20 / 28
みそ
不信感
しおりを挟む
連れて……行かれないっ!
助かった。
「君はいったいどんなことを想像したんだい……?」
え、いや。ナンデモナイデス。
「まあ、いいや。とりあえず、飛ばすぞ」
一気にスピードを出す。これスピード違反で捕まらねえの!?
「大丈夫。これ、体感速度だけだから」
えっ……? ……よーく見てみる。ふざけんな! これ、ペダル式の手動じゃねえか!!! んなもん疲れるわ!
「大丈夫。こぐのは俺だけだ」
いや、おかしいだろ!? 普通の車で行けよ!
「すまんな。あいにく、免許なんてもってなくてな」
取れよおおおおおおおおお!?!? 免許取れよおおおおおおおお!?!?
それくらい簡単だろ。というか、この車で高速とか入れるのか……?
「取りま、全力疾走だ!」
えええええええ!?!?
速い。すごい速い。スポーツカー並みのスピードが出てる。
「はあ、はあ。水、水飲ませてくれ」
あっ。うん。……あれ? 止まるんじゃないの?
「違う! 飲ませてくれ!」
アッハイ。と言って、飲ませた。そしてまたスピードを出す……意味ねぇじゃん! でもまあ、もうすぐってとこまで来た。
「うおおおおおおおおおおお!!」
やべえ、やべえよ。傍から見たらキチガイだよおぅ!
もうまじ無理ィ……水のも。
「ふう……着いたぞ。降りろ」
早えよ。文面で言えば約300か400……その間によくわからん移動法でよくわからん形でついた。やばすぎる。こいつ、やばい。キチガイそんな四文字じゃ収まらないくらいのガイジ。もうそれすら褒め言葉じゃ無いだろうか。
「お、なんか褒められてる気分だな。はは」
ファ!? 読心術ってそんな簡単なもんなの!? ……いや、今のは普通にそんな気配を感じ取っただけだろう。うん。そうだろう。そうじゃなきゃ怖い。
「いや、読心術はハルトの部署じゃ基本だぞ? 習わなかったか?」
嘘だろ!? 習ってねえよ! というか、読心術が基本とかキチガイ通り越してただの変態じゃねえか! もう、変態まみれじゃないか。うちの部署。どうしてくれんだよ。僕だけ健全じゃないか。いや、間接的にだけど。間接的にだけど。大事なことなので2回言っておく。あっ、別に変態紳士なだけだからな! 勘違いすんなよ!
「いや、変態紳士って自分で宣言する時点ですでに紳士じゃない」
ネタにマジレスとかありえないんですが。どうしてくれんですか。
「とりま、入ろうぜ」
ドアを開ける。晴ちゃんが真っ先に出てくる。あれ? 美雨さんは?
「ねえ、美雨さんは?」
「あ、お姉ちゃんは……あれ?」
いや、知らんのかい。まあ、いいや。多分、コンビニだろう。そうだろう。そんな単純な脳であってほしい。じゃなきゃ困る。また誘拐されたんじゃないかって。
「流石に誘拐はないですよ。あはは」
と、そんな冗談半分なこと言ってると、当然、そんな話すんじゃねえ。と、七瀬さんに怒られてしまった。
「全く……そんな不吉なこと言うんじゃねえ。コンビニだよ。あいつは」
で、ですよね。じゃないと困ります。泣きます。
(……美雨は居ないのがちょうどよかったな。それにしても、何考えてんだ? ケビンは。こんなの、計画に入ってないぞ?)
ケビンは、七瀬さんを見ると、何やらにやにやし始めた。
「今君不審者だと思った?」
と、近づいていく。あからさまに不審者だ。これ、止めなくていいんですかね。
「――だ」
……? 一体、何を言ったんだ? 彼が何かをつぶやくと、七瀬さんの表情が変わった。少し、驚いているような表情だ。何を言われたんだ……?
「よーし。伊勢谷君! パーティーだ!」
えっ? な、なに? いきなり。
「何って顔するなよ。もちろん、新生YIK結成記念のパーティーじゃないか」
そ、そうなのか。って事は、さっきのはサプライズについての会話かな? そうなのかな?
(C、余計なことは喋るなよ)
(わーったって。何回も言うなよ)
でも、なんだろう。この変な感じは。まあ、そんなことよりパーティーだ。美雨さんマダー?
「あっ、お姉ちゃん呼び戻しますね」
「いや、別にあいつの好きなタイミングで帰ってきても構わないと思うぞ」
「そ、そうですか?」
いや、この変な感じは違和感じゃない。確実だ。何故さっきから美雨さんが居ない状態にこだわる? それに、パーティ―と言っても急すぎる。さっき、晴ちゃんですら初めて言われたような顔をしていた。社長通さずに企画するはずがない。
「おっと、ちょっと外出てくるな。行くぞ、えっと……」
「七瀬です」
「おし、行くぞ、七瀬君」
何故だ、何故七瀬さんを連れていく? 何かある……?
と、言って、すぐさま何やら急いだ様子で外に出ていった。……考え過ぎかな。多分、コンビニで色々買ってくるんだろう。全く、準備が遅いじゃないか。と、言っている間に、晴ちゃんと二人になってしまった。しかし、晴ちゃんが先に口を開く。しかし、その口は不安そうだった。
「ねえ、伊勢谷さん。七瀬さんはいいの。あのケビンって人……『誰』?」
え……? そ、そんなはずないだろ。知ってるはずだろ?
「何言ってんだよ。今回の件のスペシャリストって……」
「今回の件って何ですか!? その話、詳しく話して下さい!」
晴ちゃんは、何も知らない? いや、ケビン自体が部外者なのか? それに、七瀬さんはどうも初めて会ったような顔ではなかった。なんだ? 一体、何が起ころうとしているんだ?
助かった。
「君はいったいどんなことを想像したんだい……?」
え、いや。ナンデモナイデス。
「まあ、いいや。とりあえず、飛ばすぞ」
一気にスピードを出す。これスピード違反で捕まらねえの!?
「大丈夫。これ、体感速度だけだから」
えっ……? ……よーく見てみる。ふざけんな! これ、ペダル式の手動じゃねえか!!! んなもん疲れるわ!
「大丈夫。こぐのは俺だけだ」
いや、おかしいだろ!? 普通の車で行けよ!
「すまんな。あいにく、免許なんてもってなくてな」
取れよおおおおおおおおお!?!? 免許取れよおおおおおおおお!?!?
それくらい簡単だろ。というか、この車で高速とか入れるのか……?
「取りま、全力疾走だ!」
えええええええ!?!?
速い。すごい速い。スポーツカー並みのスピードが出てる。
「はあ、はあ。水、水飲ませてくれ」
あっ。うん。……あれ? 止まるんじゃないの?
「違う! 飲ませてくれ!」
アッハイ。と言って、飲ませた。そしてまたスピードを出す……意味ねぇじゃん! でもまあ、もうすぐってとこまで来た。
「うおおおおおおおおおおお!!」
やべえ、やべえよ。傍から見たらキチガイだよおぅ!
もうまじ無理ィ……水のも。
「ふう……着いたぞ。降りろ」
早えよ。文面で言えば約300か400……その間によくわからん移動法でよくわからん形でついた。やばすぎる。こいつ、やばい。キチガイそんな四文字じゃ収まらないくらいのガイジ。もうそれすら褒め言葉じゃ無いだろうか。
「お、なんか褒められてる気分だな。はは」
ファ!? 読心術ってそんな簡単なもんなの!? ……いや、今のは普通にそんな気配を感じ取っただけだろう。うん。そうだろう。そうじゃなきゃ怖い。
「いや、読心術はハルトの部署じゃ基本だぞ? 習わなかったか?」
嘘だろ!? 習ってねえよ! というか、読心術が基本とかキチガイ通り越してただの変態じゃねえか! もう、変態まみれじゃないか。うちの部署。どうしてくれんだよ。僕だけ健全じゃないか。いや、間接的にだけど。間接的にだけど。大事なことなので2回言っておく。あっ、別に変態紳士なだけだからな! 勘違いすんなよ!
「いや、変態紳士って自分で宣言する時点ですでに紳士じゃない」
ネタにマジレスとかありえないんですが。どうしてくれんですか。
「とりま、入ろうぜ」
ドアを開ける。晴ちゃんが真っ先に出てくる。あれ? 美雨さんは?
「ねえ、美雨さんは?」
「あ、お姉ちゃんは……あれ?」
いや、知らんのかい。まあ、いいや。多分、コンビニだろう。そうだろう。そんな単純な脳であってほしい。じゃなきゃ困る。また誘拐されたんじゃないかって。
「流石に誘拐はないですよ。あはは」
と、そんな冗談半分なこと言ってると、当然、そんな話すんじゃねえ。と、七瀬さんに怒られてしまった。
「全く……そんな不吉なこと言うんじゃねえ。コンビニだよ。あいつは」
で、ですよね。じゃないと困ります。泣きます。
(……美雨は居ないのがちょうどよかったな。それにしても、何考えてんだ? ケビンは。こんなの、計画に入ってないぞ?)
ケビンは、七瀬さんを見ると、何やらにやにやし始めた。
「今君不審者だと思った?」
と、近づいていく。あからさまに不審者だ。これ、止めなくていいんですかね。
「――だ」
……? 一体、何を言ったんだ? 彼が何かをつぶやくと、七瀬さんの表情が変わった。少し、驚いているような表情だ。何を言われたんだ……?
「よーし。伊勢谷君! パーティーだ!」
えっ? な、なに? いきなり。
「何って顔するなよ。もちろん、新生YIK結成記念のパーティーじゃないか」
そ、そうなのか。って事は、さっきのはサプライズについての会話かな? そうなのかな?
(C、余計なことは喋るなよ)
(わーったって。何回も言うなよ)
でも、なんだろう。この変な感じは。まあ、そんなことよりパーティーだ。美雨さんマダー?
「あっ、お姉ちゃん呼び戻しますね」
「いや、別にあいつの好きなタイミングで帰ってきても構わないと思うぞ」
「そ、そうですか?」
いや、この変な感じは違和感じゃない。確実だ。何故さっきから美雨さんが居ない状態にこだわる? それに、パーティ―と言っても急すぎる。さっき、晴ちゃんですら初めて言われたような顔をしていた。社長通さずに企画するはずがない。
「おっと、ちょっと外出てくるな。行くぞ、えっと……」
「七瀬です」
「おし、行くぞ、七瀬君」
何故だ、何故七瀬さんを連れていく? 何かある……?
と、言って、すぐさま何やら急いだ様子で外に出ていった。……考え過ぎかな。多分、コンビニで色々買ってくるんだろう。全く、準備が遅いじゃないか。と、言っている間に、晴ちゃんと二人になってしまった。しかし、晴ちゃんが先に口を開く。しかし、その口は不安そうだった。
「ねえ、伊勢谷さん。七瀬さんはいいの。あのケビンって人……『誰』?」
え……? そ、そんなはずないだろ。知ってるはずだろ?
「何言ってんだよ。今回の件のスペシャリストって……」
「今回の件って何ですか!? その話、詳しく話して下さい!」
晴ちゃんは、何も知らない? いや、ケビン自体が部外者なのか? それに、七瀬さんはどうも初めて会ったような顔ではなかった。なんだ? 一体、何が起ころうとしているんだ?
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる