19 / 21
策略トリップ★四面楚歌
8:宴
しおりを挟む
「──あっ、やめっ、ひゃ……ぁうっ!!」
「くっ……! あま、り、押す……な、あぁっ!」
「ひゃんっ! あ、そこ、ごりごり、しちゃ……やっ、んううっ!!」
「んあっ! ……も、だか、ら……はげし……、っひ!」
ベッドの上、スプリングを軋ませながら交わう影が二つ。
裸に剥かれた瑠璃川と、ニップルリングのみ残され一糸纏わぬ姿にされたルゥリカワだ。二人は今、一つの玩具によって繋がっていた。互いに四つん這いになった状態で尻をぺちぺち合わせる体勢になっているのだが、律動する度にピンクのそれが見え隠れする。
潤滑油でたっぷり濡らされた双頭バイブが、全力で震えながら二人を犯しているのだ。快感から逃げようと腰を押しつければ、向こうも逆らってバイブを押し込んでくる。ぱちゅぱちゅといやらしく臀部がぶつかる度に、潤滑油が泡立ち太腿をいやらしく伝っていく。既に肉棒は勃起し、だらだらと涎を零してしまっている。今すぐ扱いてイってしまいたいが、その采配を握るのは自分達ではない。
四つん這いになった彼等の前にいる、獣達。
成海は膝立ちになって屹立から溢れる先走りを瑠璃川の顔に塗りつけ、ナルーミはあぐらをかいてルゥリカワから生理的に零れる涙を舐めとっていた。……彼等がいいと言わない限り、この責め苦は終わらない。
「ふぁっ、ん、っ、理玖っ、も、ぁんっ!」
「フフ、紫苑ちゃん、俺のちんこ美味しい?」
「んっ、おいひ……、理玖の、ちん……ちんっ、だいしゅき……っ!」
顔にぺちぺちと当てられていたペニスをはむりと咥え、じゅぽじゅぽと舐め始めた瑠璃川からは、既に理性の色が消えていた。
バイブに犯され、喘ぎながらも肉棒へと奉仕する姿に、ぞくぞくとした嗜虐心が湧いてきてしまう。昼にもフェラはしてもらったが、今の破壊力はそれ以上だ。竿に舌を這わしては先端をぐりぐりと刺激し、先走りを余すところなくちゅうっと吸い取る。決して美味しくはないというのに、顔をとろとろに綻ばせて性器を舐める瑠璃川が可愛くて、堪らなくて。
「っ、あ……、出す、よ、全部飲んでね、紫苑ちゃん……っ」
「んぐっ! ん、む……っ、ふ、んううぅっ、……う、……ぁふっ、理玖のえっちなみるく……、いっぱい出たな……っひう! ん、あ……っ、綺麗にして、やるぞ……、ふぁっ!」
恍惚とした表情で白濁をごくりと飲み下した瑠璃川は、白く汚れた陰茎を丁寧に舌でぺろぺろと舐めとっていく。その間もバイブの責めは揺るがないため、びくびくと身体をしならせながらの口淫である。
「アー……早く紫苑ちゃんのナカに挿れたいなぁ……」
そうぼやく成海の視線の先で、ルゥリカワとナルーミは密かに睦み合っていた。
涙を舐めていた舌が徐々に下へとおりていき、唇に触れる寸前のところでぴたりと止まる。絡み合った視線は蕩けそうな程熱く、唇から漏れる吐息は甘美な匂いを秘めていた。
「っ、な、……なりゅ、ぅみ……っ」
まともに会うのが恥ずかしい、どう接すればいいのか分からない、と思い悩んでいたのが嘘のように、全身がナルーミを求めている。玩具ではなく、ナルーミのそれで奥まで穿ってほしい。出すものがなくなるまで性器を弄ってほしい。それよりも、先に。
「……き、す。したい……っん!!」
そう懇願した言葉は、ナルーミによって性急に封じられた。かつん、と軽く歯が当たり、待ちきれないとばかりに舌が絡み合う。お互い慣れていない触れ合いはどこまでも拙いが、柔らかい熱同士の重なりがこんなに気持ちいいものだとは思わなかった。
無我夢中で唇に吸い付くルゥリカワの全身を、歓喜の情がビリビリと駆け巡る。それは電流のように下肢へと響き、くぐもった嬌声と共にばちりと弾けた。
「んうっ、んん……!!」
「っ、ん、……っは、キスされてイったのかよ……ルゥリカワ?」
「あ……、言うな、ばか……っ」
だらだらと先端から垂れる白濁がシーツを濡らす。いくらバイブで刺激され続けているとはいえ、最後のとどめが唇同士での愛撫だなんて。どこか悔しい気持ちを抱きながら、さざ波のように押し寄せてくる不規則な快楽に酔っていく。
もっとキスがしたい、という欲に従って身を捩ると、ナカで暴れていたバイブがずるりと抜けてしまった。ぽっかりと空いた穴はじくじくと疼き、今すぐ埋めてほしくて堪らなくなる。
ナルーミに抱きつくようにして唇を奪ったルゥリカワは、片手で器用に服をずらし屹立したナルーミの陰茎を露出させると、自らのそれをぴたりと当てがった。今すぐ食べてしまいたいとばかりにはくはくと吸い付いてくる後孔に、ナルーミの喉が鳴る。もう、ここまでくれば尻込みなどしない。
「ルゥリカワ……!」
「あ、ああぁ……っ! んっ、ナルーミ……っ!」
腰を掴んでぐっと性器を挿入すると、ルゥリカワはびくびく震えながらも嬉しそうにはにかんだ。挿れられた瞬間にとろりと流れた白濁には気付いていないのか、何度も角度を変えては自分から唇を塞いでくる。
「ふ、ぁ……っ、きもち、い……ぞ、ナルーミ……」
「キスが気持ちいいのか? それとも後ろ?」
「……あ、んぅ、……どっちも、だ」
「とろっとろな顔しちゃってさぁ……、その内ちゅーだけでイけるかもなぁ?」
「……そんな身体になったら、っん、責任は取ってもらう、からな……っ」
「ッハ、上等ぉ」
これまで出来なかったのが嘘のように延々と口付けを繰り返す二人は、一ヶ月分の溜まった欲をぶつけるように貪り合う。こうなってしまえばもう、後は彼等の独壇場だ。
「……フフ、解決したみたいだね」
「ひゃ、あぁっ! まっ、まっへ、理玖っ! んんっ、や、あ……っ!!バイブ、ぐりぐりしない、れぇ……!!」
「あっは、呂律回ってない紫苑ちゃんかぁわい。お尻ごりごりされて気持ちいーでしょ?」
「ひう、っ!!」
瑠璃川の後孔に咥えこまれたままの双頭バイブを悪戯に動かしてくる成海に、ぽってりとした唇からはひっきりなしに喘ぎ声が漏れる。ナルーミとルゥリカワに気をやる暇もなく、ただただ成海の手に翻弄される瑠璃川。
前立腺を擦られる度にイってしまいそうなくらいの刺激が走るが、決め手にはなってくれない。そう、自分はこんな無機物などではなくて。
「理玖ぅ……っ、バイブ、やだ……ぁ、っんん、理玖の、あつくて……おっきい、ちん……こ、ほしい、からぁ……! 理玖の太くて美味しいおちんぽで、イかせてぇ……っ、ひゃん!」
「…………紫苑ちゃん、だからあんまり煽んないでくれる?」
優しく出来なくなるからさ。
様々な感情を通り越して真顔になった成海がぽつりと零した言葉に、瑠璃川は否定するでもなくうっとりと目を細める。
これはもう、据え膳というものだろう。美味しくいただく以外の道はないとばかりにバイブをぬぷりと抜き去った成海……だったが。
「え」
「……は?」
その瞬間、世界が白に包まれた。
「くっ……! あま、り、押す……な、あぁっ!」
「ひゃんっ! あ、そこ、ごりごり、しちゃ……やっ、んううっ!!」
「んあっ! ……も、だか、ら……はげし……、っひ!」
ベッドの上、スプリングを軋ませながら交わう影が二つ。
裸に剥かれた瑠璃川と、ニップルリングのみ残され一糸纏わぬ姿にされたルゥリカワだ。二人は今、一つの玩具によって繋がっていた。互いに四つん這いになった状態で尻をぺちぺち合わせる体勢になっているのだが、律動する度にピンクのそれが見え隠れする。
潤滑油でたっぷり濡らされた双頭バイブが、全力で震えながら二人を犯しているのだ。快感から逃げようと腰を押しつければ、向こうも逆らってバイブを押し込んでくる。ぱちゅぱちゅといやらしく臀部がぶつかる度に、潤滑油が泡立ち太腿をいやらしく伝っていく。既に肉棒は勃起し、だらだらと涎を零してしまっている。今すぐ扱いてイってしまいたいが、その采配を握るのは自分達ではない。
四つん這いになった彼等の前にいる、獣達。
成海は膝立ちになって屹立から溢れる先走りを瑠璃川の顔に塗りつけ、ナルーミはあぐらをかいてルゥリカワから生理的に零れる涙を舐めとっていた。……彼等がいいと言わない限り、この責め苦は終わらない。
「ふぁっ、ん、っ、理玖っ、も、ぁんっ!」
「フフ、紫苑ちゃん、俺のちんこ美味しい?」
「んっ、おいひ……、理玖の、ちん……ちんっ、だいしゅき……っ!」
顔にぺちぺちと当てられていたペニスをはむりと咥え、じゅぽじゅぽと舐め始めた瑠璃川からは、既に理性の色が消えていた。
バイブに犯され、喘ぎながらも肉棒へと奉仕する姿に、ぞくぞくとした嗜虐心が湧いてきてしまう。昼にもフェラはしてもらったが、今の破壊力はそれ以上だ。竿に舌を這わしては先端をぐりぐりと刺激し、先走りを余すところなくちゅうっと吸い取る。決して美味しくはないというのに、顔をとろとろに綻ばせて性器を舐める瑠璃川が可愛くて、堪らなくて。
「っ、あ……、出す、よ、全部飲んでね、紫苑ちゃん……っ」
「んぐっ! ん、む……っ、ふ、んううぅっ、……う、……ぁふっ、理玖のえっちなみるく……、いっぱい出たな……っひう! ん、あ……っ、綺麗にして、やるぞ……、ふぁっ!」
恍惚とした表情で白濁をごくりと飲み下した瑠璃川は、白く汚れた陰茎を丁寧に舌でぺろぺろと舐めとっていく。その間もバイブの責めは揺るがないため、びくびくと身体をしならせながらの口淫である。
「アー……早く紫苑ちゃんのナカに挿れたいなぁ……」
そうぼやく成海の視線の先で、ルゥリカワとナルーミは密かに睦み合っていた。
涙を舐めていた舌が徐々に下へとおりていき、唇に触れる寸前のところでぴたりと止まる。絡み合った視線は蕩けそうな程熱く、唇から漏れる吐息は甘美な匂いを秘めていた。
「っ、な、……なりゅ、ぅみ……っ」
まともに会うのが恥ずかしい、どう接すればいいのか分からない、と思い悩んでいたのが嘘のように、全身がナルーミを求めている。玩具ではなく、ナルーミのそれで奥まで穿ってほしい。出すものがなくなるまで性器を弄ってほしい。それよりも、先に。
「……き、す。したい……っん!!」
そう懇願した言葉は、ナルーミによって性急に封じられた。かつん、と軽く歯が当たり、待ちきれないとばかりに舌が絡み合う。お互い慣れていない触れ合いはどこまでも拙いが、柔らかい熱同士の重なりがこんなに気持ちいいものだとは思わなかった。
無我夢中で唇に吸い付くルゥリカワの全身を、歓喜の情がビリビリと駆け巡る。それは電流のように下肢へと響き、くぐもった嬌声と共にばちりと弾けた。
「んうっ、んん……!!」
「っ、ん、……っは、キスされてイったのかよ……ルゥリカワ?」
「あ……、言うな、ばか……っ」
だらだらと先端から垂れる白濁がシーツを濡らす。いくらバイブで刺激され続けているとはいえ、最後のとどめが唇同士での愛撫だなんて。どこか悔しい気持ちを抱きながら、さざ波のように押し寄せてくる不規則な快楽に酔っていく。
もっとキスがしたい、という欲に従って身を捩ると、ナカで暴れていたバイブがずるりと抜けてしまった。ぽっかりと空いた穴はじくじくと疼き、今すぐ埋めてほしくて堪らなくなる。
ナルーミに抱きつくようにして唇を奪ったルゥリカワは、片手で器用に服をずらし屹立したナルーミの陰茎を露出させると、自らのそれをぴたりと当てがった。今すぐ食べてしまいたいとばかりにはくはくと吸い付いてくる後孔に、ナルーミの喉が鳴る。もう、ここまでくれば尻込みなどしない。
「ルゥリカワ……!」
「あ、ああぁ……っ! んっ、ナルーミ……っ!」
腰を掴んでぐっと性器を挿入すると、ルゥリカワはびくびく震えながらも嬉しそうにはにかんだ。挿れられた瞬間にとろりと流れた白濁には気付いていないのか、何度も角度を変えては自分から唇を塞いでくる。
「ふ、ぁ……っ、きもち、い……ぞ、ナルーミ……」
「キスが気持ちいいのか? それとも後ろ?」
「……あ、んぅ、……どっちも、だ」
「とろっとろな顔しちゃってさぁ……、その内ちゅーだけでイけるかもなぁ?」
「……そんな身体になったら、っん、責任は取ってもらう、からな……っ」
「ッハ、上等ぉ」
これまで出来なかったのが嘘のように延々と口付けを繰り返す二人は、一ヶ月分の溜まった欲をぶつけるように貪り合う。こうなってしまえばもう、後は彼等の独壇場だ。
「……フフ、解決したみたいだね」
「ひゃ、あぁっ! まっ、まっへ、理玖っ! んんっ、や、あ……っ!!バイブ、ぐりぐりしない、れぇ……!!」
「あっは、呂律回ってない紫苑ちゃんかぁわい。お尻ごりごりされて気持ちいーでしょ?」
「ひう、っ!!」
瑠璃川の後孔に咥えこまれたままの双頭バイブを悪戯に動かしてくる成海に、ぽってりとした唇からはひっきりなしに喘ぎ声が漏れる。ナルーミとルゥリカワに気をやる暇もなく、ただただ成海の手に翻弄される瑠璃川。
前立腺を擦られる度にイってしまいそうなくらいの刺激が走るが、決め手にはなってくれない。そう、自分はこんな無機物などではなくて。
「理玖ぅ……っ、バイブ、やだ……ぁ、っんん、理玖の、あつくて……おっきい、ちん……こ、ほしい、からぁ……! 理玖の太くて美味しいおちんぽで、イかせてぇ……っ、ひゃん!」
「…………紫苑ちゃん、だからあんまり煽んないでくれる?」
優しく出来なくなるからさ。
様々な感情を通り越して真顔になった成海がぽつりと零した言葉に、瑠璃川は否定するでもなくうっとりと目を細める。
これはもう、据え膳というものだろう。美味しくいただく以外の道はないとばかりにバイブをぬぷりと抜き去った成海……だったが。
「え」
「……は?」
その瞬間、世界が白に包まれた。
7
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
『定時後の偶然が多すぎる』
こさ
BL
定時後に残業をするたび、
なぜか必ず同じ上司が、同じフロアに残っている。
仕事ができて、無口で、社内でも一目置かれている存在。
必要以上に踏み込まず、距離を保つ人――
それが、彼の上司だった。
ただの偶然。
そう思っていたはずなのに、
声をかけられる回数が増え、
視線が重なる時間が長くなっていく。
「無理はするな」
それだけの言葉に、胸がざわつく理由を、
彼自身はまだ知らない。
これは、
気づかないふりをする上司と、
勘違いだと思い込もうとする部下が、
少しずつ“偶然”を積み重ねていく話。
静かで、逃げ場のない溺愛が、
定時後から始まる。
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
落第騎士の拾い物
深山恐竜
BL
「オメガでございます」
ひと月前、セレガは医者から第三の性別を告知された。将来は勇猛な騎士になることを夢見ていたセレガは、この診断に絶望した。
セレガは絶望の末に”ドラゴンの巣”へ向かう。そこで彼は騎士見習いとして最期の戦いをするつもりであった。しかし、巣にはドラゴンに育てられたという男がいた。男は純粋で、無垢で、彼と交流するうちに、セレガは未来への希望を取り戻す。
ところがある日、発情したセレガは男と関係を持ってしまって……?
オメガバースの設定をお借りしています。
ムーンライトノベルズにも掲載中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる