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5 暁の神殿
6 鈴木、制服をプレゼントする!
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生意気にでかいソファーでジュース片手に寛いでいるモニカを後でお仕置きだ!と心のノートに書き込みつつ、部屋の中を見渡した。
「ここは?──」
「おいモニカ、シャルロッテはどうした?」
「ッ!そうだ!姫様!おいそこの乳デカ娘!姫様を何処にやった!」
「?!」
「そうだぞ乳だけ娘。JC姫を何処にやったんだ?」
ストラーダのセクハラ発言にピクン!と眉を逆立てるモニカを見て、面白くなって俺も便乗する。
「乳、乳って……男ってそこばっかり……はぁぁぁ──シャルロッテさんなら今はお風呂に入ってますよ」
「「なんだとぅ?!」」
モニカのセリフに俺とストラーダの叫びが被る。
「……何故貴様が叫ぶんだ?」
同時に上がった叫び声に、訝しがるような視線を向けるストラーダ。
お前はまず他人を訝しがる前に護衛対象の安全を確認しろよ。
俺は、はぁ……と一つ溜め息を吐いて口を開いた。
「モニカ……お前は重大なミスを犯してしまったようだな」
「ええ?!」
モニカはピシャーン!とまるで雷に撃たれたかのように身を強張らせる。
いや、モニカは実際に雷系最弱スキルを自らの頭上から落としている……地味に芸が細かいと思わず感心。
だが、これはそんな冗談では決して許される事ではない!
「ええ?!じゃあない!何故シャルロッテを風呂に入れた!」
「何故って……なんだか臭ったし、聞けば急ぎの旅だったみたいでまともに身体も拭いてないって言うんですもん」
同じ女の子として可哀想だったんですよ~と言うモニカに、ストラーダは「デカ乳の癖になんて慈悲深い女なんだ」と訳の分からない感動を覚えているが無視。
「このばかちんが!そのムワッとくる臭いがいいんじゃないか!JCの籠もるような体臭とか最高のスパイスだろ!ご飯三杯は余裕で食えるんだぞ!」
「「うわぁ……」」
俺の迸るリピドーにドン引きだよ?!と顔を引き攣らせるモニカとストラーダに尚も俺は言い募る!
「モニカはスメルの尊さが分からんのか!」
「言ってる事は分からないでもないですけど、私自身は女の子のスメルには興味ないですからね~これが美少年同士の濃厚な絡みのスメルならご飯大盛りでイケます」
「?!」
真顔で言い切ったモニカを見て、ズザザ!と後退るストラーダ。
どうやら彼はモニカがまともな人間だとでも思っていたらしい。
ただの腐女子だよコイツは。
なんて役体のない事をしていると、扉がガチャッと開いた。
「はぁぁ──いいお湯でしたぁ」
部屋に入って来たのは話題の的であるシャルロッテ。
彼女は濡れた金の髪をタオルで拭きながら部屋の中へと足を踏み入れ──
「キャァァァァ!」
悲鳴を上げた。
「ふむ……JCのバスローブ一枚という姿もまた素晴らしいな」
「姫さま?!」
そう。彼女は風呂上がりで現在バスローブ一枚の状態だった。
お風呂で上気し、ピンク色に火照った身体、バスローブからスラッと伸びた細い太ももが艶めかしい。胸は今後に期待だな。
「なんという破廉恥な格好をしているんですか!」
「着ていた服が汗臭かったんだから仕方がないじゃないですか!」
慌ててバスローブの上からバスタオルでガードの姿勢を取るシャルロッテ。
羞恥に顔を染めたJC……つい虐めたくなるところだが──
「ほら。これを着てくるといい」
「?!それは!」
「モニカ。これくらいなら別にいいだろ?」
「むぅ……私にも後で可愛いやつ買って下さいよ~?」
俺はブー垂れるモニカをスルーして、手に出した服をシャルロッテに持たせ、ストラーダを小脇に抱えて部屋を出る。
「コラッ!離せ!」
暴れるストラーダを廊下にペイッと放り投げ、待つこと十数分。
扉が開いてモニカが入っていいですよ~。と言うことで入室。
中では、着替えを終えたシャルロッテが立って待っていた。
その姿を見てストラーダが息を飲む。
「ふむ。流石はファッション装備の制服ブレザーセット。素晴らしい出来栄えだ」
「あの……スカートがその……短過ぎなんですけど……」
「アバター用ブリーツスカートだからそんなもんですよ~。いいな~……しかも染色(白)だし」
「アバター?ブリーツ?」
モニカの言葉をシャルロッテはスカートの裾を押さえながら恥ずかしいような困ったような表情を浮かべている。
そう。俺が渡したのは勿論、課金ショップにあるファッション装備。
その名も学園ブレザー
随分と前にエレイラにプレゼントした物と同じ物だがあの時は染色の指定が別途費用を要求されるという都合上、ランダム染色で購入した。
年齢的にもシャルロッテにドンピシャで、白いブリーツスカートwith黒ニーソのコンビが放つ絶対領域に思わず顔を埋めてペロペロしたくなる衝動が迸る。
「それにしても……一体どんな生地を使っているのか想像も付きません……今までにない着心地です」
うふふ。と初めて着る服、肌触りのいい布地にご機嫌なお姫様はくるりと身体を回転させた。
「ああ!姫さま!そんな勢いよく回っては下着がッ!」
「あッ!──」
「うんうん。下着はやっぱり赤のスケスケなんだな。JCがむりやり背伸びした感じがまたグッド!」
顔を真っ赤にしてペタンと座り込むシャルロッテに、うんうんと頷く俺。マジペロである。
「師匠なぜ舌を出してペロペロしてるんですか……」
ペロペロペロペロペロペロ
「ここは?──」
「おいモニカ、シャルロッテはどうした?」
「ッ!そうだ!姫様!おいそこの乳デカ娘!姫様を何処にやった!」
「?!」
「そうだぞ乳だけ娘。JC姫を何処にやったんだ?」
ストラーダのセクハラ発言にピクン!と眉を逆立てるモニカを見て、面白くなって俺も便乗する。
「乳、乳って……男ってそこばっかり……はぁぁぁ──シャルロッテさんなら今はお風呂に入ってますよ」
「「なんだとぅ?!」」
モニカのセリフに俺とストラーダの叫びが被る。
「……何故貴様が叫ぶんだ?」
同時に上がった叫び声に、訝しがるような視線を向けるストラーダ。
お前はまず他人を訝しがる前に護衛対象の安全を確認しろよ。
俺は、はぁ……と一つ溜め息を吐いて口を開いた。
「モニカ……お前は重大なミスを犯してしまったようだな」
「ええ?!」
モニカはピシャーン!とまるで雷に撃たれたかのように身を強張らせる。
いや、モニカは実際に雷系最弱スキルを自らの頭上から落としている……地味に芸が細かいと思わず感心。
だが、これはそんな冗談では決して許される事ではない!
「ええ?!じゃあない!何故シャルロッテを風呂に入れた!」
「何故って……なんだか臭ったし、聞けば急ぎの旅だったみたいでまともに身体も拭いてないって言うんですもん」
同じ女の子として可哀想だったんですよ~と言うモニカに、ストラーダは「デカ乳の癖になんて慈悲深い女なんだ」と訳の分からない感動を覚えているが無視。
「このばかちんが!そのムワッとくる臭いがいいんじゃないか!JCの籠もるような体臭とか最高のスパイスだろ!ご飯三杯は余裕で食えるんだぞ!」
「「うわぁ……」」
俺の迸るリピドーにドン引きだよ?!と顔を引き攣らせるモニカとストラーダに尚も俺は言い募る!
「モニカはスメルの尊さが分からんのか!」
「言ってる事は分からないでもないですけど、私自身は女の子のスメルには興味ないですからね~これが美少年同士の濃厚な絡みのスメルならご飯大盛りでイケます」
「?!」
真顔で言い切ったモニカを見て、ズザザ!と後退るストラーダ。
どうやら彼はモニカがまともな人間だとでも思っていたらしい。
ただの腐女子だよコイツは。
なんて役体のない事をしていると、扉がガチャッと開いた。
「はぁぁ──いいお湯でしたぁ」
部屋に入って来たのは話題の的であるシャルロッテ。
彼女は濡れた金の髪をタオルで拭きながら部屋の中へと足を踏み入れ──
「キャァァァァ!」
悲鳴を上げた。
「ふむ……JCのバスローブ一枚という姿もまた素晴らしいな」
「姫さま?!」
そう。彼女は風呂上がりで現在バスローブ一枚の状態だった。
お風呂で上気し、ピンク色に火照った身体、バスローブからスラッと伸びた細い太ももが艶めかしい。胸は今後に期待だな。
「なんという破廉恥な格好をしているんですか!」
「着ていた服が汗臭かったんだから仕方がないじゃないですか!」
慌ててバスローブの上からバスタオルでガードの姿勢を取るシャルロッテ。
羞恥に顔を染めたJC……つい虐めたくなるところだが──
「ほら。これを着てくるといい」
「?!それは!」
「モニカ。これくらいなら別にいいだろ?」
「むぅ……私にも後で可愛いやつ買って下さいよ~?」
俺はブー垂れるモニカをスルーして、手に出した服をシャルロッテに持たせ、ストラーダを小脇に抱えて部屋を出る。
「コラッ!離せ!」
暴れるストラーダを廊下にペイッと放り投げ、待つこと十数分。
扉が開いてモニカが入っていいですよ~。と言うことで入室。
中では、着替えを終えたシャルロッテが立って待っていた。
その姿を見てストラーダが息を飲む。
「ふむ。流石はファッション装備の制服ブレザーセット。素晴らしい出来栄えだ」
「あの……スカートがその……短過ぎなんですけど……」
「アバター用ブリーツスカートだからそんなもんですよ~。いいな~……しかも染色(白)だし」
「アバター?ブリーツ?」
モニカの言葉をシャルロッテはスカートの裾を押さえながら恥ずかしいような困ったような表情を浮かべている。
そう。俺が渡したのは勿論、課金ショップにあるファッション装備。
その名も学園ブレザー
随分と前にエレイラにプレゼントした物と同じ物だがあの時は染色の指定が別途費用を要求されるという都合上、ランダム染色で購入した。
年齢的にもシャルロッテにドンピシャで、白いブリーツスカートwith黒ニーソのコンビが放つ絶対領域に思わず顔を埋めてペロペロしたくなる衝動が迸る。
「それにしても……一体どんな生地を使っているのか想像も付きません……今までにない着心地です」
うふふ。と初めて着る服、肌触りのいい布地にご機嫌なお姫様はくるりと身体を回転させた。
「ああ!姫さま!そんな勢いよく回っては下着がッ!」
「あッ!──」
「うんうん。下着はやっぱり赤のスケスケなんだな。JCがむりやり背伸びした感じがまたグッド!」
顔を真っ赤にしてペタンと座り込むシャルロッテに、うんうんと頷く俺。マジペロである。
「師匠なぜ舌を出してペロペロしてるんですか……」
ペロペロペロペロペロペロ
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