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6章 勇者召喚編
ランクアップ
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翌日、冒険者ギルドへ行く「寿司」のメンバー達。
昨日の薬草の報酬を受け取り更に今日の依頼を探そうとしたら、受付嬢から声が掛かった。
「チームスシの皆様、昨日の薬草採取の達成でランクアップが決定しました。おめでとうございます!ウッドプレート(ギルドカード)をアイアンプレートに交換するのでお預かりします。」
そして5分ほど待つと受付嬢がアイアンプレートと封筒を人数分持って来た。
それぞれにアイアンプレートと封筒を渡す。
その際に封筒はランクアップのボーナスです、と言っていた。
封筒を開けてみると中には銀貨10枚(1万円)が入っていた。
ちなみに次のブロンズへのランクアップボーナスな金貨1枚(10万円)らしい。
なるほど、新人冒険者にとっては良い臨時ボーナスだね。
早くランクをあげる事に躍起になる理由でもあるのかな。
恐らくシルバーへのランクアップボーナスな金貨10枚(100万)かな?
「シルバーへのランクアップはグッと増えて金貨100枚ですよ!ゴールドなんて金貨1万枚ですよ!凄いですよね!まぁゴールドなんて国中でも数人ですけどね!」
私が考えていた事を察したのか受付嬢さんが教えてくれた。
ゴールドは本当に一握りの天才がたどり着ける世界らしいので一般的な冒険者の目標はシルバーランクなのだろうね。
プラチナランクは更に希少世界で5人だったかな、それらしきヒトは補足してある。
確かに他のヒトに比べたらかなりステータスが高いな。
でもこの人達・・・みんな召喚された者たちで各国に隷属化されてるんだよね。
私達と離れた勇者と拳聖も上手く育てばプラチナランクに成れるのかもね。
そうなると勇者召喚で呼ばれた者達とは各国が保有する抑止力なのかもしれない、呼ばれた方はとんでもない迷惑だけど。
それじゃあこの世界の神は召喚とは無関係?
でも神が勇者召喚を与えた可能性もあるのか。
うーん、考えても答えが出ないから、とりあえず保留にしとこう。
☆
アイアンランクになったので、受けられる依頼も増えた。
アイアンからようやく討伐系の依頼が受けられるようになるのだ。
と言ってもある依頼は雑魚ばかりだ、ゴブリンにウルフ、ウサギにイノシシだ。
スライムはこの辺りに分布していないらしい。
みんなとどうするか話し合う。
「ミーちゃんルーちゃんのレベルでもアイアンの魔物は雑魚だから、総力戦で早くランクアップを狙おうと思うんだけどどうかな?」
これは私の案。オークくらいじゃないと訓練にならないからサッサと上げたい。
「アタリは依頼はそこそこにして、2人に魔法を上達して貰って一気に無双するのがかっこいいとおもう!」
アタリは鍛えて楽々倒せるようにしたいようだ。RPGとかで最初の町の周りでひたすらレベル上げするタイプだね。
「コトノはドーピングしてプラチナ、いやミスリルを目指すです!コトナの【神魔改造】で2人を別次元の存在へと昇華させるです!」
コトノは魔改造好きだな、でも今のところヒトに使う気は無いので却下だ。
「ぼ、ボクはせっかく異世界に来たからのんびりで良いと思うよ。」
ハツキはのんびり楽しみたい派らしい。
「私は強くなりたいからガンガンランクアップしたいにゃ!」
ミーちゃんは私派らしい。
「わたくしはハツキ様の案に賛成です。そんなに急いでやる必要はありませんでしょ?」
確かに急ぐ必要は無いね、召喚した奴らを懲らしめるのは後回しでも良いし。
と言うか、もう二度と召喚出来ないように召喚場の地面に掘られた魔法陣と召喚に関する書物を収納済みである。
これだけでも罰になるかもだけど、あと一つくらいイタズラしてやりたい。
だけどそれは後のお楽しみにって事にしよう。
結局ハツキの案が採用され、のんびり冒険者をやる事にした。
そう言えば忘れていたけど、妖精女王捕まえたんだった。
妖精女王なら長生きしてそうだからこの世界の神の事知っているかも!
昨日の薬草の報酬を受け取り更に今日の依頼を探そうとしたら、受付嬢から声が掛かった。
「チームスシの皆様、昨日の薬草採取の達成でランクアップが決定しました。おめでとうございます!ウッドプレート(ギルドカード)をアイアンプレートに交換するのでお預かりします。」
そして5分ほど待つと受付嬢がアイアンプレートと封筒を人数分持って来た。
それぞれにアイアンプレートと封筒を渡す。
その際に封筒はランクアップのボーナスです、と言っていた。
封筒を開けてみると中には銀貨10枚(1万円)が入っていた。
ちなみに次のブロンズへのランクアップボーナスな金貨1枚(10万円)らしい。
なるほど、新人冒険者にとっては良い臨時ボーナスだね。
早くランクをあげる事に躍起になる理由でもあるのかな。
恐らくシルバーへのランクアップボーナスな金貨10枚(100万)かな?
「シルバーへのランクアップはグッと増えて金貨100枚ですよ!ゴールドなんて金貨1万枚ですよ!凄いですよね!まぁゴールドなんて国中でも数人ですけどね!」
私が考えていた事を察したのか受付嬢さんが教えてくれた。
ゴールドは本当に一握りの天才がたどり着ける世界らしいので一般的な冒険者の目標はシルバーランクなのだろうね。
プラチナランクは更に希少世界で5人だったかな、それらしきヒトは補足してある。
確かに他のヒトに比べたらかなりステータスが高いな。
でもこの人達・・・みんな召喚された者たちで各国に隷属化されてるんだよね。
私達と離れた勇者と拳聖も上手く育てばプラチナランクに成れるのかもね。
そうなると勇者召喚で呼ばれた者達とは各国が保有する抑止力なのかもしれない、呼ばれた方はとんでもない迷惑だけど。
それじゃあこの世界の神は召喚とは無関係?
でも神が勇者召喚を与えた可能性もあるのか。
うーん、考えても答えが出ないから、とりあえず保留にしとこう。
☆
アイアンランクになったので、受けられる依頼も増えた。
アイアンからようやく討伐系の依頼が受けられるようになるのだ。
と言ってもある依頼は雑魚ばかりだ、ゴブリンにウルフ、ウサギにイノシシだ。
スライムはこの辺りに分布していないらしい。
みんなとどうするか話し合う。
「ミーちゃんルーちゃんのレベルでもアイアンの魔物は雑魚だから、総力戦で早くランクアップを狙おうと思うんだけどどうかな?」
これは私の案。オークくらいじゃないと訓練にならないからサッサと上げたい。
「アタリは依頼はそこそこにして、2人に魔法を上達して貰って一気に無双するのがかっこいいとおもう!」
アタリは鍛えて楽々倒せるようにしたいようだ。RPGとかで最初の町の周りでひたすらレベル上げするタイプだね。
「コトノはドーピングしてプラチナ、いやミスリルを目指すです!コトナの【神魔改造】で2人を別次元の存在へと昇華させるです!」
コトノは魔改造好きだな、でも今のところヒトに使う気は無いので却下だ。
「ぼ、ボクはせっかく異世界に来たからのんびりで良いと思うよ。」
ハツキはのんびり楽しみたい派らしい。
「私は強くなりたいからガンガンランクアップしたいにゃ!」
ミーちゃんは私派らしい。
「わたくしはハツキ様の案に賛成です。そんなに急いでやる必要はありませんでしょ?」
確かに急ぐ必要は無いね、召喚した奴らを懲らしめるのは後回しでも良いし。
と言うか、もう二度と召喚出来ないように召喚場の地面に掘られた魔法陣と召喚に関する書物を収納済みである。
これだけでも罰になるかもだけど、あと一つくらいイタズラしてやりたい。
だけどそれは後のお楽しみにって事にしよう。
結局ハツキの案が採用され、のんびり冒険者をやる事にした。
そう言えば忘れていたけど、妖精女王捕まえたんだった。
妖精女王なら長生きしてそうだからこの世界の神の事知っているかも!
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