斧で逝く

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弓で出す

ジョーカー トチギア

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水曜日 朝11時半 ちょいすぎ Day18
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
*************************************
視点変更 斎藤

ちょっと そんな事 タケシさん考えてたの
ここが私達の剣ヶ岬  やってやろうじゃない


タケシ :「斎藤さん
      五反田の会長の妙子さんが マナーに厳しい
      そして感情で会社を潰しかねない っていうのは分かりますよね?」
斎藤  :「まー それは分かります」
タケシ :「逆に言えば 妙子さんの感情を操作する事で
      五反田と関連のある会社の仕事を止めさせる事が出来る
      というのは分かりますよね?」
社長  :「何でそんな事を」  という社長の発言を手で止める そして
タケシ :「分かりますよね?」 と私に再度きいてくる
斎藤  :「まー それは分かります」

。。。というか社長の発言 堂々と止めんなよ! タケシさん

タケシ :「ウチとの契約ではキャンセル料をしっかり取るので
      プロジェクトを終わらせるより
      キャンセルされた方が工数的に得である。。。ですよね?」

そう言いながら社長を見る

社長  :「。。。まー そー 言えなくもないが」
タケシ :「そしてキャンセル料がある為 キャッシュフロー的
      資金繰りには数か月 問題ないですよね?」
社長  :「まー それはそうだが」
タケシ :「社長
      以前から 会社を大きくしたい って言ってましたよね?」
タケシ :「斎藤さん
      以前からもっと大きいプロジェクトを取りたい
      って言ってましたよね?」
タケシ :「細かいプロジェクトを この際全部整理して
      大型プロジェクトに備える
      それで、社長、斎藤さん、夏目が大口の仕事を取ってくる間
      樋口さんと私でトレーニングのスケジュールや
      残ったプロジェクトをいかに終わらせるかの計画を立てる
      って事じゃないんですか?」
全員  :「。。。。。。。。。。。。。」

。。。。。一体何て事考えてたのよ!

斎藤  :「ちょっと タケシさん!
      そうポンポン仕事 取れるもんじゃないんですよ!
      そう簡単に取れたら苦労しない」
タケシ :「転職する場合は 普通は他の仕事を決めてから転職
      取引を乗り換える場合は 他の取引を取ってから
      いわゆる保険をかけるのですが
      それをしないぐらい自信があったのかなーーと」
全員  :「。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「大手の仕事を取る為にはある程度 工数 人数の確保が
      必要なのでこの機会に プロジェクトを全て整理してた
      のだと思ってたんですけど」
全員  :「。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「営業のプロなのに受注とれないんですか?」
斎藤  :「プロって言ってもねー
      コンタクトの仕方とかが分からないんじゃ」
タケシ :「コンタクトが出来れば取れるって事ですね?
      相当な自信だなー 斎藤さん」
斎藤  :「いやー まー それがあれば取って見せますよ」
タケシ :「五反田が攻撃してきてるって事は 五反田のライバル
      とすると 鎌田か。。。
      あとは五反田と関係のない西京
      あと 外資系だとU-Tech-Internationalあたりですかね」

そう言いながらスマホをポチポチしている

タケシ :「他にありますか?」 そい言いながら私達の顔を見てくる
斎藤  :「鎌田か西京とかから仕事が取れればいいですが まず無理ですよ
      あと U-Techは情報無いですし」

。。。。五反田の招待状を貰うだけで1年かかったんだ
鎌田と西京 同じぐらい時間かけれればいいが
その前に会社の資金が底をついてしまう

ピコン

タケシさんの携帯から音がする
そしたらタケシさんが携帯の操作
そしたらタケシさんの携帯から♪が  
そしたらタケシさんが

タケシ :「ちょっと失礼」

と言って立ち上がって窓の方へそして携帯で話始める

タケシ :「あー オカン  鎌田と西京なんだけど。。。
      え? 柳田さん? なんで柳田さん え? そういう繋がり?
      だったら永川さん経由
      え? やだよ オカンが連絡してよ
      だって 柳田さんからまた講師頼まれるの面倒だし 
      ハードクロワッサン買うから
      え? 玉ねぎ? なんで玉ねぎ? 
      いや だから週末クロワッサン持ってくからさー
      んー そう お願いね――」

カレーの具材を買ってくるように頼まれたのかなー  なんで玉ねぎ?
一度スマホの会話を切って 今度はタケシさんが電話をかけている

タケシ :「おー 小瀬野 悪いな仕事中
      会議とかしてない?  え? こっちいまガチで会議中
      そうそう  睨まれてるよ――
      それで U-Techなんだけど
      そうそう いや ハンマージャックじゃないけど
      チョット噛みついて見ようかと
      今度 鍋焼き奢っから 
      え? 車で行く価値あるかって言われたらねーなー いやいや
      それでもいいけど出来れば汁物がいい
      え? おでん? おでんいいねーー 
      おでん おでん 店そっちで決めてよ
      三重? 鈴鹿あたり? あー そこ? いつ?
      オッケー  わかったー」
 
そして電話を切る
ピコン

タケシ :「えーと転送転送っと」

そしたら 私らの携帯に メッセージが送られてくる

タケシ :「えーと ユーテックのプロキュアの名刺と
      あと展示会 三重県でやるそうなので その情報です
      まー 電話してから展示会で会うかどうするかは
      そっちで決めてください
      俺 営業ダメダメなので」

ピコン

タケシ :「えーと転送転送っと」

そしたら 私らの携帯に メッセージが送られてくる
そしたら今度は永川さんって人からのメールが転送されてくる

タケシ :「それ 鎌田と西京の窓口です
      あと 永川さんって人が必要なら場を設けてくれるそうです」

。。。ちょっとちょっと タケシさん なんなのよ

タケシ :「社長
      斎藤さんと私が社長室に入る前に
      五反田に謝罪するとかいってましたよね
      それ無いです」
全員  :「。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「普通に時間の無駄です
      謝って許しくれる玉じゃないですよ
      既にウチの会社攻撃してきてる訳ですし

      まー こっちの状況を見たくて追加で招待状
      送られてくるかもしれないですが無視して問題ないです

      確かに会社がピンチかもしれない
      でもピンチの後にチャンスあり 塞翁さいおうが馬
      会社潰したくないんでしょ?
      この際、会社大きくしちゃってください」
社長  :「。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「夏目― お前
      死が二人を分かつまでと誓い合った奥さん馬鹿にされたんだぞ
      それだけでは飽き足らず 生活まで脅かしに来てんだぞ  
      だったら仕事とってきて見返しやらなきゃな」
夏目  :「。。。。。。。。。。。。。」

そしてこっちを見る

タケシ :「斎藤さん
      私に出来る事といえば、樋口さんと社員のトレーニング準備
      及び取引を取ってきた後 プロジェクトを成功させる事です
      営業はプロのあなたに お任せします」
斎藤  :「。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「ちょうど3件ある 社長、斎藤さん、夏目
      だれが何処を担当するかはそっちで決めてください
      ただ まー 敗北条件は3つですかねーー」
夏目  :「敗北条件って?」  
タケシ :「1つ目は仕事が全く取れなかった場合
      当然です 資金が底を着く前に仕事を取ってきてください
      2つ目が仕事を多く取った場合です」
夏目  :「多くとった場合?」
タケシ :「1つなら会社存続に問題なし
      2つならボーナスウハウハ
      3つなら会社が大きくなる でもここまでです

      人数的に2つまでなら正常運転でいけます
      3つなら下請けを雇う または人員を増やせばギリギリいけます

      ただ 今ある細々こまごまとしたプロジェクトが終わってない
      または社長の事だ これ以外から仕事を取ってくるかもしれない
      でもそれしたら100%破綻します」
夏目  :「100%ですか?」
タケシ :「断言します 100%破綻します」
社長  :「それって許容範囲を超えるって事か?」
タケシ :「そうです 一度に口に入れられる量を超えたら
      どんなに頑張っても飲み込めませんよ それと同じで
      3つより多くなると何処かで 新規の人のみで回す事になる
      間違いなく破綻します
      そしてそれを補おうとして 連鎖で他のプロジェクトもポシャります」
社長  :「それって絶対か?」
タケシ :「絶対です まー理想をいえば2つとって
      3つ目は期間をズラすとか出来ばいいんですけどね」
全員  :「。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「でも まー それを狙うほど甘くはないと思うので
      ガチで3つ取りに行って1つ取れれば負けない 
      って考えた方がいいんじゃないですか?」
全員  :「。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「でも社長と斎藤さんが計画してない
      って聞いた時は ちょっとがっかりでしたけどね」
社長  :「そんな怖い事 計画しないだろ」
タケシ :「自分が尊敬する営業のプロの人だと

      道徳を無視してでも仕事をとってくるのが営業
      道徳を遵守して仕事をおわらせるのがエンジニアリング

      って いつも言ってたんで
      そうなのかなーー って思ってたんですけど」
全員  :「。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「じゃー 社長
      午後からは樋口さんとトレーニング関係を纏める
      って事でいいですか?」
社長  :「お おう」
タケシ :「樋口さん 
      コーディングスタンダード プログラムマネージメント
      VPN IT 機材関連 あとは普通に
      セクハラ パワハラ関連についてですかね
      チームスクランブルもやっておきたいなーー」
樋口  :「前言ってた奴ですね?」
タケシ :「あと 斎藤さんと夏目
      今 残ってるプロジェクト
      そのうちどれが五反田関連か の情報もヨロシク」
夏目  :「あっ はい」
斎藤  :「解りました」
タケシ :「じゃー お昼ご飯 食べてきたいんでいいですか?
      樋口さん おウドンでいいですか?」
樋口  :「おウドン いいですね 行きましょう」
タケシ :「でわ」
斎藤  :「ちょっと待って下さい タケシさん
      さっき敗北条件3つあるって言いましたよね? 3つ目は」

。。。。。。。。。。。。。。。。 じっと社長の方を見ている

タケシ :「社長が毒リンゴの誘惑に勝てるかどうかです
      万が一渡された場合ですけど 今は考えなくていいですよ」

そういってタケシさんと樋口さんが社長室から出ていく

全員  :「。。。。。。。。。。。。。」
全員  :「。。。。。。。。。。。。。」
社長  :「なー 夏目君に斎藤君  かつ丼の出前でも取ろうかと思うんだが」

***15分後***
かつ丼が届く
そして3人でかつ丼を食べながら

斎藤  :「勝手に話まとめて 勝手に出てっちゃいましたしね」
社長  :「あれなー でも解決策そく提示してきたしなーー
      いや 参ったなーー 大体さー 夏目を送り込む?
      そんな 計画なんて立てられるわけないだろ!」
夏目  :「しかも私が話してた時に大笑いしてきましたし」
斎藤  :「仕事とってきて って簡単に言うし
      てかなんで窓口の情報あんな数分で手に入っちゃうのよ!」
夏目  :「あれ ガチで怖かったです」
社長  :「しかも あれ 片方はお母さんだったろ」
斎藤  :「あれねーー しかも玉ねぎ なんで玉ねぎ?」
社長  :「急に玉ねぎに会話が変わったのには参ったけどなー」
夏目  :「いや タケシさんの母親 最強らしいですよ」 
社長  :「いや 最強って言われてもねーー」
斎藤  :「柳田ってあの柳田ですよね? 繋がりがあったなんて」
社長  :「なんで。。。あ 息子からタケシ君が入社時
      副業で講習やらざる終えないとか言ってたけど
      あれかーー その繋がりかー」
斎藤  :「え? 講習なんてしてたんですか?」
社長  :「なんか断れなかったって言ってたって息子が言ってた
      土曜日の午前中で仕事に支障が出ないから問題ないって
      あいつ タケシ君とウドン食いに行っちまったからな――」
夏目  :「でも社長の息子さん とんでもない人 雇っちゃいましたよね」
社長  :「諸木部長の件もあるし
      プロジェクト納期前に余裕を持って毎回終わらせるし
      この間の斎藤君の報告の件もあるし
      ただ者ではないってのは知ってたんだけどなー」
斎藤  :「まー ジョーカートチギアだしね」
夏目  :「????」
社長  :「なんだそれ?」
斎藤  :「いや 女子社員の間ではジョーカートチギアって呼ばれてますし」
全員  :「。。。。。。。。。。。。。」

そしてケーキバイキングの件でトチギアって呼ばれていることを話す

全員  :「。。。。。。。。。。。。。」
社長  :「また 変なあだ名がついてるなー」
斎藤  :「でも タケシさん 後ろに目がついてるんですよ?」
社長  :「後ろに目?」
斎藤  :「いっつもタケシさんに声かけようと行くと
      振り向かなくても誰が居るか判るんです」
夏目  :「あ、それ俺も経験した。。。あれ 怖いですよね?」
社長  :「そんなこと出来るのか?」
斎藤  :「ほとんど全員体験してるらしいです
      まー ヤバい人認定されてますねーー」
夏目  :「あれ 絶対どこかに監視カメラかなにか置いてますよ」
斎藤  :「でも後ろ壁で何も無いのよねーー」

その後みんなで かつ丼を食べ終わって

夏目  :「社長 毒リンゴ食べないでくださいよ」
社長  :「あれ なんだったんだろう? あとで聞いてみるか」
斎藤  :「教えてくれますかねーー」
全員  :「。。。。。。。。。。。。。」
社長  :「なー 三重県 俺が行こうか?」
夏目  :「社長がですか?」
社長  :「夏目君は結婚してるから 
      俺か斎藤君のどちらかだと思ってるんだけどね」
斎藤  :「私だっていい相手がいれば結婚ぐらいしますよ」
社長  :「いい相手って タケシ君とか?」
斎藤  :「怖い事いわないでください! それセクハラですよ社長!!」
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