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連載
出来るだけの準備⑧
次の日の朝、無事にビアンカとルージュ、仔達と若手達が帰って来た。さすがに夜通しの訓練でお疲れの様子。朝御飯食べて、休んでいる。
で、マジックバッグが膨らんでいる。晃太が中庭で出し、確認しながらアイテムボックスに入れている。
私は工房に出掛けないと行けないので、バタバタと準備をする。ホークさんはレディ・ロストークの様子を見に行き、私はチュアンさんとエマちゃん、イシスに付き添われて工房に向かう。
すぐにバランさんが対応してくれた。
「ミズサワ様、御依頼の品、全て出来上がっております」
「ありがとうございます」
急いでしてくれたが、しっかり作り込んでくれている。衝撃吸収や遮断の付与や追加属性もばっちり。特殊薬液に漬け込む為の処理などもあり、追加で糸紡ぎの人を臨時で雇ったりで、色々詰め込み切り良く1500万となる。これは素材持ち込みの額だ。数を数えて、よし、いいかな。ちなみに鷹の目の皆さんの装備品には、小さな桜の刺繍があるんですよ。
確認してから全てマジックバッグに入れる。
「これ、良かったら皆さんで召し上がって下さい」
と、もへじ生活のお菓子を詰め込んだ箱を出す。ちゃんとリボンで飾ってますよ。
「これはありがとうございます。皆で頂きます」
バランさんは嬉しそうに受け取ってくれた。
装備品がこれで揃ったね。
バランさんに挨拶して、パーティーハウスに帰る。花がお帰りはみはみからのローリング。かわいか。既に金の虎の皆さんが来てくれていて、本日は母の手伝いではなく、総出で仔達と若手達ブラッシングをしてくれている。
「あ、ユイちゃんっ」
ブラシ片手にこっちに駆け寄ろうとするアルスさん。慌てて止めるリィマさん。ぶー、ってかわいかね。
「皆さん、ブラッシングありがとうございます」
「これくらい、なんてことはない」
と、ファングさんはエアリーズをせっせとブラッシング。早く早くと急かすのはトーレスだ、前肢でファングさんの足をガリガリ。
「いたたたた」
「こらこらトーレス待たんね」
ガリストさんはルリとクリスをブラッシング。フリンダさんはアルスさんとビアンカを、リィマさんは元気だ。
「あんたさ、知り合いっていってもこんなに腹だしていいのかい?」
へそてんで丸出し元気に、リィマさんが心配している。確かに、急所だもんね。
あ、そうだ。
「装備品が出来上がったので、皆さんサイズ確認してください」
私はダイニングキッチンで、受け取ったばかりの装備品を出していく。サイズの差だろう、ファングさんとガリストさんのは袋が大きい。
確認しながら渡しているとホークさんが帰って来た。
「只今帰りました」
「お帰りなさい、どうですか?」
「はい。順調のようです。予定日は変わらずって感じでしたね」
ホークさんも安心した様子だ。
「そうですか、良かった」
楽しみだな、ノワールとレディ・ロストークの赤ちゃん。
ノワールにも伝えると、ぶひひん、と嬉しそう。
私はそれぞれに分けた装備品に、名前の付箋を貼る。
全員分張り付けた頃に、ラスチャーニエ、蒼の麓、山風の皆さんがやってきた。花がお出迎えに忙しそうに走り回る。
「皆さん、装備品が出来上がったので、試着お願いしますね」
「「「はい」」」
わいわいと試着が始まる。
やはり、特殊薬液の影響で深い藍色になっている。これは仕方ない事だ。
「エマちゃん、テオ君どう? サイズ大丈夫?」
「うんっ、大丈夫っ」
「きつくないです」
良かった。
きちんとサイズを測ってオーダーしたので、問題はない感じやね。うーん、壮観や。
「これ、買ったらいくらくらいすっかね」
ハジェル君がぽつり。
「しー」
と、マアデン君。
わいわいとサイズ確認しているのを眺める。
「晃太や」
「なん?」
「ずいぶん静かやけど、アレスは何処ね?」
「あっち」
サブ・ドアを示す。あ、ダンジョンね。
「もうすぐお昼なのに」
「アレスの腹時計は正解やから、そのうち帰って来るよ」
「そうやね」
試着会も終わり、お昼ご飯のカレーを準備していると、ちゃんと帰って来ました。
『主よ~、腹が減ったのだ~』
「はいはい、お帰り」
首に下げたマジックバッグを取る。
もう、結構汚れている。
「ボス部屋なんが出たとね?」
『ロックタートルだったのだ』
亀ね。コラーゲンかと思ったが、固くて食べられたものじゃないって。残念。水槽とかで飼育するかわいい亀ではあるまい。
後でマジックバッグの中身を確認しよう。
皆さん手分けしてカレーを運んでくれた。こちらはパン食派が多いので、ちゃんと準備しましたよ。カレーはワイバーンのお肉たっぷり使いました。ビアンカとルージュのご飯には白滝混ぜてます。イシスはあれからピザピザ言わなくなった。
サラダはみつよしからいくつかチョイス。ノンアルコールビールの希望者を確認。ぴーん、と手を伸ばしたのは、ツヴァイクさんとミゲル君。好きね。
「では、頂きます」
「「「「いただきまーす」」」」
ぱくり、うーん、柔らかいー。お肉大きく切って良かった。ほろほろと崩れていく。
カレーはいつものように完売御礼となりました。
で、マジックバッグが膨らんでいる。晃太が中庭で出し、確認しながらアイテムボックスに入れている。
私は工房に出掛けないと行けないので、バタバタと準備をする。ホークさんはレディ・ロストークの様子を見に行き、私はチュアンさんとエマちゃん、イシスに付き添われて工房に向かう。
すぐにバランさんが対応してくれた。
「ミズサワ様、御依頼の品、全て出来上がっております」
「ありがとうございます」
急いでしてくれたが、しっかり作り込んでくれている。衝撃吸収や遮断の付与や追加属性もばっちり。特殊薬液に漬け込む為の処理などもあり、追加で糸紡ぎの人を臨時で雇ったりで、色々詰め込み切り良く1500万となる。これは素材持ち込みの額だ。数を数えて、よし、いいかな。ちなみに鷹の目の皆さんの装備品には、小さな桜の刺繍があるんですよ。
確認してから全てマジックバッグに入れる。
「これ、良かったら皆さんで召し上がって下さい」
と、もへじ生活のお菓子を詰め込んだ箱を出す。ちゃんとリボンで飾ってますよ。
「これはありがとうございます。皆で頂きます」
バランさんは嬉しそうに受け取ってくれた。
装備品がこれで揃ったね。
バランさんに挨拶して、パーティーハウスに帰る。花がお帰りはみはみからのローリング。かわいか。既に金の虎の皆さんが来てくれていて、本日は母の手伝いではなく、総出で仔達と若手達ブラッシングをしてくれている。
「あ、ユイちゃんっ」
ブラシ片手にこっちに駆け寄ろうとするアルスさん。慌てて止めるリィマさん。ぶー、ってかわいかね。
「皆さん、ブラッシングありがとうございます」
「これくらい、なんてことはない」
と、ファングさんはエアリーズをせっせとブラッシング。早く早くと急かすのはトーレスだ、前肢でファングさんの足をガリガリ。
「いたたたた」
「こらこらトーレス待たんね」
ガリストさんはルリとクリスをブラッシング。フリンダさんはアルスさんとビアンカを、リィマさんは元気だ。
「あんたさ、知り合いっていってもこんなに腹だしていいのかい?」
へそてんで丸出し元気に、リィマさんが心配している。確かに、急所だもんね。
あ、そうだ。
「装備品が出来上がったので、皆さんサイズ確認してください」
私はダイニングキッチンで、受け取ったばかりの装備品を出していく。サイズの差だろう、ファングさんとガリストさんのは袋が大きい。
確認しながら渡しているとホークさんが帰って来た。
「只今帰りました」
「お帰りなさい、どうですか?」
「はい。順調のようです。予定日は変わらずって感じでしたね」
ホークさんも安心した様子だ。
「そうですか、良かった」
楽しみだな、ノワールとレディ・ロストークの赤ちゃん。
ノワールにも伝えると、ぶひひん、と嬉しそう。
私はそれぞれに分けた装備品に、名前の付箋を貼る。
全員分張り付けた頃に、ラスチャーニエ、蒼の麓、山風の皆さんがやってきた。花がお出迎えに忙しそうに走り回る。
「皆さん、装備品が出来上がったので、試着お願いしますね」
「「「はい」」」
わいわいと試着が始まる。
やはり、特殊薬液の影響で深い藍色になっている。これは仕方ない事だ。
「エマちゃん、テオ君どう? サイズ大丈夫?」
「うんっ、大丈夫っ」
「きつくないです」
良かった。
きちんとサイズを測ってオーダーしたので、問題はない感じやね。うーん、壮観や。
「これ、買ったらいくらくらいすっかね」
ハジェル君がぽつり。
「しー」
と、マアデン君。
わいわいとサイズ確認しているのを眺める。
「晃太や」
「なん?」
「ずいぶん静かやけど、アレスは何処ね?」
「あっち」
サブ・ドアを示す。あ、ダンジョンね。
「もうすぐお昼なのに」
「アレスの腹時計は正解やから、そのうち帰って来るよ」
「そうやね」
試着会も終わり、お昼ご飯のカレーを準備していると、ちゃんと帰って来ました。
『主よ~、腹が減ったのだ~』
「はいはい、お帰り」
首に下げたマジックバッグを取る。
もう、結構汚れている。
「ボス部屋なんが出たとね?」
『ロックタートルだったのだ』
亀ね。コラーゲンかと思ったが、固くて食べられたものじゃないって。残念。水槽とかで飼育するかわいい亀ではあるまい。
後でマジックバッグの中身を確認しよう。
皆さん手分けしてカレーを運んでくれた。こちらはパン食派が多いので、ちゃんと準備しましたよ。カレーはワイバーンのお肉たっぷり使いました。ビアンカとルージュのご飯には白滝混ぜてます。イシスはあれからピザピザ言わなくなった。
サラダはみつよしからいくつかチョイス。ノンアルコールビールの希望者を確認。ぴーん、と手を伸ばしたのは、ツヴァイクさんとミゲル君。好きね。
「では、頂きます」
「「「「いただきまーす」」」」
ぱくり、うーん、柔らかいー。お肉大きく切って良かった。ほろほろと崩れていく。
カレーはいつものように完売御礼となりました。
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