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騒ぎの後⑩
いいね、が180万超えました。ありがとうございます、励みになります。いいね、くださった皆さんありがとうございます。
次の日。
本日は休みにしようと言うことになり、ゲストハウスの庭で戯れるシルフィ達をアリスと共にのんびり眺める。うーん、平和ー。
バトルジャンキー達? サブ・ドア開けているので、勝手にやってもらってる。ばれなきゃよか。魔境から若手達まで引き連れて向かったよ。オフィーリア以外の若手達、きゅーん、な顔していたけどね。
私は仔達やシルフィ達のクッションを天日干し。ふかふか。
さて、次は、母のお手伝いに行こうかな。
母はルームのダイニングキッチンで、アスィミイールに格闘している。本日は夕御飯はアスィミイールの白焼きと蒲焼き。今回はお試しになる。イール、鰻は初めての人が多いので別にクレイ鱒のちゃんちゃん焼きも準備している。
まだまだ午前中。ダイニングキッチンで母とお手伝いのチュアンさん、ミゲル君、ヒェリさん、ガリストさんがアスィミイールに串を刺している。竹串ではなく、バーベキューとかで使われる鉄串。アスィミイールはよく見る鰻の蒲焼きのような形になっているが、かなり分厚いなあ。
「お母さん、なんばしたらよか?」
「そうやね。野菜の下拵えして。はい、これ」
「わっふ」
母が出したのは、段ボールに入った人参、玉ねぎ、じゃがいも、キャベツ、白菜、きのこ類、ドドーン。
「これはカレー用ね。キャベツはお好み焼きサイズよ。白菜は鍋にするけん。きのこは直ぐに食べられるようにして」
「あ、はい」
「次もあるけんね。天麩羅用に、こっちの野菜ば切って」
ドドーン、と次の野菜が出る。
「あ、はい」
結局、ヘルプにエマちゃんとテオ君、ケルンさん、エドワルドさん、ファングさん、フリンダさんが来てくれた。
アルスさんは朝からいつもの食欲が半分しかなくおかしいと思ったら、発熱していて、リィマさんが看病している。父が栄養を取り、ゆっくり休めば回復するだろうって。ジュースやゼリーを持っていったら、ぐっすり寝ていた。リィマさんに託す。
ツヴァイクさんは大物の作業に入っている。ベッドの作成だ。実はあの治療院で保護されている女の子、名前はピアちゃんね。ピアちゃんの行く先が決まった。
神様がピアちゃんとお母さんを会わせてくれたおかげが、ピアちゃん自身が聡い子なのか、案外すんなり決まった。
ピアちゃん、トビアスさんのところでしばらく静養後、教会で修行したいと。
昨日、私達が海上でバタバタしている時に、教会からの使いの方が来て報告してくれた。
シスター・ガルニャの丁寧な報告書を見て、ちょっと安心した。
ピアちゃんの革新派で受けた仕打ちはこれから聞き出すけど、まずは彼女の安全を確保。直ぐにトビアスさんのところに行くわけでない。革新派を軟禁状態だけど、あちこちから反発が出ている。確かにピアちゃんに対する拉致に虐待、サエ様をはじめテイマーさん、他にも人族以外の人達に対する暴言暴力があった。それでも彼らを無罪放免するように訴えて来る人達がいる。理由は、あの詐欺聖女が使える再生魔法だ。これは現在使いこなせる人が、この詐欺聖女と原始派の枢機卿だけなので、とっても貴重な存在だ。エリクサー以外にも、大怪我や欠損した四肢の再生、悪性腫瘍に対する治療手段となるため、望む人は凄まじい数だ。その再生魔法をうける予定の人達や、受けて救われた人達が詐欺聖女の解放を要求している。
再生魔法を待つ人達がいる。人道的な問題で、監視下ではあるが、詐欺聖女に再生魔法の活動は許可しているそうだけど。ピアちゃんを返せとギャンギャン言っている。返すわけないやん。
どうするのかって思ったら、国がまずピアちゃんを保護し、しばらくは修道院で保護すると正式発表する。実際は修道院ではなくトビアスさんのところだけどね。ピアちゃんはユリアレーナの小さな集落の生まれのため、ユリアレーナ国民だ。なので、国が保護すると言っても問題はない。で、ピアちゃんが心身ともに落ち着いたら、教会でヒーラーとしての修行に入る。
修行に入る理由がなあ、ちょっと涙腺が緩みそう。
シスター・ガルニャの報告書でピアちゃんの言葉がそのまま綴られていた。
夢の中でお母さんが畑仕事で怪我した手を、いつもピアの「痛いの痛いの飛んでいけ」で治してくれて、すごく助けられたって、嬉しかったと言ってくれた。だから、いつか、お母さんみたいに、怪我して困っている人を助けたい。でも、ちょっとだけ、今は休憩したい。
そうだよね。少しくらい、落ち着いて考える時間がないとね。で、私についても書かれていた。
助けてくれて、ありがとうって、一杯言いたい。あの時、抱き締めてくれて、ありがとうって言いたい。
そんな、気にしなくていいのに。心がほくほくする。
で、行き先が何故トビアスさんのところなのかは、ピアちゃんが保護された時に、私以外にその後の行き先に名乗り出たのだ。
あの時、ああ、この御一家なら任せられるかもって思った。
次の日。
本日は休みにしようと言うことになり、ゲストハウスの庭で戯れるシルフィ達をアリスと共にのんびり眺める。うーん、平和ー。
バトルジャンキー達? サブ・ドア開けているので、勝手にやってもらってる。ばれなきゃよか。魔境から若手達まで引き連れて向かったよ。オフィーリア以外の若手達、きゅーん、な顔していたけどね。
私は仔達やシルフィ達のクッションを天日干し。ふかふか。
さて、次は、母のお手伝いに行こうかな。
母はルームのダイニングキッチンで、アスィミイールに格闘している。本日は夕御飯はアスィミイールの白焼きと蒲焼き。今回はお試しになる。イール、鰻は初めての人が多いので別にクレイ鱒のちゃんちゃん焼きも準備している。
まだまだ午前中。ダイニングキッチンで母とお手伝いのチュアンさん、ミゲル君、ヒェリさん、ガリストさんがアスィミイールに串を刺している。竹串ではなく、バーベキューとかで使われる鉄串。アスィミイールはよく見る鰻の蒲焼きのような形になっているが、かなり分厚いなあ。
「お母さん、なんばしたらよか?」
「そうやね。野菜の下拵えして。はい、これ」
「わっふ」
母が出したのは、段ボールに入った人参、玉ねぎ、じゃがいも、キャベツ、白菜、きのこ類、ドドーン。
「これはカレー用ね。キャベツはお好み焼きサイズよ。白菜は鍋にするけん。きのこは直ぐに食べられるようにして」
「あ、はい」
「次もあるけんね。天麩羅用に、こっちの野菜ば切って」
ドドーン、と次の野菜が出る。
「あ、はい」
結局、ヘルプにエマちゃんとテオ君、ケルンさん、エドワルドさん、ファングさん、フリンダさんが来てくれた。
アルスさんは朝からいつもの食欲が半分しかなくおかしいと思ったら、発熱していて、リィマさんが看病している。父が栄養を取り、ゆっくり休めば回復するだろうって。ジュースやゼリーを持っていったら、ぐっすり寝ていた。リィマさんに託す。
ツヴァイクさんは大物の作業に入っている。ベッドの作成だ。実はあの治療院で保護されている女の子、名前はピアちゃんね。ピアちゃんの行く先が決まった。
神様がピアちゃんとお母さんを会わせてくれたおかげが、ピアちゃん自身が聡い子なのか、案外すんなり決まった。
ピアちゃん、トビアスさんのところでしばらく静養後、教会で修行したいと。
昨日、私達が海上でバタバタしている時に、教会からの使いの方が来て報告してくれた。
シスター・ガルニャの丁寧な報告書を見て、ちょっと安心した。
ピアちゃんの革新派で受けた仕打ちはこれから聞き出すけど、まずは彼女の安全を確保。直ぐにトビアスさんのところに行くわけでない。革新派を軟禁状態だけど、あちこちから反発が出ている。確かにピアちゃんに対する拉致に虐待、サエ様をはじめテイマーさん、他にも人族以外の人達に対する暴言暴力があった。それでも彼らを無罪放免するように訴えて来る人達がいる。理由は、あの詐欺聖女が使える再生魔法だ。これは現在使いこなせる人が、この詐欺聖女と原始派の枢機卿だけなので、とっても貴重な存在だ。エリクサー以外にも、大怪我や欠損した四肢の再生、悪性腫瘍に対する治療手段となるため、望む人は凄まじい数だ。その再生魔法をうける予定の人達や、受けて救われた人達が詐欺聖女の解放を要求している。
再生魔法を待つ人達がいる。人道的な問題で、監視下ではあるが、詐欺聖女に再生魔法の活動は許可しているそうだけど。ピアちゃんを返せとギャンギャン言っている。返すわけないやん。
どうするのかって思ったら、国がまずピアちゃんを保護し、しばらくは修道院で保護すると正式発表する。実際は修道院ではなくトビアスさんのところだけどね。ピアちゃんはユリアレーナの小さな集落の生まれのため、ユリアレーナ国民だ。なので、国が保護すると言っても問題はない。で、ピアちゃんが心身ともに落ち着いたら、教会でヒーラーとしての修行に入る。
修行に入る理由がなあ、ちょっと涙腺が緩みそう。
シスター・ガルニャの報告書でピアちゃんの言葉がそのまま綴られていた。
夢の中でお母さんが畑仕事で怪我した手を、いつもピアの「痛いの痛いの飛んでいけ」で治してくれて、すごく助けられたって、嬉しかったと言ってくれた。だから、いつか、お母さんみたいに、怪我して困っている人を助けたい。でも、ちょっとだけ、今は休憩したい。
そうだよね。少しくらい、落ち着いて考える時間がないとね。で、私についても書かれていた。
助けてくれて、ありがとうって、一杯言いたい。あの時、抱き締めてくれて、ありがとうって言いたい。
そんな、気にしなくていいのに。心がほくほくする。
で、行き先が何故トビアスさんのところなのかは、ピアちゃんが保護された時に、私以外にその後の行き先に名乗り出たのだ。
あの時、ああ、この御一家なら任せられるかもって思った。
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