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22.陽だまりのような日々
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ルルワの不調は続いていた。
幼い頃から、ブラウン侯爵家に関わっている時以外は、魔術の勉強、訓練、研究をしていたルルワにとっては、不調に身を任せてぼんやりとしている時間はとても珍しいものだった。
それぐらいに気だるく、身体が動かなかったのだ。
雨は止む。
明るい陽射しが木々の隙間から差し込み、心地よい風が吹いていた。
何時もならその風によって雨がもたらしたうねうねとした感じの魔力は、風にまきこまれ攫われていくのだけど不調のせいか雨の魔力がぐにゅりと渦を巻き絡まってきて、皮膚がチリチリとして気分が悪い。 眠りたいのに眠れずに、動きたいのに動けない。 だからと言って甘やかされる環境も何となく居心地が悪かった。
「お嬢様、お食事をお持ちしました」
獣人としての強さ、母としての強さ、そしてその優しさを凝縮したような侍女頭ベアトリーチェが微笑みながらやって来る。 その手にキッチンワゴンを押しながら。
ワゴンの上にはとろみのあるコーンスープ。 色んな味と食感と色と形をしたパン。 トマトベースのソースで柔らかく煮込んだ肉。 トマトのサラダ。 そして大量の果物。 その大量の食事の全てを食べきれる訳等当然なくて、何時も狙ったように食事時を狙ってくるカイル様がその大半を食べつくしていく。
仕事に出かけていても、私の食事に合わせるように何処からともなく戻って来て、一緒にご飯を食べたり、残ったものを食べつくしたり、魔術師の知り合いの話をし、よその国に出向いた時の話をカイル様はする。
今日は……まだいない。
それでも心は彼を思い出していた。
静かに低く落ち着いた声で、鳥の時と同じように首から頬に触れてきて撫でて来る。 細める目、微かに浮かべる笑み、穏やかな日常が積み重なれば、これが幸福なのだと私は実感するのだ。
「今日は……」
躊躇い混ざりに言えば、侍女頭のベアトリーチェさんが穏やかな笑みを浮かべる。
「今頃大急ぎで、こちらに向かってきていますよ」
「別に、一人でもご飯を食べられるのに、そんなに無理をしなくても……」
思っても居ない事を口にするのは、我侭を言って嫌われたくはないから。
「ルルワと一緒に食べる食事は美味いからな」
そんな言葉と共に部屋にやってきた。
「坊ちゃま、女性の部屋にノックも無しに入って来るのはデリカシーに欠けますよ」
「ドアが開いていたから仕方がないじゃないか」
「風の出入りを良くするためです。 それでも驚かせるような事をするべきではありません」
「はいはい」
そう言いながら彼はもう目の前にいて、大量のパンが入った籠からパンを一つ手に取り、ナイフで切れ目を入れて肉と野菜を挟んで齧り付く。
「坊ちゃま!! 行儀が悪い!!」
「他所ではちゃんとしている。 デザートとお茶の準備でもしておいてくれ」
さっさとその場から去れと言わんばかりに侍女を追い出した。
開いた窓の縁に腰を下ろすカイル様は、晴れた空を眺めるように目を細める。
何かが……。
僅かな違和感を覚えた。
「どうか、されたのですか?」
食事を口に運ぶ手も止まっていた。
「いや、何でもない」
「何でもないと言うようには思えませんが? そう言うのはハッキリしてくれた方が助かります。 気になって休めませんから」
私の言葉にカイル様は苦々しく口元を歪ませた。
「勘のいい奴」
「生存本能ですよ」
はははっと乾いた笑い声が風に揺れる木の葉の音に隠れる。
話辛そうに伏せられる表情ではあるけれど、それ以上気にするなとは言わない。
侍女頭のベアトリーチェさんが甘く似た果物のタルトと紅茶を持ってきた。 それがとても美味しそうで、でも食事を全部食べてしまえばデザートを食べる余力はない。 それに気づいたらしいカイル様は、私の食べかけの食事を食べだした。
「カイル様!!」
「食べたいんだろう? 切り分けて貰うといい」
甘さの中にフルーツの酸味。 その絶妙な味に私は笑みを浮かべた。 ソレを見て嬉しそうに微笑むから、私は何となく恥ずかしくなってしまう。 美味しいのに何故か胸がつまるような……。 甘くなって口内をお茶で潤した。
「それで……何があったんですか? 私に協力できることならなんでも言って下さい」
「まだ、調子が悪いんだろう」
「わ、私達は、その……家族なんですよね? 私にできる事があったら……手伝いたいんです」
「そう言ってもらえるとありがたい」
私から協力をすると言った事に助かったと言う表情を露わにしていた。
「利用してばかりですまないな」
「違います!! 協力しあっているんです!! きっと、何もしなければ……私は居心地が悪くなってしまいます」
ギュッと握りしめた私の拳を、カイル様はそっと手に取り解き、そして手を重ねて指を絡め、拳を握る事で手を傷つけないようにしているかのようだった。
「そんな事を気にするな。 俺が側にいて欲しいんだ」
重ね、絡めた手の甲にそっと唇が触れ、慌てて私は逃げようとしたけれど絡められた手は解かれる事はなく、カイル様の瞳は慌てる私を見ながら悪戯っぽく笑っていた。
唇が音を発せず動く。
その言葉は読み取れなかったのに、私は何故か恥ずかしさを覚えてしまう。
「そ、それで」
頼みと言うか、カイル様が語ったソレはカイル様の問題ではなく私の問題だった。
カジノでの巨額の負けから領地と爵位を奪い、それに加えて王子との間に強制的なツガイ関係を儲ける事で国家簒奪を目論んだ。 と、されているハーノイス伯爵、私の伯父にあたる男。
『賭けをしたのは本人達の意思、私がどうできると言うのですか? ツガイだってそうです。 ソレは神の与えた英知であり、祝福。 人には不可侵の領域でしょう。 もし、それが可能だったとしても、魔導師として未熟、その修行を放棄し、先々代から追放された私がどうできると言うのですか』
そう語ったと言う事だった。
そして、カイルは語らなかったが、ソレ等の責任をルルワとジェフリーのせいにしようとしていた。
「彼が、追放された理由。 彼の罪を明らかに出来るようなものは無いだろうか?」
「それは……祖父が残していた書類がソレに当たると思います」
「その書類は何処に?」
「森の中の古城にあります。 祖父は、伯父が得意とし研究にのめり込んだ精神魔術を脅威と考えていました。 彼を追放した時は……もっとガサツな方法、ただ、たんに、私の事が好きなら爵位と領地の権利を私の物としてください。 そう……地位のある方を誑かしたと言う事でした。 相手は一人、養子縁組の準備まで行われ、祖父と父が慌てて対処を行ったと聞いています。 妻子ある相手だったこともあり、自らの恥を表沙汰にする事を嫌った事で内内で対処するに収まり、表面化を避けたと……」
「先々代当主の手記、それに当時の被害者の証言があればその罪は確定できると言う事か。 情報助かった。 その城の中を勝手に探し回っても構わないか?」
「いえ……私が居ないと森は閉ざされたままなので、私も一緒に行きます」
「だが……いや、森を無理やり開こうとするよりはいいか。 俺が運ぼう」
「……その荷物のような言い方、なんだかイヤです」
「決してそう言う意味では、気分を害したならすまなかった」
「いえ……一応、私だって年ごろの……」
冗談……のように、サラリと言うつもりだった。 私だって女性なのだと……。 そう意識して欲しいのだと……愛されたいのだと言う我侭……でも言える訳がなくてうつむいてしまう。
「だな」
ずっと繋いだままの手が引き寄せられ、カイル様の胸の中に倒れ込み。 そして離された手が抱きしめる。
髪に落とされる口づけ。
優しい優しいその腕の中……だけど、やっぱりあの日に聞いた愛の言葉は幻だったかのように、その言葉をもう一度聞く事は出来なかった。
私から……言ったら?
それはなんだか欲深く思えてしまい。 それでも……欲は消える事は無く……私は彼の胸に縋りつくように身を寄せ……そっと変化の魔術を呟いた。
ぴっ!!
「善は急げって奴だな」
そう言ってカイルは笑い、私のために作られたのぞき窓付きの内ポケットの中にしまわれた。 ちなみに潰れないようにちょっとばかりの細工が施されているのが、侍女頭ベアトリーチェの自慢だった。
幼い頃から、ブラウン侯爵家に関わっている時以外は、魔術の勉強、訓練、研究をしていたルルワにとっては、不調に身を任せてぼんやりとしている時間はとても珍しいものだった。
それぐらいに気だるく、身体が動かなかったのだ。
雨は止む。
明るい陽射しが木々の隙間から差し込み、心地よい風が吹いていた。
何時もならその風によって雨がもたらしたうねうねとした感じの魔力は、風にまきこまれ攫われていくのだけど不調のせいか雨の魔力がぐにゅりと渦を巻き絡まってきて、皮膚がチリチリとして気分が悪い。 眠りたいのに眠れずに、動きたいのに動けない。 だからと言って甘やかされる環境も何となく居心地が悪かった。
「お嬢様、お食事をお持ちしました」
獣人としての強さ、母としての強さ、そしてその優しさを凝縮したような侍女頭ベアトリーチェが微笑みながらやって来る。 その手にキッチンワゴンを押しながら。
ワゴンの上にはとろみのあるコーンスープ。 色んな味と食感と色と形をしたパン。 トマトベースのソースで柔らかく煮込んだ肉。 トマトのサラダ。 そして大量の果物。 その大量の食事の全てを食べきれる訳等当然なくて、何時も狙ったように食事時を狙ってくるカイル様がその大半を食べつくしていく。
仕事に出かけていても、私の食事に合わせるように何処からともなく戻って来て、一緒にご飯を食べたり、残ったものを食べつくしたり、魔術師の知り合いの話をし、よその国に出向いた時の話をカイル様はする。
今日は……まだいない。
それでも心は彼を思い出していた。
静かに低く落ち着いた声で、鳥の時と同じように首から頬に触れてきて撫でて来る。 細める目、微かに浮かべる笑み、穏やかな日常が積み重なれば、これが幸福なのだと私は実感するのだ。
「今日は……」
躊躇い混ざりに言えば、侍女頭のベアトリーチェさんが穏やかな笑みを浮かべる。
「今頃大急ぎで、こちらに向かってきていますよ」
「別に、一人でもご飯を食べられるのに、そんなに無理をしなくても……」
思っても居ない事を口にするのは、我侭を言って嫌われたくはないから。
「ルルワと一緒に食べる食事は美味いからな」
そんな言葉と共に部屋にやってきた。
「坊ちゃま、女性の部屋にノックも無しに入って来るのはデリカシーに欠けますよ」
「ドアが開いていたから仕方がないじゃないか」
「風の出入りを良くするためです。 それでも驚かせるような事をするべきではありません」
「はいはい」
そう言いながら彼はもう目の前にいて、大量のパンが入った籠からパンを一つ手に取り、ナイフで切れ目を入れて肉と野菜を挟んで齧り付く。
「坊ちゃま!! 行儀が悪い!!」
「他所ではちゃんとしている。 デザートとお茶の準備でもしておいてくれ」
さっさとその場から去れと言わんばかりに侍女を追い出した。
開いた窓の縁に腰を下ろすカイル様は、晴れた空を眺めるように目を細める。
何かが……。
僅かな違和感を覚えた。
「どうか、されたのですか?」
食事を口に運ぶ手も止まっていた。
「いや、何でもない」
「何でもないと言うようには思えませんが? そう言うのはハッキリしてくれた方が助かります。 気になって休めませんから」
私の言葉にカイル様は苦々しく口元を歪ませた。
「勘のいい奴」
「生存本能ですよ」
はははっと乾いた笑い声が風に揺れる木の葉の音に隠れる。
話辛そうに伏せられる表情ではあるけれど、それ以上気にするなとは言わない。
侍女頭のベアトリーチェさんが甘く似た果物のタルトと紅茶を持ってきた。 それがとても美味しそうで、でも食事を全部食べてしまえばデザートを食べる余力はない。 それに気づいたらしいカイル様は、私の食べかけの食事を食べだした。
「カイル様!!」
「食べたいんだろう? 切り分けて貰うといい」
甘さの中にフルーツの酸味。 その絶妙な味に私は笑みを浮かべた。 ソレを見て嬉しそうに微笑むから、私は何となく恥ずかしくなってしまう。 美味しいのに何故か胸がつまるような……。 甘くなって口内をお茶で潤した。
「それで……何があったんですか? 私に協力できることならなんでも言って下さい」
「まだ、調子が悪いんだろう」
「わ、私達は、その……家族なんですよね? 私にできる事があったら……手伝いたいんです」
「そう言ってもらえるとありがたい」
私から協力をすると言った事に助かったと言う表情を露わにしていた。
「利用してばかりですまないな」
「違います!! 協力しあっているんです!! きっと、何もしなければ……私は居心地が悪くなってしまいます」
ギュッと握りしめた私の拳を、カイル様はそっと手に取り解き、そして手を重ねて指を絡め、拳を握る事で手を傷つけないようにしているかのようだった。
「そんな事を気にするな。 俺が側にいて欲しいんだ」
重ね、絡めた手の甲にそっと唇が触れ、慌てて私は逃げようとしたけれど絡められた手は解かれる事はなく、カイル様の瞳は慌てる私を見ながら悪戯っぽく笑っていた。
唇が音を発せず動く。
その言葉は読み取れなかったのに、私は何故か恥ずかしさを覚えてしまう。
「そ、それで」
頼みと言うか、カイル様が語ったソレはカイル様の問題ではなく私の問題だった。
カジノでの巨額の負けから領地と爵位を奪い、それに加えて王子との間に強制的なツガイ関係を儲ける事で国家簒奪を目論んだ。 と、されているハーノイス伯爵、私の伯父にあたる男。
『賭けをしたのは本人達の意思、私がどうできると言うのですか? ツガイだってそうです。 ソレは神の与えた英知であり、祝福。 人には不可侵の領域でしょう。 もし、それが可能だったとしても、魔導師として未熟、その修行を放棄し、先々代から追放された私がどうできると言うのですか』
そう語ったと言う事だった。
そして、カイルは語らなかったが、ソレ等の責任をルルワとジェフリーのせいにしようとしていた。
「彼が、追放された理由。 彼の罪を明らかに出来るようなものは無いだろうか?」
「それは……祖父が残していた書類がソレに当たると思います」
「その書類は何処に?」
「森の中の古城にあります。 祖父は、伯父が得意とし研究にのめり込んだ精神魔術を脅威と考えていました。 彼を追放した時は……もっとガサツな方法、ただ、たんに、私の事が好きなら爵位と領地の権利を私の物としてください。 そう……地位のある方を誑かしたと言う事でした。 相手は一人、養子縁組の準備まで行われ、祖父と父が慌てて対処を行ったと聞いています。 妻子ある相手だったこともあり、自らの恥を表沙汰にする事を嫌った事で内内で対処するに収まり、表面化を避けたと……」
「先々代当主の手記、それに当時の被害者の証言があればその罪は確定できると言う事か。 情報助かった。 その城の中を勝手に探し回っても構わないか?」
「いえ……私が居ないと森は閉ざされたままなので、私も一緒に行きます」
「だが……いや、森を無理やり開こうとするよりはいいか。 俺が運ぼう」
「……その荷物のような言い方、なんだかイヤです」
「決してそう言う意味では、気分を害したならすまなかった」
「いえ……一応、私だって年ごろの……」
冗談……のように、サラリと言うつもりだった。 私だって女性なのだと……。 そう意識して欲しいのだと……愛されたいのだと言う我侭……でも言える訳がなくてうつむいてしまう。
「だな」
ずっと繋いだままの手が引き寄せられ、カイル様の胸の中に倒れ込み。 そして離された手が抱きしめる。
髪に落とされる口づけ。
優しい優しいその腕の中……だけど、やっぱりあの日に聞いた愛の言葉は幻だったかのように、その言葉をもう一度聞く事は出来なかった。
私から……言ったら?
それはなんだか欲深く思えてしまい。 それでも……欲は消える事は無く……私は彼の胸に縋りつくように身を寄せ……そっと変化の魔術を呟いた。
ぴっ!!
「善は急げって奴だな」
そう言ってカイルは笑い、私のために作られたのぞき窓付きの内ポケットの中にしまわれた。 ちなみに潰れないようにちょっとばかりの細工が施されているのが、侍女頭ベアトリーチェの自慢だった。
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