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29.呪い
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ミフェール国の獣人は獣の姿を他人に見せる事はない。
その姿は理性の欠けた本能的な姿と考えるから。
幼児期、理性よりも本能が強い時期は獣の姿を取る事も少なくはない。
『俺が、この姿を人に見られたのは5歳の時が最後だ』
その大きな身体からは考えられないほどの身軽さで、ベッドの上にフワリと巨体な獣が飛び乗った。 ベッドの上に足を延ばし座るルルワの横に寄り添い伏せるカイルは、その尻尾をふわりと足に触れさせる。
お互い無言になって、時間が過ぎて行く。
私が話し出せないのは、その姿を見せると言うのは愛していると言う言葉の代わりだと聞いたから。 それでもセネルさんは私にその姿を見せてくれたし、それでもキャロルさんに愛情を語っていた。 ソレを考えればそう言うふうに深い意味はないのかもしれない。
だから……逆に何も言えなかった。 何でもないと言われれば、私はきっとショックを受けてしまうだろうから。
この沈黙に耐えきれなかったのは、私ではなくカイル様だった。
『セネルには触れたのか?』
「触れる?」
『頭を撫でるとか、背を撫でるとか……』
言われて考え込んでしまった。
ずりっと顔を覗き込むほどに近寄り、もう一度聞いて来た。 仰向けの私に覆いかぶさるような体勢になれば……それは捕食者と餌……にしか見えないのではないでしょうか?
「結論から言えば、触れてはいません。 魔術や獣人の事で色々と話していましたから」
『なら、触れたかったか?』
「……それは、綺麗でしたから……。 でも、相手が人だと思えばお願いするのは躊躇います」
『そうか、触れたかったのか……』
不満そうにしつつも、胸元から首筋に流れるようにカイル様の首すじがルルワの身体に触れてきた。 キラキラとした絹糸のようでありながら、心地よい冷ややかさ。
「もっと、温かいと思っていました」
『気になるならもっと触ってみるといい。 気温に合わせて良い感じの体温になる』
「他の人もそうなのでしょうか?」
『さぁ、知る訳が無い』
「それもそうですね」
首回りに両腕を回し抱き着いてみた。 筋肉の感触は……人の時のカイル様と似ていた。 毛並や体温、僅かに輝く魔力のような力は人の時とは違うし、見た感じだけだけれどセネルさんや、ハーノイス伯爵が連れて来た獣人とは全然違う。 むしろ精霊と言われた方がしっくりとすると言うもの。
私に抱き着かれたまま、そっと私を踏まないように身体をまたぎながら私の横に伏せると同時に両腕を離した。 両腕を離した私に毛並が触れるようにぐりぐりと身を寄せて来る。
「触れていても良いんですか」
『好きなだけ』
「毛並に顔を埋めてもいいですか?」
『どうぞ』
言われてその毛並みに触れ、撫でて、その香りを確かめるように顔を埋める。 お日様の匂い、緑の匂い、空気を冷ます夜の匂い。
「気持ちいい……」
『それは良かった』
淡々とした言葉なのに、声は妙に熱っぽいような気がした。
「聞いてもいいですか?」
『なんだ?』
「どうして、この姿を見せてくれたの?」
『獣姿を見せる意味は知っているはずだが?』
嬉しいと思っている自分が間違っているように感じて次の言葉が浮かばない。 彼を好きになるための、その好きが育つまでの材料は? 時間は? 私の今の気持ちが好きというのなら、寝床と食事と信頼を与えられ打算的になっているだけのような気がしなくもない。
黙り込む私の顔を金緑の瞳が覗き込む。
『言いたい事は全部言った方がすっきりするぞ』
流石に自分の好きが本当に好きかなんて本人に相談できるはずがない。 それも……多分、獣人にとって最上位の愛情を表現されながら……。
「その……カイル様は私の事が……お好きなのですか?」
長い鞭のような尻尾がパタパタと揺れ、獣の姿に関わらずどこかウットリとするような陶酔感が見て取れる。
ソレを嬉しいと思いながらも、なぜ、そんな気持ちを向けられるのだろう? そう思えば恐ろしくもある。
「どうして……そう思ってもらえるような特別な事があったようには思えないのですが」
『なら、どうして、ルルワは俺の事が好きなんだ?』
好きだなんて語っていないのに……そんなに分かりやすいのだろうか?
「私は……私は色々としてもらったから。 それに、今までと違う豊かな生活が与えられ、ソレをくれた人が何かを成し遂げていたなら、それは十分に好きに値すると思います」
恋心を隠し、ただの好きに全部を込めた。
「カイル・ヴァロワ大公閣下には、沢山のポジティブな評価が沢山あります。 それだけで、女性の多くは好ましいと思うでしょう。 私もその一人、ソレを恋心だと言うには、時間も重さもありません。 だから私は好きだけど、愛ではないと言えるんです」
『理屈を求められても困る。 理由を求められても困る。 俺は好きなんだ。 胸が熱い……恋焦がれる……欲しいと思い、喰らいたいと思い、傷つけたくないと思い、それは何処までも深い欲の塊。 名をつけるとするなら、抗う事が出来ない本能』
多くの本を読んだ。
そんな中で彼の語る言葉のつぎはぎを何処かで見たような気がした。
あぁ……彼が語っているソレは……避けている言葉、熱い瞳の意味が分かった。 彼が言っているのはツガイと言うもの。 神の奇跡のような存在に与えられた奇跡。
『俺はお前にあえて良かったと心から思っている。 お前は嫌か? 嫌だと言われれば……俺はどうにもできない』
幾度か与えられた危険、そう言うものもあったけれど、それ以外……彼が与えてくれる者の全てはまるで媚びを売るかのように極上だった。 私が受けて良いとは思えないほどの極上。
私は突き放すようにカイル様の身体から離れ、もそもそと布団、上掛けの中に隠れ……そして呟くように言う。
「気のせいですよ。 きっと……」
私は……愛情を求め、家族を求めていた癖に、失う辛さを知ったからか……語られる彼の言葉を、嬉しいです!! と、素直に喜ぶ事等出来なかった。 そして……出来ないのがツライ。 もし……もしもブラウン侯爵家との縁が組まれた頃ほど幼かったなら、何も知らない私はロマンチックな愛と喜ぶ事ができたかもしれない。
『気のせいな訳ない!!』
切ない叫びが聞こえる中、思い出したのはキャロルがツガイと言う言葉を使っていたと言う事。
カイル様がツガイと言う言葉を使わない。
使っていない理由を考えこんでしまう。
ツガイ……ツガイ……その思いは何者かに与えられ強制された何かになってしまう。
それは呪い……のようで……受け入れがたいのに……この人にそっと寄り添われれば、好きなんだと心が叫びたいほどに訴えて来るのだ。
その姿は理性の欠けた本能的な姿と考えるから。
幼児期、理性よりも本能が強い時期は獣の姿を取る事も少なくはない。
『俺が、この姿を人に見られたのは5歳の時が最後だ』
その大きな身体からは考えられないほどの身軽さで、ベッドの上にフワリと巨体な獣が飛び乗った。 ベッドの上に足を延ばし座るルルワの横に寄り添い伏せるカイルは、その尻尾をふわりと足に触れさせる。
お互い無言になって、時間が過ぎて行く。
私が話し出せないのは、その姿を見せると言うのは愛していると言う言葉の代わりだと聞いたから。 それでもセネルさんは私にその姿を見せてくれたし、それでもキャロルさんに愛情を語っていた。 ソレを考えればそう言うふうに深い意味はないのかもしれない。
だから……逆に何も言えなかった。 何でもないと言われれば、私はきっとショックを受けてしまうだろうから。
この沈黙に耐えきれなかったのは、私ではなくカイル様だった。
『セネルには触れたのか?』
「触れる?」
『頭を撫でるとか、背を撫でるとか……』
言われて考え込んでしまった。
ずりっと顔を覗き込むほどに近寄り、もう一度聞いて来た。 仰向けの私に覆いかぶさるような体勢になれば……それは捕食者と餌……にしか見えないのではないでしょうか?
「結論から言えば、触れてはいません。 魔術や獣人の事で色々と話していましたから」
『なら、触れたかったか?』
「……それは、綺麗でしたから……。 でも、相手が人だと思えばお願いするのは躊躇います」
『そうか、触れたかったのか……』
不満そうにしつつも、胸元から首筋に流れるようにカイル様の首すじがルルワの身体に触れてきた。 キラキラとした絹糸のようでありながら、心地よい冷ややかさ。
「もっと、温かいと思っていました」
『気になるならもっと触ってみるといい。 気温に合わせて良い感じの体温になる』
「他の人もそうなのでしょうか?」
『さぁ、知る訳が無い』
「それもそうですね」
首回りに両腕を回し抱き着いてみた。 筋肉の感触は……人の時のカイル様と似ていた。 毛並や体温、僅かに輝く魔力のような力は人の時とは違うし、見た感じだけだけれどセネルさんや、ハーノイス伯爵が連れて来た獣人とは全然違う。 むしろ精霊と言われた方がしっくりとすると言うもの。
私に抱き着かれたまま、そっと私を踏まないように身体をまたぎながら私の横に伏せると同時に両腕を離した。 両腕を離した私に毛並が触れるようにぐりぐりと身を寄せて来る。
「触れていても良いんですか」
『好きなだけ』
「毛並に顔を埋めてもいいですか?」
『どうぞ』
言われてその毛並みに触れ、撫でて、その香りを確かめるように顔を埋める。 お日様の匂い、緑の匂い、空気を冷ます夜の匂い。
「気持ちいい……」
『それは良かった』
淡々とした言葉なのに、声は妙に熱っぽいような気がした。
「聞いてもいいですか?」
『なんだ?』
「どうして、この姿を見せてくれたの?」
『獣姿を見せる意味は知っているはずだが?』
嬉しいと思っている自分が間違っているように感じて次の言葉が浮かばない。 彼を好きになるための、その好きが育つまでの材料は? 時間は? 私の今の気持ちが好きというのなら、寝床と食事と信頼を与えられ打算的になっているだけのような気がしなくもない。
黙り込む私の顔を金緑の瞳が覗き込む。
『言いたい事は全部言った方がすっきりするぞ』
流石に自分の好きが本当に好きかなんて本人に相談できるはずがない。 それも……多分、獣人にとって最上位の愛情を表現されながら……。
「その……カイル様は私の事が……お好きなのですか?」
長い鞭のような尻尾がパタパタと揺れ、獣の姿に関わらずどこかウットリとするような陶酔感が見て取れる。
ソレを嬉しいと思いながらも、なぜ、そんな気持ちを向けられるのだろう? そう思えば恐ろしくもある。
「どうして……そう思ってもらえるような特別な事があったようには思えないのですが」
『なら、どうして、ルルワは俺の事が好きなんだ?』
好きだなんて語っていないのに……そんなに分かりやすいのだろうか?
「私は……私は色々としてもらったから。 それに、今までと違う豊かな生活が与えられ、ソレをくれた人が何かを成し遂げていたなら、それは十分に好きに値すると思います」
恋心を隠し、ただの好きに全部を込めた。
「カイル・ヴァロワ大公閣下には、沢山のポジティブな評価が沢山あります。 それだけで、女性の多くは好ましいと思うでしょう。 私もその一人、ソレを恋心だと言うには、時間も重さもありません。 だから私は好きだけど、愛ではないと言えるんです」
『理屈を求められても困る。 理由を求められても困る。 俺は好きなんだ。 胸が熱い……恋焦がれる……欲しいと思い、喰らいたいと思い、傷つけたくないと思い、それは何処までも深い欲の塊。 名をつけるとするなら、抗う事が出来ない本能』
多くの本を読んだ。
そんな中で彼の語る言葉のつぎはぎを何処かで見たような気がした。
あぁ……彼が語っているソレは……避けている言葉、熱い瞳の意味が分かった。 彼が言っているのはツガイと言うもの。 神の奇跡のような存在に与えられた奇跡。
『俺はお前にあえて良かったと心から思っている。 お前は嫌か? 嫌だと言われれば……俺はどうにもできない』
幾度か与えられた危険、そう言うものもあったけれど、それ以外……彼が与えてくれる者の全てはまるで媚びを売るかのように極上だった。 私が受けて良いとは思えないほどの極上。
私は突き放すようにカイル様の身体から離れ、もそもそと布団、上掛けの中に隠れ……そして呟くように言う。
「気のせいですよ。 きっと……」
私は……愛情を求め、家族を求めていた癖に、失う辛さを知ったからか……語られる彼の言葉を、嬉しいです!! と、素直に喜ぶ事等出来なかった。 そして……出来ないのがツライ。 もし……もしもブラウン侯爵家との縁が組まれた頃ほど幼かったなら、何も知らない私はロマンチックな愛と喜ぶ事ができたかもしれない。
『気のせいな訳ない!!』
切ない叫びが聞こえる中、思い出したのはキャロルがツガイと言う言葉を使っていたと言う事。
カイル様がツガイと言う言葉を使わない。
使っていない理由を考えこんでしまう。
ツガイ……ツガイ……その思いは何者かに与えられ強制された何かになってしまう。
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