いちゃらぶ×ぶざまえろ♡らぶざま短編集

桜羽根ねね

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神様の愛し子はドスケベな神託から逃れられない

その②

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「痣は、前立腺に顕現しています」
「は……?」
「正確に言うならば、臀部の……後孔の中、しこりになっている部分です」
「……」

 しぃん、と。生徒会室内が静まり返ります。皆の視線が、引き締まっているリチャードのお尻に向けられました。信じ難いことですが、清廉な神官が嘘をつくとは思えません。
 まさかお尻の中に痣が出るとは思わなかったリチャードは、白い肌をかあっと染め上げます。愛し子として選ばれたこと自体は名誉あることですが、恥ずかしいものは恥ずかしいのです。

「そ、れは……、場所が変わることはな、……っお゛ぅッッ♡♡」
「っ!!リチャード!?」
「あ゛……っ♡♡アーヴェ、ン、しっ、尻が、あちゅ……♡♡か、痒いっ♡♡じくじくして……っ、あ゛、ん゛おぉっっ♡♡だすっ、だすけで、くれ゛……ッ♡♡」

 それは突然のことでした。
 ぺしゃりと崩れ落ちたリチャードが、人目も憚らずにお尻を押さえ、おほ声で喘ぎ出したのです。どうやら神託が降りて痣が疼き出したらしく、場所が場所だけに強い快楽を伴ってしまっているようです。股間をじわじわと膨らませながら悶えるリチャードを見下ろし、後輩達は思わずごくりと喉を鳴らしました。
 助けを求められたアーヴェンも、同じように。

「ん゛ほっ♡お゛……ッ♡た、たの゛む……ッッ♡♡づらいっ、尻の中が痒すぎて、辛いんだぁ゛っ……♡♡♡」

 顔を真っ赤に染めて涙目になったリチャードは、震える手でスラックスを下ろします。そうして、お尻だけを高く上げたような体勢になり、ビクビクと震える臀部を自らの両手で割り開きました。

 くぱっ♡と晒されたアナルは、まるで女性器のように濡れており、ひっきりなしに愛液を零しています。ぶら下がったおちんぽからもポタポタとカウパーが垂れ落ちて、床に染みを作っていきました。

 ぶわりと香るのは、嗅いだことのない濃厚で芳醇な匂い。この場に居る全員の……、それどころか国民全員の思考が書き換わっていきます。

 リチャードが神託のために疼く痣を触ってほしいと求めるのは当然のことで、頼まれたアーヴェンがおちんぽでそれを叶えるのも当然のことなのだと。

「会長……!大丈夫ですよ、すぐに副会長がごりごりしてくださいますから!」
「あ゛ぃ……ッ♡♡はやく、はや゛くぅ、……っ♡♡♡」

 チン媚びをするように晒したアナルをふりふりするリチャードを前にして、アーヴェンのおちんぽはビキビキに反り立っていました。いつ脱いだのか、自分でも覚えていません。立派な先端をリチャードのアナルに添えると、待っていましたとばかりに縁がむちゅむちゅと吸い付きます。
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