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chapter:3
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【CHOICE!】
→かりもの
たまいれ
つなひき
☆☆☆☆☆
どうやら玉入れはおまんこにどれだけローターを挿れられるか、綱引きは乳首をニップルリングで挟んで紐を相手と繋ぎ、引き合ってどちらが先に相手のリングを取るかで勝負するようだ。
ローターなんて何度もアクメしそうだし、乳首もクソザコだからすぐに負けそうだし……、ここは借り物競走にしておこう。
「うわ。ウジ虫くんこれに出るわけ?棄権した方がいーんじゃない?」
「姫神くん……」
「というか何そのカッコ。ウケるんだけど」
「ひっ♡あ……、だめ、だって……!」
スタッフに従って並んでいると、一緒に走る組の中に姫神くんが居た。笑いながらバニーガールの衣装をぎゅっと食い込ませてきたものだから、思わず感じてしまう。ただでさえ布面積が狭いから、金玉も勃起おちんぽもポロンと露出してしまった。
「はあ……、かわ……。ん゛んっ、ウジ虫くんのおちんぽ、もう限界そうじゃん」
「ん、ぁ……、ひぅ♡」
つうっ、と指でおちんぽをなぞられて、カウパーがぷくりと零れた。イってしまいたくて堪らなくなった俺の耳に、パァンという小気味いい音が響いた。ピストル代わりのスパンキング音だ。
一斉に走り出した他の学生の後を追って、俺も走り出す。おちんぽを元に戻す余裕がなかったから、べちんべちんと肌に当たるのが気持ちいい。姫神くんは俺より足が速いはずなのに、何故かぴったりと後ろについていた。
「脱ぎたてジョックストラップ……?雄様の中でジョックストラップを穿かれている方はいらっしゃいませんか!?」
「な、なんだよこれっ、熟成チンカスなんてすぐ手に入るわけないだろ……!」
「ええっ、女装趣味のある雄様……!?名乗り出てもらえるかなぁ……」
既にお題の紙を引いた彼等は、客席に向かったり頭を抱えたりと十人十色な状態だ。出来れば簡単なお題が来てくれることを祈りつつ、残っている中から適当な紙を手に取った。
「えっと……、『自分以外の大量搾りたて精液』……?」
どくりと心臓が沸き立つ。これ……、このお題なら、皇様から精液をいただくことが出来るかもしれない……!しかも大量、だなんて……♡危ない、涎が垂れるところだった。おちんぽからはもうだらだら垂れっぱなしだけど。
「ふーん?面白みのないお題だね。何、雄様のところに行くわけ?ウジ虫くんが?」
「っ……、……姫神くんには、関係ないから」
どこか不満そうな姫神くんから逃げるように、客席の方に走っていく。
階段を登る途中、おちんぽを揺らして走る俺の滑稽な姿を、雄様達が笑いながら見てくれた。きっと俺が姫神くんのような容姿だったら、首輪が光っていたんだろうな。……いや、無い物ねだりをしても仕方ない。今はただ、皇様のところへ向かうんだ。
「──っはぁ……、は……、す、すめりゃぎ、……っ、皇、さま……っ♡」
辿り着いた勢いで噛んでしまった。恥ずかしいし、頭も下げず名も名乗らずに声をかけるなんて不敬すぎた。
それでも、皇様は何のお咎めもなく微笑んでくれた。
「こんにちは。私に何か用かい?」
「あっ、ああああのっ、俺、宇治野と申しますっ。す、皇様の精液を、いただかせてくださいっ♡」
「構わないよ。口まんことケツまんこ、どちらに欲しいんだい」
「え……っ♡い、いいんですか?俺、こんな見た目ですのに……」
「もちろん。肉オナホの美醜なんて気にする必要もないだろう?」
「そう、ですね……、嬉しいですっ、ありがとうございます♡」
肉便器でも嬉しいと思っていたから、肉オナホと呼ばれてむずむずしてしまう。名称が何であろうと、皇様から触れてもらえることが嬉しい。しかも、おまんこに精液をいただけるなんて……♡
「その似合っていない服は脱ぐといいよ。萎えてしまうからね」
「はいっ♡」
そもそもおちんぽは丸出しだったわけだし、脱いだところで変わりない。全裸になろうと思って手をかけたところで、手首を誰かに掴まれた。
「……っ、姫神くん……?」
「…………。……僕のお題、ウジ虫くんじゃないとクリア出来ないんだよね~。すっごく嫌だけど付き合ってもらうから」
「え……、い、嫌だよ。俺は今から皇様の精液をいただくんだから……っ」
「それさぁ、別に雄様の精液じゃなくてもいーんでしょ?だったら超特別に僕の精液恵んであげてもいいけど?」
ここまで走ってきたのか何なのか、息を荒げながらそんなことを言う姫神くんの真意が分からない。皇様に視線を向ければ、穏やかな笑みを返された。するもしないもご自由に、といったところだろうか。
折角の機会を無駄にするなんて有り得ない。でも、何故か姫神くんの手を強く振り払うことが出来ない。自分の気持ちがよく分からないまま、落ち着くために一つ深呼吸をした。
そして、口を開く。
「俺は──……」
【どの行動を選ぶ?】
皇様から精液をもらう
姫神くんについていく
二人から精液をもらう
→かりもの
たまいれ
つなひき
☆☆☆☆☆
どうやら玉入れはおまんこにどれだけローターを挿れられるか、綱引きは乳首をニップルリングで挟んで紐を相手と繋ぎ、引き合ってどちらが先に相手のリングを取るかで勝負するようだ。
ローターなんて何度もアクメしそうだし、乳首もクソザコだからすぐに負けそうだし……、ここは借り物競走にしておこう。
「うわ。ウジ虫くんこれに出るわけ?棄権した方がいーんじゃない?」
「姫神くん……」
「というか何そのカッコ。ウケるんだけど」
「ひっ♡あ……、だめ、だって……!」
スタッフに従って並んでいると、一緒に走る組の中に姫神くんが居た。笑いながらバニーガールの衣装をぎゅっと食い込ませてきたものだから、思わず感じてしまう。ただでさえ布面積が狭いから、金玉も勃起おちんぽもポロンと露出してしまった。
「はあ……、かわ……。ん゛んっ、ウジ虫くんのおちんぽ、もう限界そうじゃん」
「ん、ぁ……、ひぅ♡」
つうっ、と指でおちんぽをなぞられて、カウパーがぷくりと零れた。イってしまいたくて堪らなくなった俺の耳に、パァンという小気味いい音が響いた。ピストル代わりのスパンキング音だ。
一斉に走り出した他の学生の後を追って、俺も走り出す。おちんぽを元に戻す余裕がなかったから、べちんべちんと肌に当たるのが気持ちいい。姫神くんは俺より足が速いはずなのに、何故かぴったりと後ろについていた。
「脱ぎたてジョックストラップ……?雄様の中でジョックストラップを穿かれている方はいらっしゃいませんか!?」
「な、なんだよこれっ、熟成チンカスなんてすぐ手に入るわけないだろ……!」
「ええっ、女装趣味のある雄様……!?名乗り出てもらえるかなぁ……」
既にお題の紙を引いた彼等は、客席に向かったり頭を抱えたりと十人十色な状態だ。出来れば簡単なお題が来てくれることを祈りつつ、残っている中から適当な紙を手に取った。
「えっと……、『自分以外の大量搾りたて精液』……?」
どくりと心臓が沸き立つ。これ……、このお題なら、皇様から精液をいただくことが出来るかもしれない……!しかも大量、だなんて……♡危ない、涎が垂れるところだった。おちんぽからはもうだらだら垂れっぱなしだけど。
「ふーん?面白みのないお題だね。何、雄様のところに行くわけ?ウジ虫くんが?」
「っ……、……姫神くんには、関係ないから」
どこか不満そうな姫神くんから逃げるように、客席の方に走っていく。
階段を登る途中、おちんぽを揺らして走る俺の滑稽な姿を、雄様達が笑いながら見てくれた。きっと俺が姫神くんのような容姿だったら、首輪が光っていたんだろうな。……いや、無い物ねだりをしても仕方ない。今はただ、皇様のところへ向かうんだ。
「──っはぁ……、は……、す、すめりゃぎ、……っ、皇、さま……っ♡」
辿り着いた勢いで噛んでしまった。恥ずかしいし、頭も下げず名も名乗らずに声をかけるなんて不敬すぎた。
それでも、皇様は何のお咎めもなく微笑んでくれた。
「こんにちは。私に何か用かい?」
「あっ、ああああのっ、俺、宇治野と申しますっ。す、皇様の精液を、いただかせてくださいっ♡」
「構わないよ。口まんことケツまんこ、どちらに欲しいんだい」
「え……っ♡い、いいんですか?俺、こんな見た目ですのに……」
「もちろん。肉オナホの美醜なんて気にする必要もないだろう?」
「そう、ですね……、嬉しいですっ、ありがとうございます♡」
肉便器でも嬉しいと思っていたから、肉オナホと呼ばれてむずむずしてしまう。名称が何であろうと、皇様から触れてもらえることが嬉しい。しかも、おまんこに精液をいただけるなんて……♡
「その似合っていない服は脱ぐといいよ。萎えてしまうからね」
「はいっ♡」
そもそもおちんぽは丸出しだったわけだし、脱いだところで変わりない。全裸になろうと思って手をかけたところで、手首を誰かに掴まれた。
「……っ、姫神くん……?」
「…………。……僕のお題、ウジ虫くんじゃないとクリア出来ないんだよね~。すっごく嫌だけど付き合ってもらうから」
「え……、い、嫌だよ。俺は今から皇様の精液をいただくんだから……っ」
「それさぁ、別に雄様の精液じゃなくてもいーんでしょ?だったら超特別に僕の精液恵んであげてもいいけど?」
ここまで走ってきたのか何なのか、息を荒げながらそんなことを言う姫神くんの真意が分からない。皇様に視線を向ければ、穏やかな笑みを返された。するもしないもご自由に、といったところだろうか。
折角の機会を無駄にするなんて有り得ない。でも、何故か姫神くんの手を強く振り払うことが出来ない。自分の気持ちがよく分からないまま、落ち着くために一つ深呼吸をした。
そして、口を開く。
「俺は──……」
【どの行動を選ぶ?】
皇様から精液をもらう
姫神くんについていく
二人から精液をもらう
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