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17歳
閑話36 酒の行方(sideアロン)
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「おまえ、俺の酒飲んだか?」
「……」
唐突な問いかけに、俺は握っていた書類から顔を上げた。こちらを見据えるブルース様は、一応疑問を投げかけているものの俺のせいだと確信しているような口振りである。非常に不愉快だ。なんの話かわからないが、とりあえず否定しておこう。
「どうして俺がブルース様の酒を勝手に飲まないといけないんですか。俺がそんなことをするように見えますか」
「見える」
「失礼ですね」
「事実だろ」
容赦なく決めつけるブルース様は、壁に備え付けられた棚に目をやった。ここは騎士棟にあるブルース様の執務室である。ブルース様は、酒をここに置いておくことが多い。
屋敷の部屋は、小さい頃のルイス様が好き勝手に漁っていた。おまけにルイス様は好奇心が旺盛で、妙な行動力があった。ブルース様の部屋から出てきた飲み物に興味を持ってもおかしくはない。酒と気付かずに口をつける可能性を考慮して、置かないことに決めたらしい。正直言って、過保護である。ルイス様のことを一体なんだと思っていたのか。
しかしそんなルイス様も十七になり、ブルース様の部屋を漁らなくなった。昔は菓子を探してあちこち開け放っていたのに。俺もルイス様に何度菓子を要求されたことか。
もう安心だと思ったらしいブルース様は、最近では屋敷の方の自室に酒を保管しておくこともある。しかし癖というのはなかなか抜けない。保管していることをすっかり忘れて、放置されていることも多い。あまり放置されるのは、酒にとっても本望ではないだろう。そこで気を利かせた俺が、ブルース様の忘れ去った頃合いを見計らってこっそり飲んでやっている。
一体どの酒のことを思い出したのだろうか。
慎重に考える俺をじっと見つめて、ブルース様が「飲んだだろ」と決めつけてくる。
「どれですか」
「どれって。俺の部屋に置いてあったやつ」
「屋敷の?」
「そうだ。置いていたはずなんだが、なくなっていた。昨日だ」
「昨日?」
昨日は、ブルース様の酒には手をつけていない。珍しくレナルドが酒を持ってきたのだ。レナルドはそこそこクズだが、ブルース様の部屋に侵入して酒をくすねるほどの度胸はない。
いや、もしや酒が消えていることに気がついたのが昨日という意味か? だったらまだ俺の可能性が残っている。
「昨日消えたんですか? それよりも前になくなっていた可能性は?」
慎重に問えば、ブルース様が「いや、昨日だ」と断言した。
「昨日の昼間。父上に頂いた酒を部屋に置いていたんだが。色々仕事を片付けて夕方頃に部屋へ戻ったら消えていた。おまえだろ」
「違いますよ!」
それは本当に俺ではない。
そもそも俺はブルース様が忘れた頃にこっそり頂くということを徹底している。その方がバレないからだ。そんな入手した当日にくすねるなんてヘマはしない。俺はブルース様が酒を部屋に持ち込んだ日を正確に記憶している。昨日持ち込んだことは知らなかった。俺が持ち出せるわけがない。
「絶対に俺じゃないですね」
これは胸を張って言える。
だが、ブルース様は疑いの目を向けてくる。
「絶対におまえだろ」
「違います。俺だっていう証拠はあるんですか?」
「日頃の行い」
「なんの証拠にもなりませんね」
やれやれと肩をすくめれば、ブルース様が半眼になった。
「返せよ。父上になんて言えばいいんだ」
「だから俺じゃないですって。別に大公様にはなにも言わなくていいですよ」
ある程度仕事を片付けて、ブルース様と共に屋敷に戻る。その最中もずっと「返せ」とうるさいブルース様は、どうしても俺を犯人にしたいらしい。いくら言われても、本当に知らないので返せない。
そうして二階に向かうべく階段に足をかけたところ、上からオーガス様がおりてきた。
「兄上」
律儀に声をかけるブルース様に、オーガス様が「やあ」と片手をあげた。そのまま通り過ぎようとしていたオーガス様であったが、「あっ」と短く声を出すとブルース様を振り返った。
「昨日はありがとう」
「昨日?」
礼を言われる心当たりがなかったのだろう。怪訝な顔をするブルース様に、オーガス様が「うん」と頷いた。
「お酒。美味しかったよ。あんまり味は覚えてないけど。なんか美味しかったような気がする」
「……は?」
急に低い声を発したブルース様に、オーガス様がびくりと肩を跳ねさせた。
「そ、そんなに怒らなくても。だって酔うと味なんてわからないだろ。ブルースだって、あんまり味わかってないだろ」
「いや、味はどうでもよくて。はい?」
再び首を傾げたブルース様は「兄上が持っていったんですか」と瞠目する。その際、俺をちらりと見て「おまえじゃなかったのか……!」という顔をした。俺は初めから違うと言っていたのだが。
「え、あれって僕のために用意した物なんじゃないの?」
すごく前向きな解釈に、思わず笑ってしまった。どういう思考なのだと口元を押さえてニヤつく俺に、ブルース様が咳払いをする。
「どうしてそうなるんですか。そもそもなぜ俺の部屋に酒があることを知っていたんですか」
矢継ぎ早の質問に、オーガス様が「え。だってユリスが」と口走った。それでおおよその事情は察することができた。
わかりやすい悪戯をするルイス様に対して、ユリス様は非常に遠回りな悪戯をする。ユリス様は、ブルース様に注意されるオーガス様を観察するのがお好きだ。これもそのための悪戯だろう。
ふたりも事情を理解したようだ。ブルース様が額を押さえて「ユリス……!」と呻いている。途端に顔色を悪くしたオーガス様が「ごめんね?」とオロオロしている。
「いえ。兄上はお気になさらず」
苦い声で答えるブルース様は、疲れた顔をしていた。
「……」
唐突な問いかけに、俺は握っていた書類から顔を上げた。こちらを見据えるブルース様は、一応疑問を投げかけているものの俺のせいだと確信しているような口振りである。非常に不愉快だ。なんの話かわからないが、とりあえず否定しておこう。
「どうして俺がブルース様の酒を勝手に飲まないといけないんですか。俺がそんなことをするように見えますか」
「見える」
「失礼ですね」
「事実だろ」
容赦なく決めつけるブルース様は、壁に備え付けられた棚に目をやった。ここは騎士棟にあるブルース様の執務室である。ブルース様は、酒をここに置いておくことが多い。
屋敷の部屋は、小さい頃のルイス様が好き勝手に漁っていた。おまけにルイス様は好奇心が旺盛で、妙な行動力があった。ブルース様の部屋から出てきた飲み物に興味を持ってもおかしくはない。酒と気付かずに口をつける可能性を考慮して、置かないことに決めたらしい。正直言って、過保護である。ルイス様のことを一体なんだと思っていたのか。
しかしそんなルイス様も十七になり、ブルース様の部屋を漁らなくなった。昔は菓子を探してあちこち開け放っていたのに。俺もルイス様に何度菓子を要求されたことか。
もう安心だと思ったらしいブルース様は、最近では屋敷の方の自室に酒を保管しておくこともある。しかし癖というのはなかなか抜けない。保管していることをすっかり忘れて、放置されていることも多い。あまり放置されるのは、酒にとっても本望ではないだろう。そこで気を利かせた俺が、ブルース様の忘れ去った頃合いを見計らってこっそり飲んでやっている。
一体どの酒のことを思い出したのだろうか。
慎重に考える俺をじっと見つめて、ブルース様が「飲んだだろ」と決めつけてくる。
「どれですか」
「どれって。俺の部屋に置いてあったやつ」
「屋敷の?」
「そうだ。置いていたはずなんだが、なくなっていた。昨日だ」
「昨日?」
昨日は、ブルース様の酒には手をつけていない。珍しくレナルドが酒を持ってきたのだ。レナルドはそこそこクズだが、ブルース様の部屋に侵入して酒をくすねるほどの度胸はない。
いや、もしや酒が消えていることに気がついたのが昨日という意味か? だったらまだ俺の可能性が残っている。
「昨日消えたんですか? それよりも前になくなっていた可能性は?」
慎重に問えば、ブルース様が「いや、昨日だ」と断言した。
「昨日の昼間。父上に頂いた酒を部屋に置いていたんだが。色々仕事を片付けて夕方頃に部屋へ戻ったら消えていた。おまえだろ」
「違いますよ!」
それは本当に俺ではない。
そもそも俺はブルース様が忘れた頃にこっそり頂くということを徹底している。その方がバレないからだ。そんな入手した当日にくすねるなんてヘマはしない。俺はブルース様が酒を部屋に持ち込んだ日を正確に記憶している。昨日持ち込んだことは知らなかった。俺が持ち出せるわけがない。
「絶対に俺じゃないですね」
これは胸を張って言える。
だが、ブルース様は疑いの目を向けてくる。
「絶対におまえだろ」
「違います。俺だっていう証拠はあるんですか?」
「日頃の行い」
「なんの証拠にもなりませんね」
やれやれと肩をすくめれば、ブルース様が半眼になった。
「返せよ。父上になんて言えばいいんだ」
「だから俺じゃないですって。別に大公様にはなにも言わなくていいですよ」
ある程度仕事を片付けて、ブルース様と共に屋敷に戻る。その最中もずっと「返せ」とうるさいブルース様は、どうしても俺を犯人にしたいらしい。いくら言われても、本当に知らないので返せない。
そうして二階に向かうべく階段に足をかけたところ、上からオーガス様がおりてきた。
「兄上」
律儀に声をかけるブルース様に、オーガス様が「やあ」と片手をあげた。そのまま通り過ぎようとしていたオーガス様であったが、「あっ」と短く声を出すとブルース様を振り返った。
「昨日はありがとう」
「昨日?」
礼を言われる心当たりがなかったのだろう。怪訝な顔をするブルース様に、オーガス様が「うん」と頷いた。
「お酒。美味しかったよ。あんまり味は覚えてないけど。なんか美味しかったような気がする」
「……は?」
急に低い声を発したブルース様に、オーガス様がびくりと肩を跳ねさせた。
「そ、そんなに怒らなくても。だって酔うと味なんてわからないだろ。ブルースだって、あんまり味わかってないだろ」
「いや、味はどうでもよくて。はい?」
再び首を傾げたブルース様は「兄上が持っていったんですか」と瞠目する。その際、俺をちらりと見て「おまえじゃなかったのか……!」という顔をした。俺は初めから違うと言っていたのだが。
「え、あれって僕のために用意した物なんじゃないの?」
すごく前向きな解釈に、思わず笑ってしまった。どういう思考なのだと口元を押さえてニヤつく俺に、ブルース様が咳払いをする。
「どうしてそうなるんですか。そもそもなぜ俺の部屋に酒があることを知っていたんですか」
矢継ぎ早の質問に、オーガス様が「え。だってユリスが」と口走った。それでおおよその事情は察することができた。
わかりやすい悪戯をするルイス様に対して、ユリス様は非常に遠回りな悪戯をする。ユリス様は、ブルース様に注意されるオーガス様を観察するのがお好きだ。これもそのための悪戯だろう。
ふたりも事情を理解したようだ。ブルース様が額を押さえて「ユリス……!」と呻いている。途端に顔色を悪くしたオーガス様が「ごめんね?」とオロオロしている。
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苦い声で答えるブルース様は、疲れた顔をしていた。
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