秘境の竜の巣で、かつて助けた「小さなトカゲ」に捕まりました。正体は竜王様だったようで「俺の番として愛し抜いてやる」と逃がしてもらえません
「やっと見つけた。もう二度と、人間の世界には帰さない」
魔物生態学者のエルマは、十年前に姿を消した「ある生き物」を探すため、立ち入り禁止区域である竜の巣へ調査に向かう。 そこで出会ったのは、生態系の頂点に君臨する巨大な黒竜――の姿をした、美しい青年だった。
「俺の名はネロだ。……お前が名付けてくれただろう?」
なんと彼は、かつてエルマが怪我を治療し、可愛がっていた「小さなトカゲ」が成長した姿だったのだ! 感動の再会も束の間、長年エルマに恋焦がれていた竜王・ネロの執着は限界突破。 「番(つがい)」として巣に連れ帰られ、逃げ場のない断崖絶壁で、甘く濃厚な監禁生活が始まってしまう。
「俺の構造を知りたいんだろう? なら、体で教えてやる」
研究対象だったはずが、逆に全身を隅々まで愛でられ、マーキングされ、種族の壁を超えた求愛に翻弄される日々。 これは、研究熱心な変人令嬢と、彼女を愛しすぎる激重ドラゴンが、巣の中でとろとろに愛し合って卵を温めるまでの物語。
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