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放置される後輩
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バイトを始めてからしばらくレジと本の加工以外も出来るようになってきた。
そんななか事件はまた起きた。
基本的にバイトしている人なら分かると思うがみんな研修中は教えてくれる先輩が近くにいると思う。
けれど私の場合は一
「桐島さーん!この本ってこの場所ですか?」
少しレジから離れた場所で本を棚に入れる補充という作業をしていたのですが………
桐島さんが行方不明になりました。
「どこいったんだろう?」
しばらく周りをウロウロとしていたけれど
(桐島さんが戻ってきた時に私がいなかったら探しちゃうと思うし入れ違いになるのは嫌だな)と思いあまり離れず別の場所を補充しながら待っていた。
-------------30分後--------------
「あれ?神楽さん?どうしたのなんか困ってる?」
戻ってきた桐島さんは放置していたのを忘れていたかのように普通に話しかけてくる。
「困ってますよ!!聞きたい時にいないし!まだお店のどこに何があるか把握してないから動けないし!!」
私は不安だったことや困ってたことを伝えると桐島さんは
「そんなに困ってたの?ごめんね笑」
なんて軽く言われてしまったので直感的に
(あっ、この大人だめなやつだ)と悟った。
「でもそんなに困ってるならこっち来ればよかったのに……」
”ピシィ……”
私はその一言に固まってしまった。
(行先も言わないで突然消えておいてこっちに来ればいいってお前どこにいたんだよ?あ"?こっちはどこにいるかも分からねぇしどうしようもねぇなかてめぇ待ってたのによォ!?)
「すみません。どこにいるか分からなくて、」
怒りを抑えてとりあえず話す。
「え?レジとか裏にいたよ?」
当たり前のように言う桐島さんに
(それを言ってけって言ってんだよぉぉ!!!!)と静かに思った。
「でも聞いてなかったし今度から言ってから行って欲しいです。」
…………
「え?でも分かるじゃん?」
”ブチッ!!”
「普通言っていくじゃないですか!?なんにも言わないでいなくなったら不安になりますよね!?」
もう抑えられなかった怒りが爆発してしまった。こんなはずではなかったのに、どこかは冷静に自分見ているけど口は止まらなかった。
「というか前のTシャツの時もそうだけど桐島さんが知らないものを私が知るわけないでしょ!!なんで自分たちで把握してないんですか!」
私の勢いに押されていた桐島さんは、ビックリして固まっていたがしばらくして私に
「お店の品物全て知ってるのは無理だけどなんにも言わなくていなくなったかも知れないけど何となくわからない?」
「わからない!」
こん時から完璧的に桐島さんに敬語ではなくなりました。本当はダメなんですけど今でも中々抜けないです。
「でも神楽さんは、1人でもできてるように見えたし大丈夫だと思って1人にしました。」
「あの……まだ完璧に教えて貰ってる訳でもないし、だいいち!1人で出来るからって30分近くも放置されてる方の身にもなってくださいよ!」
というかまず入って4、5日目で1人で30分は辛い。
ちなみに2時間半で入っているのですがその時は1時間は過ぎていて後1時間!って言う時に30分放置されました。その前からちょこちょこ消えていたのですがレジ付近にいた事からあまり追求しなかったのですがレジも見えなくなったためキレました。
「まぁ……そんな怒んないでよ笑」
「………」
私はその日から無視を始めていたと思います。
ある程度の必要事項は話しますよ!仕事なので。
そんな感じで残り30分も居なかったり、いたりしてバイトを終えました。
「お疲れ様でした。」
こうしてその日は幕を閉じました。
そんななか事件はまた起きた。
基本的にバイトしている人なら分かると思うがみんな研修中は教えてくれる先輩が近くにいると思う。
けれど私の場合は一
「桐島さーん!この本ってこの場所ですか?」
少しレジから離れた場所で本を棚に入れる補充という作業をしていたのですが………
桐島さんが行方不明になりました。
「どこいったんだろう?」
しばらく周りをウロウロとしていたけれど
(桐島さんが戻ってきた時に私がいなかったら探しちゃうと思うし入れ違いになるのは嫌だな)と思いあまり離れず別の場所を補充しながら待っていた。
-------------30分後--------------
「あれ?神楽さん?どうしたのなんか困ってる?」
戻ってきた桐島さんは放置していたのを忘れていたかのように普通に話しかけてくる。
「困ってますよ!!聞きたい時にいないし!まだお店のどこに何があるか把握してないから動けないし!!」
私は不安だったことや困ってたことを伝えると桐島さんは
「そんなに困ってたの?ごめんね笑」
なんて軽く言われてしまったので直感的に
(あっ、この大人だめなやつだ)と悟った。
「でもそんなに困ってるならこっち来ればよかったのに……」
”ピシィ……”
私はその一言に固まってしまった。
(行先も言わないで突然消えておいてこっちに来ればいいってお前どこにいたんだよ?あ"?こっちはどこにいるかも分からねぇしどうしようもねぇなかてめぇ待ってたのによォ!?)
「すみません。どこにいるか分からなくて、」
怒りを抑えてとりあえず話す。
「え?レジとか裏にいたよ?」
当たり前のように言う桐島さんに
(それを言ってけって言ってんだよぉぉ!!!!)と静かに思った。
「でも聞いてなかったし今度から言ってから行って欲しいです。」
…………
「え?でも分かるじゃん?」
”ブチッ!!”
「普通言っていくじゃないですか!?なんにも言わないでいなくなったら不安になりますよね!?」
もう抑えられなかった怒りが爆発してしまった。こんなはずではなかったのに、どこかは冷静に自分見ているけど口は止まらなかった。
「というか前のTシャツの時もそうだけど桐島さんが知らないものを私が知るわけないでしょ!!なんで自分たちで把握してないんですか!」
私の勢いに押されていた桐島さんは、ビックリして固まっていたがしばらくして私に
「お店の品物全て知ってるのは無理だけどなんにも言わなくていなくなったかも知れないけど何となくわからない?」
「わからない!」
こん時から完璧的に桐島さんに敬語ではなくなりました。本当はダメなんですけど今でも中々抜けないです。
「でも神楽さんは、1人でもできてるように見えたし大丈夫だと思って1人にしました。」
「あの……まだ完璧に教えて貰ってる訳でもないし、だいいち!1人で出来るからって30分近くも放置されてる方の身にもなってくださいよ!」
というかまず入って4、5日目で1人で30分は辛い。
ちなみに2時間半で入っているのですがその時は1時間は過ぎていて後1時間!って言う時に30分放置されました。その前からちょこちょこ消えていたのですがレジ付近にいた事からあまり追求しなかったのですがレジも見えなくなったためキレました。
「まぁ……そんな怒んないでよ笑」
「………」
私はその日から無視を始めていたと思います。
ある程度の必要事項は話しますよ!仕事なので。
そんな感じで残り30分も居なかったり、いたりしてバイトを終えました。
「お疲れ様でした。」
こうしてその日は幕を閉じました。
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