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連載
フィールド型ダンジョン⑭
次の日。
鰐達が吹き飛んでいった、合掌。
ドロップ品拾いと鍵穴を探す班に別れる。
『ねえね、どうするのー』
『ねぇねー』
『ねーねー』
「これくらいの穴を見つけてねー」
『『『いいよー』』』
私は三人娘と壁をチェック。ごつごうの岩壁を確認していく。うーん、ないなー。元々が、あるかもしれないくらいだからね。
先にルージュが、壁全体を黒狩人で調べてくれたが、魔力を含まれるからくりはなかった。
探していると、先に終わったのはドロップ品・宝箱班だ。牙と皮、肝、爪。宝箱には金と銀のインゴットが入っていた。リィマさんが調べていると、ふと、手を止める。どうやら気になるインゴットがあるみたい。しげしげと見て、晃太と何やら話している。
晃太がリィマさんからインゴットを受けとる。銀のインゴットだ。
「ルージュ、ここばさ、こう」
『わかったわ』
ルージュがちゃきん、と恐ろしい爪を出し、堅いはずの銀のインゴットを、すぽん、と切る。まるでスポンジの様に。ルージュの爪、恐ろしか。
なんとインゴットの中は空洞で、小さな袋が出てきた。巾着みたい。私も気になり、覗き込む。リィマさんが袋から掌に出す。
キラキラ。
予想していたけど、キラキラ。
ピンク色の石がついたイヤリングだ。可愛い。
「ピンクダイヤモンドとダイヤモンドだね、そうだね、2億かね」
値段が。
他のインゴットは空洞なし。
さて、鍵穴探しを、と。
「あっ、ユイさん、これじゃないっすかっ」
ハジェル君が発見したみたい。弾んだ声を上げている。見ていると、小さな穴がある。鍵とサイズを比べるとそうみたい。エリアンさんも多分そうでしょうって。
ただ、誰が差し込むかだ。
結局。
「頼むねルージュ」
『任せて』
鍵穴から一斉に避難して、ルージュの魔法頼りだ。闇の触手を伸ばして、器用に鍵を掴む。すーっ、と一直線に鍵を伸ばす。
おー、と歓声が上がる。
ふふん、とルージュがどや顔。
鍵は真っ直ぐ鍵穴に入り、かちゃん。
おおー、と更に歓声が上がる。
ルージュのどや顔に磨きがかかる。
ドドドドド
鍵を回して数秒後、何やら地鳴りがっ。
怖くて、思わず後退りする。
『心配ないわ』
ルージュが触手を引っ込めて言ってくれる。
私と同じように警戒していた皆さんに、その旨を伝えると、安心したようだ。
私も落ち着いて壁を見つめる。鍵穴があった壁が動き出す。掌サイズの枡目の形で、ぼこぼこと浮かんで沈んでを繰り返す。
壁が蠢いているようで、気持ち悪いが、しばらくすると、ぺっ、とお馴染みの宝箱を吐き出した。吐き出すと、壁は元通りになる。
宝箱は大きなサイズ。
吐き出された宝箱はまずルージュがチェックする。
『魔力の罠もないし、変な感じはしないわ』
うーん、やけど、ちょっと心配や。
ここでエリアンさんが再び登場して、宝箱ごと回収してコテージに籠ることに。また根をつめないか、フェリクスさんが注意してくれるって、言ってくれたが。心配やなあ。
でも、宝箱に関しては、指導員までしているエリアンさんに任せるのが一番なんやろう。
さ、鍵穴と宝箱は見つかったし、次の階層に突入だ。
ノワールは準備万端だし、ぶひひんだし。
ここから進むのはノワール、騎乗はもちろんホークさん、私はおまけ。飛行できるイシス達はこの階層は断念した。準備していると風が止んだ。
チャンスやっ。
私はいつものようにチュアンさんの肩をかりて、ノワールにのる。ゴーグルオッケー、マスクオッケー。ホークさんがいつものマントで私を包んでくれる。あー、安心感ー。バタバタとみんながルームに入る。着いていくのは、アレス、ビアンカ、ルージュ。ノワールはこんなこともあるだろうと特注していた、レッグアーマーを装着している。その上からレッサードラゴンの装備品を着けている。
いつ、この風が止まるのがわからない為に、できるだけ進まなくては。
「ノワール、頼むね、ホークさんお願いします」
「ぶひひんっ」
「お任せくださいっ」
ぶひひん特急ノワールが発進した。
壁から、ぺっ、された宝箱は次の日のお昼前に解除出来た。
ちょうどお昼前で全員揃っているので、どれどれと、開けてみる。
ワクワクオープン。
ザ・金銀財宝。
わー、映画とかでしかみたことないやつ。
みっちり、みっちり詰まっている。金銀のインゴットは、サイズがまちまち。しかし、大量にはいっている。他にも色とりどりの宝石。むき出しっ、傷が入りそうやない? 中には紙や布に包まったのもある。これ、仕分け大変やない? しかし、大量やなあ。たぶんこれ、ご褒美部屋みたいなやつやろうけど、大量すぎない?
このメンバーで宝石類の見分けとしっかりした査定出せるのはリィマさんのみ。
なので、リィマさんメインで作業することに。晃太もアイテムボックスのリストアップ機能を利用してお手伝いだ。一旦、すべての宝箱をアイテムボックスにいれてから、リストアップを確認。種類別に出して、それをリィマさんが鑑定だ。
「あ、ユイさん、風が止みましたっ」
外を監視していたミゲル君が、報せてくれる。えー、いまー? お昼がー、ま、仕方ないか。
私は適当にJOY-Pのランチをタップする。
「皆さんすみません、これでお昼なんとかしてください。晃太、後、頼むね。リィマさん、大量ですがお願いできます?」
「ん」
「分かったよ。ミズサワさんも気をつけて」
お昼抜きの移動になるが、ビアンカもルージュも嫌とは言わない。前回の第四階層で足止めをくらったからだ。ちょっと出発のタイミングがずれたら、何日も進めない事があった。
私は慌ただしく準備して、安全安心のホークさんに包まれて、荒野フィールドに出た。
鰐達が吹き飛んでいった、合掌。
ドロップ品拾いと鍵穴を探す班に別れる。
『ねえね、どうするのー』
『ねぇねー』
『ねーねー』
「これくらいの穴を見つけてねー」
『『『いいよー』』』
私は三人娘と壁をチェック。ごつごうの岩壁を確認していく。うーん、ないなー。元々が、あるかもしれないくらいだからね。
先にルージュが、壁全体を黒狩人で調べてくれたが、魔力を含まれるからくりはなかった。
探していると、先に終わったのはドロップ品・宝箱班だ。牙と皮、肝、爪。宝箱には金と銀のインゴットが入っていた。リィマさんが調べていると、ふと、手を止める。どうやら気になるインゴットがあるみたい。しげしげと見て、晃太と何やら話している。
晃太がリィマさんからインゴットを受けとる。銀のインゴットだ。
「ルージュ、ここばさ、こう」
『わかったわ』
ルージュがちゃきん、と恐ろしい爪を出し、堅いはずの銀のインゴットを、すぽん、と切る。まるでスポンジの様に。ルージュの爪、恐ろしか。
なんとインゴットの中は空洞で、小さな袋が出てきた。巾着みたい。私も気になり、覗き込む。リィマさんが袋から掌に出す。
キラキラ。
予想していたけど、キラキラ。
ピンク色の石がついたイヤリングだ。可愛い。
「ピンクダイヤモンドとダイヤモンドだね、そうだね、2億かね」
値段が。
他のインゴットは空洞なし。
さて、鍵穴探しを、と。
「あっ、ユイさん、これじゃないっすかっ」
ハジェル君が発見したみたい。弾んだ声を上げている。見ていると、小さな穴がある。鍵とサイズを比べるとそうみたい。エリアンさんも多分そうでしょうって。
ただ、誰が差し込むかだ。
結局。
「頼むねルージュ」
『任せて』
鍵穴から一斉に避難して、ルージュの魔法頼りだ。闇の触手を伸ばして、器用に鍵を掴む。すーっ、と一直線に鍵を伸ばす。
おー、と歓声が上がる。
ふふん、とルージュがどや顔。
鍵は真っ直ぐ鍵穴に入り、かちゃん。
おおー、と更に歓声が上がる。
ルージュのどや顔に磨きがかかる。
ドドドドド
鍵を回して数秒後、何やら地鳴りがっ。
怖くて、思わず後退りする。
『心配ないわ』
ルージュが触手を引っ込めて言ってくれる。
私と同じように警戒していた皆さんに、その旨を伝えると、安心したようだ。
私も落ち着いて壁を見つめる。鍵穴があった壁が動き出す。掌サイズの枡目の形で、ぼこぼこと浮かんで沈んでを繰り返す。
壁が蠢いているようで、気持ち悪いが、しばらくすると、ぺっ、とお馴染みの宝箱を吐き出した。吐き出すと、壁は元通りになる。
宝箱は大きなサイズ。
吐き出された宝箱はまずルージュがチェックする。
『魔力の罠もないし、変な感じはしないわ』
うーん、やけど、ちょっと心配や。
ここでエリアンさんが再び登場して、宝箱ごと回収してコテージに籠ることに。また根をつめないか、フェリクスさんが注意してくれるって、言ってくれたが。心配やなあ。
でも、宝箱に関しては、指導員までしているエリアンさんに任せるのが一番なんやろう。
さ、鍵穴と宝箱は見つかったし、次の階層に突入だ。
ノワールは準備万端だし、ぶひひんだし。
ここから進むのはノワール、騎乗はもちろんホークさん、私はおまけ。飛行できるイシス達はこの階層は断念した。準備していると風が止んだ。
チャンスやっ。
私はいつものようにチュアンさんの肩をかりて、ノワールにのる。ゴーグルオッケー、マスクオッケー。ホークさんがいつものマントで私を包んでくれる。あー、安心感ー。バタバタとみんながルームに入る。着いていくのは、アレス、ビアンカ、ルージュ。ノワールはこんなこともあるだろうと特注していた、レッグアーマーを装着している。その上からレッサードラゴンの装備品を着けている。
いつ、この風が止まるのがわからない為に、できるだけ進まなくては。
「ノワール、頼むね、ホークさんお願いします」
「ぶひひんっ」
「お任せくださいっ」
ぶひひん特急ノワールが発進した。
壁から、ぺっ、された宝箱は次の日のお昼前に解除出来た。
ちょうどお昼前で全員揃っているので、どれどれと、開けてみる。
ワクワクオープン。
ザ・金銀財宝。
わー、映画とかでしかみたことないやつ。
みっちり、みっちり詰まっている。金銀のインゴットは、サイズがまちまち。しかし、大量にはいっている。他にも色とりどりの宝石。むき出しっ、傷が入りそうやない? 中には紙や布に包まったのもある。これ、仕分け大変やない? しかし、大量やなあ。たぶんこれ、ご褒美部屋みたいなやつやろうけど、大量すぎない?
このメンバーで宝石類の見分けとしっかりした査定出せるのはリィマさんのみ。
なので、リィマさんメインで作業することに。晃太もアイテムボックスのリストアップ機能を利用してお手伝いだ。一旦、すべての宝箱をアイテムボックスにいれてから、リストアップを確認。種類別に出して、それをリィマさんが鑑定だ。
「あ、ユイさん、風が止みましたっ」
外を監視していたミゲル君が、報せてくれる。えー、いまー? お昼がー、ま、仕方ないか。
私は適当にJOY-Pのランチをタップする。
「皆さんすみません、これでお昼なんとかしてください。晃太、後、頼むね。リィマさん、大量ですがお願いできます?」
「ん」
「分かったよ。ミズサワさんも気をつけて」
お昼抜きの移動になるが、ビアンカもルージュも嫌とは言わない。前回の第四階層で足止めをくらったからだ。ちょっと出発のタイミングがずれたら、何日も進めない事があった。
私は慌ただしく準備して、安全安心のホークさんに包まれて、荒野フィールドに出た。
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