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みそ
ピンチヒッター(物理)
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「話って……ジャンヌの遺産の回収任務だよ」
「ジャンヌの遺産ってなんですか……?」
えっ? いや、こっちが聞きたいくらいなのに。何故、知らないんだ? ああ。そうか。僕を騙そうとしているんだな。はは、騙されないぞ。晴ちゃん。
「それに、ケビンって人も本当に知りません」
嘘だといってくれよ。なら、何のために僕に接触してきたんだ? たまたま……そんな単純なものじゃないだろうし。
「私たちの任務は、ブラック企業の殲滅のはずです。そんな、ジャンヌの遺産の回収なんてやりませんよ?」
そういえば……そうだな。なら、誰なんだ? ケビンは。そう言えば、七瀬さんは以前、国の手ごまだったんだっけか。なら、ケビンもその一人なのか……?
「わ、私、コンビニに行ってきます!」
駄目だ。と、止める。美雨さんを助けに行くため。と彼女は言うだろから、僕から先に言っておく。確実に言っておく。一言でいいんだ。
「いや、僕が行く」
そう言って、晴ちゃんにはここに居るように言った。
でも、と。止められようと何度もしたが、無理やり僕が言った。戻ってきたら、説教でも何でもしてくれ。今は、美雨さんの安否が最優先だ。ーー
「おい、ケビン、こんな事に何の意味があるんだよ!」
「分かってねえな。美雨と晴を一緒にしてたらな、救えるもんも救えなくなるんだよ!」
「何わけのわかんねえこと言ってんだよ! その理由を言えって言ってんだよ!」
「今は、言えない。だが、いずれ必ず話す。その為には、伊勢谷は排除する存在なんだよ! わかってくれ、C!」
「いいや、わかんねえな。今のあたしはあいつらの仲間だ! お前なんかの指図は受けないし、あいつらに手出しもさせねえ!」
何やら、うす暗い場所での口論。その口論は、夜の商店街に、響き渡った。誰も止めようとしない。まるで、見えてないかのように。
「C、そこまで落ちぶれたか。今のお前に必要なのは、仲間じゃない! 世界のために人を殺す覚悟だ!」
口論の内容は、わけのわからないものだった。殺す。倒す。消す。いずれにせよ、怪しげな雰囲気だった。
「ああ、そうだよ。落ちぶれたよ。でもな、あいつは初めて信じようって思った仲間だ! そんな奴を、殺させやしねえ!」
駆け出す七瀬。そして、それを追いかけようとするも、足が動かないケビン。
「……くっ。なぜだ。お前さえ協力してくれれば……」
協力……? 何をだ?――
~コンビニ~
「おでん、まだですかね。そろそろ、帰らないと」
コンビニで、おでんを待つ美雨さん。なぜか、おでんが渡されないらしい。というより、コンビニ自体に人影がないという。一体、何故なのか。
「――けろ」
コンビニの中に居ても響いてくるほどの大きい声。しかし、何を言っているのか。それはまだはっきり聞こえない位置からだ。
「逃げろおおおおおおおおおお!! 美雨ううううううううう!!」
「逃げろって……この声、七瀬……!?」
戸惑う美雨。しかし、一向に動こうとしない。それはなぜなのか。おそらく、おでんを待ち続けているんだろう。
「おでんなんて後にしろ!! 今すぐそっから離れろ美雨! 爆発するぞ!」
「ば、爆発!?」
しかし、外にまだ、七瀬の姿はない。おそらく、見えない範囲から叫ばいけなければいけないほどに時間がないのだろう。それに反応するように、美雨さんも足を動かす。走るではなく、ヘッドスライディングで飛び出る。走るより、こちらのが間に合う。という判断だろう。その判断は正しかったようで、美雨さんがコンビニから出てすぐに、ボン。という音とともに、コンビニが炎に包まれる。
「はあ。はあ……ま、間に合ったか……」
先程から、叫んでいた七瀬さんが、到着する。そして、美雨さんは驚くことを言った。
「一体何なんですか! 教えてくれたのは感謝します! おでんどうしてくれるんですか!!!」
かたくなにまでおでんにこだわる美雨さん。一体、おでんに何があるんだ。
「すまない、美雨……もう少し早く着たかったんだがな……」
話がかみ合わない。いがみ合う二人。なぜだろうか、途中から、おでんの話に変わっていた。いや、そこじゃねえだろ! 目の前で店爆発したんだぞ!?
「おでんの具は、こんぶ、ちくわ、餅巾着でしょうが!」
「ちげえ! 大根、肉、肉だ!」
同じことをに二回言わんでよろしいです。
「って、そうじゃねえ。今はそんなこと言ってる場合じゃねえ。早く戻るぞ!」
「な、何を慌ててるんです……」
「政府が動き出した。晴が今いるが、逆に言えばあそこにいるのは晴だけだ。命の保証が出来ねえ」
僕が離れたのが逆に追い詰められたようだ。電話をする七瀬さん。相手は、僕だ。
「伊勢谷! すぐ戻れ、話は後だ!」
『え、えっ!?』
「お前のせいで晴が死んでもいいのか!?」
『な、何をいって……』
「戻れって言ってんだよ!」
『わ、わわ、わかった!』
引き戻す僕。話は後。そう言われ、戻された。くっそ。一体なんだって言うんだ。
(ケビン、これはお前の命令か……?)
急いで戻る。全力疾走で。
「ジャンヌの遺産ってなんですか……?」
えっ? いや、こっちが聞きたいくらいなのに。何故、知らないんだ? ああ。そうか。僕を騙そうとしているんだな。はは、騙されないぞ。晴ちゃん。
「それに、ケビンって人も本当に知りません」
嘘だといってくれよ。なら、何のために僕に接触してきたんだ? たまたま……そんな単純なものじゃないだろうし。
「私たちの任務は、ブラック企業の殲滅のはずです。そんな、ジャンヌの遺産の回収なんてやりませんよ?」
そういえば……そうだな。なら、誰なんだ? ケビンは。そう言えば、七瀬さんは以前、国の手ごまだったんだっけか。なら、ケビンもその一人なのか……?
「わ、私、コンビニに行ってきます!」
駄目だ。と、止める。美雨さんを助けに行くため。と彼女は言うだろから、僕から先に言っておく。確実に言っておく。一言でいいんだ。
「いや、僕が行く」
そう言って、晴ちゃんにはここに居るように言った。
でも、と。止められようと何度もしたが、無理やり僕が言った。戻ってきたら、説教でも何でもしてくれ。今は、美雨さんの安否が最優先だ。ーー
「おい、ケビン、こんな事に何の意味があるんだよ!」
「分かってねえな。美雨と晴を一緒にしてたらな、救えるもんも救えなくなるんだよ!」
「何わけのわかんねえこと言ってんだよ! その理由を言えって言ってんだよ!」
「今は、言えない。だが、いずれ必ず話す。その為には、伊勢谷は排除する存在なんだよ! わかってくれ、C!」
「いいや、わかんねえな。今のあたしはあいつらの仲間だ! お前なんかの指図は受けないし、あいつらに手出しもさせねえ!」
何やら、うす暗い場所での口論。その口論は、夜の商店街に、響き渡った。誰も止めようとしない。まるで、見えてないかのように。
「C、そこまで落ちぶれたか。今のお前に必要なのは、仲間じゃない! 世界のために人を殺す覚悟だ!」
口論の内容は、わけのわからないものだった。殺す。倒す。消す。いずれにせよ、怪しげな雰囲気だった。
「ああ、そうだよ。落ちぶれたよ。でもな、あいつは初めて信じようって思った仲間だ! そんな奴を、殺させやしねえ!」
駆け出す七瀬。そして、それを追いかけようとするも、足が動かないケビン。
「……くっ。なぜだ。お前さえ協力してくれれば……」
協力……? 何をだ?――
~コンビニ~
「おでん、まだですかね。そろそろ、帰らないと」
コンビニで、おでんを待つ美雨さん。なぜか、おでんが渡されないらしい。というより、コンビニ自体に人影がないという。一体、何故なのか。
「――けろ」
コンビニの中に居ても響いてくるほどの大きい声。しかし、何を言っているのか。それはまだはっきり聞こえない位置からだ。
「逃げろおおおおおおおおおお!! 美雨ううううううううう!!」
「逃げろって……この声、七瀬……!?」
戸惑う美雨。しかし、一向に動こうとしない。それはなぜなのか。おそらく、おでんを待ち続けているんだろう。
「おでんなんて後にしろ!! 今すぐそっから離れろ美雨! 爆発するぞ!」
「ば、爆発!?」
しかし、外にまだ、七瀬の姿はない。おそらく、見えない範囲から叫ばいけなければいけないほどに時間がないのだろう。それに反応するように、美雨さんも足を動かす。走るではなく、ヘッドスライディングで飛び出る。走るより、こちらのが間に合う。という判断だろう。その判断は正しかったようで、美雨さんがコンビニから出てすぐに、ボン。という音とともに、コンビニが炎に包まれる。
「はあ。はあ……ま、間に合ったか……」
先程から、叫んでいた七瀬さんが、到着する。そして、美雨さんは驚くことを言った。
「一体何なんですか! 教えてくれたのは感謝します! おでんどうしてくれるんですか!!!」
かたくなにまでおでんにこだわる美雨さん。一体、おでんに何があるんだ。
「すまない、美雨……もう少し早く着たかったんだがな……」
話がかみ合わない。いがみ合う二人。なぜだろうか、途中から、おでんの話に変わっていた。いや、そこじゃねえだろ! 目の前で店爆発したんだぞ!?
「おでんの具は、こんぶ、ちくわ、餅巾着でしょうが!」
「ちげえ! 大根、肉、肉だ!」
同じことをに二回言わんでよろしいです。
「って、そうじゃねえ。今はそんなこと言ってる場合じゃねえ。早く戻るぞ!」
「な、何を慌ててるんです……」
「政府が動き出した。晴が今いるが、逆に言えばあそこにいるのは晴だけだ。命の保証が出来ねえ」
僕が離れたのが逆に追い詰められたようだ。電話をする七瀬さん。相手は、僕だ。
「伊勢谷! すぐ戻れ、話は後だ!」
『え、えっ!?』
「お前のせいで晴が死んでもいいのか!?」
『な、何をいって……』
「戻れって言ってんだよ!」
『わ、わわ、わかった!』
引き戻す僕。話は後。そう言われ、戻された。くっそ。一体なんだって言うんだ。
(ケビン、これはお前の命令か……?)
急いで戻る。全力疾走で。
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