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騒がしい始まり②
「はあ、暑かなあ」
「ユイさん、只今戻りました」
「おかえり晃太、ホークさんお疲れ様です。オシリス、お疲れ様」
エアコンが効いているルームに誘導してから、晃太とホークさんに麦茶を出す。オシリスは従魔の部屋の水飲み場で補水している。
二人とも汗びっしょりなので、先にお風呂に入ってもらう。夕御飯はクレイ鱒のムニエル、ポテトサラダ、ほうれん草の卵とじ、国産野菜が使用されている冷凍餃子が並ぶ。その間に、チュアンさん達がブラッシングをしてくれる。準備が整う頃ににこにこしたアルスさんを先頭に金の虎の皆さんがやって来て、晃太とホークさんもお風呂が済んだ。
本日は両親以外は禁酒にした。もしかしたら、明日貯水湖に向かわなくてはならない事態になる可能性があるって。理由は、本日補水した貯水湖に、水不足だから魔物が集まってしまうって。水魔法が使えるビアンカやアレスは必要ないんだけど、高位魔物でも皆が使える訳でないからね。念の為に、イシス達が上空で警戒して、必要なら貯水湖を確認に行く人達を遠目で見守ってもらう事になった。自己満足なんだけどね。イシス達には大好物のピザを追加した。
『私ニ任セルトヨイ。全テ蹴散ラソウ』
頼もしい。あっという間にLサイズのピザがなくなり、す、と器用に前脚で皿を押し出してくる。はいはい。
では、皆揃って頂きます。
ぱく、うん、母安定のポテトサラダ。なんでだろうなあ、私が同じ材料で、同じレシピで作っても、こうならないんだけどなあ。もぐもぐ。
「で、晃太、貯水湖はどうやったん?」
「ん」
晃太は餃子をぱくり、あつ、となってる。
「結構、底が尽きかけとったよ」
ノンアルコールビールを一口。
晃太の話では、貯水湖の貯水率は二割ほどだったらしい。晃太のアイテムボックス内には大量の雪がある。それだけ、カルーラで雪かきの依頼をこなした。最初は近くの川に流していたけど、夏場に仔達やシルフィ達の為に使えないかと、ビアンカやルージュ、アリスからあり、雪の保管をしていたが、こんな理由で使い道があるとは。
「一応、雪が貯水湖に八割くらいになるように雪ば入れてきた。足りんければ、またオシリスに乗せてもらっていけばよかけん」
「そうな。雪の残量は?」
「えーっと。七割くらいやね」
「まだあるね」
「カルーラは豪雪地やったもんなあ」
私はだいたいパーティハウスでぬくぬくしていたけど、晃太は雪かき依頼で、かなりの頻度で出かけていたからね。
それから私は母と話す。デリズにも小さいが教会併設の孤児院と無料教室がある。寄付に行くことに。午前中にもへじ生活で服や靴、ぺんたごんからナチュラルコットンの生地をゲットしてからだ。寄付の際、孤児院と無料教室の建物に不備がないか確認して、そのままギルドに向かい、職人ギルドに介入依頼をする。無料教室に関しては給食がどうなっているか確認してからだ。
賑やかな夕御飯の後、金の虎の皆さんがお礼を言って帰宅。母が朝御飯にと、ホットドッグを入れたバケットを風呂敷に包んでを渡していた。アルスさん、にこにこだ。ファングさん達は母に再度お礼を行って帰って行った。
さ、お風呂入って寝ようかな。あ、まだもへじ生活開いてるから、ちょっとお買い物しようかな。
……なんや、後頭部に鼻息がかかる。
『涼しくなったのです』
『サブ・ドア開けてちょうだい』
『ボス部屋なのだあ、ボス部屋なのだあ』
『ウム、食後ノ運動ダナ』
「わふんっ」
「くうっ」
「ぶひひんっ」
いや、いくら夜でも、動いたら暑くない?
『大丈夫なのです』
『ルーティの方は涼しいわ』
『大丈夫なのだっ、我が魔法でなんとかするのだ』
『主ヨ、心配無用ダ』
迫ってくるバトルジャンキー達。
アリス達まで迫ってくるし、仕方なかね。晃太をちらっと見ると、肩をすくめている。
「もう、あんまり遅くならんでよ」
私達は手分けしてそれぞれの首にマジックバッグを下げた。
仔達やシルフィ達は寝てしまっているので、そのまま。
見送ってから、買い物やらお風呂、試練のダンジョンの為の食事の下拵えなどして過ごした。
バトルジャンキー達が帰って来たのは、夜中の二時過ぎ。
「遅くならんでって、言ったよね?」
私は眉をピクピクさせながら、しれーっ、と並ぶバトルジャンキー達に言う。しっかりしているアリスまでこんな時間になるなんて。確かに、ルームは安全圏内やけどさ。きちんと言わないと行けないが、仔達やシルフィ達が寝ているために、軽くお小言で済ませるが、明日一日、糖質カットのロールパンだけのご飯にしようかな。
「ユイさん、只今戻りました」
「おかえり晃太、ホークさんお疲れ様です。オシリス、お疲れ様」
エアコンが効いているルームに誘導してから、晃太とホークさんに麦茶を出す。オシリスは従魔の部屋の水飲み場で補水している。
二人とも汗びっしょりなので、先にお風呂に入ってもらう。夕御飯はクレイ鱒のムニエル、ポテトサラダ、ほうれん草の卵とじ、国産野菜が使用されている冷凍餃子が並ぶ。その間に、チュアンさん達がブラッシングをしてくれる。準備が整う頃ににこにこしたアルスさんを先頭に金の虎の皆さんがやって来て、晃太とホークさんもお風呂が済んだ。
本日は両親以外は禁酒にした。もしかしたら、明日貯水湖に向かわなくてはならない事態になる可能性があるって。理由は、本日補水した貯水湖に、水不足だから魔物が集まってしまうって。水魔法が使えるビアンカやアレスは必要ないんだけど、高位魔物でも皆が使える訳でないからね。念の為に、イシス達が上空で警戒して、必要なら貯水湖を確認に行く人達を遠目で見守ってもらう事になった。自己満足なんだけどね。イシス達には大好物のピザを追加した。
『私ニ任セルトヨイ。全テ蹴散ラソウ』
頼もしい。あっという間にLサイズのピザがなくなり、す、と器用に前脚で皿を押し出してくる。はいはい。
では、皆揃って頂きます。
ぱく、うん、母安定のポテトサラダ。なんでだろうなあ、私が同じ材料で、同じレシピで作っても、こうならないんだけどなあ。もぐもぐ。
「で、晃太、貯水湖はどうやったん?」
「ん」
晃太は餃子をぱくり、あつ、となってる。
「結構、底が尽きかけとったよ」
ノンアルコールビールを一口。
晃太の話では、貯水湖の貯水率は二割ほどだったらしい。晃太のアイテムボックス内には大量の雪がある。それだけ、カルーラで雪かきの依頼をこなした。最初は近くの川に流していたけど、夏場に仔達やシルフィ達の為に使えないかと、ビアンカやルージュ、アリスからあり、雪の保管をしていたが、こんな理由で使い道があるとは。
「一応、雪が貯水湖に八割くらいになるように雪ば入れてきた。足りんければ、またオシリスに乗せてもらっていけばよかけん」
「そうな。雪の残量は?」
「えーっと。七割くらいやね」
「まだあるね」
「カルーラは豪雪地やったもんなあ」
私はだいたいパーティハウスでぬくぬくしていたけど、晃太は雪かき依頼で、かなりの頻度で出かけていたからね。
それから私は母と話す。デリズにも小さいが教会併設の孤児院と無料教室がある。寄付に行くことに。午前中にもへじ生活で服や靴、ぺんたごんからナチュラルコットンの生地をゲットしてからだ。寄付の際、孤児院と無料教室の建物に不備がないか確認して、そのままギルドに向かい、職人ギルドに介入依頼をする。無料教室に関しては給食がどうなっているか確認してからだ。
賑やかな夕御飯の後、金の虎の皆さんがお礼を言って帰宅。母が朝御飯にと、ホットドッグを入れたバケットを風呂敷に包んでを渡していた。アルスさん、にこにこだ。ファングさん達は母に再度お礼を行って帰って行った。
さ、お風呂入って寝ようかな。あ、まだもへじ生活開いてるから、ちょっとお買い物しようかな。
……なんや、後頭部に鼻息がかかる。
『涼しくなったのです』
『サブ・ドア開けてちょうだい』
『ボス部屋なのだあ、ボス部屋なのだあ』
『ウム、食後ノ運動ダナ』
「わふんっ」
「くうっ」
「ぶひひんっ」
いや、いくら夜でも、動いたら暑くない?
『大丈夫なのです』
『ルーティの方は涼しいわ』
『大丈夫なのだっ、我が魔法でなんとかするのだ』
『主ヨ、心配無用ダ』
迫ってくるバトルジャンキー達。
アリス達まで迫ってくるし、仕方なかね。晃太をちらっと見ると、肩をすくめている。
「もう、あんまり遅くならんでよ」
私達は手分けしてそれぞれの首にマジックバッグを下げた。
仔達やシルフィ達は寝てしまっているので、そのまま。
見送ってから、買い物やらお風呂、試練のダンジョンの為の食事の下拵えなどして過ごした。
バトルジャンキー達が帰って来たのは、夜中の二時過ぎ。
「遅くならんでって、言ったよね?」
私は眉をピクピクさせながら、しれーっ、と並ぶバトルジャンキー達に言う。しっかりしているアリスまでこんな時間になるなんて。確かに、ルームは安全圏内やけどさ。きちんと言わないと行けないが、仔達やシルフィ達が寝ているために、軽くお小言で済ませるが、明日一日、糖質カットのロールパンだけのご飯にしようかな。
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