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第56話 少女の願い、襲撃の予感と巫女の決意
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医務室の静寂。
微かに漂う消毒液の匂い。
ベッドの上で、ララティーナ・ルビントンは真っ直ぐな瞳で俺を見上げていた。
その青白い顔には、怯えとは違う、
か細いが確かな決意の光が宿り始めていた。
「ベレットさん」
「……」
ララティーナは震える手で、俺の掌に何かを押し付けた。
ひんやりとした、滑らかな金属の感触。
「これは、ルビントン家特製の量子暗号通信機です。最高レベルの秘匿性を持っています。これがあれば、いつでも私と直接連絡を取ることができます」
彼女は潤んだ瞳で、祈るように俺を見つめる。
「もう、私には頼れる人はあなたたちしかいないのです。ですから、どうかお願い! 私の本当の優しいお姉様を……ルーナお姉様を見つけ出してほしいのです……! この悪夢のような現実から、救い出してほしい……!」
魂からの叫び。
その重みが、小さな通信機を通じて俺の掌に食い込んでくる。
ルビントン家という巨大な権力の闇。
そこに繋がる「直通回線」。
これを受け取ることは、泥沼に片足を突っ込むことと同義だ。
……ったく。重たい依頼だぜ。
だが、俺はそれを突き返すことができなかった。
目の前の少女が、あまりにも必死で、あまりにも無力だったからだ。
「ああ、分かった」
俺は通信機を握りしめ、低く答えた。
柄じゃねえと思いながらも、覚悟を決める。
「できる限りのことはしてやるさ。ただし!」
俺は悪戯っぽく、ニヤリと笑ってみせた。
「報酬は、たんまりともらうからな!」
「……ふふ、はい!」
ララティーナの顔に、安堵の色が浮かぶ。
……その顔が見られりゃ、まあ悪くねえか。
「ローズマリー。ララティーナのこと、しっかり守ってやれ」
「御意に、ベレット様。この命に代えましても」
ローズマリーの言葉には、奇妙なまでの覚悟が滲んでいた。
その仮面の下にある「本気」を感じ取り、俺は小さく頷いて医務室を後にした。
◇
ブリッジへ戻りながら、俺は大きく息を吐いた。
厄介なことに首を突っ込んだもんだ。
だが、後悔はねえ。
「ナビィ、スターゲイザーの出撃準備だ。補給は終わったんだろう?」
『はい、マスター。戦闘行動は可能です。ですが、出撃なさるのですか?』
ナビィの声に疑問が混じる。
「偵察だけだ」
俺は、アステリア・リーフで見た惨状を思い出していた。
あの執拗な破壊痕。
そして、生存者をあえて一人だけ残すやり方。
何かが喉に引っかかる。
この違和感はなんだ?
……そうだ。
獲物を追い詰め、いたぶり、最後に「絶望」を味あわせるような手口。
「どうにも引っかかる。あの手際……俺が知るクソッタレな連中のやり口に似すぎてるんだよ」
背筋がゾクリとする感覚。
これは「虫の知らせ」なんて生易しいもんじゃねえ。
戦場で培った、死神の足音を聞き分ける「嗅覚」だ。
獣の気配。
ステルスで忍び寄り、喉笛を食いちぎるハイエナどもの記憶。
「こういう嫌な予感ってやつは、大抵当たるもんだ。ララティーナを襲った連中が、まだこの宙域に狼みてえに潜んでいるかもしれねえ」
俺は決然と格納庫へ向かった。
もし俺の予想が正しければ、俺たちは既に「包囲網」の中だ。
だが、そこで予想外の壁が立ち塞がった。
「ベレット! 待って!」
ミューだ。
彼女は俺の行く手を阻むように立ちはだかった。
そのラピスラズリの瞳には、不安と、強い決意の色が揺らめいている。
「私も行くわ! あなた一人でそんな危険な場所に行かせるわけにはいかない!」
「ダメだ、ミュー」
俺は冷たく突き放した。
これから行くのは「死地」だ。
お前のような子供が来ていい場所じゃねえ。
「お前は船で待ってろ。これは俺自身の問題だ。それに、相手が本当に『ヤツら』だとしたら、筋金入りの殺し屋だぞ。力が不安定なお前が行っても、足手まといになるだけだ」
わざと厳しい言葉を選んだ。
憎まれてもいい。
ここで遠ざけることが、お前を守る唯一の方法だ。
「……! また! またそうやって、私を子供扱いして遠ざけるのね!?」
ミューの瞳から涙が溢れた。
その涙が、俺の胸をチクリと刺す。
「私が未熟な『星詠の巫女』だから!? 足手まといだとでも言うの!? 違う! 私はそんな大層なものじゃない! 私はただのミューよ! あなたのそばにいて、あなたを守りたい、ただそれだけなのよ!」
「ミュー、落ち着け。お前の気持ちは痛いほど分かる。だがな……」
俺は視線を逸らした。
コイツを危険に晒したくない。
ただそれだけなんだが、言葉にするのは難しい。
「お前はアシュトン公爵家の令嬢なんだぞ。家族だって、きっとお前の身を案じているはずだ。自分の命を、もっと大切にしろ!」
「家族……!?」
ミューは嘲るように、悲痛な響きで笑った。
その表情を見て、俺は失言だったと悟った。
「私を研究対象として、道具としか見ていなかったあの人たちが!? いいえ! もうあの人たちは私の家族なんかじゃない! 私の居場所はここだけなの! ベレット、あなたのそばだけなのよ!」
彼女は俺の胸倉を掴み、涙ながらに訴えた。
その手は震えていたが、俺を離そうとはしない。
「ララティーナとローズマリーを見て分かったの! 身分なんて、血の繋がりなんて関係ないんだって! 心が、魂が通じ合っていれば、それが本当の『家族』なんだって! 私は……! 私はあなたと、そんな風になりたいのよ!」
「……!」
言葉が詰まる。
家族、か。
そんな温かいもん、とっくに捨てたと思ってたが……コイツは本気で俺を。
「ミュー。俺は……」
その言葉に胸を打たれ、何かを言いかけた瞬間だった。
『――警告! 警告! 緊急事態発生!』
けたたましい警報音が艦内に響き渡る。
ナビィの絶叫に近い声が、最悪の現実を告げる。
『艦外より複数の高エネルギー反応、急速接近中! ステルス機能の使用を確認! フォワードエネルギー照合完了! ……宇宙海賊……『ウルフパック』です!!』
「……! ウルフパック!? やはり、ヤツらか!」
最悪の予想が的中した。
獣人ロデオ率いる、残忍にして狡猾な狼の群れ。
因縁の宿敵であり、血に飢えた殺戮者たち。
「ミュー! 早くシェルターへ行け!」
俺は反射的にミューを突き飛ばすように促した。
今は議論している暇はねえ。
だが、彼女は怯むどころか、俺の制止を振り切って走り出した。
目指す先は――スターゲイザーのコクピット。
「嫌! 私も戦う!」
彼女はシートに飛び乗り、強い意志を宿した瞳で俺を見つめ返した。
「もう、ベレットに守られてばかりいるのは終わりにする! 今度こそ! 私がベレットを守るんだから!」
その瞳には、もはや一片の迷いもなかった。
恐怖よりも、俺と共に在りたいという渇望。
……なんて顔をしやがる。
守られるだけのお姫様は、もうどこにもいねえ。
そこにいるのは、一人の戦士だ。
「ミュー、お前……」
俺は息を呑んだ。
ここで無理やり引きずり降ろすこともできる。
だが、それはコイツの魂を殺すことになる。
俺は……コイツの覚悟を背負うしかないのか。
「……はあ。分かったよ、好きにしやがれ」
俺は観念して、ミューの後を追ってコクピットへ滑り込んだ。
隣に座る小さな相棒の体温を感じながら、俺は覚悟を決める。
「だがな、絶対に無茶はするな! そして俺の指示には必ず従え! いいな!?」
「うん、ベレット!」
ハッチが閉まり、静寂が訪れる。 だが、外には牙を剥いた狼たちが待っている。
「行くぞ、ミュー! 狼退治だ!」
二つの魂を乗せた、白銀の流星。
スターゲイザーは、因縁の獣の群れが待ち受ける漆黒の宇宙へと、今、その翼を広げた。
微かに漂う消毒液の匂い。
ベッドの上で、ララティーナ・ルビントンは真っ直ぐな瞳で俺を見上げていた。
その青白い顔には、怯えとは違う、
か細いが確かな決意の光が宿り始めていた。
「ベレットさん」
「……」
ララティーナは震える手で、俺の掌に何かを押し付けた。
ひんやりとした、滑らかな金属の感触。
「これは、ルビントン家特製の量子暗号通信機です。最高レベルの秘匿性を持っています。これがあれば、いつでも私と直接連絡を取ることができます」
彼女は潤んだ瞳で、祈るように俺を見つめる。
「もう、私には頼れる人はあなたたちしかいないのです。ですから、どうかお願い! 私の本当の優しいお姉様を……ルーナお姉様を見つけ出してほしいのです……! この悪夢のような現実から、救い出してほしい……!」
魂からの叫び。
その重みが、小さな通信機を通じて俺の掌に食い込んでくる。
ルビントン家という巨大な権力の闇。
そこに繋がる「直通回線」。
これを受け取ることは、泥沼に片足を突っ込むことと同義だ。
……ったく。重たい依頼だぜ。
だが、俺はそれを突き返すことができなかった。
目の前の少女が、あまりにも必死で、あまりにも無力だったからだ。
「ああ、分かった」
俺は通信機を握りしめ、低く答えた。
柄じゃねえと思いながらも、覚悟を決める。
「できる限りのことはしてやるさ。ただし!」
俺は悪戯っぽく、ニヤリと笑ってみせた。
「報酬は、たんまりともらうからな!」
「……ふふ、はい!」
ララティーナの顔に、安堵の色が浮かぶ。
……その顔が見られりゃ、まあ悪くねえか。
「ローズマリー。ララティーナのこと、しっかり守ってやれ」
「御意に、ベレット様。この命に代えましても」
ローズマリーの言葉には、奇妙なまでの覚悟が滲んでいた。
その仮面の下にある「本気」を感じ取り、俺は小さく頷いて医務室を後にした。
◇
ブリッジへ戻りながら、俺は大きく息を吐いた。
厄介なことに首を突っ込んだもんだ。
だが、後悔はねえ。
「ナビィ、スターゲイザーの出撃準備だ。補給は終わったんだろう?」
『はい、マスター。戦闘行動は可能です。ですが、出撃なさるのですか?』
ナビィの声に疑問が混じる。
「偵察だけだ」
俺は、アステリア・リーフで見た惨状を思い出していた。
あの執拗な破壊痕。
そして、生存者をあえて一人だけ残すやり方。
何かが喉に引っかかる。
この違和感はなんだ?
……そうだ。
獲物を追い詰め、いたぶり、最後に「絶望」を味あわせるような手口。
「どうにも引っかかる。あの手際……俺が知るクソッタレな連中のやり口に似すぎてるんだよ」
背筋がゾクリとする感覚。
これは「虫の知らせ」なんて生易しいもんじゃねえ。
戦場で培った、死神の足音を聞き分ける「嗅覚」だ。
獣の気配。
ステルスで忍び寄り、喉笛を食いちぎるハイエナどもの記憶。
「こういう嫌な予感ってやつは、大抵当たるもんだ。ララティーナを襲った連中が、まだこの宙域に狼みてえに潜んでいるかもしれねえ」
俺は決然と格納庫へ向かった。
もし俺の予想が正しければ、俺たちは既に「包囲網」の中だ。
だが、そこで予想外の壁が立ち塞がった。
「ベレット! 待って!」
ミューだ。
彼女は俺の行く手を阻むように立ちはだかった。
そのラピスラズリの瞳には、不安と、強い決意の色が揺らめいている。
「私も行くわ! あなた一人でそんな危険な場所に行かせるわけにはいかない!」
「ダメだ、ミュー」
俺は冷たく突き放した。
これから行くのは「死地」だ。
お前のような子供が来ていい場所じゃねえ。
「お前は船で待ってろ。これは俺自身の問題だ。それに、相手が本当に『ヤツら』だとしたら、筋金入りの殺し屋だぞ。力が不安定なお前が行っても、足手まといになるだけだ」
わざと厳しい言葉を選んだ。
憎まれてもいい。
ここで遠ざけることが、お前を守る唯一の方法だ。
「……! また! またそうやって、私を子供扱いして遠ざけるのね!?」
ミューの瞳から涙が溢れた。
その涙が、俺の胸をチクリと刺す。
「私が未熟な『星詠の巫女』だから!? 足手まといだとでも言うの!? 違う! 私はそんな大層なものじゃない! 私はただのミューよ! あなたのそばにいて、あなたを守りたい、ただそれだけなのよ!」
「ミュー、落ち着け。お前の気持ちは痛いほど分かる。だがな……」
俺は視線を逸らした。
コイツを危険に晒したくない。
ただそれだけなんだが、言葉にするのは難しい。
「お前はアシュトン公爵家の令嬢なんだぞ。家族だって、きっとお前の身を案じているはずだ。自分の命を、もっと大切にしろ!」
「家族……!?」
ミューは嘲るように、悲痛な響きで笑った。
その表情を見て、俺は失言だったと悟った。
「私を研究対象として、道具としか見ていなかったあの人たちが!? いいえ! もうあの人たちは私の家族なんかじゃない! 私の居場所はここだけなの! ベレット、あなたのそばだけなのよ!」
彼女は俺の胸倉を掴み、涙ながらに訴えた。
その手は震えていたが、俺を離そうとはしない。
「ララティーナとローズマリーを見て分かったの! 身分なんて、血の繋がりなんて関係ないんだって! 心が、魂が通じ合っていれば、それが本当の『家族』なんだって! 私は……! 私はあなたと、そんな風になりたいのよ!」
「……!」
言葉が詰まる。
家族、か。
そんな温かいもん、とっくに捨てたと思ってたが……コイツは本気で俺を。
「ミュー。俺は……」
その言葉に胸を打たれ、何かを言いかけた瞬間だった。
『――警告! 警告! 緊急事態発生!』
けたたましい警報音が艦内に響き渡る。
ナビィの絶叫に近い声が、最悪の現実を告げる。
『艦外より複数の高エネルギー反応、急速接近中! ステルス機能の使用を確認! フォワードエネルギー照合完了! ……宇宙海賊……『ウルフパック』です!!』
「……! ウルフパック!? やはり、ヤツらか!」
最悪の予想が的中した。
獣人ロデオ率いる、残忍にして狡猾な狼の群れ。
因縁の宿敵であり、血に飢えた殺戮者たち。
「ミュー! 早くシェルターへ行け!」
俺は反射的にミューを突き飛ばすように促した。
今は議論している暇はねえ。
だが、彼女は怯むどころか、俺の制止を振り切って走り出した。
目指す先は――スターゲイザーのコクピット。
「嫌! 私も戦う!」
彼女はシートに飛び乗り、強い意志を宿した瞳で俺を見つめ返した。
「もう、ベレットに守られてばかりいるのは終わりにする! 今度こそ! 私がベレットを守るんだから!」
その瞳には、もはや一片の迷いもなかった。
恐怖よりも、俺と共に在りたいという渇望。
……なんて顔をしやがる。
守られるだけのお姫様は、もうどこにもいねえ。
そこにいるのは、一人の戦士だ。
「ミュー、お前……」
俺は息を呑んだ。
ここで無理やり引きずり降ろすこともできる。
だが、それはコイツの魂を殺すことになる。
俺は……コイツの覚悟を背負うしかないのか。
「……はあ。分かったよ、好きにしやがれ」
俺は観念して、ミューの後を追ってコクピットへ滑り込んだ。
隣に座る小さな相棒の体温を感じながら、俺は覚悟を決める。
「だがな、絶対に無茶はするな! そして俺の指示には必ず従え! いいな!?」
「うん、ベレット!」
ハッチが閉まり、静寂が訪れる。 だが、外には牙を剥いた狼たちが待っている。
「行くぞ、ミュー! 狼退治だ!」
二つの魂を乗せた、白銀の流星。
スターゲイザーは、因縁の獣の群れが待ち受ける漆黒の宇宙へと、今、その翼を広げた。
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