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第四章 幻想的で恐ろしい深海
◇26 巨大すぎやしませんか
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今日も元気に畑の野菜達は育っている。美味しそうに熟したものもたくさんだ。そう、たくさん。
私の栽培レベルがどんどん上がるにつれて畑も広くなっていっている。甲板は広いけれど、広さには限りがあるため、レベルが100までいったら甲板全体に畑が出来てしまうのではと思ってもいる。
甲板は芝生部分もあって、そこにテーブルを持ってきて二人で食事をしているから、出来ればその場所は畑になってほしくない。
それに、シャロン君の寝床は甲板の芝生の上だ。ヴィンスがそれでいいって言っていたし、シャロン君本人もそのつもりで初めてここに来た時はすでに腰を下ろしてもう寝ていた。だから、これではシャロン君が寝る場所もなくなっちゃう。
「おいナオ、やばいぞ」
「え?」
二人で手分けして畑の収穫をしていた時、ヴィンスがそう声をかけてきた。
ヴィンスの方に向かい、手元を見つつもしゃがみこむ。
「……マジ?」
「マジだ」
そこに植えてあったものは、こしょうである。
料理では塩こしょうが基本。地球では、こしょうは、料理ではよく使われるから『スパイスの王様』なんて言われている香辛料だ。使いやすくて馴染み深い香辛料だから、私もよく料理で使う。
塩は原材料が周りに沢山あるから問題なかったけれど、こしょうはペッパーミルの中に入っているものだけ。これではすぐに使い切ってしまうから、やってみようかと畑に埋めたのである。
とはいえ、これを言い出したのはヴィンスである。……何でもかんでも畑に埋めれば大丈夫だと思っているのか、この男は。
以前、あなた怖いもの知らずね、と言ってやったら……
『チャレンジャーと言ってくれ。それに、ウチの畑を舐めちゃいけない』
『……はい』
と、ドヤ顔で言われた。いや、この船の船長は私なんですけど。何がチャレンジャーだ。全くもう。
そして、二日前にこしょうを埋めたのだ。けれど、普通ならこしょうは育ててから乾燥させて使う。となれば、天気のいい日に天日干しにでもする? でも、今は海底。お日様なんて遥か上だ。ならどうしろと。レンジか?
そう思っていたんだけど……ヴィンスの目の前にある、育ったこしょうは……デカかった。
背の高い茎から、手のひらサイズの黒い実がぶら下がっていた。……というより、重さに耐えきれなかったのか茎に繋がってはいたけれど畑まで落ちている。さすがにこれは大きすぎる。これをどうやってペッパーミルで砕けと。
数秒間、私達はヴィンスの手にあるこしょう(巨大サイズ)を凝視し絶句してしまった。その沈黙を破ったのはヴィンスだ。
「……トンカチで砕くか」
「ちょぉっと待ったぁ!!」
いや、確かにこれをトンカチで砕くのは合ってるかもしれないけれど!! しかも見たところ乾燥されてるっぽいけど!! けれどその前にステータスを見ましょうよ!! そこからでしょ!!
______________
食材:黒こしょう
香辛料の一つ。
乾燥済み。
内側に黒こしょうの粒が詰まっている為、外側の皮を割って取り出し使用する。
※外側の皮は非常に硬いので要注意。
______________
……らしい。ヴィンスの行動は正しかった。けれど、注意書きが入っているのは初めてだ。確かに、触ってみると硬そうに感じる。
「……やるか」
「お願いします」
倉庫で二人してトンカチを探すところから始まった。ようやく見つけて、外で割る事にした。流石にいつも使っているテーブルの上でやればへこんでしまうだろうから、先ほど見つけた板をテーブルの上に乗せてその上で割る事に。
そして、頑丈な袋に巨大こしょうを入れた。そうしないと飛び散る可能性がある。流石に小さなこしょうを一粒一粒拾うのは骨が折れる。
「いくぞ」
「……テーブル割らないでね」
「いや、さすがにそこまではいかないから」
だって、あなた傭兵だったでしょ。身体能力凄いし。
危ないから離れてろ、と言われたのでヴィンスより斜め後ろに立ち見守ることにした。
「せぇ……のっ!!」
その掛け声とともに振りかざされたトンカチ。一体中身はどうなっているのだろうと半分わくわくしていたけれど……
「……マジ?」
「え、割れてない?」
「ヒビ、入ってない……?」
テーブルの上だから手加減をしただろうけれど、トンカチを両手で握って振り下ろしたのに、それでも割れないの? ヒビも入ってないの? 私ならまだしもヴィンスがやって割れなかったなんて、一体どれだけ硬いのよ。
もしかして、中に入っているこしょうが詰め詰めなのかな。だから割れなかった?
でも、二日でこんなに硬いものが育ってしまったあの畑も恐ろしく感じてしまうのは私だけだろうか。
そして、こしょうを見つめ何回か瞬きをしたヴィンスは、テーブルの上から板ごとこしょうを芝生の上に移動させた。……本気でいくらしい。
「……っっ!!」
ヴィンスはこしょうの前で膝立ちになり、静かに、風の音が聞こえるくらいの勢いでトンカチを振り下ろした。まるで、硬いコンクリートの塊に何かが当たるような、ゴンッっという音がした。そして……
「……よっしゃ」
「割れた?」
「割れた。けど……何粒か潰れたかも」
でしょうね。あんなに思いっきりいったらそうなるわ。そう呆れつつも袋の中身を板の上に出すと……唖然とした。マジか、と。
「……すまん」
「……どうせ砕いて使うものだし、いいんじゃない……?」
頑丈な袋だったのに、穴まで開いている。しかも、袋の口を開けて覗くと……何粒どころか、大半が潰れたこしょうが入っていた。粉になってるものもあるし。でも、粒のまま使うわけではないから別に大丈夫か。
それより、ヴィンスの本気を目の当たりにしてちょっとビビっている。こしょうの外側だった皮を見てみると……うわぁ、分厚っ。これ、1cmあるでしょ。やばいな、これ。ちゃんと取り出してからこしょうを使おう。
これ、皮の部分って間違って食べても大丈夫なのかな? 異物混入だけは気を付けなきゃ。
でも、さ……私、ヴィンスがいなかったらこしょうは使い切ってから永遠に使えなかった、って事だよね。あんなの、私じゃ到底無理だ。
「……ありがとうございました」
「……こしょう割りは俺に任せろ」
「よろしくお願いします」
だって、こんなに硬いし分厚いし。こんなの、ヴィンスじゃなきゃ無理だもん。私じゃ一生無理。
「今日の夕飯は、こしょう炒めにするね」
「肉?」
「うん、お肉」
「よっしゃ」
ヴィンスが頑張ってくれたんだから、これくらいしないとね。せっかくこしょうが手に入ったのだから、存分に使わなきゃね。
でも、こしょうの実一つでこれだけの量のこしょうが採れるとは……採りすぎは気を付けよう。
そう思っていた時。
「お」
「わぁ」
ぐるぐる回り出した自動防衛システムのバリア外の景色。いや、私達が回ってるのか。
バリアの周りに魚や泡みたいなものがぐるぐるしている。
「おぉ……!」
「出たな」
一気に、海上に上がれたようだ。ずっと深海だったから太陽がまぶしい。
でも、久しぶりの日差しが結構気持ちいい。海の匂いも、海上の風も。ずっと深海でバリアの中にいたから。そのバリアは海上に戻り少しずつ消えていき、磯の匂いと風が甲板に流れてくる。久しぶりだな。
けど……
「……クソあちぃな」
「アイス、食べます?」
「だな」
もうちょっと深海にいたかった気もする。凄く涼しかったし。けど、海上に戻れるかどうか分からなかったから、安心ではある。
まぁでも、せっかく沢山作ったアイスを美味しく食べられるから、いっか。
「で、これは何かなナオちゃん」
「あっ……」
思いっきり、隣のヴィンスの腕にしがみついていた事に気が付いた。いや、だってグルグル回るから。
「いや、あれだけグルグル回ってたら揺れるだろうなって思うじゃん」
「いつでも大歓迎だけどな」
「いや知らんし」
なんて言いつつ、ぎゅ~っと抱きしめてきた。だから暑いんだって。
私の栽培レベルがどんどん上がるにつれて畑も広くなっていっている。甲板は広いけれど、広さには限りがあるため、レベルが100までいったら甲板全体に畑が出来てしまうのではと思ってもいる。
甲板は芝生部分もあって、そこにテーブルを持ってきて二人で食事をしているから、出来ればその場所は畑になってほしくない。
それに、シャロン君の寝床は甲板の芝生の上だ。ヴィンスがそれでいいって言っていたし、シャロン君本人もそのつもりで初めてここに来た時はすでに腰を下ろしてもう寝ていた。だから、これではシャロン君が寝る場所もなくなっちゃう。
「おいナオ、やばいぞ」
「え?」
二人で手分けして畑の収穫をしていた時、ヴィンスがそう声をかけてきた。
ヴィンスの方に向かい、手元を見つつもしゃがみこむ。
「……マジ?」
「マジだ」
そこに植えてあったものは、こしょうである。
料理では塩こしょうが基本。地球では、こしょうは、料理ではよく使われるから『スパイスの王様』なんて言われている香辛料だ。使いやすくて馴染み深い香辛料だから、私もよく料理で使う。
塩は原材料が周りに沢山あるから問題なかったけれど、こしょうはペッパーミルの中に入っているものだけ。これではすぐに使い切ってしまうから、やってみようかと畑に埋めたのである。
とはいえ、これを言い出したのはヴィンスである。……何でもかんでも畑に埋めれば大丈夫だと思っているのか、この男は。
以前、あなた怖いもの知らずね、と言ってやったら……
『チャレンジャーと言ってくれ。それに、ウチの畑を舐めちゃいけない』
『……はい』
と、ドヤ顔で言われた。いや、この船の船長は私なんですけど。何がチャレンジャーだ。全くもう。
そして、二日前にこしょうを埋めたのだ。けれど、普通ならこしょうは育ててから乾燥させて使う。となれば、天気のいい日に天日干しにでもする? でも、今は海底。お日様なんて遥か上だ。ならどうしろと。レンジか?
そう思っていたんだけど……ヴィンスの目の前にある、育ったこしょうは……デカかった。
背の高い茎から、手のひらサイズの黒い実がぶら下がっていた。……というより、重さに耐えきれなかったのか茎に繋がってはいたけれど畑まで落ちている。さすがにこれは大きすぎる。これをどうやってペッパーミルで砕けと。
数秒間、私達はヴィンスの手にあるこしょう(巨大サイズ)を凝視し絶句してしまった。その沈黙を破ったのはヴィンスだ。
「……トンカチで砕くか」
「ちょぉっと待ったぁ!!」
いや、確かにこれをトンカチで砕くのは合ってるかもしれないけれど!! しかも見たところ乾燥されてるっぽいけど!! けれどその前にステータスを見ましょうよ!! そこからでしょ!!
______________
食材:黒こしょう
香辛料の一つ。
乾燥済み。
内側に黒こしょうの粒が詰まっている為、外側の皮を割って取り出し使用する。
※外側の皮は非常に硬いので要注意。
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……らしい。ヴィンスの行動は正しかった。けれど、注意書きが入っているのは初めてだ。確かに、触ってみると硬そうに感じる。
「……やるか」
「お願いします」
倉庫で二人してトンカチを探すところから始まった。ようやく見つけて、外で割る事にした。流石にいつも使っているテーブルの上でやればへこんでしまうだろうから、先ほど見つけた板をテーブルの上に乗せてその上で割る事に。
そして、頑丈な袋に巨大こしょうを入れた。そうしないと飛び散る可能性がある。流石に小さなこしょうを一粒一粒拾うのは骨が折れる。
「いくぞ」
「……テーブル割らないでね」
「いや、さすがにそこまではいかないから」
だって、あなた傭兵だったでしょ。身体能力凄いし。
危ないから離れてろ、と言われたのでヴィンスより斜め後ろに立ち見守ることにした。
「せぇ……のっ!!」
その掛け声とともに振りかざされたトンカチ。一体中身はどうなっているのだろうと半分わくわくしていたけれど……
「……マジ?」
「え、割れてない?」
「ヒビ、入ってない……?」
テーブルの上だから手加減をしただろうけれど、トンカチを両手で握って振り下ろしたのに、それでも割れないの? ヒビも入ってないの? 私ならまだしもヴィンスがやって割れなかったなんて、一体どれだけ硬いのよ。
もしかして、中に入っているこしょうが詰め詰めなのかな。だから割れなかった?
でも、二日でこんなに硬いものが育ってしまったあの畑も恐ろしく感じてしまうのは私だけだろうか。
そして、こしょうを見つめ何回か瞬きをしたヴィンスは、テーブルの上から板ごとこしょうを芝生の上に移動させた。……本気でいくらしい。
「……っっ!!」
ヴィンスはこしょうの前で膝立ちになり、静かに、風の音が聞こえるくらいの勢いでトンカチを振り下ろした。まるで、硬いコンクリートの塊に何かが当たるような、ゴンッっという音がした。そして……
「……よっしゃ」
「割れた?」
「割れた。けど……何粒か潰れたかも」
でしょうね。あんなに思いっきりいったらそうなるわ。そう呆れつつも袋の中身を板の上に出すと……唖然とした。マジか、と。
「……すまん」
「……どうせ砕いて使うものだし、いいんじゃない……?」
頑丈な袋だったのに、穴まで開いている。しかも、袋の口を開けて覗くと……何粒どころか、大半が潰れたこしょうが入っていた。粉になってるものもあるし。でも、粒のまま使うわけではないから別に大丈夫か。
それより、ヴィンスの本気を目の当たりにしてちょっとビビっている。こしょうの外側だった皮を見てみると……うわぁ、分厚っ。これ、1cmあるでしょ。やばいな、これ。ちゃんと取り出してからこしょうを使おう。
これ、皮の部分って間違って食べても大丈夫なのかな? 異物混入だけは気を付けなきゃ。
でも、さ……私、ヴィンスがいなかったらこしょうは使い切ってから永遠に使えなかった、って事だよね。あんなの、私じゃ到底無理だ。
「……ありがとうございました」
「……こしょう割りは俺に任せろ」
「よろしくお願いします」
だって、こんなに硬いし分厚いし。こんなの、ヴィンスじゃなきゃ無理だもん。私じゃ一生無理。
「今日の夕飯は、こしょう炒めにするね」
「肉?」
「うん、お肉」
「よっしゃ」
ヴィンスが頑張ってくれたんだから、これくらいしないとね。せっかくこしょうが手に入ったのだから、存分に使わなきゃね。
でも、こしょうの実一つでこれだけの量のこしょうが採れるとは……採りすぎは気を付けよう。
そう思っていた時。
「お」
「わぁ」
ぐるぐる回り出した自動防衛システムのバリア外の景色。いや、私達が回ってるのか。
バリアの周りに魚や泡みたいなものがぐるぐるしている。
「おぉ……!」
「出たな」
一気に、海上に上がれたようだ。ずっと深海だったから太陽がまぶしい。
でも、久しぶりの日差しが結構気持ちいい。海の匂いも、海上の風も。ずっと深海でバリアの中にいたから。そのバリアは海上に戻り少しずつ消えていき、磯の匂いと風が甲板に流れてくる。久しぶりだな。
けど……
「……クソあちぃな」
「アイス、食べます?」
「だな」
もうちょっと深海にいたかった気もする。凄く涼しかったし。けど、海上に戻れるかどうか分からなかったから、安心ではある。
まぁでも、せっかく沢山作ったアイスを美味しく食べられるから、いっか。
「で、これは何かなナオちゃん」
「あっ……」
思いっきり、隣のヴィンスの腕にしがみついていた事に気が付いた。いや、だってグルグル回るから。
「いや、あれだけグルグル回ってたら揺れるだろうなって思うじゃん」
「いつでも大歓迎だけどな」
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