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スライムダンジョン⑥
いいね、が200万超えました。ありがとうございます。励みになります、いいね、くださった皆さんありがとうございます。
ルージュが飛び込み、コハクとヒスイが続く。ホークさん達も続く。ゴーグルが足りず、近距離戦となるファングさんに貸し出したけど。
バタンッ、と閉じる扉。
ちゅどん、ドカン。
「大丈夫かね?」
父が心配そうに聞いてくる。
以前、冷蔵庫ダンジョンのボス部屋鑑定の為に一緒に行ったことはあるが、その時はビアンカもいたしね。あれから年月は経ち、コハクもヒスイも立派に成体になった。高位魔物は、成体になるまでの生存率は半分だけど、無事にね。そう思うとしみじみと、感慨深い。
「大丈夫よ、神様も見守ってくれとるよ」
「そうな」
ちゅどん、ドカン。
ちゅどん、ドカン。
しばらくして、ボス部屋の扉が開く。
「ユイさん、終わりました」
ホークさんが顔を出す。良かった。
「お怪我はありませんか?」
「はい。ほとんどルージュさんや、コハク君とヒスイちゃんが、倒しましたから」
そこに、ホークさんの横をすり抜けてヒスイが顔を出す。
『ねえねっ、じいじっ、ヒスイ、一杯やっつけたよっ』
「そうね、凄かね。ヒスイ、怪我はなか?」
「おお、よしよし」
『大丈夫だよっ』
コハクもやって来た。
『ねーちゃん、じーちゃんっ、わいの方が一杯やっつけたねんっ』
えっへん、と鼻高々に言ってくる。かわいかね。
『ヒスイだって、やっつけたもんっ』
『大きいのは、わいの方がやっつけたねんっ』
ムーッ、とやりだした。私達にはかわいかコハクとヒスイがムーッ、とやってるだけにしかみえないが、しっかり猛獣系に育った二人の睨み合いは、後ろの冒険者の皆さんに動揺が走る。
「はいはいケンカせんの。ジュースでも飲むね?」
『ヒスイねっ、オレンジがいいっ』
『わいもっ』
「はいはい」
この変わりよう、いっちょん変わらん。かわいか。私はアイテムボックスからいつも持ち歩いている、水分補給用のステンレスのボウルに、オレンジジュースを注ぐ。
『ユイ、私も飲みたいわ』
ルージュもボス部屋から出てきた。
「ルージュ、怪我は?」
『ないわよ。宝箱出たら呼んでちょうだい』
「はいはい。お父さん、見とってくれる? 私、ドロップ品を拾いに行くけん。足りんかったら、これば」
「よかよ」
父に託す。オレンジジュースのピッチャーは空なので、リンゴジュースのピッチャーを渡す。
私はボス部屋に入る。ホークさん達がせっせと散らばるスライムのコアを拾い集めている。わあ、予想していたが、たくさん転がっている。さ、私も拾いましょう。アシッドスライムもいたようで、ちょっと酸性臭がするが、我慢できないわけではない。その内、気にならなくなった。
五人がかりで拾い集める。通常サイズのコアが軽く三桁あるみたい。ゴルフボールサイズのスライムコアは、初めましての色付きがある。澄んだ赤、オレンジっぽい茶色、水色、そして、乳白色。属性があるんやね。普通のゴルフボールサイズのスライムコアが三つ。二つのステンレスボウルに、スライムコアとゴルフボールサイズのスライムコアを分けて入れる。最後のスライムコアを手にすると、出ました宝箱。ルージュが瞬で解除してくれた。中身はお馴染みのビロードの箱。
「ありがとう」
『いいのよ』
さて、とボス部屋の入り口で、こちらの様子を伺う冒険者の皆さん。私はビロードの箱を持つ。ステンレスボウルはホークさんが持つ。
「お待たせしました」
私はホークさん達と一旦ボス部屋を出る。近くでコハクとヒスイが父にかいかいしてもらっている。
譲ってくれた冒険者の皆さんの注目の中で、私はいつも使用している簡易テーブルをアイテムボックスから取り出す。
「各パーティのリーダーさん、確認をお願いします」
顔を見合わせるのは三人の男性冒険者さん。私は簡易テーブルを広げて、コアの入ったステンレスボウルとビロードの箱を置く。
え? と、戸惑いの表情。
「こちらがさっきのボス部屋のドロップ品と宝箱の中身です」
「えっ、本当に?」
一人のリーダーさん、最初の声かけに答えてくれた人だ。
「はい、そうです」
「いやいや、いくらなんでも多すぎだぞっ」
「うちのルージュはレベルが高いので」
おほほ。
嘘やないもん。
以前聞いたが、ボス部屋の中身は、扉を開けたもののレベルに準じる。なかなかレベルが三桁の冒険者はなかなかいない。ほとんど二桁の人だ。比べるとあれだが、ルージュのレベルは五百超え。レベル百の私でさえ、比べたら差がとんでもないことになるのは、何度も経験しているが、なかなかそんなにレベルの差が激しいメンバーでダンジョンなんて挑まないから、このリーダーさんには実感が沸かないんだね。
私がおほほ、の態度を崩さないし、しれっとルージュがそばに来てくれたので、そのリーダーは引いてくれた。その会話を聞いて、残り二人のリーダーさん達は、ちょっと引き気味の姿勢になる。
ルージュが飛び込み、コハクとヒスイが続く。ホークさん達も続く。ゴーグルが足りず、近距離戦となるファングさんに貸し出したけど。
バタンッ、と閉じる扉。
ちゅどん、ドカン。
「大丈夫かね?」
父が心配そうに聞いてくる。
以前、冷蔵庫ダンジョンのボス部屋鑑定の為に一緒に行ったことはあるが、その時はビアンカもいたしね。あれから年月は経ち、コハクもヒスイも立派に成体になった。高位魔物は、成体になるまでの生存率は半分だけど、無事にね。そう思うとしみじみと、感慨深い。
「大丈夫よ、神様も見守ってくれとるよ」
「そうな」
ちゅどん、ドカン。
ちゅどん、ドカン。
しばらくして、ボス部屋の扉が開く。
「ユイさん、終わりました」
ホークさんが顔を出す。良かった。
「お怪我はありませんか?」
「はい。ほとんどルージュさんや、コハク君とヒスイちゃんが、倒しましたから」
そこに、ホークさんの横をすり抜けてヒスイが顔を出す。
『ねえねっ、じいじっ、ヒスイ、一杯やっつけたよっ』
「そうね、凄かね。ヒスイ、怪我はなか?」
「おお、よしよし」
『大丈夫だよっ』
コハクもやって来た。
『ねーちゃん、じーちゃんっ、わいの方が一杯やっつけたねんっ』
えっへん、と鼻高々に言ってくる。かわいかね。
『ヒスイだって、やっつけたもんっ』
『大きいのは、わいの方がやっつけたねんっ』
ムーッ、とやりだした。私達にはかわいかコハクとヒスイがムーッ、とやってるだけにしかみえないが、しっかり猛獣系に育った二人の睨み合いは、後ろの冒険者の皆さんに動揺が走る。
「はいはいケンカせんの。ジュースでも飲むね?」
『ヒスイねっ、オレンジがいいっ』
『わいもっ』
「はいはい」
この変わりよう、いっちょん変わらん。かわいか。私はアイテムボックスからいつも持ち歩いている、水分補給用のステンレスのボウルに、オレンジジュースを注ぐ。
『ユイ、私も飲みたいわ』
ルージュもボス部屋から出てきた。
「ルージュ、怪我は?」
『ないわよ。宝箱出たら呼んでちょうだい』
「はいはい。お父さん、見とってくれる? 私、ドロップ品を拾いに行くけん。足りんかったら、これば」
「よかよ」
父に託す。オレンジジュースのピッチャーは空なので、リンゴジュースのピッチャーを渡す。
私はボス部屋に入る。ホークさん達がせっせと散らばるスライムのコアを拾い集めている。わあ、予想していたが、たくさん転がっている。さ、私も拾いましょう。アシッドスライムもいたようで、ちょっと酸性臭がするが、我慢できないわけではない。その内、気にならなくなった。
五人がかりで拾い集める。通常サイズのコアが軽く三桁あるみたい。ゴルフボールサイズのスライムコアは、初めましての色付きがある。澄んだ赤、オレンジっぽい茶色、水色、そして、乳白色。属性があるんやね。普通のゴルフボールサイズのスライムコアが三つ。二つのステンレスボウルに、スライムコアとゴルフボールサイズのスライムコアを分けて入れる。最後のスライムコアを手にすると、出ました宝箱。ルージュが瞬で解除してくれた。中身はお馴染みのビロードの箱。
「ありがとう」
『いいのよ』
さて、とボス部屋の入り口で、こちらの様子を伺う冒険者の皆さん。私はビロードの箱を持つ。ステンレスボウルはホークさんが持つ。
「お待たせしました」
私はホークさん達と一旦ボス部屋を出る。近くでコハクとヒスイが父にかいかいしてもらっている。
譲ってくれた冒険者の皆さんの注目の中で、私はいつも使用している簡易テーブルをアイテムボックスから取り出す。
「各パーティのリーダーさん、確認をお願いします」
顔を見合わせるのは三人の男性冒険者さん。私は簡易テーブルを広げて、コアの入ったステンレスボウルとビロードの箱を置く。
え? と、戸惑いの表情。
「こちらがさっきのボス部屋のドロップ品と宝箱の中身です」
「えっ、本当に?」
一人のリーダーさん、最初の声かけに答えてくれた人だ。
「はい、そうです」
「いやいや、いくらなんでも多すぎだぞっ」
「うちのルージュはレベルが高いので」
おほほ。
嘘やないもん。
以前聞いたが、ボス部屋の中身は、扉を開けたもののレベルに準じる。なかなかレベルが三桁の冒険者はなかなかいない。ほとんど二桁の人だ。比べるとあれだが、ルージュのレベルは五百超え。レベル百の私でさえ、比べたら差がとんでもないことになるのは、何度も経験しているが、なかなかそんなにレベルの差が激しいメンバーでダンジョンなんて挑まないから、このリーダーさんには実感が沸かないんだね。
私がおほほ、の態度を崩さないし、しれっとルージュがそばに来てくれたので、そのリーダーは引いてくれた。その会話を聞いて、残り二人のリーダーさん達は、ちょっと引き気味の姿勢になる。
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