21 / 163
独白6
しおりを挟む段々と遠目だったテツさんの姿が明確に見える距離まで近づいていきます。
今更ながらに気づいたのですがその隣ではいつの日かフウガ様と遊ばれていた少女の姿がありました。
テツさんと同様にその幼い身体に露出の多い、儀式のための卑猥な衣装を身につけています。
外からの人間の種を受けたことが窺えるまるで月光のような輝きを放つ金髪が特徴的な可愛らしい容姿をした少女でした。
フウガ様は気さくな笑みを浮かべて挨拶を交わしますがテツさんの視線はわたしにだけ向けらていました。
間近で改めて見るテツさんの姿は、極限まで高められた圧倒的な美しさと淫靡さを内包していました。
わたしの大きなお乳に届き得る程の黒色の紐に納められた巨大な双丘がぶるんっ❤️と弾んでいます❤️
殿方の視線を集めることができる魅力的な誇るべき豊満なお乳です❤️
しかしテツさんは必死に羞恥を堪えるように頬を赤く染めています❤️
その初々しくも可愛らしい姿にわたしは自身の胸の高鳴りを感じてしまいました❤️
しかしテツさんの立場を鑑みればあまりにわたしの抱く感情は倫理を欠いたものでしょう。
人間としての最低限の道徳を踏みつけていると言っても過言ではありません。
ですがわたしは自らの欲望に対して抗う術を持ち合わせてはいませんでした❤️
身体の奥底で轟々と燃え上がる情欲の炎がわたしの理性を焼き尽くします❤️
そうです❤️テツさんにフウガ様のお嫁さんになってもらえば全ての問題が解決することに気づいてしまったのですっ❤️
最初からこうするべきでした❤️
そうすればテツさんが虐めを受けることもなく三人で仲良く暮らせたはずです❤️
今までのわたしは本当に愚かででした❤️
何故こんなにも簡単なことを今まで思いつかなかったのでしょうかっ❤️
テツさん❤️どうか今まであなたを裏切り続けた罪深いわたしのことをお許しください❤️
ですがようやくあなたを苦痛から解放して差し上げることができます❤️
わたしと共にフウガ様に媚びを売ってはしたなくその偉大なおちんぽ様に奉仕をするのですっ❤️
考えただけでもわたしは自らの乳首が硬くなってしまうのが感じられました❤️
着物の繊維に勃起して敏感な部分が擦れてしまいます❤️
そのコリコリとした感触が電流のように脳に迸り、甘い快感を感じてしまいました❤️
ですがこんなことに構っていられるような状況ではありません。
わたしは自らを襲う快楽からなんとか気を逸らしてフウガ様に身を寄せました。
テツさんに聞こえることがないように小声で耳打ちします。
わたしからの提案に一瞬フウガ様の息を呑む気配が伝わりました。
しかし即座に落ち着いた穏やかな表情を取り戻しました。
正気を疑うような視線を向けられたますがわたしの真剣な面持ちを見てフウガ様は小さな頷きを返してくださいました❤️
ああ❤️なんと慈悲深いお方なのでしょう❤️
わたしの唐突な提案を無条件に受け入れてくださるなんて本当に素敵です❤️
目的を果たすためにわたし達は一度テツさんと離れます。
ミコさんの後を追うテツさんのお胸がぶるんっ❤️ぶるんっ❤️と揺れて周囲の男性の視線が集まります❤️
あまりにも単純な殿方の考えに、不敬にもクスリと笑みをこぼしてしまいます❤️
思わずわずかに声を漏らしてしまうわたしですが、口元に手を当てて隠していたので誰に見られることもありません。
恐らくですが彼等はテツさんのことをお嫁さんとして迎えることに躍起になるでしょう。
急に現れた色白の美しい少女。
それも小柄な体躯とは対照的な豊満な身体を惜しげもなく晒す男性の欲望を具現化したかのようなあまりに都合がいい存在。
そのような魅力的な雌を鬼人族の雄である彼等が逃すはずがありません。
ですからわたし達は彼らに先んじてテツさんのところへ向かわなければなりません。
わたし達も神殿に向かうべく歩を進めます。
フウガ様の逞しい腕がわたしの腰に回されます。
ゴツゴツとした逞しい手の感触に切なくて甘い疼きが胸から湧き上がりました❤️
「んっ❤️フウガ様っ❤️早くテツさんのところへ行かないとっ❤️」
上擦った甘い声を上げるわたしにフウガ様は柔和な落ち着いた笑みを浮かべます。
「心配することはないさ。俺は必ず君の望みを叶えてみせる」
悠然とした態度で男らしく宣言するフウガ様にわたしはお腹が熱を持つのを感じました❤️
こんなにもかっこいいことを言われてしまったら女の子がときめきを覚えてしまうのも仕方がないんですっ❤️
「はいっ❤️ありがとうございます❤️」
フウガ様の逞しい肉体に身を寄せます❤️
大きなお乳をフウガ様の筋肉の隆起した太い腕に擦り付けて周囲にわたしが彼の雌であることを見せつけます❤️
周囲から此方に対して欲望にまみれた視線を向けてくる男性にわたしは魅力を感じることができません。
不敬ではあるのですが彼等はフウガ様よりも遥かに劣った存在です❤️
生物の格としても足元にも及びません❤️
そのような殿方に一生懸命に口説かれたとしても正直に言えば迷惑でしかありません❤️
そうですっ❤️わたしは弱くて男らしくない貴方達みたいな存在を軽蔑しています❤️
だって気持ち悪いんです❤️
わたしの鬼人族の雌としての本能が彼等のような弱い遺伝子を拒絶しているのです❤️
遠目から羨望の眼差しを向けられるのは構いません❤️
ですが身の程を弁えずにフウガ様の女であるわたしに対して期待を持つのは嫌悪感すら感じます❤️
彼等がわたしの身体で自らの陰茎を慰めていることを考えると‥ああっ❤️
んんっ❤️いけません❤️
今はこのようなはしたない妄想を抱いている場合ではありません❤️
早急にテツさんの元へ向かわなければならないというのに‥。
わたしとしたことがフウガ様のあまりに素敵な振る舞いに我を失っていたようです❤️
わたしは敬愛するフウガ様の腕に支えながら神殿の中を歩みます。
目の前にはいつ見ても慣れることのない圧巻とも言うべき光景が広がっています。
殿方に媚びた露出の多い衣装を見に纏い、自らの尊厳を捨てた土下座を晒す大勢の少女達の姿がそこにはありました。
彼女達は自ら惨めにも白い背中を殿方に見せつけて媚びを売ることに何も疑問を抱くことはありません。
それはこの村での教育によって刷り込まれた特殊な価値観が形成されているせいでしょう。
生前の世界ではこのような男尊女卑が極まる風習は既に廃れていました。
なので幼少期にこの教育を受けたわたしは自らの価値観との相違に驚愕したのを覚えています。
それもここにいる面々は、皆様高貴な血を受け継ぐ御息女ばかりであらせられるというのですから瞠目する他ありません。
はなよはなよと大切に育てられた彼女達。
しかし現在では、はしたなくも殿方を誘う卑猥な衣装を身につけて惨めに床に頭を垂れているのです。
一生懸命に殿方に媚びを売って逞しい男性の逸物に自らの貞操を捧げることを望んでいるのですから、誰であっても驚きを隠すことなどできないでしょう。
普段はお淑やかな振る舞いで上品な所作で日常生活を送る彼女達が、裏ではこのように浅ましい雌に成り下がる姿など想像できる人はいません。
そしてその中の少女の一人がわたしであることに強烈な性的興奮を覚えます❤️
フウガ様に最初から番に選ばれていたわたしはついぞあのような無様を晒すには至りませんでした。
ですがもしも彼に見染めてもらうことができなかったのなら、あの中にわたしも混ざって多くの殿方に頭を下げて交尾を懇願していたことでしょう❤️
無情なるこの世界に自らの身体を襲いくる恐怖と興奮で思わず身を震わせてしまいます❤️
地に頭を伏せて白い背中を見せながら、平伏する彼女達の横を悠然とした足取りで通り過ぎるフウガ様。
彼の強い意志が秘められた瞳はただ一点を見つめていました。
「テツさん‥」
そこには周囲の少女達と同様に豊満なお乳を地面に垂らして平伏するテツさんの姿がありました。
大きなお胸が圧迫されてむにぃ❤️と押し潰されている光景は非常に扇情的な光景でした。
わたし達の姿に気がついたテツさんは恐る恐る視線だけを上向けて此方の様子を窺っています。
その男であった面影など皆無な可愛らしい姿にわたしは歓喜に打ち震えました。
これならきっとフウガ様もテツさんに対して向ける恋敵としての意識を和らげてくれるはずです。
わたしの予想通りフウガ様の表情は何処か毒気を抜かれた様子でテツさんの惨めな姿を凝視していました。
此方に対して怯えを含む表情を向けてくるテツさんにわたしは何の躊躇いもなく近寄ります。
未だ床に平伏したままの姿勢を保つテツさんにわたしの望みを吐露しました。
勿論初めは抵抗感を示していたテツさんでしたがわたしからのねっとりとした濃厚な愛撫に最終的には首を縦に振りました。
わたしの提案を受け入れてくれたことをとても嬉しく思います❤️
これであなたも強くて逞しい殿方の立派なお嫁さんですね❤️
ああっ❤️テツさんと二人で一生懸命フウガ様に奉仕する自分の姿を想像するだけでお股が濡れてしまいます❤️
んんっ❤️わたしは自らの胸の内から溢れる情動に従って罪を告白しました❤️
これまでテツさんのことをどれだけ裏切ってきたか❤️
彼が虐めを受けている間フウガ様から御寵愛を頂いていたこと❤️
フウガ様にお口でご奉仕するのがどれだけ幸福であるのかを今ここで懺悔いたします❤️
わたしはテツさんにわたしが今まで犯してきた罪を告白いたしました❤️
テツさんはわたしの口からこぼれるはしたない言葉の数々に深い絶望を覚えているでしょう❤️
テツさんはその真っ白で透き通るような美しい肌を興奮によって赤く染めます。
そして悩ましげにむっちりとした大きなお尻をふりっ❤️ふりっ❤️と左右に誘うように揺らしている光景は見ていて思わず笑みをこぼしてしまいます❤️
やはりテツさんもわたしと同類なのでしょう❤️
強い殿方に平伏して自らの淫らな身体でご奉仕することは望んでいる浅ましい雌なのです❤️
テツさんの姿に強い共感を覚えたわたしは顔を近づけてその桜色の艶やかな唇を奪いました。
唐突なわたしの行動に目を見開いて驚きを露わにするテツさん。
ふふ❤️可愛いですっ❤️
後ろを向いて毅然とした態度で腕を組んでいるフウガ様にも聞こえるように、激しく舌を絡ませます❤️
「れぇ❤️れりょ❤️れりょ❤️れろ❤️」
唾液に濡れた舌同士を濃厚に絡ませ合い、互いに視線を交わらせます❤️
ああっ❤️気持ちいいです❤️
好きな人との口付けにわたしは思わずテツさんの身体に手を伸ばしました❤️
ぶるんっ❤️とテツさんがみじろぎする度に揺れる大きなお乳を鷲掴みました❤️
容赦なくその柔肉にわたしの指が沈みます❤️
指の間からは押し潰されたお乳がむにぃ❤️と漏れ出る光景は正に圧巻の一言につきました。
そして上半身から下半身へと徐々に肌を伝っていくわたしの指先にテツさんの身体は小刻みな痙攣を起こしています。
羞恥と興奮が入り混じったその表情はわたしに切なくて甘い胸の疼きを与えてくれました❤️
大きな臀部まで到達した指でそのままテツさんの大きなお尻を揉みしだきますっ❤️
すごく柔らかいまるでお餅のような感触にわたしは夢中になってしまいました❤️
真っ白で白桃のような綺麗なお尻がわたしの手によってぐにぃ❤️と形を変えられる様子は見ていてとても心地がいいものです❤️
わたしは平伏したまま、与えられた快楽に甘い声を上げて身体を震わせるテツさんに追い討ちをかけるかの如く言い放ちます❤️
わたしの口からこぼれた自身をまるで陵辱するかのような言葉にテツさんは頬を赤くします。
しかしそれは怒りの感情ではなく与えられる恥辱による興奮からくるものでしょう❤️
可愛らしく頬を羞恥によって赤く染めるテツさんに更にはしたない言葉を並べ立てるわたし。
すると徐々にテツさんから殿方を誘うための甘い雌の香りが漂ってくるのがわかります❤️
その淫臭にわたしも反応してお股の割れ目から蜜が溢れるのを感じました❤️
限界までテツさんの興奮が高められたことを確認したわたしは密着させていた身体を離します。
絶頂を迎える寸前で手を止めたわたしをテツさんは可愛らしい蕩けた表情で見つめてきました❤️
「どうしてっ❤️ワタシもうすぐで‥」
テツさんは真っ白な張りのあるむっちりとした太腿を悩ましげに擦り合わせてわたしに懇願します❤️
ですがあなたを完全に女の子にすることはわたしにはできません。
わたしは後ろを振り返りフウガ様に声をかけました❤️
殿方をお待たせしてしまった不敬にわたしは強い罪悪感に襲われます。
精一杯の媚びた笑みを浮かべてフウガ様に頭を下げました❤️
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
55
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる