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弓で出す
プレゼントは気持ち なわけねーだろ
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日曜日 12時15分 ちょいすぎ 新宿 Day1
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
*************************************
視点変更 斎藤
がんばれーーー わたしーーーー 必死でもぐもぐしている
人生でここまで必死でもぐもぐしたことは無い
兎に角 飲み込むんだーーーー でも 量 大すぎー―ー
頑張って噛むんだーーーー もぐもぐもぐもぐ
***数分前***
タケシ :「こちらが斎藤です
そして 私が、エンジニアリングのタケシです
今日は よろしくお願いします」
川崎 :「ご丁寧にどうも 川崎です」
そう言ったのは先ほど下を向いていた女性
黒崎 :「黒崎です よろしくお願いします」
会長 :「私も必要?」
皆が何も言わないのに タケシは堂々としながら ニコッ としている
会長 :「。。。五反田の会長 五反田 妙子よ」
タケシ :「今日は素晴らしい出会いになりそうです」
。。。。。。ちょっと なに勝手にハードル上げてるのよ
会長 :「生意気ね」
そういっていると 給仕がパンの入ったバスケットを会長の前に
もう 一つを私達の前に置く
それを合図に 会長がナプキンを持ち上げる
そして全員ナプキンを持ち上げる
黒崎さんが襟元にナプキンを付ける
。。。あれでいいのよね? 私もそう習ったし
。。。え? ちょっと どっちなのよ?
タケシは ナプキンを半分に折って膝の上に
そしたら タケシがこっちを見て ニコッ とする
。。。私は 半分に折って膝の上に
会長と川崎さんも同様に膝の上
。。。合ってたの 良かった。。。と喜んでいたのもつかの間
タケシが間髪入れずに バスケットを左手で持ち上げ
右手でパンをひとつ手に取り皿へ
そして 私の前にバスケットを向けて
タケシ :「おひとつ お取りください」
斎藤 :「あ ありがとう」 そういってパンを 一つ取る
そしたら 今度は反対の川崎さんにも同様にバスケットを向ける
川崎 :「ありがとうございます」
タケシ :「あの 申し訳ないのですが
黒崎さんにバスケットを渡してもらえますか?」
川崎 :「解りました」
そういって タケシから川崎さんがバスケットを受け取り 黒崎さんへ
黒崎さんがパンを 一つとってからバスケットを中央へ
。。。。これってスープに付けるやつよね。。。。。え 違うの?
タケシがバターをおもむろにパンに塗り始めている
会長と川崎さんも同じ
あっけに取られていた黒崎さんと私も急いでバターをパンに塗り始める
川崎さんと会長がちぎったパンを 一口
それを見ていた黒崎さんもパンをかじる
そしたらタケシが私の方を見て ニコッ。。。え? 食べろって事
。。。こいつ 必ず 一口 食え っていってたわよね
て事でパンを口に入れる
タケシ :「素晴らしい人の集まりですね?」
そう言ってから おもむろに ちぎったパンを口に入れて もぐもぐ するタケシ
会長 :「そう? 会場が小さいからいつもより人 少ないほうなんだけどね」
言い終わってからパンを もぐもぐし始める 会長
タケシ :「この人数で少ない方なんですか?
ここまで人との繋がりを持てるのは凄い事だと思いますが」
。。。そういってちぎったパンを口に入れて もぐもぐ するタケシ
会長 :「斎藤さん あなたは どう思う?」
斎藤 :「!!!!」
いきなり振られた会話 はっきりいって想定外
そして タケシと違い 私はパンを小さくちぎってなかった
だから 口の中でまだ もぐもぐ
口を手で押さえて返答しようとしたら
タケシ :「斎藤さん 飲み込んでから会話に参加してくださいね?」
。。。タケシ に釘を刺された。。。なによ! タケシの分際で!
タケシ :「このような素晴らしい会場に招待されて
斎藤さんも高揚しているんでしょう
黒崎さんも さりげなく斎藤さんの事みてましたし」
黒崎 :「え。。。あーー まーー 初めて会う人ですから」
いきなり会話を振られて私と同じように動揺してから話し出す
タケシ :「確かに エンジニアリングと会う機会はあまりありませんからね」
もぐもぐもぐもぐもぐ
川崎 :「エンジニア ではなくてですか?」
タケシ :「はい エンジニアではなく エンジニアリングです」
もぐもぐもぐもぐもぐ
会長 :「どう違うのよ?」
タケシ :「エンジニアは 一部特化型ですか
デザイン スペシフィケーション ソフトウェア ハードウェア
カリブレーション システム、 ヴァリデーション クオリティー
プロダクション それぞれの後にエンジニアが付きます
エンジニアリングは まー それら全てです」
川崎 :「広く浅くって事ですか?」
タケシ :「だったらまだ楽なんですけどね
一通り全部 経験している立場です
だからこそ どこで滞ってるか
どこを直せばいいのか が解る立場といえばいいか」
会長 :「変な仕事してるわねー」
タケシ :「その通りだと思いますし
理想を言えば私みたいな立場が必要ないぐらい
全て問題なしであればいいんですけどね」
もぐもぐもぐもぐ
会長 :「なんか家具屋で有ったわよね?」
タケシ :「家具屋。。。。というと センチュリーですか?
24世紀のマネージメント形態
誰もが何も言われないでも やるべき事が分かっているという
家具屋ですよね?」
そしたら会長が目を細め
会長 :「あなたアメリカ出身?」
タケシ :「ジ ユナイテッドステイツで仕事をしていた事はあります」
会長 :「生意気。。。。」
ごっくん やっと飲み込めた。。。。のもつかの間
タケシが水のグラスを手に取り
タケシ :「斎藤さん。。。そういえば あなたまだ
会長の先ほどの質問に答えてませんでしたね?」
ここで 初めて理解してしまった
タケシはずっと私の為に時間を稼いでくれていた事
そして私の習っていたマナー
実践では まったく と言っていいほど役に立たないという事
斎藤 :「人との繋がりって本当に大事ですよね
でも多ければ多いほど こんがらがってしまう事もあるので
先ほどの会話で出てきたセンチュリーって言う会社の
経営方法に興味があります」
タケシ :「もともと家族経営で 外部の人 めったに入れないですし」
会長 :「そうなのよねーー
だからと言って買収しようにも防がれちゃうのよねー
情報 外に出てこない 出てこない」
斎藤 :「そんな会社なんですか?」
タケシ :「日本の有名な羊羹 売ってる店の情報を手に入れるのと
同じぐらい難しいですね ただ情報の価値は遥かに違いますが」
そういっていると 給仕が棒のようなもので
テーブル上にあるパンくずを綺麗にしている
給仕 :「左から失礼します」
そして オードブルの乗った皿が置かれる
綺麗なのはわかる。。。だけど 見たこともない野菜が乗ってたりもする
会長 黒崎さん 川崎さん が食べ始める
タケシは相変わらず水を飲んでいる
私も食べ始めてる
美味しい。。。。よく分かんない味だけど
グラスをゆっくりテーブルに置いてからタケシも食べ始める。。。
その様子を目を細めて会長が眺めている
***数分後***
お皿が下げられる
会長と川崎さんとタケシは 余り食べていない
黒崎さんの皿はほぼ完食 私もほぼ完璧に食べてしまっていた
給仕 :「左から失礼します」
スープが運ばれてくる
オレンジ色のスープに白いクリームと思われる物が掛かっている
タケシ :「そういえば今日って?」
会長 :「会社の設立記念日
まー 私の誕生日でもあるのだけど」
タケシ :「お誕生日おめでとうございます」
ぴき―――― 会場の温度が急激に下がった気がする
あ れ ほ ど ここに来るまで 車の中で 誕生日は祝うなよ!
会長は誕生日が大嫌いだから! って言っていたのに
こいつ あえて地雷を踏みやがった
会長 :「私 誕生日 嫌いなのよねー
齢を取った実感 寿命へまた 一歩近づいていく感じがして」
タケシ :「そうなのですか? それは勿体ないですね?」
会長 :「勿体ない?」
タケシ :「はい 誕生日というのは
その人が生まれてきたことを祝う1年で1度きりの
その人の為にある特別な日です」
会長 :「。。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「しかも3月の半ばというのはとても羨ましい」
会長 :「何が羨ましいのよ?」
タケシ :「早生まれですよね?
人より早く大人になれる
人より早く自由を謳歌出来る。。。
それに比べて私の誕生日なんて酷いものです」
会長 :「なに 四月生まれ?」
タケシ :「子供にとって 一番最悪な週です」
スープを飲み始めて少し考える会長
黒崎さん 川崎さんがスープを飲み始める が タケシは手を付けない
。。。つーか なんでこいつ飲まないのよ!
私 飲んでいいのよね?
会長 :「あっ! わかった
あなた12月の最後の週」 。。。にやけながら会長が言ってくる
タケシ :「はい クリスマス 誕生日 お年玉
全部まとめてプレゼント1つです」
会長 :「それだから あなたみたいな人ができたのね?」
タケシ :「。。。まー 誉め言葉として受け取っておきます」
会長 :「ふん 生意気ね」
。。。。スープ飲んでいいのよね?
いいのよねーー? えーい 飲んじゃえ
会長 :「でもそんなプレゼントに拘りがあるのなら
私の誕生日プレゼント 用意してきているわよね?」
タケシ :「当然です
レセプションの後にチャンスがあれば
お渡し しようと用意していましたが」
え。。。一瞬私は固まってしまうが。。。ばれないようにスープを飲み続ける
会長 :「今 貰える?」
タケシが 左側を向き
左手を外側に突き出し手のひらを握るアクションをする
それを見ていた先ほどのフロアチーフが そそそ っと来る
そしたらスーツの中から封筒を取り出し
タケシ :「斎藤さんと私からです 妙子さんに渡してもらえますか?」
黒服FC :「わかりました」 。。。とのやり取り
そしてフロアチーフが封筒を持って行ってる間に
タケシもスープを飲み始める
タケシ :「このスープ 美味しいですね?」
私はこくん と頷く
タケシ :「川崎さんはどうですか?」
川崎 :「見た目より さっぱり してますよね?」
タケシ :「はい」
これ パン着けたらおいしいだろうなーー と思うが
それやってるの 黒崎さんだけ
一つ分かった事がある
黒崎さんの行動 多分全部アウト
少なくとも 会長 川崎さん タケシは全部 違う事してるし
だから 我慢してパンには手を付けない
会長が封筒を開け 中を確認する
金色のバースデーカード
食い入るように中の文章を読んでいる
そして もう 一つの物を手に取っている
。。。四葉のクローバーの栞???
会長 :「安いものね」
タケシ :「要らなかったら 捨てていただいても結構ですよ」
会長 :「生意気。。。折角だから貰っておいてあげるわ」
タケシ :「どういたしまして」
。。。。え そこは貰っていただいてありがとうございます じゃないの?
ニコやかにしながら カードをバッグに入れる会長
喜んでいるんだよね? 喜んでるのよね?
でも 目が凄く怖いんですけど。。。なのになんでこいつ堂々としてんのよ!
スープが取り下げられ
給仕 :「左から失礼します」
そして それは始まった
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
リファレンス ネタ元 雑記 補足 隙あらば自分語り 必要ない裏技 etc
親戚の一人が誕生日プレゼントに某ファーストフード店の
2000円分のギフト券をよこしてきたことがあります
自分はそいつが他のいとこ等に 3万円以上の服 5万円相当のギフトカード
などをあげていたのを知っていた為 それ以降完全に縁を断ち切っています
いままで舐めてきた言動をしてきたのは
親戚ということで許容してきた事もあったのですが
普通にその場で叩き返しました
プレゼントをもらってガチギレしたのはこれが最初で最後です
もらえるものはリンゴの皮でも もらえ
みたいな商人根性はないので 言葉の棘で ちくちく されながらの
現金より劣る2000円のギフトカード 割合わなかったですね
そして関わらなくなってから自分の人生のストレスが途轍もなく減った
後悔はまったくしていません
ちなみにインド人にお誕生日おめでとう
と言うと逆に飯おごってもらえちゃったりします
むこうだと 誕生日の人が奢る文化だそうで
いや 俺払うよ
いやいや 俺が ってやりとり 数回しています
そして 解った じゃー 飯そっちが払って
その代わり このあとアイスクリームケーキ俺が買うから
みたいなやり取りも数回しています
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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視点変更 斎藤
がんばれーーー わたしーーーー 必死でもぐもぐしている
人生でここまで必死でもぐもぐしたことは無い
兎に角 飲み込むんだーーーー でも 量 大すぎー―ー
頑張って噛むんだーーーー もぐもぐもぐもぐ
***数分前***
タケシ :「こちらが斎藤です
そして 私が、エンジニアリングのタケシです
今日は よろしくお願いします」
川崎 :「ご丁寧にどうも 川崎です」
そう言ったのは先ほど下を向いていた女性
黒崎 :「黒崎です よろしくお願いします」
会長 :「私も必要?」
皆が何も言わないのに タケシは堂々としながら ニコッ としている
会長 :「。。。五反田の会長 五反田 妙子よ」
タケシ :「今日は素晴らしい出会いになりそうです」
。。。。。。ちょっと なに勝手にハードル上げてるのよ
会長 :「生意気ね」
そういっていると 給仕がパンの入ったバスケットを会長の前に
もう 一つを私達の前に置く
それを合図に 会長がナプキンを持ち上げる
そして全員ナプキンを持ち上げる
黒崎さんが襟元にナプキンを付ける
。。。あれでいいのよね? 私もそう習ったし
。。。え? ちょっと どっちなのよ?
タケシは ナプキンを半分に折って膝の上に
そしたら タケシがこっちを見て ニコッ とする
。。。私は 半分に折って膝の上に
会長と川崎さんも同様に膝の上
。。。合ってたの 良かった。。。と喜んでいたのもつかの間
タケシが間髪入れずに バスケットを左手で持ち上げ
右手でパンをひとつ手に取り皿へ
そして 私の前にバスケットを向けて
タケシ :「おひとつ お取りください」
斎藤 :「あ ありがとう」 そういってパンを 一つ取る
そしたら 今度は反対の川崎さんにも同様にバスケットを向ける
川崎 :「ありがとうございます」
タケシ :「あの 申し訳ないのですが
黒崎さんにバスケットを渡してもらえますか?」
川崎 :「解りました」
そういって タケシから川崎さんがバスケットを受け取り 黒崎さんへ
黒崎さんがパンを 一つとってからバスケットを中央へ
。。。。これってスープに付けるやつよね。。。。。え 違うの?
タケシがバターをおもむろにパンに塗り始めている
会長と川崎さんも同じ
あっけに取られていた黒崎さんと私も急いでバターをパンに塗り始める
川崎さんと会長がちぎったパンを 一口
それを見ていた黒崎さんもパンをかじる
そしたらタケシが私の方を見て ニコッ。。。え? 食べろって事
。。。こいつ 必ず 一口 食え っていってたわよね
て事でパンを口に入れる
タケシ :「素晴らしい人の集まりですね?」
そう言ってから おもむろに ちぎったパンを口に入れて もぐもぐ するタケシ
会長 :「そう? 会場が小さいからいつもより人 少ないほうなんだけどね」
言い終わってからパンを もぐもぐし始める 会長
タケシ :「この人数で少ない方なんですか?
ここまで人との繋がりを持てるのは凄い事だと思いますが」
。。。そういってちぎったパンを口に入れて もぐもぐ するタケシ
会長 :「斎藤さん あなたは どう思う?」
斎藤 :「!!!!」
いきなり振られた会話 はっきりいって想定外
そして タケシと違い 私はパンを小さくちぎってなかった
だから 口の中でまだ もぐもぐ
口を手で押さえて返答しようとしたら
タケシ :「斎藤さん 飲み込んでから会話に参加してくださいね?」
。。。タケシ に釘を刺された。。。なによ! タケシの分際で!
タケシ :「このような素晴らしい会場に招待されて
斎藤さんも高揚しているんでしょう
黒崎さんも さりげなく斎藤さんの事みてましたし」
黒崎 :「え。。。あーー まーー 初めて会う人ですから」
いきなり会話を振られて私と同じように動揺してから話し出す
タケシ :「確かに エンジニアリングと会う機会はあまりありませんからね」
もぐもぐもぐもぐもぐ
川崎 :「エンジニア ではなくてですか?」
タケシ :「はい エンジニアではなく エンジニアリングです」
もぐもぐもぐもぐもぐ
会長 :「どう違うのよ?」
タケシ :「エンジニアは 一部特化型ですか
デザイン スペシフィケーション ソフトウェア ハードウェア
カリブレーション システム、 ヴァリデーション クオリティー
プロダクション それぞれの後にエンジニアが付きます
エンジニアリングは まー それら全てです」
川崎 :「広く浅くって事ですか?」
タケシ :「だったらまだ楽なんですけどね
一通り全部 経験している立場です
だからこそ どこで滞ってるか
どこを直せばいいのか が解る立場といえばいいか」
会長 :「変な仕事してるわねー」
タケシ :「その通りだと思いますし
理想を言えば私みたいな立場が必要ないぐらい
全て問題なしであればいいんですけどね」
もぐもぐもぐもぐ
会長 :「なんか家具屋で有ったわよね?」
タケシ :「家具屋。。。。というと センチュリーですか?
24世紀のマネージメント形態
誰もが何も言われないでも やるべき事が分かっているという
家具屋ですよね?」
そしたら会長が目を細め
会長 :「あなたアメリカ出身?」
タケシ :「ジ ユナイテッドステイツで仕事をしていた事はあります」
会長 :「生意気。。。。」
ごっくん やっと飲み込めた。。。。のもつかの間
タケシが水のグラスを手に取り
タケシ :「斎藤さん。。。そういえば あなたまだ
会長の先ほどの質問に答えてませんでしたね?」
ここで 初めて理解してしまった
タケシはずっと私の為に時間を稼いでくれていた事
そして私の習っていたマナー
実践では まったく と言っていいほど役に立たないという事
斎藤 :「人との繋がりって本当に大事ですよね
でも多ければ多いほど こんがらがってしまう事もあるので
先ほどの会話で出てきたセンチュリーって言う会社の
経営方法に興味があります」
タケシ :「もともと家族経営で 外部の人 めったに入れないですし」
会長 :「そうなのよねーー
だからと言って買収しようにも防がれちゃうのよねー
情報 外に出てこない 出てこない」
斎藤 :「そんな会社なんですか?」
タケシ :「日本の有名な羊羹 売ってる店の情報を手に入れるのと
同じぐらい難しいですね ただ情報の価値は遥かに違いますが」
そういっていると 給仕が棒のようなもので
テーブル上にあるパンくずを綺麗にしている
給仕 :「左から失礼します」
そして オードブルの乗った皿が置かれる
綺麗なのはわかる。。。だけど 見たこともない野菜が乗ってたりもする
会長 黒崎さん 川崎さん が食べ始める
タケシは相変わらず水を飲んでいる
私も食べ始めてる
美味しい。。。。よく分かんない味だけど
グラスをゆっくりテーブルに置いてからタケシも食べ始める。。。
その様子を目を細めて会長が眺めている
***数分後***
お皿が下げられる
会長と川崎さんとタケシは 余り食べていない
黒崎さんの皿はほぼ完食 私もほぼ完璧に食べてしまっていた
給仕 :「左から失礼します」
スープが運ばれてくる
オレンジ色のスープに白いクリームと思われる物が掛かっている
タケシ :「そういえば今日って?」
会長 :「会社の設立記念日
まー 私の誕生日でもあるのだけど」
タケシ :「お誕生日おめでとうございます」
ぴき―――― 会場の温度が急激に下がった気がする
あ れ ほ ど ここに来るまで 車の中で 誕生日は祝うなよ!
会長は誕生日が大嫌いだから! って言っていたのに
こいつ あえて地雷を踏みやがった
会長 :「私 誕生日 嫌いなのよねー
齢を取った実感 寿命へまた 一歩近づいていく感じがして」
タケシ :「そうなのですか? それは勿体ないですね?」
会長 :「勿体ない?」
タケシ :「はい 誕生日というのは
その人が生まれてきたことを祝う1年で1度きりの
その人の為にある特別な日です」
会長 :「。。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「しかも3月の半ばというのはとても羨ましい」
会長 :「何が羨ましいのよ?」
タケシ :「早生まれですよね?
人より早く大人になれる
人より早く自由を謳歌出来る。。。
それに比べて私の誕生日なんて酷いものです」
会長 :「なに 四月生まれ?」
タケシ :「子供にとって 一番最悪な週です」
スープを飲み始めて少し考える会長
黒崎さん 川崎さんがスープを飲み始める が タケシは手を付けない
。。。つーか なんでこいつ飲まないのよ!
私 飲んでいいのよね?
会長 :「あっ! わかった
あなた12月の最後の週」 。。。にやけながら会長が言ってくる
タケシ :「はい クリスマス 誕生日 お年玉
全部まとめてプレゼント1つです」
会長 :「それだから あなたみたいな人ができたのね?」
タケシ :「。。。まー 誉め言葉として受け取っておきます」
会長 :「ふん 生意気ね」
。。。。スープ飲んでいいのよね?
いいのよねーー? えーい 飲んじゃえ
会長 :「でもそんなプレゼントに拘りがあるのなら
私の誕生日プレゼント 用意してきているわよね?」
タケシ :「当然です
レセプションの後にチャンスがあれば
お渡し しようと用意していましたが」
え。。。一瞬私は固まってしまうが。。。ばれないようにスープを飲み続ける
会長 :「今 貰える?」
タケシが 左側を向き
左手を外側に突き出し手のひらを握るアクションをする
それを見ていた先ほどのフロアチーフが そそそ っと来る
そしたらスーツの中から封筒を取り出し
タケシ :「斎藤さんと私からです 妙子さんに渡してもらえますか?」
黒服FC :「わかりました」 。。。とのやり取り
そしてフロアチーフが封筒を持って行ってる間に
タケシもスープを飲み始める
タケシ :「このスープ 美味しいですね?」
私はこくん と頷く
タケシ :「川崎さんはどうですか?」
川崎 :「見た目より さっぱり してますよね?」
タケシ :「はい」
これ パン着けたらおいしいだろうなーー と思うが
それやってるの 黒崎さんだけ
一つ分かった事がある
黒崎さんの行動 多分全部アウト
少なくとも 会長 川崎さん タケシは全部 違う事してるし
だから 我慢してパンには手を付けない
会長が封筒を開け 中を確認する
金色のバースデーカード
食い入るように中の文章を読んでいる
そして もう 一つの物を手に取っている
。。。四葉のクローバーの栞???
会長 :「安いものね」
タケシ :「要らなかったら 捨てていただいても結構ですよ」
会長 :「生意気。。。折角だから貰っておいてあげるわ」
タケシ :「どういたしまして」
。。。。え そこは貰っていただいてありがとうございます じゃないの?
ニコやかにしながら カードをバッグに入れる会長
喜んでいるんだよね? 喜んでるのよね?
でも 目が凄く怖いんですけど。。。なのになんでこいつ堂々としてんのよ!
スープが取り下げられ
給仕 :「左から失礼します」
そして それは始まった
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
リファレンス ネタ元 雑記 補足 隙あらば自分語り 必要ない裏技 etc
親戚の一人が誕生日プレゼントに某ファーストフード店の
2000円分のギフト券をよこしてきたことがあります
自分はそいつが他のいとこ等に 3万円以上の服 5万円相当のギフトカード
などをあげていたのを知っていた為 それ以降完全に縁を断ち切っています
いままで舐めてきた言動をしてきたのは
親戚ということで許容してきた事もあったのですが
普通にその場で叩き返しました
プレゼントをもらってガチギレしたのはこれが最初で最後です
もらえるものはリンゴの皮でも もらえ
みたいな商人根性はないので 言葉の棘で ちくちく されながらの
現金より劣る2000円のギフトカード 割合わなかったですね
そして関わらなくなってから自分の人生のストレスが途轍もなく減った
後悔はまったくしていません
ちなみにインド人にお誕生日おめでとう
と言うと逆に飯おごってもらえちゃったりします
むこうだと 誕生日の人が奢る文化だそうで
いや 俺払うよ
いやいや 俺が ってやりとり 数回しています
そして 解った じゃー 飯そっちが払って
その代わり このあとアイスクリームケーキ俺が買うから
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ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
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