14 / 28
誘いに乗る
誘拐犯
しおりを挟む
木山春斗。それが僕の上司らしい。だが、何か聞き覚えがある。なんだろうか?
この違和感は……どこかで感じたことがある。この、安心感はいったい……?
「どうしたんです? 早くいきましょう? お姉ちゃんのお見舞いに」
「う、うん。今支度するから待ってて」
後で、後でまた思い出すかもしれない。……思い出してはいけないものの気もしてきたが。だから、今は考えるのはやめよう。僕たちは、病院へ急いだ。――
―――同時刻―――
「あ? 何さ。あんた。え? 木山春斗? 誰だそれ? あ? 知らねえよ」
黒フードの女に、電話を掛けたのは、ボスなのだろうか。
「ったく……何だってんだよ……」
「あ? また電話? なんだってんだよ……こんな時に」
『君は、七瀬夢実だね?』
「あ? 誰だあんた……」
「!……分かった」
―――
「美雨さん? 入るよ?」
返事はない。おそらく、寝ているのだろう。
「あれ? おかしいですね」
「何がだい?」
「この時間なら、いつもは起きてる時間らしいんですけど……」
「え……?」
よからぬ展開を考えた。もしかすると、何かあるかもしれない。そう考えると、
とっさにドアに手が行った。ドアを開いたら―――
「い、いない!?」
「ど、ど、ど、どうなってるんですかぁ!?」
それは僕のセリフだ。一体なんで居ないんだ。
それを僕が思うと同時に、後ろで足音がした気がした。瞬時に振り替える。
「誰だ!」
そこには誰もいなかった。気のせいだろうか? 気のせいか……そう、思いたかった。そこに居たのは――黒フードの女。確かに、あいつがそこに居た。
「なんだよ。先客がいたのかよ」
「お、お前は……!」
「なんだよ。あたしが居ちゃいけないのか?」
どういう風の吹き回しだ? 美雨さんを殺しかけた張本人が病院に見舞いに?
そんな馬鹿な話があるのか? ……でも、元コンビだったとは聞いた。だから、その気持ちもわからなくもない。だけど、わざわざ殺し掛けた相手のお見舞いに来るだろうか?
「……あいつを殺しかけたのはあたしの手違いだ」
「何をいまさら……」
そうだ、いまさら何を言っているんだ。いまさら言ったって……
「彼女が敵っていう情報をもらったんだよ……」
「誰にだ」
「確か……『K』って名乗ってたっけな?」
K? 一体何のことだ? まさか……木山のKか? そんなはずないか……そんなはずないと思いたかった。
「とりあえず、どうあれここは病院だ。さすがにあたしも病院でやりあう気はないよ」
「……分かったよ」
とりあえず、病院に居る間は平気だろう……病院に居る間は。
そして、向こうから僕の名前を呼び、電話です。と、叫んでいる晴ちゃんの声がした。とりあえず、晴ちゃんの方へ向かった―――
「伊勢谷さん、あなた宛てに電話です」
「僕宛の電話……?」
友達から? ありえないな。なぜなら、僕に友達は居ないからね!!……虚しさだけが残った。ボッチって辛い。そんなことを考えながら、受話器を晴ちゃんから受け取った。
「はい。もしもし?」
『ああ、君が伊勢谷信二かい?』
誰だ? だけどこの声どこかで――
「そ、そうだけど……」
『花沢美雨はこちらで預かっているよ』
「は……?」
言ってる意味がすぐには理解できなかったが、美雨さんが危険だっていうことはわかった。ん? どういう理屈だ? そんなことはどうでもいい。
『返してほしいかい? そうだろうねぇ……返してほしかったら今から言うことを今から3日の間にやるんだ』
「……で、そのやってほしい事って?」
誘拐犯だ。確信した。これは、勇者の案件じゃなくて、お巡りさんの案件だ。
僕は今すぐにでも、お巡りさん!こいつです! と言ってもよかった。だが、次の言葉は一瞬でそんな僕の頭のお花畑(笑)を踏みにじった。
『じゃあ、条件を言うよ? 木山春斗を殺せ』
「は、はい……?」
『木山春斗を殺せ』
何を言っているんだ? こいつは。頭おかしいキチガイか?
「なんでだ」
『人を殺す理由なんて聞いても面白くないだろう?』
電話越しでもわかる殺意だった。こいつ……放っておいたら危険だ……! こいつを止めなければいけない。美雨さんの為にも、ボスの為にも。
「それは無理だ」
『あっそ。じゃあ、ここに居るお前の大事な仲間殺すけど仕方ないよね?』
「や、やめろ!!」
『じゃあ、やるしかないよね』
選択を強いられている……と、言うか、半強制的だ。人殺し。そんなこと僕にはできない……
「……3日以内だな?」
『そうだ。それを過ぎたら問答無用でこの女を殺す』
「……分かった」
そう言い残し、電話をかけてきた男は電話を切った。だけれど、その条件は飲めない……どうにか、どうにかして助けないと。
「一体なんだったんだ……」
「でも、いいんですか? ボスを殺すなんて約束しちゃって……」
「何とかするさ。何しろ、後3日あるんだからね」
「そう……ですね」
妹的に、姉がさらわれるなんて辛いだろう。なんでこんな急に……? なんでこんなタイミングで犯人は犯行に及んだんだ?
「あんた、それ人殺しの依頼?」
「そ、そうだけど……」
「なら、あたしにやらせてよ。多分、電話の相手はミスターKだろうし」
「え……?」
確かに、彼女の腕なら殺せるのは確かだろう。だが、殺しちゃいけない。つまり、彼女要らない子。
「別に殺しはしないさ。あんたらのボスも、仲間さんも助けてやるよ」
「なんだかなぁ……」
や、優しい……明らかに優しい。手の込んだツンデレか? 新手のツンデレなのか!? なんて今はぼけてる時間はないんだ。許してほしい。しかし、自分に命令を与えた人間を殺すつもりなのか?
「でも、両方助けるってどうやって……」
「さあ……? だけど、ミスターKなら問答無用で殺す。あたしに、嘘の情報を与えたんだからね。許せない」
なんもないんかい! まさか、彼女も美雨さんと同じタイプですか? そうなんですか? というか、問答無用で殺すって……策はないのにどう殺すんだ。
「まあいいや。あんたらとしばらく一緒にさせてよ」
「しばらくっていつまでだ?」
「この件が終わるまでさ」
確かに、彼女ほど頼もしい奴は居ないだろう。
だが、あんなことがあったんだ。信用できるわけがない。
「安心しなよ。別にあんたらが寝てる間に首を切って殺すなんてしないさ」
いや、そんな具体的なことを言われたら余計に心配できない。むしろそんなことやろうとしてたのかよ。怖すぎんだろ。
「伊勢谷さん、今は彼女を信じるしか他に手はないと思います」
「で、でも……」
「私は別に平気です!」
そう、笑顔で言ってるが、本当のところは嫌なんだろうなぁ……だが、彼女の言うとおりだ。今は彼女を信用する以外に手なんて無い。少し酷だが、彼女以外に今回の適性者は居ないだろう。内容的にな。
「分かった……でも、殺すなよ? 絶対に、殺すなよ?」
「あー、そのノリ知ってるよ。殺せって事でしょ?」
「違う! 殺すな!」
そんなノリ求めてないよ! 怖いよ!
果たして、こんな調子で大丈夫なのだろうか?
心配過ぎる。というか、この女自体心配過ぎる。七瀬夢実……なんて恐ろしい奴なんだっ……!
この違和感は……どこかで感じたことがある。この、安心感はいったい……?
「どうしたんです? 早くいきましょう? お姉ちゃんのお見舞いに」
「う、うん。今支度するから待ってて」
後で、後でまた思い出すかもしれない。……思い出してはいけないものの気もしてきたが。だから、今は考えるのはやめよう。僕たちは、病院へ急いだ。――
―――同時刻―――
「あ? 何さ。あんた。え? 木山春斗? 誰だそれ? あ? 知らねえよ」
黒フードの女に、電話を掛けたのは、ボスなのだろうか。
「ったく……何だってんだよ……」
「あ? また電話? なんだってんだよ……こんな時に」
『君は、七瀬夢実だね?』
「あ? 誰だあんた……」
「!……分かった」
―――
「美雨さん? 入るよ?」
返事はない。おそらく、寝ているのだろう。
「あれ? おかしいですね」
「何がだい?」
「この時間なら、いつもは起きてる時間らしいんですけど……」
「え……?」
よからぬ展開を考えた。もしかすると、何かあるかもしれない。そう考えると、
とっさにドアに手が行った。ドアを開いたら―――
「い、いない!?」
「ど、ど、ど、どうなってるんですかぁ!?」
それは僕のセリフだ。一体なんで居ないんだ。
それを僕が思うと同時に、後ろで足音がした気がした。瞬時に振り替える。
「誰だ!」
そこには誰もいなかった。気のせいだろうか? 気のせいか……そう、思いたかった。そこに居たのは――黒フードの女。確かに、あいつがそこに居た。
「なんだよ。先客がいたのかよ」
「お、お前は……!」
「なんだよ。あたしが居ちゃいけないのか?」
どういう風の吹き回しだ? 美雨さんを殺しかけた張本人が病院に見舞いに?
そんな馬鹿な話があるのか? ……でも、元コンビだったとは聞いた。だから、その気持ちもわからなくもない。だけど、わざわざ殺し掛けた相手のお見舞いに来るだろうか?
「……あいつを殺しかけたのはあたしの手違いだ」
「何をいまさら……」
そうだ、いまさら何を言っているんだ。いまさら言ったって……
「彼女が敵っていう情報をもらったんだよ……」
「誰にだ」
「確か……『K』って名乗ってたっけな?」
K? 一体何のことだ? まさか……木山のKか? そんなはずないか……そんなはずないと思いたかった。
「とりあえず、どうあれここは病院だ。さすがにあたしも病院でやりあう気はないよ」
「……分かったよ」
とりあえず、病院に居る間は平気だろう……病院に居る間は。
そして、向こうから僕の名前を呼び、電話です。と、叫んでいる晴ちゃんの声がした。とりあえず、晴ちゃんの方へ向かった―――
「伊勢谷さん、あなた宛てに電話です」
「僕宛の電話……?」
友達から? ありえないな。なぜなら、僕に友達は居ないからね!!……虚しさだけが残った。ボッチって辛い。そんなことを考えながら、受話器を晴ちゃんから受け取った。
「はい。もしもし?」
『ああ、君が伊勢谷信二かい?』
誰だ? だけどこの声どこかで――
「そ、そうだけど……」
『花沢美雨はこちらで預かっているよ』
「は……?」
言ってる意味がすぐには理解できなかったが、美雨さんが危険だっていうことはわかった。ん? どういう理屈だ? そんなことはどうでもいい。
『返してほしいかい? そうだろうねぇ……返してほしかったら今から言うことを今から3日の間にやるんだ』
「……で、そのやってほしい事って?」
誘拐犯だ。確信した。これは、勇者の案件じゃなくて、お巡りさんの案件だ。
僕は今すぐにでも、お巡りさん!こいつです! と言ってもよかった。だが、次の言葉は一瞬でそんな僕の頭のお花畑(笑)を踏みにじった。
『じゃあ、条件を言うよ? 木山春斗を殺せ』
「は、はい……?」
『木山春斗を殺せ』
何を言っているんだ? こいつは。頭おかしいキチガイか?
「なんでだ」
『人を殺す理由なんて聞いても面白くないだろう?』
電話越しでもわかる殺意だった。こいつ……放っておいたら危険だ……! こいつを止めなければいけない。美雨さんの為にも、ボスの為にも。
「それは無理だ」
『あっそ。じゃあ、ここに居るお前の大事な仲間殺すけど仕方ないよね?』
「や、やめろ!!」
『じゃあ、やるしかないよね』
選択を強いられている……と、言うか、半強制的だ。人殺し。そんなこと僕にはできない……
「……3日以内だな?」
『そうだ。それを過ぎたら問答無用でこの女を殺す』
「……分かった」
そう言い残し、電話をかけてきた男は電話を切った。だけれど、その条件は飲めない……どうにか、どうにかして助けないと。
「一体なんだったんだ……」
「でも、いいんですか? ボスを殺すなんて約束しちゃって……」
「何とかするさ。何しろ、後3日あるんだからね」
「そう……ですね」
妹的に、姉がさらわれるなんて辛いだろう。なんでこんな急に……? なんでこんなタイミングで犯人は犯行に及んだんだ?
「あんた、それ人殺しの依頼?」
「そ、そうだけど……」
「なら、あたしにやらせてよ。多分、電話の相手はミスターKだろうし」
「え……?」
確かに、彼女の腕なら殺せるのは確かだろう。だが、殺しちゃいけない。つまり、彼女要らない子。
「別に殺しはしないさ。あんたらのボスも、仲間さんも助けてやるよ」
「なんだかなぁ……」
や、優しい……明らかに優しい。手の込んだツンデレか? 新手のツンデレなのか!? なんて今はぼけてる時間はないんだ。許してほしい。しかし、自分に命令を与えた人間を殺すつもりなのか?
「でも、両方助けるってどうやって……」
「さあ……? だけど、ミスターKなら問答無用で殺す。あたしに、嘘の情報を与えたんだからね。許せない」
なんもないんかい! まさか、彼女も美雨さんと同じタイプですか? そうなんですか? というか、問答無用で殺すって……策はないのにどう殺すんだ。
「まあいいや。あんたらとしばらく一緒にさせてよ」
「しばらくっていつまでだ?」
「この件が終わるまでさ」
確かに、彼女ほど頼もしい奴は居ないだろう。
だが、あんなことがあったんだ。信用できるわけがない。
「安心しなよ。別にあんたらが寝てる間に首を切って殺すなんてしないさ」
いや、そんな具体的なことを言われたら余計に心配できない。むしろそんなことやろうとしてたのかよ。怖すぎんだろ。
「伊勢谷さん、今は彼女を信じるしか他に手はないと思います」
「で、でも……」
「私は別に平気です!」
そう、笑顔で言ってるが、本当のところは嫌なんだろうなぁ……だが、彼女の言うとおりだ。今は彼女を信用する以外に手なんて無い。少し酷だが、彼女以外に今回の適性者は居ないだろう。内容的にな。
「分かった……でも、殺すなよ? 絶対に、殺すなよ?」
「あー、そのノリ知ってるよ。殺せって事でしょ?」
「違う! 殺すな!」
そんなノリ求めてないよ! 怖いよ!
果たして、こんな調子で大丈夫なのだろうか?
心配過ぎる。というか、この女自体心配過ぎる。七瀬夢実……なんて恐ろしい奴なんだっ……!
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる