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4年過ぎた
しおりを挟む有から手紙をもらって、4年過ぎた。
リョクは、高校生になった、ばあちゃんもなんとか元気だ。
僕は50歳になった。
有の事がわかったからと言っても、全て楽しくなった訳じゃない。
昔、先生が言っていた、気の流れのような見えないもが、全く見えない。
最近よく自分の半生を振り返って見る事がある。
僕は小学生、中学生と体が小さく、女の子のようだった、人と喋ると顔を真っ赤にして直ぐ下を向き、母の背中に隠れる子供だ。
敵面いじめの対象になった、特に国語と体育は嫌いで、教科書を立って読むのが一番嫌だった、2-3行読むと下を向いて真っ赤になり沈黙する、クラス中が騒ぎだす、それでも担任は僕に読ませた。
慣れさせる目的か、遠回しのいじめかわからないが、毎回だった。
体育も体の小さい僕は、何も出来なく担任をイライラさせた。
僕が小学生の時は、毎日、母は職員室に行って僕の事を相談していた。
そのまま持ち上がりのような、中学は殆ど行かなかった「なにも心配しないで好きな事やりなさい」と母は僕を慰めてくれた。
今、僕も子供を育ててわかる、母のような人はモンスター、、というらしい(うちの子は悪くありません)って言って、職員室に入っていくのだろう
僕が大人になって、母を見ると14-5歳の反抗期の少女がそのまま年を重ねたような人だ。
その母に育てられた僕は、我儘な、自己中心的なウジウジして過保護すぎる母に甘やかされた子供だった、
勉強の大切さとか一切教わらなかった。
長い時間家にいた、たくさん勉強出来たはずが、全くやらなかった。
なんとか入った私立の高校も勉強についていけなくてやめた。通学途中はタレントにモデルにと芸能事務所の人から声をかけられた、背も伸びた、女の子の顔が中性的になった、、でも僕は人が苦手、話が苦手だった。
家に居ても暇なので、美容学校に入った。
恩人の先生に出会い、有に出会い、息子もいる、
外見だけで成功してきたようなものだ、苦労していない、全くしていない。
薄い人間だった。
50歳くらいで先が見えて、人生考えたと先生も言っていた、リョクは僕の手は必要ない、ばあちゃんの事も他人に殆ど頼んでいる。
このまま、講演会等、内容は使い回しの原稿で一見華やかそうな仕事を続けなければならないのか、先生のように趣味を見つけた方がいいのか、わからないが、このまま薄っぺらい人間で終わりたくない、
最近年の重なり早い、ワクワク、ドキドキの仕事、趣味探そうか。
ため息がでる、。
なんだか、何度もため息がでる。
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