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#2:邂逅~それぞれの思い
#2-5.他に方法はなかったのか?×2
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突然の出来事と、頭に受けた衝撃で、一瞬何が起こったかわからなかった。
大きく開いた扉がバタンと閉まり、彼女が走り去った音でハロルドは我に返った。
「……………………」
「何だったんだ?」
「……痛い」
覚えている限り、他人から殴られた記憶などない。
当たり前だ、ハロルドは大国ウルバーンの王子なのだから。
「俺は解除されたのか?」
女の細腕で殴られたにしてはかなりズキズキ痛む頭を触りながら問う。
「さあ?」
「『さあ』って……無責任だな」
(そもそも、お前が、俺に魔王の『魅了』が掛かっていると言ったんだろう)
「自分のことは自分が一番良くわかってるんじゃないんですか?」
そう言われ、ハロルドは胸に手を当ててあれ……マリナのことを考えてみる。
10年越しに間近で見た姿。
当然ながら、写真で見たよりも数倍、いや数十倍魅力的だった。
もうあのままずっとテーブル越しに眺めていたかったぐらいに。
それに……抱き寄せたときの細い腰、頬を寄せて嗅いだ甘い匂い。
思わず耳朶に舌を這わせた時の腕の中で身悶え染まる頬、半開きの震える口唇から零れる細く色っぽい喘ぎ声、目元を赤く染め潤む紫水晶の瞳……。
…………思い出すだけで勃つ。
今までは10年前の少女を思い描いてプラトニックなラブだったのが、生身の彼女を目にしたらそりゃもう勃つ。
先程まで固くなっていて今は幾分落ち着いた所が再び熱を持ち始める。
年頃の健全な男子なのだから仕方ないでしょうよ。
……………………あれ?
これって解除されてるのか?
もう一度、彼女のことを思い出す。
…………いかん、何処かで発散しなければみっともない事になってしまう。
でも、どうしよう…………もう他の女では勃たないかもしれない。
「ユーリ、俺は彼女のこと……」
「殿下、それは『気のせい』ですよ。解除されたてでまだ気持ちが落ち着いてないだけで、そのうち忘れます」
そんなわけない。
彼女を思うだけで、前よりも一層会いたくなるというのに。
これが「気のせい」だと?
時間を置けば忘れるというのか?
◆・‥…‥・◆・‥…‥・◆・‥…‥・◆
『魅了』の解除方法が、対象者の頭を殴る事だとは、なかなかデンジャラスで興味深い。
まあ彼女ほどの細い腕で殴られたところで、大した衝撃はないだ……どうした、涙目になってるぞ阿呆がとユーリは冷めた目で見る。
「痛い……」
思ったより痛かったようだ。
でも、まあ、阿呆は王子だけあって痛みに慣れていないから、殊更痛く感じるだけだろう。
それにしても、これで解除出来たんだろうか。
10年前、自分が祓えなかった、今となっては呪いのような『魅了』の魔力。
「俺は解除されたのか?」
「さあ?」
見た感じ何も変わりはしない。
変わらないということは、10年前と同じ状態ということだ。
無責任だなんだと言われたところで、わからないものはわからない。
つまり……。
「自分のことは自分が一番良くわかってるんじゃないんですか?」
いくらわかりやすい阿呆の頭の中でも、隅から隅まで理解できるわけでもないし、する義理もない。
自分で判断しろってんだ。
そう言ってやると、胸に手を当ててなにやら百面相をしだした。
挙げ句、顔が徐々に赤く染まるのが、何だか面白くない。
一体、何を思い出してるのやら……どうせさっきの彼女の痴態だろう。
膨れたスラックスを押し上げるモノがその証拠だ。
忌々しい。
まあ、それに関してはやりすぎたなと後悔している。
指を突っ込んでシルシがあることを証明すればいいだけだった。
なのに、つい昨日のことを思い出して、彼女の甘い口唇を貪ろうとしてしまった。
仕方ないだろう、彼女とのキスが今まで感じたことのないほどの快感を得られると知ってしまったのだから。
そう、彼女の舌先に魔王としてのシルシがあるように、自分にも似たような場所──上顎──にシルシがある。
彼女がシルシに触れられると堪らず喘いでしまうように、自分にとってもソレは快感のツボなのだ。
今までも他人に触れられ感じることはあったが、何が違うのか彼女とのキスは段違いに気持ちがいい。
彼女が立っていられないほど腰砕けになると言うのなら、自分は無意識に腰を擦り付け射精してしまいそうになるほどの快感。
恐らく普段は隠蔽魔法のようなもので隠されているであろうシルシが、興奮して快感を得ることで紅く顕現した様を思い出してもゾクリと腰が震える。
こんな事、絶対に他人に知られるわけにはいかない。
目の前の阿呆の事を笑ってる場合じゃない。
勇者である自分に『魅了』は生来の耐性があるため効果がないはずだ。
なのに、なぜ彼女とのキスがあんなにも気持ちがいいのか。
その理由はわからないが、もし、この阿呆が同じように彼女とキスをして触れたらと考えると、全く、全然、1ミリも面白くない。
魔王を征服するのは勇者である自分の使命だ。
だから、きっと、多分、面白くないんだろう。
取り敢えず、この阿呆は彼女に近づけてはならない。
オカズはさっきので十分だ。
本気で結婚だ、婚約だと騒がれると、身分が身分だけに冗談では済まされない。
こんな事になるなら、とっとと適当な令嬢を見繕ってくっつけておけば良かった。
そう言えば……とユーリは思い出す。
今年の新入生に、田舎の男爵の娘で、そこそこ可愛らしく自信満々で権力が好きそうな女がいたな。
去年まではそういうのは全部あの阿呆に押し付けて逃げていたが、今年もまた面倒そうなのがいるなと警戒していた所だ。
ちょっと身分的に下だが、ああいう高望みしがちな野心家の女は、そういう身分差でさえスパイスとして特別感に酔い痴れるだろう。
いい感じに殿下に擦り付ければ、それどころじゃなくなって彼女から気が逸れるんじゃないか?
ここへ来る気も失せるだろうし、一石二鳥じゃないか。
「ユーリ、俺は彼女のこと……」
「殿下、それは『気のせい』ですよ。解除されたてでまだ気持ちが落ち着いてないだけで、そのうち忘れます」
まだウジウジというクソ王子には一言言っておく。
魔王のことはとっとと忘れろ、ど阿呆。
アレは俺のなんだよ。
大きく開いた扉がバタンと閉まり、彼女が走り去った音でハロルドは我に返った。
「……………………」
「何だったんだ?」
「……痛い」
覚えている限り、他人から殴られた記憶などない。
当たり前だ、ハロルドは大国ウルバーンの王子なのだから。
「俺は解除されたのか?」
女の細腕で殴られたにしてはかなりズキズキ痛む頭を触りながら問う。
「さあ?」
「『さあ』って……無責任だな」
(そもそも、お前が、俺に魔王の『魅了』が掛かっていると言ったんだろう)
「自分のことは自分が一番良くわかってるんじゃないんですか?」
そう言われ、ハロルドは胸に手を当ててあれ……マリナのことを考えてみる。
10年越しに間近で見た姿。
当然ながら、写真で見たよりも数倍、いや数十倍魅力的だった。
もうあのままずっとテーブル越しに眺めていたかったぐらいに。
それに……抱き寄せたときの細い腰、頬を寄せて嗅いだ甘い匂い。
思わず耳朶に舌を這わせた時の腕の中で身悶え染まる頬、半開きの震える口唇から零れる細く色っぽい喘ぎ声、目元を赤く染め潤む紫水晶の瞳……。
…………思い出すだけで勃つ。
今までは10年前の少女を思い描いてプラトニックなラブだったのが、生身の彼女を目にしたらそりゃもう勃つ。
先程まで固くなっていて今は幾分落ち着いた所が再び熱を持ち始める。
年頃の健全な男子なのだから仕方ないでしょうよ。
……………………あれ?
これって解除されてるのか?
もう一度、彼女のことを思い出す。
…………いかん、何処かで発散しなければみっともない事になってしまう。
でも、どうしよう…………もう他の女では勃たないかもしれない。
「ユーリ、俺は彼女のこと……」
「殿下、それは『気のせい』ですよ。解除されたてでまだ気持ちが落ち着いてないだけで、そのうち忘れます」
そんなわけない。
彼女を思うだけで、前よりも一層会いたくなるというのに。
これが「気のせい」だと?
時間を置けば忘れるというのか?
◆・‥…‥・◆・‥…‥・◆・‥…‥・◆
『魅了』の解除方法が、対象者の頭を殴る事だとは、なかなかデンジャラスで興味深い。
まあ彼女ほどの細い腕で殴られたところで、大した衝撃はないだ……どうした、涙目になってるぞ阿呆がとユーリは冷めた目で見る。
「痛い……」
思ったより痛かったようだ。
でも、まあ、阿呆は王子だけあって痛みに慣れていないから、殊更痛く感じるだけだろう。
それにしても、これで解除出来たんだろうか。
10年前、自分が祓えなかった、今となっては呪いのような『魅了』の魔力。
「俺は解除されたのか?」
「さあ?」
見た感じ何も変わりはしない。
変わらないということは、10年前と同じ状態ということだ。
無責任だなんだと言われたところで、わからないものはわからない。
つまり……。
「自分のことは自分が一番良くわかってるんじゃないんですか?」
いくらわかりやすい阿呆の頭の中でも、隅から隅まで理解できるわけでもないし、する義理もない。
自分で判断しろってんだ。
そう言ってやると、胸に手を当ててなにやら百面相をしだした。
挙げ句、顔が徐々に赤く染まるのが、何だか面白くない。
一体、何を思い出してるのやら……どうせさっきの彼女の痴態だろう。
膨れたスラックスを押し上げるモノがその証拠だ。
忌々しい。
まあ、それに関してはやりすぎたなと後悔している。
指を突っ込んでシルシがあることを証明すればいいだけだった。
なのに、つい昨日のことを思い出して、彼女の甘い口唇を貪ろうとしてしまった。
仕方ないだろう、彼女とのキスが今まで感じたことのないほどの快感を得られると知ってしまったのだから。
そう、彼女の舌先に魔王としてのシルシがあるように、自分にも似たような場所──上顎──にシルシがある。
彼女がシルシに触れられると堪らず喘いでしまうように、自分にとってもソレは快感のツボなのだ。
今までも他人に触れられ感じることはあったが、何が違うのか彼女とのキスは段違いに気持ちがいい。
彼女が立っていられないほど腰砕けになると言うのなら、自分は無意識に腰を擦り付け射精してしまいそうになるほどの快感。
恐らく普段は隠蔽魔法のようなもので隠されているであろうシルシが、興奮して快感を得ることで紅く顕現した様を思い出してもゾクリと腰が震える。
こんな事、絶対に他人に知られるわけにはいかない。
目の前の阿呆の事を笑ってる場合じゃない。
勇者である自分に『魅了』は生来の耐性があるため効果がないはずだ。
なのに、なぜ彼女とのキスがあんなにも気持ちがいいのか。
その理由はわからないが、もし、この阿呆が同じように彼女とキスをして触れたらと考えると、全く、全然、1ミリも面白くない。
魔王を征服するのは勇者である自分の使命だ。
だから、きっと、多分、面白くないんだろう。
取り敢えず、この阿呆は彼女に近づけてはならない。
オカズはさっきので十分だ。
本気で結婚だ、婚約だと騒がれると、身分が身分だけに冗談では済まされない。
こんな事になるなら、とっとと適当な令嬢を見繕ってくっつけておけば良かった。
そう言えば……とユーリは思い出す。
今年の新入生に、田舎の男爵の娘で、そこそこ可愛らしく自信満々で権力が好きそうな女がいたな。
去年まではそういうのは全部あの阿呆に押し付けて逃げていたが、今年もまた面倒そうなのがいるなと警戒していた所だ。
ちょっと身分的に下だが、ああいう高望みしがちな野心家の女は、そういう身分差でさえスパイスとして特別感に酔い痴れるだろう。
いい感じに殿下に擦り付ければ、それどころじゃなくなって彼女から気が逸れるんじゃないか?
ここへ来る気も失せるだろうし、一石二鳥じゃないか。
「ユーリ、俺は彼女のこと……」
「殿下、それは『気のせい』ですよ。解除されたてでまだ気持ちが落ち着いてないだけで、そのうち忘れます」
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