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一章 ゲームスタート
第4話 最弱ではないゴブリンをプレイヤースキルで圧倒してみた
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シオン視点
『……よし。幸先がいいね』
「何でこんな樽の中に剣があんだよ!あり得ねぇ」
さも、当たり前かのように言う紫音に対して、俺はこんなことはあり得ないとツッコんだ。
自分が汗水垂れ流して働いても手に入れることの出来なかった銅の剣。
決して高価なものではないが、こんな路地裏に放置していいものじゃない。
俺は大いに困惑した。
『……あり得るんだよ。その証拠に、今銅の剣が目の前にあるじゃん』
「確かにそうだけどよぉ~」
『……まぁ、細かいことは気にしない。ちゃっちゃっと拾ちゃつよ。他の人に取られちゃうかもしれないからね』
「そ、そうだな」
紫音に操作されている俺は銅の剣を手に取った。
一瞬持ち主がいるかもしれないと躊躇ったが、こんな場所に放置しているのが悪いと自分に言い聞かせ納得させる。
手に持った銅剣はとても俺の手に馴染んだ。
武器欲しさに武器屋を何度も訪れ手に持ったことはあるが、この剣はそのどれよりも馴染む。
まるで、長年連れ添った愛剣かのように。
今まで体験したことなかった不思議な感覚に襲われている中、紫音はそんなこと知らないとばかりに俺の身体を操作する。
そして、樽や壺があるたびにそれを壊し、二割の確率でお金や防具、薬草が出てきた。
その間に、こんな外に放置されている樽や壺にアイテムが入ってるのかを紫音に聞いたら『……ゲームだとこういうのは定番だからやってるだけ。まぁ、神の恵みてきなやつだよ、多分』と雑な回答が返ってきた。
紫音にもよく分かっていないみたいだ。なら、馬鹿な俺がいくら考えても分かるはずがない。
街中にはこんな感じで樽や壺の中にアイテムが落ちてることがある思い込むことにした。
『……じゃあ、武器防具もアイテムも揃ったしモンスターを倒しに行こう』
一頻り街中を探索し終えたところで、紫音は俺にそう告げるのだった。
◇
紫音視点
「……えぇ、最初の町のくせに周りのモンスター強くない?」
『俺がそんなこと知るかよ。この町だとこれが普通なんだ。だから、マジでしくじるなよ?』
シオンを操作して、町を出ると少し離れた場所でモンスターが歩いているのが見えた。
そのモンスターはゴブリン。僕の記憶では、確かLEVELは五から八。物理攻撃と体力が多いモンスターだ。多少武器や防具を装備して上げたシオンのステータスではマトモに殴り合えないくらいには強い。二発喰らえばジエンド。ゲーム終了だ。
出来るならもっと弱いモンスターと戦ってLEVELを上げてから戦いたいのだけど、シオン曰く残念なことにゴブリンがこの辺だと最弱のモンスターらしい。
「……まぁ、これくらいなら何とかなるか」
僕がこうも楽観的なのは、このゲームがポケモ○やドラク○みたいなターン制のコマンドバトルではないから。
テイル○やf○みたいに、このゲームはキャラクターを動かして戦うアクションバトルなのだ。
だから、ボス以外のモンスターならば多少レベルが高くてもプレイヤースキルでその差を埋め、倒すことが出来る。
半年のブランクがあるとはいえ、僕は一度このゲームをクリアしているのだ。格上のモンスター相手に一撃ももらわず倒すのなんて数千回もやっている。出来ないはずがない。
「……じゃあ、早速一戦目行ってみよ~う」
『ちょっとは緊張感をもてぇーーー!』
気の抜けた掛け声とシオンの怒号とともに、ゴブリンに背後から斬りかかる。
『ギャッアアアーーーー!』
ゲームの通りにゆっくりと近づき、背後を取っていたためゴブリンは奇襲に気づいておらず、マトモにその一撃を喰らい絶叫した。
だが、LEVELが低いシオンの攻撃では対して入っていない。その証拠に血こそ出ているが、ゴブリンのHPバーは一割しか減っていなかった。
「……弱いな~。もう少し頑張ってよ」
『無理だ!これが俺の全身全霊の攻撃だっての。これより上は腕もげるって!』
不意をついた奇襲は通常攻撃の倍のダメージが入る。
そのため、もう少し削れることを期待していた僕はシオンにもう少し頑張るよう発破をかけてみる。けど、シオンはこれ以上は無理だと叫んだ。
「……軟弱者」
『軟弱者で悪かったなーー!』
シオンに毒を吐きつつ、先制攻撃で混乱して動けなくなっているゴブリンを攻撃。HPバーが少し削れた。
が、その攻撃が終わった直後ゴブリンは硬直から立ち直り、右手に持っていた棍棒で反撃をしてきた。
「………」
『うおっ!あぶね!』
僕はゴブリンの腕が少し動いていた時点で、バックステップを入力しており、棍棒はシオンを捉えることなく空を切る。
大ぶりな攻撃だったため隙が大きく、その間に一撃を喰らわせゴブリンが仰け反った。
『よし!決まった!この隙にもう一度攻撃を「……一時離脱です」なっ!?』
シオンはそれをチャンスだと思ったようだけど、僕は違うパックステップを二回し大きく距離を取った。
『何で下がるんだよ!今のチャンスだったろ!男なら攻めようぜ。玉つているのか、おい!?』
明らかなチャンスに下がったことが、理解できないのかシオンは不満が上がる。
「……うるさい。馬鹿。あれは罠だよ。あそこで攻撃してたら攻撃が当たる前に確定で反撃をもらうんだ。それでもいいなら次から突っ込むけど?」
『本当にありがとうございます、紫音様!なま言ってすいませんでした。それだけは勘弁してください!』
あれが罠であることを説明すると、態度は一変シオンは一気に謙った。
僕は寛大なので、先程の生意気な発言を無かったことにしゲームに集中する。
『ギャッ!ギャッ!』
ゴブリンの声と共に振るわれる棍棒を全てパックステップとサイドステップで回避し続ける。
攻撃が尽く当たらないことに苛ついたゴブリンは大ぶりの攻撃を放った。
それを回避し、攻撃を一撃だけ喰らわせる。
これを繰り返すこと八回。ゴブリンの体からは大量の血が出ており、HPが半分を切った。
そこで、ある程度の攻撃パターンを理解した僕は攻勢に出る。
『ギャアアアアーーー!ギャッ!?』
『何だこれ、すげぇ!』
今まで避けていた小ぶりの攻撃に対して、今回は剣を合わせパリィ。ゴブリンの腕が跳ね上がり、大きな隙が出来た。
当然、その隙を逃さず攻撃。そして、反撃が来たところをまたパリィし攻撃。
一方的に攻撃を喰らわせ続ける。
「…はい、おしまい」
『ギャア……ァ……』
僕はそう呟き、ゴブリンに攻撃。HPバーが無くなり、ゴブリンはその場から崩れ動かなくなった。
「……ふぅ、疲れた」
僕はそう言って、ベットに寝転んだ。
戦闘中は軽口を叩いて何んでもない風を装っていたけど、これに負ければ人が死ぬという緊張感は凄まじく僕の精神を大きく削られかなり疲れた。
「……もう二度としたくない」
『それは困るぜ紫音。お前の力がないと俺は強くなれないんだからな。まだまだしてくれないと困る』
「……はいはい。分かってるよ」
心の底からやりたくないのだけど、シオンと僕が繋がっている限り許してもらえないだろう。
僕はその事に大きな溜息を吐くと、画面に向き直りゲームを再開するのだった。
『……よし。幸先がいいね』
「何でこんな樽の中に剣があんだよ!あり得ねぇ」
さも、当たり前かのように言う紫音に対して、俺はこんなことはあり得ないとツッコんだ。
自分が汗水垂れ流して働いても手に入れることの出来なかった銅の剣。
決して高価なものではないが、こんな路地裏に放置していいものじゃない。
俺は大いに困惑した。
『……あり得るんだよ。その証拠に、今銅の剣が目の前にあるじゃん』
「確かにそうだけどよぉ~」
『……まぁ、細かいことは気にしない。ちゃっちゃっと拾ちゃつよ。他の人に取られちゃうかもしれないからね』
「そ、そうだな」
紫音に操作されている俺は銅の剣を手に取った。
一瞬持ち主がいるかもしれないと躊躇ったが、こんな場所に放置しているのが悪いと自分に言い聞かせ納得させる。
手に持った銅剣はとても俺の手に馴染んだ。
武器欲しさに武器屋を何度も訪れ手に持ったことはあるが、この剣はそのどれよりも馴染む。
まるで、長年連れ添った愛剣かのように。
今まで体験したことなかった不思議な感覚に襲われている中、紫音はそんなこと知らないとばかりに俺の身体を操作する。
そして、樽や壺があるたびにそれを壊し、二割の確率でお金や防具、薬草が出てきた。
その間に、こんな外に放置されている樽や壺にアイテムが入ってるのかを紫音に聞いたら『……ゲームだとこういうのは定番だからやってるだけ。まぁ、神の恵みてきなやつだよ、多分』と雑な回答が返ってきた。
紫音にもよく分かっていないみたいだ。なら、馬鹿な俺がいくら考えても分かるはずがない。
街中にはこんな感じで樽や壺の中にアイテムが落ちてることがある思い込むことにした。
『……じゃあ、武器防具もアイテムも揃ったしモンスターを倒しに行こう』
一頻り街中を探索し終えたところで、紫音は俺にそう告げるのだった。
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紫音視点
「……えぇ、最初の町のくせに周りのモンスター強くない?」
『俺がそんなこと知るかよ。この町だとこれが普通なんだ。だから、マジでしくじるなよ?』
シオンを操作して、町を出ると少し離れた場所でモンスターが歩いているのが見えた。
そのモンスターはゴブリン。僕の記憶では、確かLEVELは五から八。物理攻撃と体力が多いモンスターだ。多少武器や防具を装備して上げたシオンのステータスではマトモに殴り合えないくらいには強い。二発喰らえばジエンド。ゲーム終了だ。
出来るならもっと弱いモンスターと戦ってLEVELを上げてから戦いたいのだけど、シオン曰く残念なことにゴブリンがこの辺だと最弱のモンスターらしい。
「……まぁ、これくらいなら何とかなるか」
僕がこうも楽観的なのは、このゲームがポケモ○やドラク○みたいなターン制のコマンドバトルではないから。
テイル○やf○みたいに、このゲームはキャラクターを動かして戦うアクションバトルなのだ。
だから、ボス以外のモンスターならば多少レベルが高くてもプレイヤースキルでその差を埋め、倒すことが出来る。
半年のブランクがあるとはいえ、僕は一度このゲームをクリアしているのだ。格上のモンスター相手に一撃ももらわず倒すのなんて数千回もやっている。出来ないはずがない。
「……じゃあ、早速一戦目行ってみよ~う」
『ちょっとは緊張感をもてぇーーー!』
気の抜けた掛け声とシオンの怒号とともに、ゴブリンに背後から斬りかかる。
『ギャッアアアーーーー!』
ゲームの通りにゆっくりと近づき、背後を取っていたためゴブリンは奇襲に気づいておらず、マトモにその一撃を喰らい絶叫した。
だが、LEVELが低いシオンの攻撃では対して入っていない。その証拠に血こそ出ているが、ゴブリンのHPバーは一割しか減っていなかった。
「……弱いな~。もう少し頑張ってよ」
『無理だ!これが俺の全身全霊の攻撃だっての。これより上は腕もげるって!』
不意をついた奇襲は通常攻撃の倍のダメージが入る。
そのため、もう少し削れることを期待していた僕はシオンにもう少し頑張るよう発破をかけてみる。けど、シオンはこれ以上は無理だと叫んだ。
「……軟弱者」
『軟弱者で悪かったなーー!』
シオンに毒を吐きつつ、先制攻撃で混乱して動けなくなっているゴブリンを攻撃。HPバーが少し削れた。
が、その攻撃が終わった直後ゴブリンは硬直から立ち直り、右手に持っていた棍棒で反撃をしてきた。
「………」
『うおっ!あぶね!』
僕はゴブリンの腕が少し動いていた時点で、バックステップを入力しており、棍棒はシオンを捉えることなく空を切る。
大ぶりな攻撃だったため隙が大きく、その間に一撃を喰らわせゴブリンが仰け反った。
『よし!決まった!この隙にもう一度攻撃を「……一時離脱です」なっ!?』
シオンはそれをチャンスだと思ったようだけど、僕は違うパックステップを二回し大きく距離を取った。
『何で下がるんだよ!今のチャンスだったろ!男なら攻めようぜ。玉つているのか、おい!?』
明らかなチャンスに下がったことが、理解できないのかシオンは不満が上がる。
「……うるさい。馬鹿。あれは罠だよ。あそこで攻撃してたら攻撃が当たる前に確定で反撃をもらうんだ。それでもいいなら次から突っ込むけど?」
『本当にありがとうございます、紫音様!なま言ってすいませんでした。それだけは勘弁してください!』
あれが罠であることを説明すると、態度は一変シオンは一気に謙った。
僕は寛大なので、先程の生意気な発言を無かったことにしゲームに集中する。
『ギャッ!ギャッ!』
ゴブリンの声と共に振るわれる棍棒を全てパックステップとサイドステップで回避し続ける。
攻撃が尽く当たらないことに苛ついたゴブリンは大ぶりの攻撃を放った。
それを回避し、攻撃を一撃だけ喰らわせる。
これを繰り返すこと八回。ゴブリンの体からは大量の血が出ており、HPが半分を切った。
そこで、ある程度の攻撃パターンを理解した僕は攻勢に出る。
『ギャアアアアーーー!ギャッ!?』
『何だこれ、すげぇ!』
今まで避けていた小ぶりの攻撃に対して、今回は剣を合わせパリィ。ゴブリンの腕が跳ね上がり、大きな隙が出来た。
当然、その隙を逃さず攻撃。そして、反撃が来たところをまたパリィし攻撃。
一方的に攻撃を喰らわせ続ける。
「…はい、おしまい」
『ギャア……ァ……』
僕はそう呟き、ゴブリンに攻撃。HPバーが無くなり、ゴブリンはその場から崩れ動かなくなった。
「……ふぅ、疲れた」
僕はそう言って、ベットに寝転んだ。
戦闘中は軽口を叩いて何んでもない風を装っていたけど、これに負ければ人が死ぬという緊張感は凄まじく僕の精神を大きく削られかなり疲れた。
「……もう二度としたくない」
『それは困るぜ紫音。お前の力がないと俺は強くなれないんだからな。まだまだしてくれないと困る』
「……はいはい。分かってるよ」
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