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アオに染まる💙
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2月、赳央くんの部屋で寝ていたら、知らない内に帰って来てて、一緒のベッドに抱きつくように寝ていた。
「赳央くん」
肩をトントンすると、目を閉じたまま、
「莉楽、ただいま」
「おかえり」
離れようとしたら、
「寒いだろ」
と言って、もっと強く抱きついてきた。
しょうがない、とゆうか、嬉しいし、私も抱きついた。
また寝てしまい、目が覚めると、赳央くんはもう起きてて、出かける準備をしていた。
「もう出かけるの?」
「あぁ、やらなきゃいけないことがあって」
「会社?」
「違う」
「何処行くの?」
出張と言っても、何処行って、何をしているのか、何も知らない。
私は任された仕事をするだけだった。
「莉楽、そこ座って」
ソファーに並んで座った。
「莉楽、ごめんな。今やってる仕事、中断することになった」
「え、どうゆう事?」
「詳しいことはまだ言えない。取り敢えず、一旦、中止だ」
「一旦なの?」
「わからない」
「わからないって?」
「ごめんな。決まるまで、別の仕事をして欲しい」
「別のって?」
「今村に言ってあるから、聞いて」
と、出かけて行った。
まだ色々聞きたい。
でも、聞けなかった。
ふと、疑問に思った。
何で今村さん何だろう?リーダーの足立さんじゃないんだろう?
足立さんに何かあったのかなぁ?
赳央くん、足立さんと仲良さげだったし。
出社して、自分の持ち場を片付け、荷物を持って、『製作2』の方に行くと、今村さんは居なかった。
山田さんが、
「香織さんね、会議なのよ。足立さんいないから、代わりに行ったのよね」
と教えてくれた。
やっぱ、足立さんいないんだ?
「私の仕事、一旦中断って言われて、」
渋谷さんが、
「なんかね、この先の方針が変わるらしく、待機って言われてて、私たちも動けないのよ」
と。
私も、今村さんが来るのを待つ事にした。
今村さんが戻って、
「足立さん、辞めることになって」
「会社をですか?」
「うん。それで、ここのリーダーは私がやることになったから、よろしくね」
みんな頷いていた。
「企業全体を縮小することになって、部署の削減、人員削減も行うと言われた」
「それで足立さん辞めたんですか?」
「ううん、足立さんの場合は別問題で」
「ここの仕事はどうなるの?」
「今まで通りにはいかない事もあるかもしれないけど、やれる事にはなった」
「よかった」
「でも、戸鞠さんのとこは、一旦、閉鎖って形になった」
「そうですか」
会社の方針ってことなのね。
「戸鞠さんには、ここの一員になってもらう。助けて欲しいから、お願いね」
「はい、お願いします」
しょうがない、居場所がなくならないだけいいと思わなきゃ。
でも、
「あの、青木さんは?」
「それがねぇ、私もよくわからないのよ。話の流れで、聞くに聞けない状況になってしまって」
「そうですか」
心配だなぁ。
「赳央くん」
肩をトントンすると、目を閉じたまま、
「莉楽、ただいま」
「おかえり」
離れようとしたら、
「寒いだろ」
と言って、もっと強く抱きついてきた。
しょうがない、とゆうか、嬉しいし、私も抱きついた。
また寝てしまい、目が覚めると、赳央くんはもう起きてて、出かける準備をしていた。
「もう出かけるの?」
「あぁ、やらなきゃいけないことがあって」
「会社?」
「違う」
「何処行くの?」
出張と言っても、何処行って、何をしているのか、何も知らない。
私は任された仕事をするだけだった。
「莉楽、そこ座って」
ソファーに並んで座った。
「莉楽、ごめんな。今やってる仕事、中断することになった」
「え、どうゆう事?」
「詳しいことはまだ言えない。取り敢えず、一旦、中止だ」
「一旦なの?」
「わからない」
「わからないって?」
「ごめんな。決まるまで、別の仕事をして欲しい」
「別のって?」
「今村に言ってあるから、聞いて」
と、出かけて行った。
まだ色々聞きたい。
でも、聞けなかった。
ふと、疑問に思った。
何で今村さん何だろう?リーダーの足立さんじゃないんだろう?
足立さんに何かあったのかなぁ?
赳央くん、足立さんと仲良さげだったし。
出社して、自分の持ち場を片付け、荷物を持って、『製作2』の方に行くと、今村さんは居なかった。
山田さんが、
「香織さんね、会議なのよ。足立さんいないから、代わりに行ったのよね」
と教えてくれた。
やっぱ、足立さんいないんだ?
「私の仕事、一旦中断って言われて、」
渋谷さんが、
「なんかね、この先の方針が変わるらしく、待機って言われてて、私たちも動けないのよ」
と。
私も、今村さんが来るのを待つ事にした。
今村さんが戻って、
「足立さん、辞めることになって」
「会社をですか?」
「うん。それで、ここのリーダーは私がやることになったから、よろしくね」
みんな頷いていた。
「企業全体を縮小することになって、部署の削減、人員削減も行うと言われた」
「それで足立さん辞めたんですか?」
「ううん、足立さんの場合は別問題で」
「ここの仕事はどうなるの?」
「今まで通りにはいかない事もあるかもしれないけど、やれる事にはなった」
「よかった」
「でも、戸鞠さんのとこは、一旦、閉鎖って形になった」
「そうですか」
会社の方針ってことなのね。
「戸鞠さんには、ここの一員になってもらう。助けて欲しいから、お願いね」
「はい、お願いします」
しょうがない、居場所がなくならないだけいいと思わなきゃ。
でも、
「あの、青木さんは?」
「それがねぇ、私もよくわからないのよ。話の流れで、聞くに聞けない状況になってしまって」
「そうですか」
心配だなぁ。
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