いちゃらぶ×ぶざまえろ♡らぶざま短編集

桜羽根ねね

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神様の愛し子はドスケベな神託から逃れられない

その①

神託を受けることになった生徒会長のおはなし

ちょっと口悪親友副会長×品行方正生徒会長


☆☆☆☆☆


「おめでとうございます。リチャード様は精神ペルマの愛し子に選ばれました。今後1年間はペルマ様の神託に従い、日々を過ごされてください」
「俺が……、ペルマ神の……?」
「素晴らしいです、リチャード会長!流石学園きっての神童……!本当に神の愛し子にまで選ばれるだなんて……!」
「まさかこの目で拝める日が来るなんて……っ!会長、サポートは万全にさせていただきますので!」
「……ああ、よろしく頼む。未熟な身ではあるが、愛し子としての光栄を謹んで承ろう」
「会長……!」

 王立セントラブル学園。
 その学園で生徒会長を務めているリチャードは、容姿端麗で文武両道、誰もが憧れる好青年です。

 突然神官が生徒会室を訪れた時は何事かと思いましたが、その口から告げられた言葉に、リチャード自身も生徒会の面々も浮き足立っています。

 国民が信仰しているペルマ神は、敬虔な人間を愛し子として選ぶとされています。その愛し子に神託を与え、それが実行されることにより、世の平和が保たれるのです。実際、歴史書にはそのことが書かれており、愛し子が選ばれた時代は戦争も紛争も飢餓もない平和な世が続いたとされています。

「大役だな、リチャード。内心ではビビってんじゃないか?」
「アーヴェン。……緊張していないと言えば嘘になるが、それよりも興奮が勝っているな。俺が愛し子として世の平和を保つのだと思うと、心拍数が上がって仕方がない」
「うぇ、くそ真面目……。ま、神託がどんなものか分からねぇけど、弱音吐きたくなったらいつでも言えよ」
「ああ。ありがとう」

 副会長のアーヴェンは、リチャードの無二の親友です。品行方正なリチャードとは正反対の、ちゃらけた外見に乱雑な物言いをする青年ですが、二人の仲は誰が見ても良いものでした。それこそ、友達以上の関係性を感じるほどに。

「早速ではありますが、リチャード様。ペルマ様の愛し子としての証が現れているはずです。ハートの形をした痣があるはずなのですが……」
「痣が……?特にそのようなものに記憶はないが、見えない場所にあったりするんだろうか?」
「かしこまりました。では、僭越ながら魔法で探らせていただきます」

 そう告げると、神官は呪文を唱え始めました。どうやらすぐに場所が分かったようなのですが、何故か困った顔をしています。

「リチャード様……。……神託を聞く方法はご存知でしょうか」
「ああ。確か神託が降りると痣が反応して疼き出すから、そこを触ることによってペルマ神の言葉を聞くことが出来るんだろう?」
「はい。その通りです。そうなのですが……、その、痣の場所が……」
「手が届きにくい所だったか?ならばアーヴェンに手伝ってもらおう。第三者が触れても問題ないと書かれていたからな」
「届きにくいといいますか、届くは届くのですが……」

 何やらごにょごにょと言い淀んでいた神官ですが、きゅっと唇を引き結ぶとその場所を口にしました。
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