルンさんとフェリクスさん。
「なあ、フェリクス。魔法馬って、悪阻あったか?」
「聞いた事ありません。確か、馬が魔法馬を宿したらそうなると聞きましたが」
「あー、多分、ノワールの種族の問題でなっているみたいです」
昨日も心配で、様子を見に行って、ホークさんから更に詳しく聞いた。
「ノワール君の種族? 魔法馬ですよね?」
ロッシュさんがレーズンサンドを手にしながら確認するように聞いてくる。
「始めは魔法馬だったんですけど、進化したんです。戦車馬(チャリオット・ホース)なんです」
私の普通の感覚だと、犬とかならミックスとかになるけど、魔物は違う。レディ・ロストークは魔法馬、ノワールは上位種の戦車馬(チャリオット・ホース)。同じ馬でも魔物である。この間で子供が出来た場合は、どちらかの種族になる。高確率で母親の種族になる。アレスとアリスの仔達であるシルフィ達がいい例だ。シルフィだけフォレストガーディアンウルフ。イフリィ、ノーム、ウインディはアーマナイトウルフ。元々母親のアリスはアーマナイトウルフ。進化してアーマークイーンウルフになり、アレスの伴侶となった。なので、イフリィ達三匹は、母親の進化前の種族なんだろうって、ビアンカとルージュが。
ホークさん曰く、ノワールは本来ならば、魔法馬から進化したらその1つ上の属性魔法を持つ(属性)魔法馬になるのが、通常なんだけど、すっ飛ばして戦車馬(チャリオット・ホース)になった。レディ・ロストークのお腹の赤ちゃんは、父親のノワールの影響を受け、母親の魔法馬より上位種の可能性が高い。だから魔力が母体より多く、母体のレディ・ロストークはその魔力の流れを正そうとして、無意識の内に悪阻、体調不良となった。これが出産経験があれば、胎児の魔力を流すコントロールはしやすいのだけど、レディ・ロストークは初産でまったくの未経験でこうなった。現在、魔力のコントロールの為に、ホークさん、飼育員さん、パーヴェルさんが神経を尖らせている。
「ホークさんの話では、赤ちゃんは属性のある魔法馬の可能性が高いそうです」
(属性)魔法馬は戦車馬(チャリオット・ホース)と魔法馬の中間位置にある。おそらくそうだろうって。まあ、産まれてみないと最終的にはわからないけど。
私の説明で、ケルンさんとフェリクスさんが、止まる。
「え。ミズサワ殿の魔法馬、戦車馬(チャリオット・ホース)なんですか?」
リスのケルンさん、ほっぺたの位置戻ってる。
「はい。進化しまして」
「道理で、やけに迫力のある体躯だと思っていましたが」
はあ、と息をつくフェリクスさん。
「ジューバが滅びてから、この大陸で魔法馬より上位が産まれるとしたら、まだ先の話。進化の理由は? まさか、称号持ちの彼の影響ですか?」
「まあ、それはきっと」
そっと指差す先にはビアンカとルージュ。我関せずと、寝てる。あんだけちゅどんドカンして、ノワールだってバキバキしたしね。
「色々戦闘を繰り返した結果かと」
「ハハハ」
乾いた笑みのフェリクスさん。
「まあ、魔法馬の話はいいとして。ミズサワ殿、ギルドに出発の報告に行きませんか?」
ピンクと緑色がマーブル模様になってるパウンドケーキを手にしたケルンさんが聞いてくる。
「早めにエドワルドとツヴァイクの同行を伝えた方がいいかと」
「そうですね」
「今日にでも行きましょう。この後で、私が2人を連れてギルドに向かいますので」
「はい、ギルド前で」
よしよし、マーファに帰る準備が進むね。
「テイマーさんは出発までカルーラに?」
苺をせっせと食べていたファングさんが何気なく聞いてくる。
「いえ、明日からルーティのダンジョンに行きます。アリスの闇魔法の指導の為に、3泊予定ですけれど。ノワールがいるので、早く移動出来ますし」
「「ですね」」
と、ファングさんとロッシュさん。
「あ、そうや、前回ラスチャーニエと蒼の麓は不参加でしたね。ご一緒しません?」
「「是非に」」
わあ、揃った。何気なく言っただけなのに。こうして3泊4日のルーティダンジョンツアーに、Aランクの冒険者パーティーが加わった。やけど、楽しみ。不謹慎かも知れないが、蒼の麓もAランクの冒険者パーティー。どんな戦闘するんやろ。野次馬野次馬。
コテージの使用料は3泊4日なので、3万頂く。朝昼は自炊で、夕御飯は提供。もし、お昼異世界のメニューを希望されたらお一人様500頂く事に。
ドロップ品の取り分も決める。晃太の支援魔法を受けての戦闘も引き受けてもらえたので、その時のドロップ品や宝箱はすべて進呈。こちらのちゅどん、ドカン、バキバキはこちらで。ルームの扉の向こうから『ダンジョン』の掛け声が聞こえる。
明日の9時城門前と決まり、お話し合いは終了。
皆さんをお見送りして、私は冒険者の格好になる。晃太とチュアンさん、ミゲル君、珍しくイシスがついてくれてギルドに向かう。
さ、大根大根。ホークさんに言われたけど、不安そうに、ね。大根大根。ああ、不安や。
「ミズサワ殿。こちらを」
ケルンさんが代表してお土産を渡してくれる。綺麗な包みに覆われ、リボンで飾られた紅茶の缶だ。ブドウの入ったカルーラ特産の紅茶だと。
「ありがとうございます。さ、皆さん、どうぞ」
パーティーハウスにご案内。
花が皆さんの手をはみはみした後、歓迎のローリングを披露。仔達もぷりぷりとご挨拶。その後、ミゲル君が食パンで、ルームに誘導する。ビアンカとルージュは近くでごろり。
本日はホークさんがいないのでチュアンさんが定位置に立つ。ソファーに腰掛けると、マデリーンさんがお茶とお茶請けを出してくれる。本日のお茶請けは、セレクトショップダリアの御贈答用の焼き菓子と果物だ。彩り豊かだ。
「ミズサワ殿、体調は?」
座って直ぐにフェリクスさんが聞いてくれた。
「はい。すっかり大丈夫です」
食欲ばっちりです。
で、これからの事だ。
現在、大討伐の休息時期。それぞれの予定の確認をする。
特にギルドから講師依頼の来る高ランクの人の予定だ。
「我々ラスチャーニエは予定はありません」
もっふもっふとリスのケルンさん。
「今のところ、我々蒼の麓もありません」
紅茶を傾けていたフェリクスさんも。
金の虎もなし、と。
「で、マーファに戻る予定なんですけど。こちらの都合で申し訳ないのですが、出発はホークさんが戻って来てからになります」
「エドワルドもツヴァイクも問題はないかと」
ケルンさんがもっふもっふ。それでも手を伸ばそうとするので、フェリクスさんが止めてる。
「俺達もです。ユイさん、そのレディ・ロストークって」
「パーヴェルさんの愛馬で」
私はレディ・ロストークの説明をする。
「かなり気性の荒い魔法馬だったのでホークさんでも調教に半年もかかって。調教後の今はカルーラ騎士団のパーヴェルさんの愛馬になってます」
ふと、フェリクスさんが手を止める。
「パーヴェルとは、イコスティ辺境伯のご子息ですか?」
「え? お知り合いですか?」
「本人との面識はありませんが、彼の両親のイコスティ辺境伯夫妻と少し」
流石Sランク冒険者で長命な人やなあ。人脈すごか。
「そのパーヴェルさんのお願いもあって、レディ・ロストークのお相手にノワールをって。レディ・ロストークは、他の雄馬を近付けさせなかったようなんですけど、ノワールとは相性良かったみたいで。私も楽しみなんです。ただ、お腹の赤ちゃんの魔力が多いみたいで、それでレディ・ロストークが悪阻で体調悪くなったみたいです」
へー、と私の拙い説明で納得してくれたのはファングさんとロッシュさん。
だけど、ん? と止まるのはケルンさんとフェリクスさん。
「なあ、フェリクス。魔法馬って、悪阻あったか?」
「聞いた事ありません。確か、馬が魔法馬を宿したらそうなると聞きましたが」
「あー、多分、ノワールの種族の問題でなっているみたいです」
昨日も心配で、様子を見に行って、ホークさんから更に詳しく聞いた。
「ノワール君の種族? 魔法馬ですよね?」
ロッシュさんがレーズンサンドを手にしながら確認するように聞いてくる。
「始めは魔法馬だったんですけど、進化したんです。戦車馬(チャリオット・ホース)なんです」
私の普通の感覚だと、犬とかならミックスとかになるけど、魔物は違う。レディ・ロストークは魔法馬、ノワールは上位種の戦車馬(チャリオット・ホース)。同じ馬でも魔物である。この間で子供が出来た場合は、どちらかの種族になる。高確率で母親の種族になる。アレスとアリスの仔達であるシルフィ達がいい例だ。シルフィだけフォレストガーディアンウルフ。イフリィ、ノーム、ウインディはアーマナイトウルフ。元々母親のアリスはアーマナイトウルフ。進化してアーマークイーンウルフになり、アレスの伴侶となった。なので、イフリィ達三匹は、母親の進化前の種族なんだろうって、ビアンカとルージュが。
ホークさん曰く、ノワールは本来ならば、魔法馬から進化したらその1つ上の属性魔法を持つ(属性)魔法馬になるのが、通常なんだけど、すっ飛ばして戦車馬(チャリオット・ホース)になった。レディ・ロストークのお腹の赤ちゃんは、父親のノワールの影響を受け、母親の魔法馬より上位種の可能性が高い。だから魔力が母体より多く、母体のレディ・ロストークはその魔力の流れを正そうとして、無意識の内に悪阻、体調不良となった。これが出産経験があれば、胎児の魔力を流すコントロールはしやすいのだけど、レディ・ロストークは初産でまったくの未経験でこうなった。現在、魔力のコントロールの為に、ホークさん、飼育員さん、パーヴェルさんが神経を尖らせている。
「ホークさんの話では、赤ちゃんは属性のある魔法馬の可能性が高いそうです」
(属性)魔法馬は戦車馬(チャリオット・ホース)と魔法馬の中間位置にある。おそらくそうだろうって。まあ、産まれてみないと最終的にはわからないけど。
私の説明で、ケルンさんとフェリクスさんが、止まる。
「え。ミズサワ殿の魔法馬、戦車馬(チャリオット・ホース)なんですか?」
リスのケルンさん、ほっぺたの位置戻ってる。
「はい。進化しまして」
「道理で、やけに迫力のある体躯だと思っていましたが」
はあ、と息をつくフェリクスさん。
「ジューバが滅びてから、この大陸で魔法馬より上位が産まれるとしたら、まだ先の話。進化の理由は? まさか、称号持ちの彼の影響ですか?」
「まあ、それはきっと」
そっと指差す先にはビアンカとルージュ。我関せずと、寝てる。あんだけちゅどんドカンして、ノワールだってバキバキしたしね。
「色々戦闘を繰り返した結果かと」
「ハハハ」
乾いた笑みのフェリクスさん。
「まあ、魔法馬の話はいいとして。ミズサワ殿、ギルドに出発の報告に行きませんか?」
ピンクと緑色がマーブル模様になってるパウンドケーキを手にしたケルンさんが聞いてくる。
「早めにエドワルドとツヴァイクの同行を伝えた方がいいかと」
「そうですね」
「今日にでも行きましょう。この後で、私が2人を連れてギルドに向かいますので」
「はい、ギルド前で」
よしよし、マーファに帰る準備が進むね。
「テイマーさんは出発までカルーラに?」
苺をせっせと食べていたファングさんが何気なく聞いてくる。
「いえ、明日からルーティのダンジョンに行きます。アリスの闇魔法の指導の為に、3泊予定ですけれど。ノワールがいるので、早く移動出来ますし」
「「ですね」」
と、ファングさんとロッシュさん。
「あ、そうや、前回ラスチャーニエと蒼の麓は不参加でしたね。ご一緒しません?」
「「是非に」」
わあ、揃った。何気なく言っただけなのに。こうして3泊4日のルーティダンジョンツアーに、Aランクの冒険者パーティーが加わった。やけど、楽しみ。不謹慎かも知れないが、蒼の麓もAランクの冒険者パーティー。どんな戦闘するんやろ。野次馬野次馬。
コテージの使用料は3泊4日なので、3万頂く。朝昼は自炊で、夕御飯は提供。もし、お昼異世界のメニューを希望されたらお一人様500頂く事に。
ドロップ品の取り分も決める。晃太の支援魔法を受けての戦闘も引き受けてもらえたので、その時のドロップ品や宝箱はすべて進呈。こちらのちゅどん、ドカン、バキバキはこちらで。ルームの扉の向こうから『ダンジョン』の掛け声が聞こえる。
明日の9時城門前と決まり、お話し合いは終了。
皆さんをお見送りして、私は冒険者の格好になる。晃太とチュアンさん、ミゲル君、珍しくイシスがついてくれてギルドに向かう。
さ、大根大根。ホークさんに言われたけど、不安そうに、ね。大根大根。ああ、不安や。
2,809
あなたにおすすめの小説
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
【完結】留学先から戻って来た婚約者に存在を忘れられていました
山葵
恋愛
国王陛下の命により帝国に留学していた王太子に付いて行っていた婚約者のレイモンド様が帰国された。
王家主催で王太子達の帰国パーティーが執り行われる事が決まる。
レイモンド様の婚約者の私も勿論、従兄にエスコートされ出席させて頂きますわ。
3年ぶりに見るレイモンド様は、幼さもすっかり消え、美丈夫になっておりました。
将来の宰相の座も約束されており、婚約者の私も鼻高々ですわ!
「レイモンド様、お帰りなさいませ。留学中は、1度もお戻りにならず、便りも来ずで心配しておりましたのよ。元気そうで何よりで御座います」
ん?誰だっけ?みたいな顔をレイモンド様がされている?
婚約し顔を合わせでしか会っていませんけれど、まさか私を忘れているとかでは無いですよね!?
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
【完結】私は聖女の代用品だったらしい
雨雲レーダー
恋愛
異世界に聖女として召喚された紗月。
元の世界に帰る方法を探してくれるというリュミナス王国の王であるアレクの言葉を信じて、聖女として頑張ろうと決意するが、ある日大学の後輩でもあった天音が真の聖女として召喚されてから全てが変わりはじめ、ついには身に覚えのない罪で荒野に置き去りにされてしまう。
絶望の中で手を差し伸べたのは、隣国グランツ帝国の冷酷な皇帝マティアスだった。
「俺のものになれ」
突然の言葉に唖然とするものの、行く場所も帰る場所もない紗月はしぶしぶ着いて行くことに。
だけど帝国での生活は意外と楽しくて、マティアスもそんなにイヤなやつじゃないのかも?
捨てられた聖女と孤高の皇帝が絆を深めていく一方で、リュミナス王国では次々と異変がおこっていた。
・完結まで予約投稿済みです。
・1日3回更新(7時・12時・18時)
ぼっちな幼女は異世界で愛し愛され幸せになりたい
珂里
ファンタジー
ある日、仲の良かった友達が突然いなくなってしまった。
本当に、急に、目の前から消えてしまった友達には、二度と会えなかった。
…………私も消えることができるかな。
私が消えても、きっと、誰も何とも思わない。
私は、邪魔な子だから。
私は、いらない子だから。
だからきっと、誰も悲しまない。
どこかに、私を必要としてくれる人がいないかな。
そんな人がいたら、絶対に側を離れないのに……。
異世界に迷い込んだ少女と、孤独な獣人の少年が徐々に心を通わせ成長していく物語。
☆「神隠し令嬢は騎士様と幸せになりたいんです」と同じ世界です。
彩菜が神隠しに遭う時に、公園で一緒に遊んでいた「ゆうちゃん」こと優香の、もう一つの神隠し物語です。
【完結】「神様、辞めました〜竜神の愛し子に冤罪を着せ投獄するような人間なんてもう知らない」
まほりろ
恋愛
王太子アビー・シュトースと聖女カーラ・ノルデン公爵令嬢の結婚式当日。二人が教会での誓いの儀式を終え、教会の扉を開け外に一歩踏み出したとき、国中の壁や窓に不吉な文字が浮かび上がった。
【本日付けで神を辞めることにした】
フラワーシャワーを巻き王太子と王太子妃の結婚を祝おうとしていた参列者は、突然現れた文字に驚きを隠せず固まっている。
国境に壁を築きモンスターの侵入を防ぎ、結界を張り国内にいるモンスターは弱体化させ、雨を降らせ大地を潤し、土地を豊かにし豊作をもたらし、人間の体を強化し、生活が便利になるように魔法の力を授けた、竜神ウィルペアトが消えた。
人々は三カ月前に冤罪を着せ、|罵詈雑言《ばりぞうごん》を浴びせ、石を投げつけ投獄した少女が、本物の【竜の愛し子】だと分かり|戦慄《せんりつ》した。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
アルファポリスに先行投稿しています。
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
2021/12/13、HOTランキング3位、12/14総合ランキング4位、恋愛3位に入りました! ありがとうございます!
不貞の子を身籠ったと夫に追い出されました。生まれた子供は『精霊のいとし子』のようです。
桧山 紗綺
恋愛
【完結】嫁いで5年。子供を身籠ったら追い出されました。不貞なんてしていないと言っても聞く耳をもちません。生まれた子は間違いなく夫の子です。夫の子……ですが。 私、離婚された方が良いのではないでしょうか。
戻ってきた実家で子供たちと幸せに暮らしていきます。
『精霊のいとし子』と呼ばれる存在を授かった主人公の、可愛い子供たちとの暮らしと新しい恋とか愛とかのお話です。
※※番外編も完結しました。番外編は色々な視点で書いてます。
時系列も結構バラバラに本編の間の話や本編後の色々な出来事を書きました。
一通り主人公の周りの視点で書けたかな、と。
番外編の方が本編よりも長いです。
気がついたら10万文字を超えていました。
随分と長くなりましたが、お付き合いくださってありがとうございました!
お前は家から追放する?構いませんが、この家の全権力を持っているのは私ですよ?
水垣するめ
恋愛
「アリス、お前をこのアトキンソン伯爵家から追放する」
「はぁ?」
静かな食堂の間。
主人公アリス・アトキンソンの父アランはアリスに向かって突然追放すると告げた。
同じく席に座っている母や兄、そして妹も父に同意したように頷いている。
いきなり食堂に集められたかと思えば、思いも寄らない追放宣言にアリスは戸惑いよりも心底呆れた。
「はぁ、何を言っているんですか、この領地を経営しているのは私ですよ?」
「ああ、その経営も最近軌道に乗ってきたのでな、お前はもう用済みになったから追放する」
父のあまりに無茶苦茶な言い分にアリスは辟易する。
「いいでしょう。そんなに出ていって欲しいなら出ていってあげます」
アリスは家から一度出る決心をする。
それを聞いて両親や兄弟は大喜びした。
アリスはそれを哀れみの目で見ながら家を出る。
彼らがこれから地獄を見ることを知っていたからだ。
「大方、私が今まで稼いだお金や開発した資源を全て自分のものにしたかったんでしょうね。……でもそんなことがまかり通るわけないじゃないですか」
アリスはため息をつく。
「──だって、この家の全権力を持っているのは私なのに」
後悔したところでもう遅い。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。