【R18】親の因果が子に報い【完結】

迷い人

文字の大きさ
25 / 50
03.快楽都市『デショワ』

25.加護と呪い 07

 改めて触れる口づけに開かれるラシェルの甘い唇は、きっと無意識なのだろう。 ユーグは舌先をねじ込み、歯列を撫で、舌を絡める。

 はっきりとした意識の中、ユーグ・ダンベールはラシェルのピンク色に染まる肌を、流れる銀の髪を見て溜息をついた。

「綺麗だ……」

 心からの賛美に、ラシェルは泣きそうな顔をしつつも頬をいっそう赤く染め上げた。 獣の時ほど敏感に感じるものではないけれど。 充実感とも満足感ともいえるソレは桁外れで、ユーグはラシェルの身体を抱き起し、膝の上に座らせ、腕の中に閉じ込めるように抱きしめた。

 髪を撫で、幾度となく口づけを交わす。 甘く開かれた唇、熱を怯えた瞳が、もっとと囁いているように見えて、獣の姿の時以上の欲情を怯えているのでは? と、ざわつく胸に戸惑った。

 柔らかなぬくもり、ユーグを見つめるラシェルの瞳は今も熱に潤んでいる。 発情を余儀なくされているのは一目瞭然なのだが、止める事などできる訳ない。

 チュッと優しく口づけ、髪を撫で、肌を撫でながら、首筋にキツく吸い付き赤い痕を残した。 首元、鎖骨、肩に、所有印のように痕を残していく。

「ぁっ……」

 キツク肌を吸うたびに、微かな身もだえをするラシェルの肌の感触をなまめかしくユーグを煽ってくる。 白い肌に唇を這わせ、甘く舐め、柔らかな胸元を両手で包み込むように触れた。 柔らかく温かな肌の感触、呼吸の旅に上下する胸元、何もかもが愛おしい……。

「ああ……」

 快楽に震える柔らかなふくらみ、その先端を口に含み吸い上げ、舌先でなぶり、甘く優しくラシェルの快楽を煽って行く。 反対側の胸も指先で撫で、ツマミ、指の腹でこすりつければ、飲み込むような耐えるような喘ぎが、ユーグの耳を擽った。

「あっ……やっぁ……」

「本当に? いや?」

 意地悪く聞けば、抱き着いてきて、それがまた可愛らしいと刺激を強めた。 手で刺激を与えていた胸の先端を唾液で濡らし、舌で舐めねぶり、吸い上げながら、手は足の付け根へと忍ばせた。 

 散々、溢れる蜜を舐め拭ったはずにも関わらず、肉の花弁は新たな蜜を吐き出し続け、長い指が、ぬちゅりと音を立て中へと入れば、ラシェルの身体は大きく痙攣し、ユーグにしがみついてくる。

「ぁ、……ダメ、やめてっ……」

「本当に?」

 囁くように甘く聞けば、薬で快楽を支配されたラシェルは、表情を歪めながら涙をぽろぽろと流しだす。

「ごめん、でも、余りにもカワイイから……」

 チュッと頬に口づける。

「だから、許して……」

 どこまでも甘く耳元でユーグは囁いた。

 今回の神からの対価請求は終えた。 なら、ラシェルがイヤだと言うなら、止めるべきなのだろう。 そんな事ぐらい理解している。 薬のせいで快楽が増しているのに、それでも嫌だと言われる事を考えれば、恐ろしくてダメか?等と問う事は出来ない。

 情けなくも弱い……

「ごめん、でも、俺は強くないから……ラシェルに嫌われる事も想像できなければ、ラシェルを諦める事もできない……だから、俺を許して……」

 甘えたようにユーグが言えば、ふにゃりとラシェルは笑って抱きしめてくる。

 しってるよ。 今の君が拒めない事を……。

 肉の花弁の入り口付近を指先で撫で擽り、蜜で濡らし2本の指をまとめて中へと押し進めれば、

「ふっ、ぁああ」

身体をプルプルと震わせ、ラシェルはユーグに抱き着いてきた。

「キツイ?」

 問えば、抱き着いたまま辛そうに小さく首を左右に振った。 赤く染まった頬が可愛らしい……。

「なら、気持ちいい?」

 意地悪く問いかけ、中を指の腹でひっかくように刺激し、ゆっくりと出入りを繰り返し、徐々に肉壁を刺激しかき混ぜる。 ぐちゅぐちゅと水音が響き渡るほどに中をかき混ぜれば、ラシェルはビクッと身体を震わせ胸に顔を埋めるユーグを強く抱く。 口に熟れた果実を含み舌先でころがし弄ぶユーグにラシェルは力なく抱き着いてきた。

「ぁ、やっ……はずかしい……」

 ラシェルの胸の先端をユーグが舌先で弄り、啄み、視線だけを上げラシェルの様子を見れば、紫色の瞳は潤み、甘く開いた口からは吐息と共に甘い声が漏れ出ていた。

「カワイイよ……」 

 花弁の内部を撫でこすり、中指で敏感な蕾を擦れば、ラシェルの身体は震え大きく息を飲みこんだ。

「あっ……やぁ、ダメ、もう……」

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

愛を知った私は、もう二度と跪きません

阿里
恋愛
泥だらけのドレス、冷え切った食事、終わりのない書類仕事。 家族のために尽くしてきたエカテリーナに返されたのは、あまりにも残酷な追放宣告だった。 「呪われた男にでも喰われてこい」 そう笑って送り出した彼らは知らなかった。辺境伯ゼノスが、誰よりも強く、美しく、そして執着心が強い男だということを。 彼の手によって「価値ある女」へと生まれ変わったエカテリーナ。 その輝きに目が眩み、後悔して這いつくばる元家族たち。 「エカテリーナ様、どうかお助けを!」 かつて私を虐げた人たちの悲鳴を聞きながら、私は最愛の夫の腕の中で、静かに微笑む。

夫が運命の番と出会いました

重田いの
恋愛
幼馴染のいいなづけとして育ってきた銀狼族の族長エーリヒと、妻ローゼマリー。 だがエーリヒに運命の番が現れたことにより、二人は離別する。 しかし二年後、修道院に暮らすローゼマリーの元へエーリヒが現れ――!?

【完結】転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。

一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました

由香
恋愛
没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。 ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。 遠い存在になったはずの彼。 けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。 冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。

側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません!

花瀬ゆらぎ
恋愛
「おまえには、国王陛下の側妃になってもらう」 婚約者と親友に裏切られ、傷心の伯爵令嬢イリア。 追い打ちをかけるように父から命じられたのは、若き国王フェイランの側妃になることだった。 しかし、王宮で待っていたのは、「世継ぎを産んだら離縁」という非情な条件。 夫となったフェイランは冷たく、侍女からは蔑まれ、王妃からは「用が済んだら去れ」と突き放される。 けれど、イリアは知ってしまう。 彼が兄の死と誤解に苦しみ、誰よりも孤独の中にいることを──。 「私は、陛下の幸せを願っております。だから……離縁してください」 フェイランを想い、身を引こうとしたイリア。 しかし、無関心だったはずの陛下が、イリアを強く抱きしめて……!? 「離縁する気か?  許さない。私の心を乱しておいて、逃げられると思うな」 凍てついた王の心を溶かしたのは、売られた側妃の純真な愛。 孤独な陛下に執着され、正妃へと昇り詰める逆転ラブロマンス!