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⑧欲に駆られた悪いこと
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「──……ん、ぇ……?ここ、は……」
「……よかった。目が覚めましたか、スロウ様。体調は大丈夫でしょうか」
「へ……、オリ、ウス様……。あれ、僕は……、~~ぁっ!!ごっ、ごごごめんなさい!ご迷惑をおかけしましたっっ!!」
「ご安心ください、迷惑など何もかけられていませんよ」
「ひっ、膝枕までしていただいて……っ、う、うう、申し訳ないです……!」
文字通り飛び起きた僕は、その勢いのまま土下座した。服も元に戻ってるし、おまんこに注がれたはずのザーメンも消えている。きっと魔力に酔いすぎて気絶した僕を介抱してくれたんだろうけど……、勇者おまんこじゃなくて僕のおまんこに中出ししたって、気づいてるよね……?オリウス様程の実力者が底辺ゴミクズの僕に中出しなんて……、逆に僕が訴えられてもいいくらいの所業だ。すごく気持ちよかったし嬉しかったけど、それとこれとは話が別。中出しされそうな時点で戻らなきゃいけなかったんだ。
やっぱり、欲に駆られた悪いことなんてするべきじゃなかった……!
「頭を上げてください、スロウ様」
「どっ、どんな罰でも受けます……っ!何でもしますので、許してくださいっ……!」
「……馬鹿が。軽々しくそんなことを言うな」
「へ……?」
今までとは違う低い声にびっくりして顔を上げてしまったけど、そこに居たのはにこりと微笑むオリウス様だけ。優しく僕を抱き上げてくれて、また手を繋がれてしまった。
「……ですが、言質は取りましたので。何でもしてくださるのでしょう?」
「え……、あ……、は、はいっ。僕に出来ることなんて、たかが知れてますけど……」
「スロウ様にしか出来ないことをお願いするので大丈夫ですよ。……後ほどお伝えしますね」
さっきのドスの効いた声は、気のせい……なわけないよね。きっとあれが案内係じゃないオリウス様の本当の姿。でも、全然怖くも嫌でもなくて、寧ろかっこいいって思ってしまった。それになんだか、懐かしく感じた気もして……、こっちは気のせいかな。
その後、寄り添ってくれるオリウス様に連れられて、僕は勇者の展示を巡って行った。
映像コーナーでは、敗北した勇者の失禁シーンや、定期的に洗脳されてチン媚びダンスを踊らされているシーン、機械によって搾乳されているシーン等々が流れていた。アイキャッチで『俺様は勇者ランドルフ!』と勇ましく名乗りを上げる勇者との落差がすごい。
この映像でも最初の展示でも思ったけど、どれだけ敗北してもトドメをさされなかったんだなって不思議に思う。勇者の加護みたいなものがあったのかな……?
その次の部屋はエロトラップダンジョンを模した造りになっていた。ダンジョンの岩肌がとてもリアルで、トラップも展示されていて実際に体験することも出来るみたいだ。勇者は何度も絶頂しながらこのダンジョンをクリアしたみたいで、本当にすごい。声を我慢するくすぐりトラップだけ試してみたけど、すぐに笑っちゃったし乳首までくすぐられて気持ちよくなっちゃった。乳首とおちんぽが硬くなったの、オリウス様にバレてないといいな。
それからも休憩を挟みながら案内してもらって、ようやく最後の展示室に到着した頃には数時間が過ぎていた。
オリウス様と、こうして寄り添えるのもあと少しだ。残念だけど仕方がない。良い夢が見れてよかった。
「この先が、完全敗北した勇者の展示でございます」
「完全敗北……」
これまでもたくさん無様に敗北してきた勇者が、完全に敗北してしまった姿。
一体どんな風になってしまったんだろう。
他の部屋とは違ってキラキラした装飾の多い扉をオリウス様が開けてくれる。
重厚な扉の、その先には──……。
*****
「……よかった。目が覚めましたか、スロウ様。体調は大丈夫でしょうか」
「へ……、オリ、ウス様……。あれ、僕は……、~~ぁっ!!ごっ、ごごごめんなさい!ご迷惑をおかけしましたっっ!!」
「ご安心ください、迷惑など何もかけられていませんよ」
「ひっ、膝枕までしていただいて……っ、う、うう、申し訳ないです……!」
文字通り飛び起きた僕は、その勢いのまま土下座した。服も元に戻ってるし、おまんこに注がれたはずのザーメンも消えている。きっと魔力に酔いすぎて気絶した僕を介抱してくれたんだろうけど……、勇者おまんこじゃなくて僕のおまんこに中出ししたって、気づいてるよね……?オリウス様程の実力者が底辺ゴミクズの僕に中出しなんて……、逆に僕が訴えられてもいいくらいの所業だ。すごく気持ちよかったし嬉しかったけど、それとこれとは話が別。中出しされそうな時点で戻らなきゃいけなかったんだ。
やっぱり、欲に駆られた悪いことなんてするべきじゃなかった……!
「頭を上げてください、スロウ様」
「どっ、どんな罰でも受けます……っ!何でもしますので、許してくださいっ……!」
「……馬鹿が。軽々しくそんなことを言うな」
「へ……?」
今までとは違う低い声にびっくりして顔を上げてしまったけど、そこに居たのはにこりと微笑むオリウス様だけ。優しく僕を抱き上げてくれて、また手を繋がれてしまった。
「……ですが、言質は取りましたので。何でもしてくださるのでしょう?」
「え……、あ……、は、はいっ。僕に出来ることなんて、たかが知れてますけど……」
「スロウ様にしか出来ないことをお願いするので大丈夫ですよ。……後ほどお伝えしますね」
さっきのドスの効いた声は、気のせい……なわけないよね。きっとあれが案内係じゃないオリウス様の本当の姿。でも、全然怖くも嫌でもなくて、寧ろかっこいいって思ってしまった。それになんだか、懐かしく感じた気もして……、こっちは気のせいかな。
その後、寄り添ってくれるオリウス様に連れられて、僕は勇者の展示を巡って行った。
映像コーナーでは、敗北した勇者の失禁シーンや、定期的に洗脳されてチン媚びダンスを踊らされているシーン、機械によって搾乳されているシーン等々が流れていた。アイキャッチで『俺様は勇者ランドルフ!』と勇ましく名乗りを上げる勇者との落差がすごい。
この映像でも最初の展示でも思ったけど、どれだけ敗北してもトドメをさされなかったんだなって不思議に思う。勇者の加護みたいなものがあったのかな……?
その次の部屋はエロトラップダンジョンを模した造りになっていた。ダンジョンの岩肌がとてもリアルで、トラップも展示されていて実際に体験することも出来るみたいだ。勇者は何度も絶頂しながらこのダンジョンをクリアしたみたいで、本当にすごい。声を我慢するくすぐりトラップだけ試してみたけど、すぐに笑っちゃったし乳首までくすぐられて気持ちよくなっちゃった。乳首とおちんぽが硬くなったの、オリウス様にバレてないといいな。
それからも休憩を挟みながら案内してもらって、ようやく最後の展示室に到着した頃には数時間が過ぎていた。
オリウス様と、こうして寄り添えるのもあと少しだ。残念だけど仕方がない。良い夢が見れてよかった。
「この先が、完全敗北した勇者の展示でございます」
「完全敗北……」
これまでもたくさん無様に敗北してきた勇者が、完全に敗北してしまった姿。
一体どんな風になってしまったんだろう。
他の部屋とは違ってキラキラした装飾の多い扉をオリウス様が開けてくれる。
重厚な扉の、その先には──……。
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