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日常
第17話 お前が何とも思ってなくても
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一瞬、この世界に呼び戻された時のことが頭の中に過ぎった。
今までは日常ではなく、異常の中で生きていたのだと教わった日だ。
重い足取りで、今日は何をされるのか、何をさせられるのかと怯えながら、それでも今日も変わらず好きなままなんだろうなとも予想が付いてしまって。
自分の愚かさをいつものように実感しながら、支配者の元へ向かっている最中に、この世界へ召喚された。
旭陽が勝手に押し掛けてくることも呼び出されることも同じだけ多かったけど、初めてすっぽかしてしまった。
反抗されたと怒っているだろうか。それともどうでも良くなって、すぐに忘れてしまっているだろうか。
そんなことを考えては、一人苦しくなっていた。
でも『おいていくな』と言われて、ふとあの日のことが思い浮かんだ。
それは相手が自分を待っていた前提があってこそ成り立つ言葉だ。
熱を散々に煽った挙句に放置した昨日にしか当て嵌まらないことで、他の意味なんて含まれていないだろう。
それでも俺の頭と体には、ずっと焦がれ続けていた相手が存在しない世界に招かれたのだと知った日の、何もかも見失った脱力感と全身が氷のように冷たくなった感覚がありありと甦った。
先日、数年ぶりに旭陽の姿と声を目にするまで。
ずっと、俺は凍え続けていた。
「っ……!」
体が勝手に動いた。
両腕が咄嗟に旭陽の背中に回り、強く抱き締める。
ぶるりと震える逞しい体は、俺の手に確かな感触を返してくれた。
ここに居る。
夢でも、別人でもない。
旭陽が、俺の腕の中に存在している。
何だか手放しがたくて、抱き締める力の加減ができない。
低い音が小さく唸り、ゆっくりと旭陽が顔を上げた。
「っ、あ……き、ら……」
すり、と頬に褐色の肌が擦り寄せられた。
さっきよりは少し薄れた、それでも無くなったわけではない不安を宿した黄金が、零に近い距離から俺を見上げてくる。
視線に笑みを返し、耳の下に唇を押し付けた。
「んアあ! ぁっ、あう……ッ」
びくりと跳ねる肩を見ながら、肌を吸い上げる。
俺が初めて噛んだ場所だ。
特に敏感な弱点になってしまったのか、少し肌に痕を残しただけで全身をがくがくと震わせている。
「噛むのは?」
もっと旭陽の言葉が聞きたくて、焦らすように舌を這わせながら問いを重ねる。
「ッん、あ、ぁっ……か、……噛む、のは……っ」
いやだ、と頭が左右に振られた。
まあそうだよな。また噛んだ、って泣き出しちゃったのついさっきのことだし。
十分理解した上で、肌に牙を押し当てる。
「ッ、ひ……っ」
否定した行為を繰り返されそうになって、旭陽が引き攣った悲鳴を漏らした。
そういう、前は想像もしたことなかった反応してくれるからついいじめちゃうんだよなあ。
「噛むのはだめ?」
「あっ、んんっ……ッだ、ぁっ、だめ、だ……!」
つんつんと牙で張りのある肌を押し込みながら、突き破りはせずに体のラインを辿っていった。
鋭い牙で触れては舐めていく。
旭陽が甘さを隠せない声で呻いた。
「なら俺はここに居ないほうがいいか。一緒に居たら、どうしても噛みたくなってくるし」
わざとらしく肩を竦めて見せる。
ひゅっと息を飲んだ旭陽の顔が、はっきりと見て分かるほど血の気を引かせた。
「ゃっ……あ……っ、ぁ……っき、ら、……っ」
青褪めた顔が、堅い動きで左右に振られる。
何度目かの実感だけど、昨日の放置がよっぽど辛かったんだな。
でも、足りない。もっともっと、旭陽の中に俺を刻み込みたい。
頭も体も、俺が居ないと駄目にしてやりたい。
俺の世界が、旭陽が居ないと色褪せて虚無感で塗り潰されていたように。
「……俺が離れるの、やだ? 噛まれてもいいのか?」
「っあ、ひぃっ!? ぃっ、アアッ! あ、きらっ、手ぇっ……!」
後ろ手で戒めてある旭陽の指を掴んで、さっき二日連続で催淫を注いだアナルの中へ、俺の指と一緒に沈め込ませた。
一気に二本の指を押し込まれた場所は、やっと与えられた刺激に喜んでぎゅうぎゅうと締め付けてくる。
でも対話に意識を取られていた旭陽は、驚きに腰を跳ね上げて不意打ちの絶頂に身悶えしている。
逃げたがる長い指を捕まえて、無理矢理根元まで押し込む。
指を引いてまた突き込むと、旭陽の顎がくん、と持ち上がった。
「あッんあっ! はっ、あっあうぅっ!」
燃えるように熱いナカを、互いの指で一緒に掻き回す。
感度を跳ね上げさせられた上で放置されていた場所は、どちらの指も拒否せずに柔らかく受け入れてきた。
でも、昨日みたいに無理なく俺を受け入れるにはまだ狭すぎる。
「なあ、旭陽」
じゅっ、とまた喉に吸い付いた。
「っひぁ! ッぁ、んあっ、ぃ、いっ、からっ……!」
全身に掌を滑らせていきながら更に促せば、旭陽ががくがくと切羽詰った動きで頷いた。
「何がいいのか、ちゃんと言って」
本来だったら意識が飛ぶまで殴られそうなことを言っても、涙に濡れた瞳はすっかり不快感を抜け落とさせたままだ。
「っか、むの、も、ぃ……っ挿れる、のも……い、っから……~~っこ、こに――ッ、んっ!」
ここにいろ、と呻くように搾り出されるのを聞き遂げるや否や、衝動的に唇を重ねていた。
びくりと跳ねた腰を撫で、何度イっても勃ち上がったままの陰茎に指を絡める。
「っふ、ぅうっ! んっンぅっ、ンぅうウ……っ!」
肌に触れただけでも感じていた体は、性器に触れられればとろとろと熱い精液を溢れさせた。
強く扱きはせずに優しく指を動かしながら、舌には遠慮なく吸い付く。
これだけでも十分旭陽は感じているし、達してもいる。
でも堪らないとばかりに細まっている瞳は、何処か物足りなさそうだ。
まあ、今日も既に俺の吸血を受けている。
こんな辛うじて触れている程度の快感じゃ、到底足りるわけがないだろう。
「挿れて欲しいんだ?」
舌先を吸いながら、少しだけ唇を離して囁いた。
挿れていいという許可と、挿れて欲しいという要求はかなり異なる。
否定されるかと思ったが、拒んで俺が「じゃあやっぱり」と言い出すのを恐れたのか、旭陽は小さく頷いた。
「っひうッ」
肯定を見るなり、アナルを掻き回していた指を引き抜く。
押し入った時と同じだけ唐突な喪失に、旭陽はまたどろりと精を吐き出した。
「っは、はあっ、あっ……――ッぁ゛!? ぁ、あつ、ぃっ……! ゃっ、あきっ、らぁっ、アッ……!」
ぶるりと全身を震わせてから、汗ばんだ腰がシーツに沈んだ。
かと思えば、すぐにぶるぶると体を震わせて悲鳴を上げる。
半端に刺激した所為で、更に感度の上がったアナルの疼きが耐え難いほどになっていたらしい。
「挿れて欲しい?」
もう一度、同じ質問をする。
今度はがくがくと、さっきより強い首肯が返ってきた。
「っあ、きッィ……! ぃうっ、ひうっ……! っぃ、れ、挿れ、て、ぇっ……!」
目尻から溢れ出した大粒の涙を舐め取って、シーツを握り締めていた旭陽の手を軽く引く。
ぱくぱくと寂しそうなアナルへ、今度は旭陽の指だけを触れさせる。
閉じていた黄金が開き、俺に驚きの視線を向けてきた。
「俺の大きさ、知ってるだろ。このままじゃ入らないから――自分でここ、広げて?」
今までは日常ではなく、異常の中で生きていたのだと教わった日だ。
重い足取りで、今日は何をされるのか、何をさせられるのかと怯えながら、それでも今日も変わらず好きなままなんだろうなとも予想が付いてしまって。
自分の愚かさをいつものように実感しながら、支配者の元へ向かっている最中に、この世界へ召喚された。
旭陽が勝手に押し掛けてくることも呼び出されることも同じだけ多かったけど、初めてすっぽかしてしまった。
反抗されたと怒っているだろうか。それともどうでも良くなって、すぐに忘れてしまっているだろうか。
そんなことを考えては、一人苦しくなっていた。
でも『おいていくな』と言われて、ふとあの日のことが思い浮かんだ。
それは相手が自分を待っていた前提があってこそ成り立つ言葉だ。
熱を散々に煽った挙句に放置した昨日にしか当て嵌まらないことで、他の意味なんて含まれていないだろう。
それでも俺の頭と体には、ずっと焦がれ続けていた相手が存在しない世界に招かれたのだと知った日の、何もかも見失った脱力感と全身が氷のように冷たくなった感覚がありありと甦った。
先日、数年ぶりに旭陽の姿と声を目にするまで。
ずっと、俺は凍え続けていた。
「っ……!」
体が勝手に動いた。
両腕が咄嗟に旭陽の背中に回り、強く抱き締める。
ぶるりと震える逞しい体は、俺の手に確かな感触を返してくれた。
ここに居る。
夢でも、別人でもない。
旭陽が、俺の腕の中に存在している。
何だか手放しがたくて、抱き締める力の加減ができない。
低い音が小さく唸り、ゆっくりと旭陽が顔を上げた。
「っ、あ……き、ら……」
すり、と頬に褐色の肌が擦り寄せられた。
さっきよりは少し薄れた、それでも無くなったわけではない不安を宿した黄金が、零に近い距離から俺を見上げてくる。
視線に笑みを返し、耳の下に唇を押し付けた。
「んアあ! ぁっ、あう……ッ」
びくりと跳ねる肩を見ながら、肌を吸い上げる。
俺が初めて噛んだ場所だ。
特に敏感な弱点になってしまったのか、少し肌に痕を残しただけで全身をがくがくと震わせている。
「噛むのは?」
もっと旭陽の言葉が聞きたくて、焦らすように舌を這わせながら問いを重ねる。
「ッん、あ、ぁっ……か、……噛む、のは……っ」
いやだ、と頭が左右に振られた。
まあそうだよな。また噛んだ、って泣き出しちゃったのついさっきのことだし。
十分理解した上で、肌に牙を押し当てる。
「ッ、ひ……っ」
否定した行為を繰り返されそうになって、旭陽が引き攣った悲鳴を漏らした。
そういう、前は想像もしたことなかった反応してくれるからついいじめちゃうんだよなあ。
「噛むのはだめ?」
「あっ、んんっ……ッだ、ぁっ、だめ、だ……!」
つんつんと牙で張りのある肌を押し込みながら、突き破りはせずに体のラインを辿っていった。
鋭い牙で触れては舐めていく。
旭陽が甘さを隠せない声で呻いた。
「なら俺はここに居ないほうがいいか。一緒に居たら、どうしても噛みたくなってくるし」
わざとらしく肩を竦めて見せる。
ひゅっと息を飲んだ旭陽の顔が、はっきりと見て分かるほど血の気を引かせた。
「ゃっ……あ……っ、ぁ……っき、ら、……っ」
青褪めた顔が、堅い動きで左右に振られる。
何度目かの実感だけど、昨日の放置がよっぽど辛かったんだな。
でも、足りない。もっともっと、旭陽の中に俺を刻み込みたい。
頭も体も、俺が居ないと駄目にしてやりたい。
俺の世界が、旭陽が居ないと色褪せて虚無感で塗り潰されていたように。
「……俺が離れるの、やだ? 噛まれてもいいのか?」
「っあ、ひぃっ!? ぃっ、アアッ! あ、きらっ、手ぇっ……!」
後ろ手で戒めてある旭陽の指を掴んで、さっき二日連続で催淫を注いだアナルの中へ、俺の指と一緒に沈め込ませた。
一気に二本の指を押し込まれた場所は、やっと与えられた刺激に喜んでぎゅうぎゅうと締め付けてくる。
でも対話に意識を取られていた旭陽は、驚きに腰を跳ね上げて不意打ちの絶頂に身悶えしている。
逃げたがる長い指を捕まえて、無理矢理根元まで押し込む。
指を引いてまた突き込むと、旭陽の顎がくん、と持ち上がった。
「あッんあっ! はっ、あっあうぅっ!」
燃えるように熱いナカを、互いの指で一緒に掻き回す。
感度を跳ね上げさせられた上で放置されていた場所は、どちらの指も拒否せずに柔らかく受け入れてきた。
でも、昨日みたいに無理なく俺を受け入れるにはまだ狭すぎる。
「なあ、旭陽」
じゅっ、とまた喉に吸い付いた。
「っひぁ! ッぁ、んあっ、ぃ、いっ、からっ……!」
全身に掌を滑らせていきながら更に促せば、旭陽ががくがくと切羽詰った動きで頷いた。
「何がいいのか、ちゃんと言って」
本来だったら意識が飛ぶまで殴られそうなことを言っても、涙に濡れた瞳はすっかり不快感を抜け落とさせたままだ。
「っか、むの、も、ぃ……っ挿れる、のも……い、っから……~~っこ、こに――ッ、んっ!」
ここにいろ、と呻くように搾り出されるのを聞き遂げるや否や、衝動的に唇を重ねていた。
びくりと跳ねた腰を撫で、何度イっても勃ち上がったままの陰茎に指を絡める。
「っふ、ぅうっ! んっンぅっ、ンぅうウ……っ!」
肌に触れただけでも感じていた体は、性器に触れられればとろとろと熱い精液を溢れさせた。
強く扱きはせずに優しく指を動かしながら、舌には遠慮なく吸い付く。
これだけでも十分旭陽は感じているし、達してもいる。
でも堪らないとばかりに細まっている瞳は、何処か物足りなさそうだ。
まあ、今日も既に俺の吸血を受けている。
こんな辛うじて触れている程度の快感じゃ、到底足りるわけがないだろう。
「挿れて欲しいんだ?」
舌先を吸いながら、少しだけ唇を離して囁いた。
挿れていいという許可と、挿れて欲しいという要求はかなり異なる。
否定されるかと思ったが、拒んで俺が「じゃあやっぱり」と言い出すのを恐れたのか、旭陽は小さく頷いた。
「っひうッ」
肯定を見るなり、アナルを掻き回していた指を引き抜く。
押し入った時と同じだけ唐突な喪失に、旭陽はまたどろりと精を吐き出した。
「っは、はあっ、あっ……――ッぁ゛!? ぁ、あつ、ぃっ……! ゃっ、あきっ、らぁっ、アッ……!」
ぶるりと全身を震わせてから、汗ばんだ腰がシーツに沈んだ。
かと思えば、すぐにぶるぶると体を震わせて悲鳴を上げる。
半端に刺激した所為で、更に感度の上がったアナルの疼きが耐え難いほどになっていたらしい。
「挿れて欲しい?」
もう一度、同じ質問をする。
今度はがくがくと、さっきより強い首肯が返ってきた。
「っあ、きッィ……! ぃうっ、ひうっ……! っぃ、れ、挿れ、て、ぇっ……!」
目尻から溢れ出した大粒の涙を舐め取って、シーツを握り締めていた旭陽の手を軽く引く。
ぱくぱくと寂しそうなアナルへ、今度は旭陽の指だけを触れさせる。
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