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連載
カルーラで年越し~春まで①
「皆、お帰り~」
『あっ、ばあば~』
『ばぁば~』
『ばーば~』
「わふーんっ」
『ばーちゃんっ、寒いねんっ』
「くるっ」
出迎えてくれた母に仔達が群がる。シルフィ達も行こうとしたが、仔達の方がどうしても体格が大きいので、弾かれてしまっている。
「花ちゃん」
「くうんっ、くうーんっ」
花が歓迎のはみはみからのローリングを披露。朝会ったやん花ちゃん。よしよし。もふもふ。父は本日職人ギルドに行ってるそうだ。
「皆さんお帰りなさい、さ、寒いですね、さ、どうぞ」
「「「「「お世話になります」」」」」
と、ぞろぞろとパーティーハウスに。
私はまず倉庫にホークさんとノワールやイシス、ガタイのデカイメンバーを連れていく。そこからルームにご案内だ。それから、パーティーハウスに戻り、改めてルームを開ける。
「お母さん、私、ギルドに行くけんお願いできる?」
「よかよ」
慣れた皆さんがルームに入る。
ふうっ、暖かい。
『主よ』
きゅるん、と来た。
「今日はダメよ。中庭で我慢し」
『わかったのだ~』
しぶしぶ、アレスは中庭に。爆走開始。
「では皆さん、ゆっくりしていてください」
「「「「「はい」」」」」
そう言いながらも、手分けして数人は母の手伝いやブラッシングに入ってくれる。シルフィ達はやっと母のもふもふを受けて、お気に入りのふかふかクッションでふかふかと寝始めた。仔達はばあば、おやつとおねだりしている。
私はホークさんとルージュでギルドに向かった。
ギルドに到着すると、直ぐにいつもの応接室に。
ラソノさんが必死に晃太がリストを見ながら、その隣になんと冒険者ギルドマスターのアゾスさんが。ずいぶん顔色がよく、ガリガリに痩せていた身体にほどよく肉が着いて来ている。
アゾスさんは、す、と立ち上がり会釈する。
「テイマー、ユイ・ミズサワ殿、無事にお戻りなられたことをギルド一同喜ばしく思います」
「ありがとうございます」
「どうぞお掛けください。ある程度の話は弟君から伺っております。事実確認を」
「はい」
私は晃太の隣に座る。ホークさんは私の座ったソファーの後ろに立つ。
「では。早速ですが、魔の森でダンジョンを発見されたと」
「はい」
「場所は?」
「すみません、私は地図が読めなくて。そういった事はすべて弟とビアンカとルージュ達に任せています」
次々に質問が来るが、あらかじめケルンさんとフェリクスさんから、予測された質問内容で落ち着いて答えられる。結局、ダンジョンを公開するかどうかだけど、未公開となる。ダンジョンって一攫千金を夢見る人もあるが、人々の生活の支えになっている。ダンジョンと共に街が大きく成長していくケースもある、マーファやスカイランみたいにね。だが、今回は場所もそうだけど、あそこは私達ではなければ難攻不落だ。新しいダンジョンを夢見た冒険者が行っても、まず入り口に無事にたどり着くのも困難だ。それをうまくケルンさんとフェリクスさんが説明してくれたみたい。
「ダンジョンの公開? よく考えた方がよろしいかと」
「私もケルン殿に同意します。ミズサワ殿達がいなければ、我々だけなら即全滅していたはずです」
「向こう知らずのバカでも、若人が無駄死にするのは、年長者にしては思うところはあります」
「そうですね」
と、言ってくれたそうだ。
ユリアレーナ最強冒険者のエドワルドさんが所属し近隣諸国でも最強と呼ばれるラスチャーニエと、最良の冒険者のフェリクスさんが率いる蒼の麓のリーダーが揃って言ってくれて非公開となった。各ギルドで情報共有はするそうだけど。
説明してくれたケルンさんとフェリクスさんはゆったりとソファーに座っている。ファングさんもお茶を飲んでる。ロッシュさんは少しそわそわ。きっと奥さんに手紙を出すために、次のマーファへの転移がいつか聞きたいんやね。
「ありがとうございます。お疲れの所、長々と拘束してしまい申し訳ありません。提出していただいたリストの確認が済み次第、買い取りする品を厳選します。出きるだけ買い取らせて頂きます。宝石や宝飾品は次回のグーデオークションへの寄贈品以外の査定に入らせて頂きます。こちらも出きるだけ買い取らせて頂きます」
ラソノさんはいくつもの木札を準備する。
「あの、一つよろしいですか?」
私は一つ質問。
「はい、なんでしょうか?」
答えてくれたのはアゾスさん。
「今回、たくさん色々ドロップ品や宝石が出たんですが、それ目的にアスラ王国からも買い付けに商会の方が来られたりしますか?」
そう。また、リィマさんとアルスさんの父親が経営している商会が来たりしないかって。
「それは来るでしょうね。しかし今は時期が時期ですので、雪解けするまではカルーラには来れないでしょう」
あ、良かった。
「もちろん。カルーラに居を構える商会には、ミズサワ殿に無用な接触をしないように話は行っています。必要なものがあれば、ギルドを通し、依頼として立てるようにと」
「ありがとうございます」
私は木札を受けとる。
「査定等々に数日お時間を頂けますか? 査定が終わったものら順次お知らせします。本来見ることができないような品々ですから」
数は多いし、珍しい品もあったし。私は問題ない。各パーティーリーダーさんもだ。
私達はアゾスさんとラソノさんにご挨拶してから、ギルドを出た。
『あっ、ばあば~』
『ばぁば~』
『ばーば~』
「わふーんっ」
『ばーちゃんっ、寒いねんっ』
「くるっ」
出迎えてくれた母に仔達が群がる。シルフィ達も行こうとしたが、仔達の方がどうしても体格が大きいので、弾かれてしまっている。
「花ちゃん」
「くうんっ、くうーんっ」
花が歓迎のはみはみからのローリングを披露。朝会ったやん花ちゃん。よしよし。もふもふ。父は本日職人ギルドに行ってるそうだ。
「皆さんお帰りなさい、さ、寒いですね、さ、どうぞ」
「「「「「お世話になります」」」」」
と、ぞろぞろとパーティーハウスに。
私はまず倉庫にホークさんとノワールやイシス、ガタイのデカイメンバーを連れていく。そこからルームにご案内だ。それから、パーティーハウスに戻り、改めてルームを開ける。
「お母さん、私、ギルドに行くけんお願いできる?」
「よかよ」
慣れた皆さんがルームに入る。
ふうっ、暖かい。
『主よ』
きゅるん、と来た。
「今日はダメよ。中庭で我慢し」
『わかったのだ~』
しぶしぶ、アレスは中庭に。爆走開始。
「では皆さん、ゆっくりしていてください」
「「「「「はい」」」」」
そう言いながらも、手分けして数人は母の手伝いやブラッシングに入ってくれる。シルフィ達はやっと母のもふもふを受けて、お気に入りのふかふかクッションでふかふかと寝始めた。仔達はばあば、おやつとおねだりしている。
私はホークさんとルージュでギルドに向かった。
ギルドに到着すると、直ぐにいつもの応接室に。
ラソノさんが必死に晃太がリストを見ながら、その隣になんと冒険者ギルドマスターのアゾスさんが。ずいぶん顔色がよく、ガリガリに痩せていた身体にほどよく肉が着いて来ている。
アゾスさんは、す、と立ち上がり会釈する。
「テイマー、ユイ・ミズサワ殿、無事にお戻りなられたことをギルド一同喜ばしく思います」
「ありがとうございます」
「どうぞお掛けください。ある程度の話は弟君から伺っております。事実確認を」
「はい」
私は晃太の隣に座る。ホークさんは私の座ったソファーの後ろに立つ。
「では。早速ですが、魔の森でダンジョンを発見されたと」
「はい」
「場所は?」
「すみません、私は地図が読めなくて。そういった事はすべて弟とビアンカとルージュ達に任せています」
次々に質問が来るが、あらかじめケルンさんとフェリクスさんから、予測された質問内容で落ち着いて答えられる。結局、ダンジョンを公開するかどうかだけど、未公開となる。ダンジョンって一攫千金を夢見る人もあるが、人々の生活の支えになっている。ダンジョンと共に街が大きく成長していくケースもある、マーファやスカイランみたいにね。だが、今回は場所もそうだけど、あそこは私達ではなければ難攻不落だ。新しいダンジョンを夢見た冒険者が行っても、まず入り口に無事にたどり着くのも困難だ。それをうまくケルンさんとフェリクスさんが説明してくれたみたい。
「ダンジョンの公開? よく考えた方がよろしいかと」
「私もケルン殿に同意します。ミズサワ殿達がいなければ、我々だけなら即全滅していたはずです」
「向こう知らずのバカでも、若人が無駄死にするのは、年長者にしては思うところはあります」
「そうですね」
と、言ってくれたそうだ。
ユリアレーナ最強冒険者のエドワルドさんが所属し近隣諸国でも最強と呼ばれるラスチャーニエと、最良の冒険者のフェリクスさんが率いる蒼の麓のリーダーが揃って言ってくれて非公開となった。各ギルドで情報共有はするそうだけど。
説明してくれたケルンさんとフェリクスさんはゆったりとソファーに座っている。ファングさんもお茶を飲んでる。ロッシュさんは少しそわそわ。きっと奥さんに手紙を出すために、次のマーファへの転移がいつか聞きたいんやね。
「ありがとうございます。お疲れの所、長々と拘束してしまい申し訳ありません。提出していただいたリストの確認が済み次第、買い取りする品を厳選します。出きるだけ買い取らせて頂きます。宝石や宝飾品は次回のグーデオークションへの寄贈品以外の査定に入らせて頂きます。こちらも出きるだけ買い取らせて頂きます」
ラソノさんはいくつもの木札を準備する。
「あの、一つよろしいですか?」
私は一つ質問。
「はい、なんでしょうか?」
答えてくれたのはアゾスさん。
「今回、たくさん色々ドロップ品や宝石が出たんですが、それ目的にアスラ王国からも買い付けに商会の方が来られたりしますか?」
そう。また、リィマさんとアルスさんの父親が経営している商会が来たりしないかって。
「それは来るでしょうね。しかし今は時期が時期ですので、雪解けするまではカルーラには来れないでしょう」
あ、良かった。
「もちろん。カルーラに居を構える商会には、ミズサワ殿に無用な接触をしないように話は行っています。必要なものがあれば、ギルドを通し、依頼として立てるようにと」
「ありがとうございます」
私は木札を受けとる。
「査定等々に数日お時間を頂けますか? 査定が終わったものら順次お知らせします。本来見ることができないような品々ですから」
数は多いし、珍しい品もあったし。私は問題ない。各パーティーリーダーさんもだ。
私達はアゾスさんとラソノさんにご挨拶してから、ギルドを出た。
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