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フィールド型ダンジョン⑩
第四階層。
ここで大幅に躓くことになる。
吹き荒ぶ風、舞い上がる土、広がる荒野フィールド。
最大の障壁は風だ。土、小石を巻き上げていたいのなんの。ゴーグルやマスクをしてもきついし。上空は凄い乱気流みたいで、イシスでさえ飛行を断念した。
僅かに風が収まる時間があり、その時間でノワールで移動となったが。その時間が予測が着かす、1日でたった5分だったり、夜中風が止んだり、丸3日動けなかったりで時間を取られた。
出てくる魔物は少なく、さそりだったが、従魔ズが総出で蹴散らしてくれた。
やっとボス部屋到着して、ボス部屋掃討。さそりでした。この第四階層で1ヶ月要した。これは、移動力とルームがある私達だからこの日数で済んだが、徒歩での移動なんて無理やない?
しかも昼間は暑いし、夜は寒い。いつ風が吹くか分からず、無風だと思ったらいきなり竜巻が発生したり。いつもなら、いつ魔物が現れるかとかの心配だったが、どこか安心感があった。ビアンカやルージュ達ががっちり守ってくれていたからだ。
この階層では、全く違う心労がかかった。天候はどうしようもない。小雨とかならいいが、吹き荒ぶ風に、巻き上がる石や土は肉体的にきついし、それがいつ始まるか、いつまで止まっているか全く予想がつかず、気を揉んだ。セーフティゾーンはオアシスで水が豊富であったし、ナツメヤシや白っぽい皮のスイカ、最初は晩白柚かと思ったけど、スイカだった。後は桑の実やレモンが成っていた。それから実を隠す洞穴みたいなのもあった。階層が厳しいせいか、セーフティゾーンが何ヵ所が点在していたが、それでも厳しい。
踏破後、さすがのホークさんも疲労困憊からの発熱してしまい。私もこの階層で、気疲れからのダウンしてしまい。5日しっかり休みを取った。父が言ったように最低2ヶ月は意味を身に染みて理解した。
私が先に復活。ホークさんのお世話と思い、温めたタオルを持っていった。背中くらい拭かないと、と思ったが、自分でやるって言われてしまった。ホークさんは3日で解熱したが、残りは静養してもらう。食欲もしっかりあるし、大丈夫そう。
「ブヒヒン」
ノワールが気持ち良さそうに、ホークさんのブラッシングを受けている。休んで欲しいんやけど、吹き荒ぶ中を走ったノワールが心配やったみたい。それにホークさん自身あまりじっとしていない感じなんだよね。時間があれば、何かやってる。
「ブヒヒーン」
ノワール、気持ち良さそう。私がブラッシングしてもああならない。あの、主人、私なんですが。まあ、いっか。気持ち良さそうやから、よかとしましょう。
「姉ちゃん、もうよかと?」
「うん、もうよかよ」
しっかり休めたし。明日から移動再開や。
ノワールのブヒヒンを聴きながら、私は夕御飯の準備をする。野菜たっぷりトマト鍋と、水炊きだ。水炊きに使用するのは大量にあるルーティダンジョンのウサギ肉だけどね。ルーティダンジョンのウサギ肉は、高級かしわに近い。
「ユイさん、私達が準備しますから、お休みください」
「ユイさん、大丈夫?」
残っていたマデリーンさんとエマちゃんが心配してくれるのがありがたい。
「もう大丈夫よ」
手分けしながら夕御飯の準備。〆、〆、あ、水炊きの〆、そうめん入れてみよう。トマト鍋はいつも大好評のリゾットもどきね。晃太に第5階層の様子を聞く。
「なんかな、急に出てくる魔物が強くなってるみたいや」
私とホークさんが休んでいた間に、調査をしてくれたようだ。森林フィールドで、昆虫類が多く出るみたい。
「ま、イシスやアレスには勝てんけどね」
「でしょうよ」
トマト鍋の野菜、こんなもんかな? 色々いれちゃえ。こちらもウサギ肉使用。たっぷり入れよう。〆のご飯とそうめんもいいかな?
「ただな、天井まで木が延びとるから、ここはノワールで移動が良かろうね。後な、ルーティのダンジョン方からまた出たよ」
「プラントドラゴンね?」
「転移門」
またレアなアイテムがっ。これは国に献上案件かな?
「なんかいつもと違う感じのやつなんよ。使用回数が決まっとるみたい。出すにしても親父に見てもらってからがよかよ」
使用回数が決まっとるって初めてやな。晃太の言うように父に見てもらおう。
「宝石とかアクセサリーはリィマさんに査定してもらっとるけん。武器類は欲しい人に渡しとる。ポーションやエリクサーは各パーティーに配布したよ」
「ありがとう」
よし、夕御飯の準備オッケー。
しばらくして、ドタバタと皆が帰って来た。第5階層の方から帰って来たのはアレスと若手達。
「お帰りー、って、皆大丈夫ねっ」
若手達が今にも倒れそうな顔。ヨロヨロしてる。
『あ、主よっ、我は腹が減ったのだっ』
「あんたが原因か」
へっへっ、笑うアレス。若手達はヨロヨロと従魔の部屋に。手分けして水分補給させると、気絶したように眠っている。
アレスのデカイ足を拭いていると、ルーティダンジョンの方から、ヒスイ達も帰って来たので一気に賑やかに。
『ねえね、ヒスイお腹減っちゃった』
『わいなー、肉が食べたいんねん』
「わんわんっ」
『ルリはね、卵食べたーい』
『クリス、お饅頭ー』
「くるっくるっ」
「今日はトマト鍋と水炊きよー」
『油淋鶏なのですー』
『我は肉ならなんでもいいのだー』
『エビエビー』
『久シブリニピザヲ所望スル』
「くうっ」
「鍋だってば、肉の鍋」
ダンジョン内やけど、何にも変わらない日常って感じや。
ここで大幅に躓くことになる。
吹き荒ぶ風、舞い上がる土、広がる荒野フィールド。
最大の障壁は風だ。土、小石を巻き上げていたいのなんの。ゴーグルやマスクをしてもきついし。上空は凄い乱気流みたいで、イシスでさえ飛行を断念した。
僅かに風が収まる時間があり、その時間でノワールで移動となったが。その時間が予測が着かす、1日でたった5分だったり、夜中風が止んだり、丸3日動けなかったりで時間を取られた。
出てくる魔物は少なく、さそりだったが、従魔ズが総出で蹴散らしてくれた。
やっとボス部屋到着して、ボス部屋掃討。さそりでした。この第四階層で1ヶ月要した。これは、移動力とルームがある私達だからこの日数で済んだが、徒歩での移動なんて無理やない?
しかも昼間は暑いし、夜は寒い。いつ風が吹くか分からず、無風だと思ったらいきなり竜巻が発生したり。いつもなら、いつ魔物が現れるかとかの心配だったが、どこか安心感があった。ビアンカやルージュ達ががっちり守ってくれていたからだ。
この階層では、全く違う心労がかかった。天候はどうしようもない。小雨とかならいいが、吹き荒ぶ風に、巻き上がる石や土は肉体的にきついし、それがいつ始まるか、いつまで止まっているか全く予想がつかず、気を揉んだ。セーフティゾーンはオアシスで水が豊富であったし、ナツメヤシや白っぽい皮のスイカ、最初は晩白柚かと思ったけど、スイカだった。後は桑の実やレモンが成っていた。それから実を隠す洞穴みたいなのもあった。階層が厳しいせいか、セーフティゾーンが何ヵ所が点在していたが、それでも厳しい。
踏破後、さすがのホークさんも疲労困憊からの発熱してしまい。私もこの階層で、気疲れからのダウンしてしまい。5日しっかり休みを取った。父が言ったように最低2ヶ月は意味を身に染みて理解した。
私が先に復活。ホークさんのお世話と思い、温めたタオルを持っていった。背中くらい拭かないと、と思ったが、自分でやるって言われてしまった。ホークさんは3日で解熱したが、残りは静養してもらう。食欲もしっかりあるし、大丈夫そう。
「ブヒヒン」
ノワールが気持ち良さそうに、ホークさんのブラッシングを受けている。休んで欲しいんやけど、吹き荒ぶ中を走ったノワールが心配やったみたい。それにホークさん自身あまりじっとしていない感じなんだよね。時間があれば、何かやってる。
「ブヒヒーン」
ノワール、気持ち良さそう。私がブラッシングしてもああならない。あの、主人、私なんですが。まあ、いっか。気持ち良さそうやから、よかとしましょう。
「姉ちゃん、もうよかと?」
「うん、もうよかよ」
しっかり休めたし。明日から移動再開や。
ノワールのブヒヒンを聴きながら、私は夕御飯の準備をする。野菜たっぷりトマト鍋と、水炊きだ。水炊きに使用するのは大量にあるルーティダンジョンのウサギ肉だけどね。ルーティダンジョンのウサギ肉は、高級かしわに近い。
「ユイさん、私達が準備しますから、お休みください」
「ユイさん、大丈夫?」
残っていたマデリーンさんとエマちゃんが心配してくれるのがありがたい。
「もう大丈夫よ」
手分けしながら夕御飯の準備。〆、〆、あ、水炊きの〆、そうめん入れてみよう。トマト鍋はいつも大好評のリゾットもどきね。晃太に第5階層の様子を聞く。
「なんかな、急に出てくる魔物が強くなってるみたいや」
私とホークさんが休んでいた間に、調査をしてくれたようだ。森林フィールドで、昆虫類が多く出るみたい。
「ま、イシスやアレスには勝てんけどね」
「でしょうよ」
トマト鍋の野菜、こんなもんかな? 色々いれちゃえ。こちらもウサギ肉使用。たっぷり入れよう。〆のご飯とそうめんもいいかな?
「ただな、天井まで木が延びとるから、ここはノワールで移動が良かろうね。後な、ルーティのダンジョン方からまた出たよ」
「プラントドラゴンね?」
「転移門」
またレアなアイテムがっ。これは国に献上案件かな?
「なんかいつもと違う感じのやつなんよ。使用回数が決まっとるみたい。出すにしても親父に見てもらってからがよかよ」
使用回数が決まっとるって初めてやな。晃太の言うように父に見てもらおう。
「宝石とかアクセサリーはリィマさんに査定してもらっとるけん。武器類は欲しい人に渡しとる。ポーションやエリクサーは各パーティーに配布したよ」
「ありがとう」
よし、夕御飯の準備オッケー。
しばらくして、ドタバタと皆が帰って来た。第5階層の方から帰って来たのはアレスと若手達。
「お帰りー、って、皆大丈夫ねっ」
若手達が今にも倒れそうな顔。ヨロヨロしてる。
『あ、主よっ、我は腹が減ったのだっ』
「あんたが原因か」
へっへっ、笑うアレス。若手達はヨロヨロと従魔の部屋に。手分けして水分補給させると、気絶したように眠っている。
アレスのデカイ足を拭いていると、ルーティダンジョンの方から、ヒスイ達も帰って来たので一気に賑やかに。
『ねえね、ヒスイお腹減っちゃった』
『わいなー、肉が食べたいんねん』
「わんわんっ」
『ルリはね、卵食べたーい』
『クリス、お饅頭ー』
「くるっくるっ」
「今日はトマト鍋と水炊きよー」
『油淋鶏なのですー』
『我は肉ならなんでもいいのだー』
『エビエビー』
『久シブリニピザヲ所望スル』
「くうっ」
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ダンジョン内やけど、何にも変わらない日常って感じや。
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