【羞恥】性感マッサージの練習台さん

taki

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研修

紐ビキニにお着換え

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英吏の、人からお願いすると断れない性格が起因し"練習台"になることを了承した。

「悪いようにはしないから安心して」
と店長の神幹。

「どうか力を貸してください」
と専門学生の飛虎。

二人のお願いに項垂れる英吏。
「うう、ただ単に寝っ転がっていたらいいんですよね」

「そうだよ、ベッドに寝っ転がってくれてたらいいんだ。あとは痛くないかとか質問に答えてくれたらいい。それで給料も出るんだから本島さんにとってもオイシイ話だろ」
(もちろん服は脱いでもらって、イッたかどうかのフィードバックはもらうがそれぐらいだ。嘘は言っていないよ)

「分かりました」

神幹はパンと手をたたき、にっこりと微笑む。
「じゃあさっそく明日からお願いするよ」






翌日。
店は定休日だ。

普段なら定休日に英吏は来ないが、今日は練習台のために出勤だ。

「お疲れ様です~」

「こんばんは!」

店に英吏が着くとそこには施術着に着替えた飛虎が立っていた。
「すみません、練習台なんて嫌なことを……!」

えらく恐縮そうに頭を下げる飛虎の様子に英吏は自分が虐めているように感じ、慌てて大丈夫だからとフォローをする。身長の高い飛虎が頭を下げる様子は、大型ワンコがキューンと縮こまるようだ。
何度も「本島さん、すみません」「本島さん、申し訳ないです」と謝るものだから、英吏もほどされる。

「飛虎くん、大丈夫だから。私の方こそ良い練習台になれるかわからないんだけど、飛虎くんが採用されるように協力するから」

「すみません」

「もう、すみませんはいいからね。あとは、ほらそんなに年齢も変わらないんだし、本島さんなんていいから。下の名前で呼んでよ」
英吏は何度も謝る飛虎のことを気に入り、仲良くなれるようにと提案した。

「じゃあ、、英吏さんとお呼びします。僕のことも健って呼んでください。飛虎って名前、正直いかつくて好きじゃないんです」

「ふふふ、そうなんだね。じゃあ健くん、研修頑張って」



◆◆◆◆



奥の部屋で準備をしていた神幹も現れ、英吏にシャワーを浴びてくるよう指示した。
「体を洗ったら更衣室に用意した着替えを着たらいい。オイルで服が汚れたらいけないからね」
そう指示を受けた英吏はじゃあ行ってきますとシャワー室へと向かった。

「さて、飛虎くん。本島さんがシャワーを浴びてる間にこの店の基本的なことを伝えるから」

「はい!」
飛虎はペンと小さなメモを取り出した。

「まずうちの店は90分コース、120分コース、180分コースがある。もっと短い時間のコースを設けている店もあるが、時間が少ないとお客様も十分には楽しめない。だから最短でも90分からだ。」

「はい」

「それぞれの時間でマッサージの内容も違ってくるが、今回の研修は一番人気の120分コースの内容でいく。じゃあ中身だが……」

神幹が早口で説明をしながら、飛虎が必死にメモを取る。神幹が早口になるのは、英吏がシャワーを浴びて着替え終わったらすぐに施術の実践に入りたいからだ。温まった体が冷えてしまうとマッサージの効果も小さくなる。



◆◆◆◆


一方、英吏はというと。
手早くシャワーを浴びて体を清めていた。ただの練習台だ、本格的に触られることはないだろうが体の隅々まで洗い上げる。
職場で裸になっていることは変な感じだが、これも仕事と言い聞かせながらシャワーを終えて更衣室に出る。

「着替え、用意してくれてるんだったよね」

自分の脱いだ服は軽く畳んで、着替えを探すとバスローブと白い布切れの入った籠を見つける。これかなと籠の中身を出すと……


「……っ!これに着替えるの!?」

白い布切れの正体は、ビキニの上下。しかも生地が透けそうなほど薄い。

「こんなの着たら見えちゃうよ」
ビキニの上は三角形で紐で結ぶもの。布の面積も小さく、胸を全部は覆わないだろう。ボトムは両サイドを紐で結ぶタイプで股のところはハイレグ気味。

英吏はふるふると震えながら「こんなの着れないよ」とべそをかく。

いやでも、バスローブを着たままかもしれないと自身を奮い立たせる。
「きっとそう、バスローブは着たままだよ」

自分に言い聞かせ全裸のままでは寒いと、ビキニに着替え始めた。

英吏の豊満な胸はかろうじてビキニに支えられているが、少しでも動けばポロンとこぼれそうだ。乳首の色もほんのりと透けている。
そしてボトムはというと、むちむちの尻に食い込んでいやらしく、前は割れ目がくっきりと出ている。履いていない方がマシなのではと思わせるものだった。

更衣室には自分だけしかいないが早く隠したいとすぐにバスローブを羽織る。バスローブの腰ひもはぎゅっと縛り、中が見えてしまわないようにした。

見えないよね、大丈夫だよねとバスローブの裾を引っ張っていると、更衣室の施術室につながるドアがトントンと叩かれる。

飛虎の声だ。
「英吏さん、準備できましたか?」

「あ、、、うん、、、」

「じゃあこちらに来て下さい」


英吏はぎゅうっとバスローブの裾を握りながら、歩を進める。ブラジャーをつけているときでも揺れる柔らかい大きな胸が、歩くたびにぷるんっ、ぷるんっ、ぷるんっとバスローブの中で揺れた。
(ああぁ、こんな状態で男の人の前に出るなんて……っ)

膝を擦り合わせながら、英吏はゆっくりとドアノブを回した。
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