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二部 セーブ地点変更後

7-④どうしても求めてしまう※

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「あっ♡♡♡かいと、かいとぉっ♡♡♡」

 もうすっかり慣らされたそこを、海斗の指が優しく開いていく。本当は簡単にペニスが入ってしまいそうなのに、焦らすように、指でだけ責められる。
 焦らされて焦らされて、何も考えられなくなって。

「ほし……もう、ほしいよぉ……っ♡」
「何が欲しいの?」
「きゃんっ♡♡……おねがっ、おちんちんっ、ほし……っ♡♡」
「じゃあ、そこに伸びてるやつのおちんちん入れてあげようか」
「やだっ」
「何で?涼太の欲しいおちんちんだよ?」
「……かいとのっ、…………おちんちん、ちょーだい」

 そんな頭のおかしいこと、海斗ならやりかねない。それをされるくらいなら海斗の方がずっとずっとマシだ。

 こんな、いつ誰が来るかわからない路地裏で。倒れている見知らぬ男たちの前で。いやらしく腰を振りながら、ペニスを求める。
 全部全部、海斗が悪い。
 だから、海斗にはこの熱を冷ます義務があると思う。


「――ひゃんっ♡♡♡」


 一気に挿入されて、頭の中に火花が散ったみたいになる。

「……すごい、中、ドロドロ。やらしすぎ」
「あんっ♡♡はっ♡♡ふぅっ♡♡♡」
「ほら、欲しかったおちんちんだよ?いっぱい突いてあげるね」
「んんっ♡♡やだっ♡♡♡はげしっ♡♡♡」
「激しいの好きなんだ?」

 激しくされると気持ち良すぎて馬鹿になってしまうから、嫌なのに。もちろん海斗は聞いてくれるはずもなく好き勝手に涼太を責め立てる。

「……涼太、どんどんえっちになっちゃうね」

 何を言われているのかももうよくわからないけど、わけもわからず首を振る。
 違う、全部違う、海斗が悪い。俺はまともなはずだ。まだリセットできる。

「素直じゃない涼太も可愛いけど、そろそろ素直になって欲しいな」
「ちが、ちがう……っ♡♡えっちじゃない……あっ、だめっ♡♡イク♡♡♡せーしでちゃう♡♡♡」
「うん、いいよ。俺もイキそう。種付けされながら精子出しちゃいな」
「うんっ♡♡♡イク♡♡♡イク♡♡♡♡」

 そうして中にたっぷりと精液を流し込まれながら、涼太は意識を手放した。






 次目覚めた時には何故か、リセットボタンを手にしていた。
 何故だろう。ボタンはたしか、地面に転がったままの鞄の中に入っていたはずなのに。

 不思議に思いながらも、この現実を否定したくて、リセットボタンを押す。

 ――景色が歪む寸前に、ニコニコと海斗が笑っていたような気がした。



【次回、涼太と海斗の直接対決!はたして涼太は海斗に勝てるのか――?】

 その前にもしモブに最後までされてたら、な番外編を予定してます



――――――――――


  あずささん
 モブレからの三浦くんに助けられるからの無理矢理お仕置きセッセみたいです(^^)/

 でした!ありがとうございました!



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