34 / 94
第20章:ハーレムもののトレンド云々言ってるが、やっぱり妹も作者もよくry(無恥)
しおりを挟む
「むふ、しあわせぇ……にいちゃん、もう二度とあたしを離さないでね」
光琉が俺の胸に顔を埋めたまま、とろけた声をだした。現在、俺は妹に押したおされたような恰好になっている。
「いや、離すわ! つーか離れろ、身うごきとれないから」
「重いから」という言葉をとっさに避けたのは、我ながらファインプレーではないだろうか? 頭の中で自画自賛しながら、急いで妹を無理やり立たせる。ひとつには俺の方も光琉の身体の柔らかさを感じて、理性に自信が持てなくなってきたからである(またかよ)。くそ、今後密着する度にこんな気持ちになってたんじゃ、身がもたんぞ。
「えー、もう終わりぃ? ほんとケチなんだから」
光琉が人の気も知らんでぶつくさ文句を言ったがそれにはとりあわず、俺は光魔法で奥杜を回復するよううながした。奥杜が凄惨な流血姿になった原因はとりも直さず自発的なヘッドバットによるものだが、それを誘引したのは光琉の余計な挑発といえないこともない。その責任を度外視するとしても、この場で回復魔法を使えるのは光琉のみなのだ。
聖女の生まれ変わりは当初ものすごーく嫌そうな顔をしてはいたが、間もなく奥杜のもとへ行くと右手をかざして"慈光"を発動させた。淡いかがやきが、血まみれの額をつつむ。
何だかんだ言いつつも、目の前で怪我を負っている人間を放っておけるような妹ではないのである……そう思いたい。
「ふん、このあたしがあんたなんかを治してあげるんだから、感謝してよね! ああ、いとしい人にまとわりつくメギツネにまでこんな慈悲をかけるなんて、あたしってなんて立派なんだろ。"聖女のカガミモチ"とはこのことね」
「"鑑"な、鑑。そしてそれ以前の問題として、世迷言をほざくな!」
とはもちろん、俺によるツッコミである。ま、まあこういうすぐ調子にのるところも、愛敬と言えないこともない……そう思うことにしよう、うん!
「大体、お前だって前世で俺たちがカーシャに匿われたことはおぼえているだろ。散々世話になっといて、感謝の気持ちとかはないのか?」
「前世は前世でしょ、今のあたしたちとは関係ないわ! あたしは過去にこだわらないオンナなの」
始終聖女風を吹かせておきながら、どの口がのたまう。
そんなやり取りをしている内にも、奥杜の額は慈光によりみるみる回復していった。聖女の気品と高潔さはどっかいっても、光魔法の実力だけはたしかなんだもんなあ。
「……ねえ」
やがて治療を終えると、それまでだまって慈光を浴びていた奥杜がふいに尋ねてきた。傷口はふさがったものの、顔についた血のりは依然そのままである。
「さっきから会話を聞いていると……あなたたちって、ひょっとして兄妹なの?」
俺たちを見つめる奥杜の瞳に、疑惑と不安が宿っていた。
たしかに、俺たちは兄妹である。DNA上、間違いなく血縁はある。そして何もやましい処はない。両方とも前世の記憶を持っているという一点を除けば、どこにでもいるノーマルなブラザー&シスターなのだ! だからその汚物を見るような眼を向けるの、やめてくれない?
俺は弁明のために口をひらこうとしたが、僅差で光琉に先を越された。この妹はアホの子ながら、こと事態をややこしくすることに関しては天与の才を発揮する。
「そうよ、あたしは天代光琉。お察しのとおり、現世ではにいちゃんの実の妹よ。でもそれが何か? たとえ血がつながっていようと、前世から愛しあう2人にはそんなこと問題じゃないわ! 世間の偏見もモラルの壁も、いっしょに乗り越えていこうって誓い合ったもの」
「誓い合ってねえええ!!! よくそこまでしゃあしゃあとウソがつけるなお前!!?」
こいつ、詐欺師か政治家の才能があるんじゃないか? 妹のサイコパスっぷりに、俺は戦慄するのだった。
「やっぱり、血のつながりがあるのね……あ、天代くん、あなた、いくら前世の恋人とはいえ実の妹に!?」
「待て待てお前も信じるな。天下の風紀委員が、何でさっきまで樹の枝にしがみついていた猿女の言うことを鵜呑みにしちゃうの!? あなたのクラスメイトがこんな必死に否定してるのよ!!?」
俺、そんなに信用がなかったのかなあ……
なんにせよ、光琉のせいで奥杜に"実妹に手を出した外道畜生"と認識されかけていることはたしかのようだ。マズいだろ、これ! こんな噂が広まろうものなら、ただでさえ灰色の学園生活が限りなくブラックに近づいてしまうではないか。
あわてる俺をよそに、光琉がまたしてもしゃしゃり出てくる。このアマ、厄介すぎる……
「あたしたちが兄妹だったら、自分にもワンチャンあると思った? 残念でしたー! 前世と同じく現世でも、あんたが割り込む隙はミジンもないわ。あたしたちの絆の在り方は、サリス様とメルティアだった頃から何にも変わっちゃいないんだからね!」
いや、変わっとるわ。大いに変わっとるわ、特にお前の人格面が!!
「わ、割り込むなんて私は別に……ただ倫理的に問題でしょと言っているのよ!」
「はいはい、お決まりのゴタクね。でもそんなものはとっくに乗り越えたと言ったはずよ。何せあたしたちは、もう寝床を共にしているんだからね」
「え、それって……ま、まさか、セッ」
違う違う! 兄妹なんだから子供の頃、ひとつの布団に寝た経験くらいあって当たり前だろ? ついこの前も雷で光琉が俺のベッドに潜り込んできたが、それだってただいっしょに寝ただけでいかがわしい行為は何もしていない、俺は無実だ!
「将来はお嫁さんにしてくれるって、指輪までもらっているし」
「ゆ、指輪!? まだ高校生なのに、もうそこまで……」
幼稚園時代のおままごとの話だからね!? プルタブ指輪の効力を今更持ち出されても困るわ。あと奥杜も大げさに反応しないで、アホ妹がますますつけあがるから!
「お互いの一糸まとわない姿だってとっくに見せ合った仲だし、にいちゃんってば大胆にあたしを脱がして……きゃ、はずかし♪」
「な……な……」
とうとう風紀委員が言葉を失ってしまった。顔がゆでダコみたいである。念のため断っておくと、妹が言っているのは子供の頃いっしょに風呂に入ったこと、および奴が赤ん坊の時分に俺がそのオムツを交換したこと、だと思われる……
"ものは言い様"ってのはホントだな、ちくしょー!! はっきりウソは言っていないがそれでいて事実を脚色してしまうのだから、余計タチが悪い。
「そんな、天代くんが……サリスの生まれ変わりが、欲望のおもむくまま妹を毒牙にかけてムサボりつくす、獣だったなんて……」
なんか尾ひれがつきはじめた!
「だから誤解だって言ってんだろうが!! すこしは前世の相棒を信用して!?」
悲鳴まじりに訴えかけるが、完全に独り合点した奥杜にはすでにとどいていなかった。
「不潔よおおおおおおおおおおおおおお」
とさけびながら、脱兎のごとく走り去ってしまった。顔中血まみれで髪を振り乱した女子が、半狂乱で校内を駆ける。◯溝正史先生もびっくりのホラーテイストだなあ。はは、泣きそう。
「ふっ、勝った! いつの世も、アクがさかえたタメシはないのよ」
このカオスな状況を生んだ張本人は、腕を組んで得意げだった。どう見てもこちらの方が悪役である。
「最近はヒロイン同士が仲良くするハーレムものがトレンドらしいけど、あたしはそんな甘いオンナじゃないんだから! にいちゃんに近寄るワルイムシは誰であろうと容赦しない、しょせん恋愛は"ぐうかわクワガタ"よっ!!」
"喰うか喰われるか"、な? いよいよこじつけが強引になってきた、光琉語マイスターの俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。
はなはだ読者受けの悪そうなことを宣言して高笑いをはじめた元聖女のかたわらで、俺はもはや文句を言う気力もなくうずくまるのだった。同時に考える。光琉の言葉を間に受けて想像をたくましくするあたり、現世の奥杜の中にも確実にカーシャの人格が残っているのだろう、と。
つまり、我がクラスの厳格な風紀委員様は、いわゆる"ムッツリさん"だったんだなあ……
光琉が俺の胸に顔を埋めたまま、とろけた声をだした。現在、俺は妹に押したおされたような恰好になっている。
「いや、離すわ! つーか離れろ、身うごきとれないから」
「重いから」という言葉をとっさに避けたのは、我ながらファインプレーではないだろうか? 頭の中で自画自賛しながら、急いで妹を無理やり立たせる。ひとつには俺の方も光琉の身体の柔らかさを感じて、理性に自信が持てなくなってきたからである(またかよ)。くそ、今後密着する度にこんな気持ちになってたんじゃ、身がもたんぞ。
「えー、もう終わりぃ? ほんとケチなんだから」
光琉が人の気も知らんでぶつくさ文句を言ったがそれにはとりあわず、俺は光魔法で奥杜を回復するよううながした。奥杜が凄惨な流血姿になった原因はとりも直さず自発的なヘッドバットによるものだが、それを誘引したのは光琉の余計な挑発といえないこともない。その責任を度外視するとしても、この場で回復魔法を使えるのは光琉のみなのだ。
聖女の生まれ変わりは当初ものすごーく嫌そうな顔をしてはいたが、間もなく奥杜のもとへ行くと右手をかざして"慈光"を発動させた。淡いかがやきが、血まみれの額をつつむ。
何だかんだ言いつつも、目の前で怪我を負っている人間を放っておけるような妹ではないのである……そう思いたい。
「ふん、このあたしがあんたなんかを治してあげるんだから、感謝してよね! ああ、いとしい人にまとわりつくメギツネにまでこんな慈悲をかけるなんて、あたしってなんて立派なんだろ。"聖女のカガミモチ"とはこのことね」
「"鑑"な、鑑。そしてそれ以前の問題として、世迷言をほざくな!」
とはもちろん、俺によるツッコミである。ま、まあこういうすぐ調子にのるところも、愛敬と言えないこともない……そう思うことにしよう、うん!
「大体、お前だって前世で俺たちがカーシャに匿われたことはおぼえているだろ。散々世話になっといて、感謝の気持ちとかはないのか?」
「前世は前世でしょ、今のあたしたちとは関係ないわ! あたしは過去にこだわらないオンナなの」
始終聖女風を吹かせておきながら、どの口がのたまう。
そんなやり取りをしている内にも、奥杜の額は慈光によりみるみる回復していった。聖女の気品と高潔さはどっかいっても、光魔法の実力だけはたしかなんだもんなあ。
「……ねえ」
やがて治療を終えると、それまでだまって慈光を浴びていた奥杜がふいに尋ねてきた。傷口はふさがったものの、顔についた血のりは依然そのままである。
「さっきから会話を聞いていると……あなたたちって、ひょっとして兄妹なの?」
俺たちを見つめる奥杜の瞳に、疑惑と不安が宿っていた。
たしかに、俺たちは兄妹である。DNA上、間違いなく血縁はある。そして何もやましい処はない。両方とも前世の記憶を持っているという一点を除けば、どこにでもいるノーマルなブラザー&シスターなのだ! だからその汚物を見るような眼を向けるの、やめてくれない?
俺は弁明のために口をひらこうとしたが、僅差で光琉に先を越された。この妹はアホの子ながら、こと事態をややこしくすることに関しては天与の才を発揮する。
「そうよ、あたしは天代光琉。お察しのとおり、現世ではにいちゃんの実の妹よ。でもそれが何か? たとえ血がつながっていようと、前世から愛しあう2人にはそんなこと問題じゃないわ! 世間の偏見もモラルの壁も、いっしょに乗り越えていこうって誓い合ったもの」
「誓い合ってねえええ!!! よくそこまでしゃあしゃあとウソがつけるなお前!!?」
こいつ、詐欺師か政治家の才能があるんじゃないか? 妹のサイコパスっぷりに、俺は戦慄するのだった。
「やっぱり、血のつながりがあるのね……あ、天代くん、あなた、いくら前世の恋人とはいえ実の妹に!?」
「待て待てお前も信じるな。天下の風紀委員が、何でさっきまで樹の枝にしがみついていた猿女の言うことを鵜呑みにしちゃうの!? あなたのクラスメイトがこんな必死に否定してるのよ!!?」
俺、そんなに信用がなかったのかなあ……
なんにせよ、光琉のせいで奥杜に"実妹に手を出した外道畜生"と認識されかけていることはたしかのようだ。マズいだろ、これ! こんな噂が広まろうものなら、ただでさえ灰色の学園生活が限りなくブラックに近づいてしまうではないか。
あわてる俺をよそに、光琉がまたしてもしゃしゃり出てくる。このアマ、厄介すぎる……
「あたしたちが兄妹だったら、自分にもワンチャンあると思った? 残念でしたー! 前世と同じく現世でも、あんたが割り込む隙はミジンもないわ。あたしたちの絆の在り方は、サリス様とメルティアだった頃から何にも変わっちゃいないんだからね!」
いや、変わっとるわ。大いに変わっとるわ、特にお前の人格面が!!
「わ、割り込むなんて私は別に……ただ倫理的に問題でしょと言っているのよ!」
「はいはい、お決まりのゴタクね。でもそんなものはとっくに乗り越えたと言ったはずよ。何せあたしたちは、もう寝床を共にしているんだからね」
「え、それって……ま、まさか、セッ」
違う違う! 兄妹なんだから子供の頃、ひとつの布団に寝た経験くらいあって当たり前だろ? ついこの前も雷で光琉が俺のベッドに潜り込んできたが、それだってただいっしょに寝ただけでいかがわしい行為は何もしていない、俺は無実だ!
「将来はお嫁さんにしてくれるって、指輪までもらっているし」
「ゆ、指輪!? まだ高校生なのに、もうそこまで……」
幼稚園時代のおままごとの話だからね!? プルタブ指輪の効力を今更持ち出されても困るわ。あと奥杜も大げさに反応しないで、アホ妹がますますつけあがるから!
「お互いの一糸まとわない姿だってとっくに見せ合った仲だし、にいちゃんってば大胆にあたしを脱がして……きゃ、はずかし♪」
「な……な……」
とうとう風紀委員が言葉を失ってしまった。顔がゆでダコみたいである。念のため断っておくと、妹が言っているのは子供の頃いっしょに風呂に入ったこと、および奴が赤ん坊の時分に俺がそのオムツを交換したこと、だと思われる……
"ものは言い様"ってのはホントだな、ちくしょー!! はっきりウソは言っていないがそれでいて事実を脚色してしまうのだから、余計タチが悪い。
「そんな、天代くんが……サリスの生まれ変わりが、欲望のおもむくまま妹を毒牙にかけてムサボりつくす、獣だったなんて……」
なんか尾ひれがつきはじめた!
「だから誤解だって言ってんだろうが!! すこしは前世の相棒を信用して!?」
悲鳴まじりに訴えかけるが、完全に独り合点した奥杜にはすでにとどいていなかった。
「不潔よおおおおおおおおおおおおおお」
とさけびながら、脱兎のごとく走り去ってしまった。顔中血まみれで髪を振り乱した女子が、半狂乱で校内を駆ける。◯溝正史先生もびっくりのホラーテイストだなあ。はは、泣きそう。
「ふっ、勝った! いつの世も、アクがさかえたタメシはないのよ」
このカオスな状況を生んだ張本人は、腕を組んで得意げだった。どう見てもこちらの方が悪役である。
「最近はヒロイン同士が仲良くするハーレムものがトレンドらしいけど、あたしはそんな甘いオンナじゃないんだから! にいちゃんに近寄るワルイムシは誰であろうと容赦しない、しょせん恋愛は"ぐうかわクワガタ"よっ!!」
"喰うか喰われるか"、な? いよいよこじつけが強引になってきた、光琉語マイスターの俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。
はなはだ読者受けの悪そうなことを宣言して高笑いをはじめた元聖女のかたわらで、俺はもはや文句を言う気力もなくうずくまるのだった。同時に考える。光琉の言葉を間に受けて想像をたくましくするあたり、現世の奥杜の中にも確実にカーシャの人格が残っているのだろう、と。
つまり、我がクラスの厳格な風紀委員様は、いわゆる"ムッツリさん"だったんだなあ……
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
空手馬鹿の俺が転生したら規格外の治癒士になっていた 〜筋力Eのひ弱少年治癒士が高みを目指す!?〜
くまみ
ファンタジー
前世は空手部主将の「ゴリラ」男。転生先は……筋力Eのひ弱な少年治癒士!?
「資質がなんだ!俺の拳は魔法を超える!……と、思うけど……汗」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は五里羅門(ごり・らもん) 35歳独身男だ。硬派すぎて女が寄り付かず。強すぎる空手愛と鍛え抜かれた肉体のせいで不本意ながら通称「ゴリラ」と呼ばれていた。
仕事帰りにダンプに跳ねられた俺が目覚めると、そこは異世界だった。だが転生した姿は前世とは真逆。
病弱で華奢。戦闘力最低と言われる職業の「治癒士」(ヒーラー)適正の10歳の少年・ノエル。
「俺は戦闘狂だぞ!このひ弱な体じゃ、戦えねぇ!
「華奢でひ弱な体では、空手技を繰り出すのは夢のまた夢……」
魔力と資質が全てのこの世界。努力では超えられない「資質の壁」が立ちふさがる。
だが、空手馬鹿の俺の魂は諦めることを知らなかった。
「魔法が使えなきゃ、技で制す!治癒士が最強になっちゃいけないなんて誰が決めた?」
これは魔法の常識を「空手の技」で叩き壊す、一人の少年の異世界武勇伝。
伝説の騎士、美少女魔術師、そして謎の切り株(?)を巻き込み、ノエルの規格外の挑戦が今始まる!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる