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スライムダンジョン⑧
スライムダンジョンに挑む日を迎えた。
「じゃあ、行ってくるね。数日ずれるかもしれんけど」
「よかよ。気をつけて行くんよ」
「くうーんっ」
花を抱っこした母と、父に見送られてパーティハウスを出る。途中でギルドに寄り、予約していたゴーグルを受け取る。手袋はそれぞれ持っているしね。私にはワイバーンのアームカバーと、セレクトショップダリアから手に入れた白い手袋に、母が遮断と冷却の付与をしてもらった。晃太は黒の手袋。他の人達も自前の手袋に行った。
今回は若手達の参加は見送った。スライムダンジョンは上層階まで冒険者の方が挑んでいるので、遭遇したら誤魔化しきれないからね。
問題なくスライムダンジョンに到着。
三つの班に分かれてスキップする。
魔法陣のある小屋のドアを、あの時、案内してくれた警備の方が、わざわざ開けてくれた。ありがとうございます。
第一班は私、晃太、ノワール、仔達、オシリス、魔力はイシスが流す。
第二班は鷹の目、アリス、シルフィ達、魔力はアレスが流す。
第三班は金の虎、ビアンカ、魔力はルージュが流す。
無事に、スキップ成功。まずは、十二階から挑み、最上階を目指す事になる。
まずは十二階と十三階には、二手に分かれる。後から十三階のボス部屋に移動する。
十二階のボス部屋にはアレス、アリス、シルフィ達の訓練の為に挑む。私と鷹の目の皆さんが残る。晃太は金の虎の皆さんで、ビアンカ、ルージュ、仔達、イシスとオシリスで向かう。ここでもノワールの馬車が大活躍や。
まずは十二階のボス部屋に挑むために並ぶ。勢揃いで来たので、前に並ぶ冒険者のパーティがざわざわしている。イシス達グリフィンが目立つが、ノワールも目立つ。コソコソと、なんで魔法馬がいるんだ、みたいな感じだ。私達が並ぶ直前にボス部屋が閉まったみたいで、一時間以上の待ち時間がある。
『主よ、主よ、ちょっと走ってきてもいいのだ?』
「あんたのちょっとは、ちょっとやないやろ。大人しくしとき」
『ちょっとでいいのだー』
きゅるん、きゅるん、と巨体できゅるん。三人衆まで加わり、きゅるん、くっ、かわいかっ。
「もう、あんまり遠くに行かんでよ。呼んだら直ぐに帰って来てよ」
マジックバッグをアレスの首に下げる。
『分かったのだーっ、行くぞ甥っ子共よーっ』
ばぁぁぁぁぁっ、と走っていってしまった。お尻がかわいか。
残された私達はのんびり列に並ぶ、訳では無い。
「わふんっ」
『近くでシルフィ達の訓練をしたいそうなのです』
『ボス部屋の順番来るのに時間かかるでしょう』
ウインディがアリスの後方で情けない顔してる。
うーん、じーっと赤と紫の目で見てくるアリス。この状況は、アリスは何だかんだと引かずに譲らないんだよね。
「近くでよ。ここには潜っとる冒険者の人がたくさんおるんやからね」
「わふんっ」
分かった、と言わんばかりのアリス。わふわふと続くのは、シルフィとイフリィ、ノーム。情けない顔のウインディを引き連れてアリスを見送る。
「ビアンカとルージュはよかの?」
『スライムなんて食べられないのです』
『そうね、アレスもいないし、のんびりするわ。ユイ、アイスちょうだい』
『私はバニラなのです』
『イチゴね』
「なんばしれっと。帰ってお母さんにバレたらどうするん?」
『少しくらい分からないのですー』
『一つでいいわー』
『ソレデ食ウカラ横二広ガルノダ』
そこらに悠然と寝そべっていたイシスがばっさり。
『『キーッ』』
アレスがおらんでも賑やか。
三人娘までアイスアイスと訴えるが、さすがに人目がある為宥めながら過ごす。
しばらくして、ボス部屋の扉が開くので、アレス達を呼ぶと土煙上げながら帰って来た。
ここで二手に分かれる事になる。
シルフィ達の訓練次第では、私達は十二階で一泊だ。
「じゃあ、気をつけてね」
「ん、分かった」
「皆、気を付けるんよ」
『ねえね、すぐ来てね』
『ルリ、先に行くけど、ねぇねが心配っ』
『クリス、残って守ってあげるっ』
くっ、いつまでもかわいかね。
「大丈夫よ。ありがとうね。後で追いかけるけんね」
よしよしもふもふ。
晃太達を見送る。ボス部屋を通り抜けて、向こう側にある階段を上がっていく。
見送ってから、私は列に戻った。
『主よ、ちょっと走って来てもいいのだ?』
「あんた、ちょっとじっとしとかんね」
『くうーんっ。ノワールも走りたいと言ってるのだー』
「ぶひひんっ」
つぶらな黒い目で訴えて来るノワール。
列を見ると、まだ、時間かかりそうだね。
どうしようかな?
私はホークさんと相談することにした。
「じゃあ、行ってくるね。数日ずれるかもしれんけど」
「よかよ。気をつけて行くんよ」
「くうーんっ」
花を抱っこした母と、父に見送られてパーティハウスを出る。途中でギルドに寄り、予約していたゴーグルを受け取る。手袋はそれぞれ持っているしね。私にはワイバーンのアームカバーと、セレクトショップダリアから手に入れた白い手袋に、母が遮断と冷却の付与をしてもらった。晃太は黒の手袋。他の人達も自前の手袋に行った。
今回は若手達の参加は見送った。スライムダンジョンは上層階まで冒険者の方が挑んでいるので、遭遇したら誤魔化しきれないからね。
問題なくスライムダンジョンに到着。
三つの班に分かれてスキップする。
魔法陣のある小屋のドアを、あの時、案内してくれた警備の方が、わざわざ開けてくれた。ありがとうございます。
第一班は私、晃太、ノワール、仔達、オシリス、魔力はイシスが流す。
第二班は鷹の目、アリス、シルフィ達、魔力はアレスが流す。
第三班は金の虎、ビアンカ、魔力はルージュが流す。
無事に、スキップ成功。まずは、十二階から挑み、最上階を目指す事になる。
まずは十二階と十三階には、二手に分かれる。後から十三階のボス部屋に移動する。
十二階のボス部屋にはアレス、アリス、シルフィ達の訓練の為に挑む。私と鷹の目の皆さんが残る。晃太は金の虎の皆さんで、ビアンカ、ルージュ、仔達、イシスとオシリスで向かう。ここでもノワールの馬車が大活躍や。
まずは十二階のボス部屋に挑むために並ぶ。勢揃いで来たので、前に並ぶ冒険者のパーティがざわざわしている。イシス達グリフィンが目立つが、ノワールも目立つ。コソコソと、なんで魔法馬がいるんだ、みたいな感じだ。私達が並ぶ直前にボス部屋が閉まったみたいで、一時間以上の待ち時間がある。
『主よ、主よ、ちょっと走ってきてもいいのだ?』
「あんたのちょっとは、ちょっとやないやろ。大人しくしとき」
『ちょっとでいいのだー』
きゅるん、きゅるん、と巨体できゅるん。三人衆まで加わり、きゅるん、くっ、かわいかっ。
「もう、あんまり遠くに行かんでよ。呼んだら直ぐに帰って来てよ」
マジックバッグをアレスの首に下げる。
『分かったのだーっ、行くぞ甥っ子共よーっ』
ばぁぁぁぁぁっ、と走っていってしまった。お尻がかわいか。
残された私達はのんびり列に並ぶ、訳では無い。
「わふんっ」
『近くでシルフィ達の訓練をしたいそうなのです』
『ボス部屋の順番来るのに時間かかるでしょう』
ウインディがアリスの後方で情けない顔してる。
うーん、じーっと赤と紫の目で見てくるアリス。この状況は、アリスは何だかんだと引かずに譲らないんだよね。
「近くでよ。ここには潜っとる冒険者の人がたくさんおるんやからね」
「わふんっ」
分かった、と言わんばかりのアリス。わふわふと続くのは、シルフィとイフリィ、ノーム。情けない顔のウインディを引き連れてアリスを見送る。
「ビアンカとルージュはよかの?」
『スライムなんて食べられないのです』
『そうね、アレスもいないし、のんびりするわ。ユイ、アイスちょうだい』
『私はバニラなのです』
『イチゴね』
「なんばしれっと。帰ってお母さんにバレたらどうするん?」
『少しくらい分からないのですー』
『一つでいいわー』
『ソレデ食ウカラ横二広ガルノダ』
そこらに悠然と寝そべっていたイシスがばっさり。
『『キーッ』』
アレスがおらんでも賑やか。
三人娘までアイスアイスと訴えるが、さすがに人目がある為宥めながら過ごす。
しばらくして、ボス部屋の扉が開くので、アレス達を呼ぶと土煙上げながら帰って来た。
ここで二手に分かれる事になる。
シルフィ達の訓練次第では、私達は十二階で一泊だ。
「じゃあ、気をつけてね」
「ん、分かった」
「皆、気を付けるんよ」
『ねえね、すぐ来てね』
『ルリ、先に行くけど、ねぇねが心配っ』
『クリス、残って守ってあげるっ』
くっ、いつまでもかわいかね。
「大丈夫よ。ありがとうね。後で追いかけるけんね」
よしよしもふもふ。
晃太達を見送る。ボス部屋を通り抜けて、向こう側にある階段を上がっていく。
見送ってから、私は列に戻った。
『主よ、ちょっと走って来てもいいのだ?』
「あんた、ちょっとじっとしとかんね」
『くうーんっ。ノワールも走りたいと言ってるのだー』
「ぶひひんっ」
つぶらな黒い目で訴えて来るノワール。
列を見ると、まだ、時間かかりそうだね。
どうしようかな?
私はホークさんと相談することにした。
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